その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

春、いただきます

2015-03-31 12:07:32 | 暮らし

育苗ハウスで咲いた「タネツケバナ」

「奴が歩いた跡にはぺんぺん草(ナズナ)も生えない。」などと、荒廃した土地と人の行為を揶揄する表現がありますが、私の担当エリアでそんな話が持ち上がるならば、『夢屋国王』の仕事ぶりはそれなりに大したものであります^^;
がしかし、ぺんぺん草は間違いなく生える。セイタカアワダチソウのようにアレロパシーを有する植物にしても、植物(生物)間の隙間を上手に見つけては、力強く生きております。「ナズナ」は、初冬に汁物の具材にしたり、早春の味覚として天ぷらやお浸しも乙なものでありますが、ロゼット状(葉が放射状に地に張った状態)に広がった葉っぱを頼りに菜つみをしようとしても、グンバイナズナやイヌナズナ、そしてタネツケバナが混在し、素人目では中々見分けがつかないものであります。まぁ、風味は別にして、毒がある訳でも無いから食べてしまえば同じでしょうけど^^;


朝から天ぷらと「ふき味噌」にしてみました。

野(畑)はまだ雪に埋もれているのに、山の沢沿いの雪融けの早い場所で、ふきのとうが採れるというのも不思議ではありますが、朝から早速頂きました^^;
若い頃、オッカーの実家に帰り「何が食べたい?」と聞かれて即座に応えたのが「ふきのとうの天ぷら!」…オッカーの実家の辺りは置賜地方より雪が少なく、近くの田んぼに行ってバケツ一杯分のふきのとうを採って、大量の天ぷらをご馳走になりました。山菜はキドさ(えぐみともほろ苦さとも違う…どう表現すれば良いのでしょう?)が堪らないんです。
ジョージ秋山さん作の漫画「浮浪雲」を彼此30年以上読んでおりますが、作品の中で渋沢老人が語ったひと言が今でも心に残っております。「人は長い人生でお腹に一杯苦い物を溜め込んでしまいます。だから苦い物が入り込めないように苦いお茶でお腹を一杯にして置くんです。」(喫茶養生)『夢屋国王』のふきのとう好きもこれかねぇ~^^;
平成26年度も残すところあと一日、新たな戦いが始まります。

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春の味覚

2015-03-30 12:15:09 | 暮らし

『夢屋国王』のお狩場…下有無川はまだ雪の中

この週末、天気は二日続けて上機嫌、畑の雪融けも一気に進みました。いち早く雪が融けた南に面した田んぼとの境界(土手)部分では、オオイヌノフグリやヒメオドリコソウが一輪ずつ咲いておりました。春なんだなぁ^^;
『夢屋国王』の本日のお仕事は、いくらかでも畑の雪融けが進むように、雨除けハウス回りの除雪…除雪機械で縦に筋を入れて、お日様の力をお借りしまして…畑の排水を効かせるために明渠をスコップで手掘りして…飽きれば、甲子園球児の活躍をテレビ観戦して一服つける。一服している時間の方が長いような気もしますが、徐々に身体を慣らしていくのであります。
年度末の納期に追われている『ノロ社長』が休憩にやって来て、時間がないから早くコーヒーを入れろとの催促…朝風呂に出掛けたと思った彼は、早朝から会社に行って働いて来たようであります。そんな慌ただしい彼がポツリとひと言。「同級生N君が、大腸がんで昨年の秋に手術をしたらしい。」抗がん剤の影響で、肝臓にダメージを受けていると思われるN君の状態を案じながらも、我々もそういうお年頃なのだと改めて思い知らされるのであります。


「ふきのとう狩り」山際には近付けませんでした…

忙中閑有り…所詮、人力による除雪は、お日様の威力に比べれば何の効果も無いのでありまして、午後は昨日の宣言通り『お狩場』の様子を見に行くのであります。まだ、道も雪に閉ざされており、雪融け水で沢は増水しておりますが、道路からほど近い沢沿いの土手にお約束通り「ふきのとう」を見つけました。山菜の時期にはまだ早いですけれど、ネコヤナギの木は芽吹き、木々の芽吹きも間近であります。もうすぐ『美味しい春』の到来…今夜は、生産組合の寄り合いだから、明日の朝にでも「ふきのとうの天ぷら」と「ふき味噌」を作ることにしましょう^^;
またまた、お酒とご飯が進む君であります。

