ここも以前は畑だった場所ですが休耕しされたようで、その藪の中に咲いた『スイバ』の花です。
我が在所では、これを『スカナ』と呼び、子どもの頃、学校帰りの河川堤防に咲いている『スカナ』をむしり取っては、
「すっぺ~(酸っぱい)」と叫びながら、茎をかじってました。文字通り「道草」です。
『シロツメクサ(クローバー)』などは、三枚の葉を茎の下側に引っ張って皮をむき、口の中に放り込みますと、
クルクルと「ゼンマイ」の様に茎が丸まっていきます。こういった遊び(道草)をしながら下校する毎日でしたが、
今、世の親御さんの子どもさんが、こんな事をやっていたら、やれ、不衛生だの、塾の時間はどうしたの?とか
叱られてしまいますよね。
私らの場合、別に大した病気にも成りませんでした。時折、原因不明の便秘には悩まされましたが…^^;
今日は、日曜日。自分の完全休養日としました。(かぁちゃんに許可を取って、釣りに出かけました。)
旧約聖書によれば、天地創造の神は、月を創り、火を創り…、最後に土を創り、最後の七日目に休まれた。
神でさえも休まれるのである。凡人は、日頃から休んでばかりですが、ここは教義通りに休まねばなるまい。
会員登録している釣り堀の月例会に参加しました。「魚(へら)は居る。しかし、食いつかない。」
「エサのタッチが分からない…悪戦苦闘。もう、帰りたい…。」
釣りと言いますと、やらない方のイメージは、『ムーミン谷のスナフキン』の様に、一日のんびりとウキを眺めて
いる印象をお持ちのようですが、こと、ヘラ鮒釣りに関しては、エサを打ちこむ一方で左手では、次のえさを丸め
ている状況…とても忙しない釣りです。完全休養には不向きな釣りでありますが、ウキの微妙な変化が楽しい。
午後3時例会終了。
従業員の村上君かな…?名前は良く知らないのですが、私の名前は覚えられてしまいました。「記念撮影…」
やはり従業員の山口さんが、秤を覗き込んでいますが、33枚12kg。
この時期は、倍量釣らなければならないのですが、全体的に食いは悪かったようです。
二十数人の会員数で9位前後をウロウロしてますから、まぁ、平均的な釣り師(腕)というところでしょうか。
村上君「も…もう、いいですか~?」そうでした、記念撮影などと言ったものですから、ずっと検量ポーズを
続けていてくれました。(ごめんなさい。)
「日曜出勤の妻に何を食わせるべ~。」などと、思い悩みながら、昨日は魚だったから、トンカツでも揚げるか。
千切りキャベツとミニトマトを添えて、畑の絹サヤを収穫し、間引いたホウレンソウをお浸しにして…。
待てど暮らせど、妻は帰ってきません。サザエさんとジャンケンをして、グウを出して負けたところまでは、
記憶にあるのですが、缶ビールひと缶で、そのまま寝入ってしまいました。気づくともう朝。茶の間のコタツ
には、私の分のとんかつの皿が、まだ残っていますので、妻も帰ってきたようです。
今日は、月曜日。また、月を造る(ツキを呼び込む)ことから、始めますか。
昨日は、地球防衛の任務を「アメリカガメラ」に任せ、日本の将来を我が家の
息子「ポン太郎君」に委ね、畠苗代の水やりもせずにヘラ釣りに出かけました。
バチが当たったのか、釣果は伸びず、散々な一日となってしまいました。
先日、『岡ジャミ』の話に触れましたが、昨日、私を襲った「岡ジャミ」の
話題から…。『ジャミ』とは、魚釣りの用語で餌をつつく小魚を差します。
へら鮒の場合は、オイカワやクチボソ、時には、ワカサギなどを言いますが、
鯉釣りの場合は、マブナやニゴイなどを差す場合もあるようです。
総じて、本来の釣りの邪魔となる厄介な魚ということになります。
