「アキアカネ」が大量発生中です。
親父が苗づくりをしていた頃はこの節、我が家の田んぼに大量に「アキアカネ」が発生しておりましたが、その親父も他界して、勤務中の温度管理が出来ないということもあって、購入苗を使用してから気のせいか「アキアカネ」の発生量が減ったような気がします。「モチ苗」は別に『クワちゃん』が作ってくれていたので、『夢屋田』のトンボの発生量は変わらないような気がしておりましたので、今話題の「ネオニコチノイド系殺虫剤」のイネ苗箱施用による影響かしら?(確証はない。)なんて考えておりました。大規模な稲作農家では、第1回目の『ネッキアテ(中干)』作業のため、一旦落水し、田んぼの中に溝切り作業を行っております。田んぼの「ヤゴ」は、その機を感じ取るかのように次々と羽化しております。経営面積が拡大し、年々早植えとなり、中干作業も早まっているような気もするのでありますが、トンボたちは身に迫る危機を感じ取るかのように羽化していきます。(分げつ期までの積算温度が、トンボの成長のために必要な積算温度と一致していれば、何の不思議もないことではあるのだけれど…。)
まだ、全体的に黄色いトンボたちは、羽を固めてから集団で、山に避暑の旅に出掛け、秋の稔りの季節には、ツガイとなって田んぼに帰ってくる。毎年繰り返される光景ではありますが、1944年6月30日、東条英機内閣はこの日「学童疎開促進要綱」を閣議決定した日であり、長閑にトンボたちの疎開を見送れる「平和」に感謝するのであります。
友人『ノロ社長』の青りんご
移動販売車『パーラーノロ』の経営を夢見る『ノロ社長』は、かき氷用のシュロップ作りに余念がなく、焼き立てのアップルパイ用に料理用の「青りんご」の苗を取り寄せ、定植しております。最終的な原材料の供給は『夢屋農園』が受け持つことになるのではあるだろうけれど^^;
かき氷用のイチゴは「オオギミ」「紅ほっぺ」「とよのか」を増殖中。メロン…あるよ!「レノン」「バンナ」辺りが、素人でも作りやすく、お手頃価格で試験栽培中。あずきなら「大納言」辺りでしょうが、手間と虫害が心配なので未着手…それより、ご当地かき氷として「じんだん(ずんだ)」はどうだい?綺麗な緑色を出すためなら「青肌大豆」辺りがお勧めですけれど…あるよ!何なら婦女子ウケしそうなブルーベリーも熟して来ていますけど^^;
決して『ノロ社長』のパーラー経営構想に賛同して栽培している訳ではありませんが、婦女子ウケしそうな甘い野菜を模索していたら、そんな品種にたどり着いてしまいましたよ。そろそろ、家庭菜園のキュウリが出回り、直売所のきゅうりがダブついてきた頃、雨避けハウスの中のフルーツトマトが色づき、昨日、初出荷してみました。今年は、何とか作物がつながっている…田んぼにトンボたちが帰ってくる頃は、稲穂が垂れて稲刈りシーズン突入…今年も早、一年の折り返しの日を迎えておりますよ(笑)