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春一輪

2015-03-29 19:40:10 | 暮らし

ハウスの中で「オオイヌノフグリ」の花が…

集落の生産組合の会計を締め、ハタと今年度の予算書が無いことに気づく…メモリースティックやパソコンのドキュメントファイルを探しても見つからない…結論、予算書が無いまま今年一年過ごしたのだと^^;
まぁねぇ、慰安旅行の会計がほとんどだから、旅行の予算と計画を立てるのが会計の主な役割で、秋の出荷調整会議の時に旅行の精算結果は報告しているから、予算書を作ったつもりになっていたようであります。残りの伝票を取りまとめれば決算作業は終了…こうした作業はプロですから^^;
『夢屋水田』を挟んで東向かいの『タロちゃ夫妻』が、育苗ハウスのビニール張り作業を行っている。『タロちゃ』は確か米沢の叔父と同級生だから、今年傘寿、満年齢で79歳を迎えるはずであります。周りより2週間ほど早く作業を始めますから、今年の春作業開始を告げる光景でもあります。彼は息子夫婦と同居でありますが、息子が農業をしているところを見たことがないのでありまして、まぁ、サラリーマン専業ということでありましょうか。


雪融け水がきれいだと思ったのですが、画像では伝わらない

父親の代までは専業農家でも、息子たちはサラリーマンということはよくある話で、『さんちゃん農業』などという言葉は言い古された感がありますが、土日に息子たちが手伝っていたことも今は昔の話…会社が忙しくて土日さえも手伝う暇がないという有り様であります。耕作を大農家に委託する家が増え、大農家にはさらに耕作面積が集中するのでありますが、果たして集落営農(人農地プラン)で日本の農業が維持できるのか疑問が残るところであります。むしろ、今まで国の政策に逆行する活動を行うことが生き残るための条件だったような感さえあります。中山間地域では、農家を守ることも必要なのでありますが、集落そのものを維持することが最も重要な政策ではないかと考えるのでありますけど…。
春は巡って来る。そして、農作業が始まる。農政なんぞ考える余裕もない日々が始まるのでありますよ^^;

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春いちバン

2015-03-28 12:32:49 | 暮らし

ハウスの中で「女峰」の一番花が…

雪の田んぼを渡る風は冷たいけれど、確かに春であります。田んぼの雪融けも進み、表土が現れ、次第にその面積が拡大し、落ち穂拾いをする白鳥の群れも次第に道路沿いから奥へ奥へと移動していきます。出稼ぎ先への通勤途上で『夢屋国王』の目線も、河川敷の土手や田んぼの畦へと集中します。肌で春を感じたら、次は舌で春を感じたい…ふきのとうを探すのであります。田んぼの畦は、今では除草剤で草を枯らしてしまうため、ふきのとうを見かけることは少なくなって来ました。他所様の畑や荒地を探したほうが早いかも知れないし、南向き斜面の山肌を探しに行った方が良いのかも知れない。明日は、国王のお狩場へ久し振りに狩りに出掛けることにしますか^^;


(^0_0^)…福寿草も咲き出しました。

昨夜は実行委員会形式での出稼ぎ先全体の送別会…団塊の世代そして次の世代と大量の退職者が続きます。先輩を頼っていれば良かった職場も気付けば後に人が居ない。給料そのまま責任だけが重くのし掛かる。こりゃ~頭も白くなりますよ^^;
今夜は地元生産組合の決算…これから会計帳簿を付き合わせなければいけません。とほほ、外は晴れて暖かいのに、電卓片手に伝票とにらめっこ。春一番めのお仕事がこれですからねぇ…明日は、絶対、春の味覚を収穫してやる。そう思わないとやってられないわぁ~^^;

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連想ゲーム

2015-03-27 12:04:00 | 暮らし

ホウレンソウの播種から一週間経過しました。

朝、秋に種蒔きしたクキタチ(菜の花)の畝の半分ほど除雪を終えました。もう半分は敢えて雪を残しておくことにします。発掘作業に飽きてしまったのではなく、ひとつの畝でも雪融けの違いにより、成長(収穫期)の時間差が出来ないだろうかという実験のためでもあります。一気に芽吹かれたのでは、さすがに家族で消費しきれませんし、もし商品化出来るなら、自然の保冷剤(雪)で逆に収穫期を遅らせる…無い知恵を搾って、無用の物を有用の物に替える工夫であります^^;
世に『世界三大無用の長物』という物があるらしいが、雪はジャマなだけで決して無用な物ではありません。「仏壇と年寄りは似た者同士である。ありがたくもあり、邪魔でないかと言われれば、邪魔でない訳でもない。」…落語のマクラにでも使われそうな笑いを誘えるような話…お金を掛けて雪を積み、お金を掛けて雪の山を崩す。確かに身の回りにあれば邪魔なんですが、山に降り積もった雪は、夏に田んぼを潤す訳でありますから…。