したがって、『岡ジャミ』とは、釣りを岡から邪魔する厄介な人間を差します。
昨日の「岡ジャミ第1号」は、この春、農協を退職したS.K.(55)さん。
やおら、私の背後に現れ、一声。「くわぁ~。これしか釣ってないのか?」
「山岸は、もう30枚出てるぞ…。向かい風で釣りに成らないべぇ…。」
「タナはもっと深くして底に着けろ…。」
「なんだ、このぼっこれ餌…。」
ピキーン!!私もついにキレて、場所を移動しました。
「岡ジャミ第2号」は、職場のS.R.(31)君。子どもを実家に寝付かせ岡ジャミ
戦線に参戦してきました。
「どうも~っシ!どうですか?」×「今日は全然だめだなぁ…。」
「山岸で、Y山は20枚位上げてましたよ。」
「カラツンですか?これから感嘆作るのも面倒臭いですしねぇ…。」
「ハリス詰めるのも勇気要りますよねぇ…。タナ下がったんじゃないですか?」
「そろそろ、子どもが起きる頃かなぁ…。んじゃ~がんばってください。」
さすがに、後輩なので酷いドクは吐きませんが、彼も最近、腕を上げ、暇な
時はこうして岡ジャミ戦線に参戦してきます。…「早よ、帰れ~。」
「岡ジャミ第3号」は、サイクリング中のおっさん。ガードレール越しに
覗き込んで、「ここ、何釣れるんですか?」×「へらぶな!!!」
「大きいんですか?」×「まぁまぁ。」
「ほんじゃ、がんばって~」
この辺りは、まだまだ、岡ジャミ戦線に慣れていないようで、ごく一般的な
興味本位の質問で、適当にあしらっておけば問題ありません。
「岡ジャミ第4号」これが難題でした。背後の道路上で、「パンパン」と音
がしたかと思うと、
「☆○※Ψ!!」
「これサカナ、ハイッテルカ?」
「ここ、ナニツレル?」…はぁ、中国人? 蛭沢湖も国際色豊かに成りました。
やおら、中国人のオヤジが私の隣にやってきて、大きな玉浮きとブドウ虫を
付けた仕掛けをドボン。
「あの…ねぇねぇ。エサが違うエサが…これこれ…。」
麩系の練りエサを見せながら、立ち去ることを期待しますが、意に介さず、
「ツッタ サカナ ドウスル」×「終わったら、放す。」×「ヒェ~。」
「コレ クワナイカ」 「コレ ウマクナイカ」×「食えないよ」
「サカナヤサンノ サカナトドコチガウ」×「身が柔らか過ぎてぶよぶよ」
(おもむろに我が腹をつまむ)
「クッタコトアルカ」×「食ったことは無いよ」
「☆○※Ψ!!」×早く立ち去ってくれ~; 日中友好に少々貢献しました。
「岡ジャミ第5号」これは常識はずれ…。
「すいませ~ん」×「はい」
「私の車バッテリー上がっちゃって、ケーブルも持ってないもんですから」
×「ごめんね、俺も持ってないよ…。」
「あなたの車のバッテリー外して、エンジン掛けさせてもらえませんか?」
×「勘弁してくれよぉ~。俺、釣り大会(例会)なの…。」
「そういうことは、売店で電話でもしてもらいなよ…。」
釣れない一日は、ざっとこんなものです。
「山が燃える…」春の場合、「山が萌える」が正しい言い方でしょう。
我が町のシンボル『安久津八幡宮 三重の塔』も定番の春景色。菜の花と
八重桜、山桜に、新緑の淡い山肌が春霞と相まって、「まほろばの里」を
体感できる季節です。今日は、今期初の「野釣り」。我がホームグランド
の蛭沢湖(びるざわこ)は、既に「ハタキ(産卵)」も後半、一服状態。
知り合いの釣果を尋ねながら2時間、『岡ジャミ』。「ジャミ」とは、
へら鮒釣りの際、エサをつつくオイカワやクチボソなどの小魚を差し、
釣りの邪魔になる厄介者。したがって、『岡ジャミ』とは、釣り人の
後ろで口をはさむ、邪魔な人間のことを言います。
