「ドヨウオニグモ」…迷える者は…
迷走し続けた台風10号は、岩手県に上陸し北海道の西海上で温帯低気圧に…不安な夜を過ごされた方もいらっしゃることでしょう。こちら山形県高畠町は「屋代川氾濫警報」が発表(県河川管理者の判断基準が強化されたお陰^^;)されましたけれど、大きな被害もなくやり過ごすことが出来たようです。「警報」が頻発すると『オオカミ少年』の如く、危機意識が薄れてしまうものでありますが、転ばぬ先の杖、緊張の糸の持続と用心に越したことはないのでありますよ^^;(備えあれば憂いなしであります。)
台風被害の緊張感から解放され、今朝見た夢は…
芥川龍之介作「蜘蛛の糸」…岡っ引き『夢屋親分』は、刃物を持った盗賊3人とのにらみ合い?投降するという女盗賊と説得に応じない2名の手練との交渉が続く。「投降すれば罪一等を減ずる。」というお奉行様のひと声で、四人はそれぞれの武器を降ろすことになるのですが…翌日、最後まで抵抗していた2名の男盗賊は、また悪の道に走るという筋書きで。(何やら陳腐な時代劇の結末でありました^^;)
お釈迦様から下された「最後の救いの手」も振り切ってしまったようでありまして、世の中「ささやかな救いの手」は無数にあるような気がするのですが、「心に病み」を持ち始めると、そうした「救いの手」さえも感じ取れない「心の狭さ」に陥ってしまうようであります。「自然災害」と「心の災難」…『夢屋親分』の葛藤はまだまだ続くようであります^^;(何なんだこれは?微妙に自身の心理が夢に現れている^^;)