ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

禿げでも、デブでもいいじゃない。

2009年07月21日 10時50分12秒 | Weblog
最近、群馬、長野の大手機械メーカーなどの社員の方とゴルフでご一緒することが増えています。

景気の話がよく出ますが、とにかく酷い不況らしいですね、
一か月に4~6日程度の出社で、工場で休止している機械に油差をしてくるのが仕事らしい。

メーカーの製造ラインやロボット関連産業まで大変なのだそうです。

ロボットが民謡に合わせて踊ったりしているCMで有名な、
富山県の「生産技術」というハイテクロボット企業まで民事再生なんだそうです。
つい最近まで、テレビで頻繁にコマーシャル宣伝をしていたように思うのですが、
何が何だかわからないですね。

首都圏の石油業界のSSビジネスも大変なことになっているようです。
俄かには信じがたい、色々なうわさが飛び交っています。

しかし、最近では有力特約店が元売り販社や商社に統合されても、倒産しても、
別に誰も驚かないような状況となっているわけです。

「○○は、経営が厳しくて社長の頭が禿げてしまってカツラをかぶっている」
なんて、くだらない話題にまで付き合わされていると、
「馬鹿みたい」と笑ってしまいます。

それにしても、サブ店の経営者のほうがそんな話題は絶対に早いようです。
くだらない情報が多すぎて「自分の首でも洗ってろ!」と言いたくなります。
変な業界掲示板の影響なんでしょうか・・・・

石油業界という狭いタライのような器の中で、疑心暗鬼になって安売り価格競争を展開してきた時代は終焉しました。
それでも、他社に対する嫌がらせのつもりで、安く売りたければ、安く売って、自ら早く淘汰の道をまっしぐらに進みなさい。

次の時代に向けての新しい波に乗って、ビジネスを模索する時代です。

全国各地の田舎の町や村ではJASSまでもが閉鎖するところも増えているようです。
本来は、採算にかかわらず「組合員のために・・」というのがJASSだと思うのですが、時代も変わりました。
地域の石油ビジネスがどうなることやら、地域住民までが心配しています。



大転換が始まる真夏

2009年07月21日 06時15分24秒 | Weblog
梅雨は開けたはずなのに全国的に雨が多い今年の夏です。

映画の「デイアフタートモロー」のように、
南極や北極の氷が溶け出して、世界的に雨が多くなって異常気象が続き、
南国で雪が降ったりして、最後に氷河期を迎えるようなことにならないように、
「地球温暖化対策」が必要なんでしょうね。

それにしても、
全英オープンゴルフにおける五十九歳のトムワトソンの活躍は凄かった。
荒れ地のような凄いコースですから、キャリアのあるベテランの力が発揮できた。

日本のゴルフ場は経営効率が良いようにきれいに整備されていますから、
海外のゴルフと日本のゴルフは次元が違います。
昔、ニューヨーク郊外にあるコンコルドリゾートの「ブルーモンスター」と呼ばれる、
名うての難コースをラウンドしたことがあります。
大きな鹿で出てきたり、アライグマが走り回っているようなコースでしたが、
距離はあるし、ラフは深いしで、とんでもないコースだった記憶があります。

石川遼クンも世界中でのラウンド経験を重ねて、もっと強くなっていくのでしょう。

本日で衆議院が解散。
真夏の選挙戦が始まります。
日頃は、涼しい国会やホテルのバーでなどで優雅に過ごしている政治家先生が、
真夏の酷暑の街頭に立って選挙戦を戦うことになります。
たまには、炎天下に立って労働者のような辛い環境で働いてみるのも、
ある意味庶民感覚を体験するわけですから、必要ですね。政治家も体力勝負。

メディアでは「大転換」という言葉がよく聞こえてきます。
経済界も「産業革命」のような時代の変革期に突入しています。
百年に一度の大不況で産業構造も変わります。

エコブームの時代です。
石油業界人としては、今後は視点をグローバルにして、
「エネルギービジネス」としての展開を必然的に強いられる事になりそうです。
エネルギー環境も「大転換」を視野に入れなくてはならない時代ですから、
この転換期を冷静に見極めたビジネス展開を想定しましょう。

色々、アイデアはあるはずです。
難しいことよりも、足もとから固めて、頑張りましょう。

政治も経済も真夏の熱い戦いです。