思っていたよりも釣れているようなので、私もお昼から釣り座を組ん
で、周辺を眺めますと…。
新緑の湖面とオオヤマザクラ。そして…、
「ヤマツツジ」が咲いています。これだけでも十分満足なのですが、
エサを打って、待つこと20分。待望の初へら。
いいですねぇ。実に引きが良い。周りが喰い渋り気味の中、2時間程で
8枚の釣果でした。
ここまでは良かったのですが、尿意を覚えて山側でちょっと失礼しようと
しましたところ、何やらガサゴソと物音がします。何か嫌な予感がすると
思いきや『メーター級のマムシ』でした。「シマさんや青ダイショウ」は
大丈夫と豪語する夢屋でありますが、銭亀印の『マムシ』は流石にビビリ
ます。そそくさと釣りを止めにしました。
さて、二女の成人式も終わり、何か御馳走してあげようと考えておりまし
たが、突然、昨日の「草餅あんびん」を思い出し、晩御飯は草餅にしまし
た。もち米は、近所の農家に分けてもらい朝から水に浸けております。
後は、ヨモギの調達です。子どもの頃、祖母に「モクサ取って来い」と言
われたものですが、自分で搗くのは初めてです。
除草剤が散布された田圃のヨモギを取る訳にもいかず、陽気が良いので
野原のヨモギは大きく成り過ぎている。こんな時は、近くにワラビを栽培
している焼畑があるはずだ…。案の定、まだ芽吹いたばかりのヨモギが
取り放題です。他人の畑ではありますが、「御馳走してください…。」と
畑で声を上げても「ダメだ…。」という返事がありませんので、勝手に
頂戴することにします。しかしですなぁ、中年オヤジが腰を屈めてヨモギ
を摘んでいる姿は、何故かしら、サルがノミでも取っているような光景で
はないか…と、自分で自分の姿を想像し、笑ってしまいました。
娘は、明日、東京に戻りますが、非常食用に『草餅』を持たせてやるつも
りです。
土日は、関東に春一番到来かと思いつつ、強風にあおられながら
釣り堀で「へら鮒」との格闘を続けておりました。
暖かい雨と春を思わせる陽気は、お魚さんにも影響し、喰いが
立ち(食欲旺盛で)、久しぶりに楽しい釣りを味わいました。
例年は、ハナ水をすすりながら、ガスストーブで手をあぶり、
寒さをこらえながらテントの中で過ごす釣業(ここまでくると修業
の域に入っております。)となるのですが、今年は、薄手のダウン
も脱ぎ棄てて、釣りができるのですから、ほんと不思議な気分です。
と、思いきや、やはり雪が来ました。
昨日の夕刻は、車に積もった雪をブラシで払いながら、かじかんだ
手の痛いこと痛いこと。東北人のくせに、最近味わったことの無い
感覚に嫌気がさすほどです。
ここの所の暖冬の影響で、東北人としての心構えも何処かへ
打つ棄ててしまっていたようです。
また、お魚さんは、深場に戻ったことでしょう。
春が待ち遠しい季節です。
『花一輪、一輪毎の暖かさ』
雪が解けると春になる。まだ、2月だと言うのに20℃を超える気温。
山形では、10℃ほどですが、それでもダウンを脱いで魚釣りが出来ます。
昨日まで、ほとんど動かなかった浮きが、今日は加速度的に動いています。
確実に春が近づいている証拠です。
ひと冬、ほとんど餌を口にしなかった魚が、
そろそろ、春の乗っ込み(産卵)期に向かって、盛んに餌に挑み始めます。
それでも、例年の状況を考えると、まだまだ厳しい冬・そして雪なのですが、
今年は雪の替わりに雨が降る始末で、もう雪は降らないのではないかと
錯覚してしまいそうな毎日を送っています。
昔は、「大雪の年は、豊作だ。」などと言われたようですが、
大雪の年は、山に多くの雪が積もり、夏の渇水期に、水枯れを起こさずに