昨日に続き「タゲリ」の冠羽をどうぞ…

頭に突き出た「タゲリ」の冠羽(カンウ・カンムリバネ)…一見、無駄な物に見えるのでありますが、きっと理由があるに違いない。きっと、繁殖期には♀への恰好のアピールポイントに成るに違いないとか、後から忍び寄りあの二本の冠羽をつかむと「タゲリ」は動けなくなるのだ…人間さま(私)は勝手に妄想を膨らませるのであります^^;
いや、待てまて、昨日まで居なかった「タゲリ」は土の中に埋もれていたのではなかろうか…頭の後に羽根の種があって、適度な温度で発芽したに違いない。だいたいねぇ、今朝発芽したホウレンソウの双葉と姿形が一緒ではないか?
「はいはい、仕事の邪魔しないでねぇ~!そこに居ても良いから^^;」…出稼ぎ先の若い衆に、そう言われそうなオヤジの妄想であります。

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ねこばば

2015-03-26 12:13:17 | 暮らし

旅の途中…「タゲリ」という鳥らしいのですが…

「飛ぶ鳥を落とす勢い」などという表現がありますが、地で羽を休める野鳥を撮影するにも、ノロマな『夢屋国王』ではひと苦労であります。この節、雪の重みから開放され、顔を出した田んぼでは、落穂拾いのハクチョウの群れが二群、三群と羽を休め、通過型の観光客である「ムナグロ」や「タゲリ」(本日発見!)と遭遇するものの、ほとんどの場合、通勤や退社の時間であり、道路端に車を止めてカメラを向ける頃には、絶好のモデルさんは飛び去っているのであります。(トホホ^^;)
この春から出稼ぎ先の管理職の内示を受けた『夢屋国王』の本日のお仕事は、兵隊たちの今の心情を聞き取ること…採用間もないにも関わらず、一年足らずで異動を希望する兵士♂や配慮不足で力量以上の仕事を与えてしまった兵士♀…鬼軍曹の問い掛けに「回答拒否権を認める。」などと冗談を飛ばしながらも応じてくれる素直な若者たちであります。疲れた者には労いを、我侭な輩には仕事というものの有り様を説明し、この春からの奮起を期待するのであります。始めチョロチョロ中パッパ…老獪な『夢屋国王』の言葉に騙されちゃぁいけないよ^^;


Oh~!!!これぞ、財宝の隠し場所…

三日ほど吹雪いた雪も夕方には消えている…確実に地温は上昇し春が近づいています。外は強風でも『第2サティアン』の室内は5℃、『イチゴ・育苗ハウス』は2℃…△12℃の世界は一体何だったのでしょう。辛いことも過ぎ去ってしまえば何事も無かったような日々、仕事の中に遊びや喜びを見つけ出せるようになれば、否、見つけられるように指導できれば、日々を楽しく生きれるのに…『夢屋国王』の場合なんか、朝、雪の中に宝物の隠し場所を見つけただけで一日得した気分になれますから^^;
『猫婆』という言葉があるのに『猫爺』という言葉が無いのは差別よ…熟女の兵士が曰えば、『猫婆』ではなく「猫糞」が語源だから…と余計なお世話と知りつつ、画像を提供する。『にゃん子先生』も国王の窮地を救うために、こうして宝物を隠してくれるのであります。決して宝物の実体を掘り起こしてはいけません。宝物は手に入れ難いからの宝物であって、手で掘り起こそうものなら期待はずれと後悔がやって来るのですから^^;
こんなイタズラーノな毎日で、笑ってやり過ごす『夢屋国王』であります。

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北帰行

2015-03-25 12:52:30 | 暮らし

『第2サティアン』は、ひと晩で雪の中^^;