済んだことによるものと思われます。今では、多目的ダムが整備され、
余程のことが無い限り、水不足となることはありません。
ちょっと雪が降らなかったり、暖かな日があると、やれ地球温暖化である
とか、異常気象だなどと騒がれますが、気候という大きな波の中では
暖冬と評価すべきで、環境破壊とかに直ぐ結びつけない方が良いのでは
とも思います。
化学的には、雪が融ければ水になるものですが、やはり、東北人は雪が
解けると春になる。春を心から待つ毎日です。
※画像は、市場魚介類図鑑からの転載です。 http://www.zukan-bouz.com
山形県の庄内地方では、アカメフグによる食中毒が発生しました。
新聞報道によれば、店主は、フグ調理の資格も知識も無かったようです。
夏、青イソメを餌に『白ギス』を狙っていますと、竿先に明確なアタリが
あり、急いでリールを巻き上げても、途中で何の手応えも無くなり、魚も
針も無くなっているという経験があります。
運良く釣り上げると、ハリスを中心にフグが一回転して地面にポトリ。
内陸育ちの私は、このフグを食そうなどと思ったことも無かったのですが…。
ある日、新潟で笹舟に乗り、『白ギス』釣りをしておりますと、フグが釣れ、
いつものように捨てようとすると、船頭さんが言いました。
「このフグ食えっからケ!(食え)」
「ホントにかれんながっし?(食べられるんですか?)」
「天ぷらでケ!さばき方教えっから。」
と言うや、尻びれの辺りにナイフを入れ、背骨に沿って内臓をえぐり出し、
頭と胴を切り離すと同時に皮を剥いて出来上がり。
半信半疑ながら、自宅で3匹ほどさばき、天ぷらにしたものの、子どもに
食わせる訳にもいかず、嫁に食わせて反応を見るという悪意を打ち消し、
恐る恐る食するに、これがウメェ~。(美味しい)
「クサフグは、毒が無い(真っ赤なウソ)から大丈夫なんだわ」とさっきまで
思い込んでおりました。素人の無知は、恐ろしいものです。
でも、美味しかった。(少なくとも尾道のパサパサのフグ刺しより旨かった)
テトロドトキシンは、運動神経系の毒だから、軽くシビレル程度かな?
まぁ、今度はもう食さないでしょう。きっと?
束の間の晴れ間をぬって、今日も釣りに出かけます。
画像からも凍えるような天気が感じていただけると思います。
右手がりんご畑で、左手が釣り堀「長者屋敷」
社長の趣味が高じて、釣り堀まで造っちゃったという、
文字通り長者さまのお屋敷です。
延々と続く一本道の向こうは、山・山・空?
一面真っ白で、空と山との間に何があるのかわかりません。
こんな寒々とした中、釣れるわけないじゃんか…。
粘ること4時間。お魚釣れずに、足攣っちゃったとさマル。
釣りをしない人の質問、第一位は・・・。
「へら鮒って、食べられるの?」
続いて第二位は・・・。
「食べられない魚を釣って、何が楽しいの?」
昔、滋賀方面で『熟れ鮨』用に大量にへら鮒が盗まれたという話は聞いたことがありますが、まず、へら鮒は食べないでしょう。
「日がな浮きを眺めながら、のんびりして来い。」
これは、釣りをしない我が上司の一言。
結構、ヘラ鮒釣りは、エサを打ち続けるので忙しない釣りなのですが・・・。
本日の釣果は、6枚。
「たったそれだけ?」と言わないでください。
活性の落ちたヘラ釣りは、結構むずかしいのですから。
まぁ、天気だけはご機嫌なほど良かった一日でした。
釣果は、9時から14時までねっばって、たった3枚。
ただし、今日は、ホームベーカリーで初めてパンを焼きました。
初日の掲載文としては、こんなもんかね?