一週間もお天気が続くと、このまま春を迎え、春耕の季節へと移り変わって行く…なぁ~んて、そう簡単に問屋は卸さない。接近する低気圧と寒気の流れ込みで大荒れの天気…『イチゴ・育苗ハウス』の日中気温が28℃だったなんて信じられないほど、ひと晩経てば一面の雪景色であります。
しかし、このところの上天気で地温は着実に上がっており、降り積もった雪も直ぐに消えてしまう。寒さと暖かさを繰り返しながら、東北に本当の春がやってくるのであります。こんな朝は無理をしてもしょうがない。クキタチ(菜の花)の発掘作業はお休みにして、『第2サティアン』に石油ストーブを持ち込み、いつもの『イレギュラーコーヒー』を淹れて、のんびりと朝のテレビニュースを眺める『夢屋国王』であります。


帰宅途中の田んぼで落穂拾いをする白鳥たち…

学校の先生、地方公務員、地方銀行と人事異動の季節であります。今日は、某信組の新旧本店長が就任と退任の挨拶にいらっしゃいました。昨年の営業活動の困難事例でお世話になったこともあり、「先だってはお世話になりました。」などと名刺交換に伺うと、「そちらもご昇任のようで…。」などと、一端のリーマンのような会話を交わす『夢屋国王』であります。某信組は55歳で役職定年…調査役などの肩書きで、平役として後進の指導に当たるというのだが、そんなこと言われたら『夢屋国王』の場合は、今年1年で用済みの人間ですわぁ(元々、期待されている訳でもないから仕方ない^^;)
帰宅途中で、10羽程度の2群の白鳥集団が田んぼで餌を啄んでおりました。米沢市窪田町に限らず越冬場所があり、北に帰る途中の羽休め。カムチャッカ半島経由でオホーツク海沿岸やシベリアまでたどり着くには、まだまだ長い旅が待っております。
ああ、春はやって来るのに…。

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ここ掘れ、わんわん

2015-03-24 12:08:43 | 暮らし

スコップの柄の長さから残雪を想像してください^^;

埼玉県在住のP.N.『へそ曲がりおじさん』が、ブログ友だちである山形市在住の『さくら子ちゃん』に耳打ちをしました。「夢屋さんちの裏の畑には、金やダイヤモンドが転がっている。」と…「賢い人は葉をどこに隠す?森の中だ。森がない時は、自分で森を作る…。」イギリスの作家チェスタートンの名言を信じて、上手く隠したはずでありましたが、二人にはしっかり気づかれてしまっている。急いで新たな隠し場所を探さなくてはいけないが、持ち出される前に回収しておく必要もあります^^;
「金塊はココにありますよ!」などと、目印を立てておく訳にもいきませんから、『第2サティアン』の東角から東へ30歩、さらに北へ10歩と凡その場所を歩測し、ご近所さんがまだ起きていない早朝にスコップで掘ること30分…まだ、60cmほどの雪が残っております。1日めは発掘に失敗…取り敢えずダミーの穴を残し、2日め…記憶を辿って南に5歩さがり、また掘ること30分…ようやく隠し場所を掘り当てました。


雪に押しつぶされた「クキタチ菜(菜の花)」であります。

こんなもの千葉県産の菜の花が、近所のスーパーで安く買えるのに…そんなことを言い出したら『夢屋国王』の隠密行動は水の泡であります。隠し場所さえ確定出来れば、あとは30mほど東に掘り進むだけ…ただし、決して画像のように雪を総て剥ぎ取るのではなく、あくまで少し残して掘り進むのであります。(当然、今朝掘り返したところには、ある程度の雪を戻しておく。)雪の上から「硫安」を少々撒いて、周囲より少しだけ早いトウ立ちに期待するのでありますよ^^;
『夢屋王国』の金塊は、こんなもんでありますよ。だから、我が家の『ポチ(本名:さくら)』には掘り当てることが出来ないのでありまして、正直爺さん(夢屋国王)が自ら掘るしかないのであります。
さて、このお彼岸に親戚A家の叔父がポツリと吐いたひと言。
「年寄りと雪は構うな!その内、消えてなくなる。」…叔父さん上手い!座布団一枚!
何故かしら、ツボにハマってひとりウケている『夢屋国王』でありましたとさ^^;

今夜もまた、吹雪いておりますよ。

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良い、酔い、宵

2015-03-23 14:04:57 | 暮らし

ハウス栽培のイチゴ(培養土を袋ごと利用してます。)

春爛漫…ポカポンな陽気で、長閑なお彼岸であります。朝起きて『第2サティアン』に詰めてもストーブを焚く必要もなさそう…そろそろ『第3次越冬隊』の任務を解いても良さそうであります^^;
ハウスの中のイチゴの根も活動を始めそうであり、肥料をやっても良いのでは…冬の間に枯れてしまった葉やランナーを整理しながら「日曜百姓」を楽しんでおります。スズメたちのペアリングもほぼ終了したようで、番いのスズメがご近所の屋根の隙間を窺っている。気の早いモンシロチョウも昨日、残雪の中を舞っておりました。それでも畑はまだ一面の雪…60cmほどの積雪であります。気の早い『夢屋国王』は、秋に種を蒔いた「クキタチ(菜の花)」の畝の辺りに見当をつけて掘りますが本日の探索は失敗…いくらかでも早く雪融けを促して、旬菜を味わいたい。また、懲りずに明日の朝仕事に雪掘りを敢行するのでありますよ^^;


それでも、まだ早いでしょう^^;

米沢の叔父貴宅を訪問し仏様に手を合わせる。叔母が亡くなって早17年、月日の経つのは早いもの、子どもの頃から世話になった叔父貴でありますから、親父に出来なかった叔父孝行…また秋には、湯治を兼ねて日立市の叔父のところにでも遊びに行こうなどと約束する『夢屋国王』であります。
帰りに行きつけの量販店に寄れば、春物の野菜の苗が売りに出ておりました。暖地ならいざ知らず、畑はまだ雪が残り、土が還って(乾燥して)いないのだから、いくらなんでも早いでしょうに…と言いつつ、スナックエンドウの種はもう買い求めましたけど^^;
午後は定例の集落の総会であります。迷議長(私)の進行で年度を締めくくり、新たな事業年度の始まりでありますが、反省会のお酒を昼間から頂いて良い、酔い、宵であります。さぁ、また明日からお仕事、お仕事であります。

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春の虫

2015-03-22 12:31:48 | 暮らし

御料理の器に、「おひなさま」

ボスの送別会を終え、本日は彼岸の中日であります。前夜のパフォーマンスで大汗(一説では冷や汗)をかいて、朝風呂を浴びて朝食をいただけば、スッキリシャッキリ、町内で唯一縁のある「A家」にお彼岸のご挨拶であります。『夢屋家』は私で四代目…曽祖父が現在の山形県東根市から福島県内の剣道場に修行に出て、帰郷の途中で今の地に居着いてしまったのが始まりであります。(今で言うJターン組でありますか^^;)叔父貴たちは「金の卵」として関東方面に就職してしまったから、彼岸の挨拶と言っても近所では、大伯母の「A家」と米沢の叔父宅くらいしか訪問先は無いのでありますが、正直なところ面倒と言えば面倒でもあります。
「A家」の叔父は婿殿、愉快な性格で、働き者でもあり、彼が酒のコップを必要としなくなったり、家の周りの軽作業をしなくなったら終わりの時と勝手に決めつけております。
「年寄りと雪は放って置け、その内に消えて無くなる。」などと、自身を揶揄しながら笑わせてくれる。(叔父貴、そのフレーズ頂きであります^^;)


「アサヅキ」の酢味噌和えを作ってみました。

午後からは米沢の叔父貴が仏様に手を合わせに来るだろう。雪かきをして雪の壁から救出した「育苗、イチゴハウス」には、お年越しのお供え「白髭」用に鉢植えしていた「アサヅキ」が塩梅良く芽吹いていたので酢味噌和えにして仏様に供えてみました。『夢屋農園』の今年の初収穫(初物)でありますよ。
5月の連休には、お袋の一周忌と親父の七回忌法要を予定しているので、お寺さんに法要の日程をお願いし、叔父貴たちに仮の連絡をするのであります。早いもので、親父から引き継いだ田んぼを独力で耕作し始めてから7年目、『夢屋農園』を開設してから6年目の春を迎えることになります。何が出来て何が出来ないのか。何が見えて何が見えていないのか。身体の中の『春の虫』がムズムズと動き出す彼岸の中日であります。
ちなみに、今日日中のハウス内の最高温度は28℃…夏日並みの暑さであります。イチゴ栽培には温度調整が必要かも…^^;

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