西日本は雨、東日本は少雨…暑さとともに渇水が話題に上り始めました。イネに関して言えば、そろそろ水も必要が無くなり始めておりますが、秋野菜は植え付けの時期に迷うほど雨が降りません。種を播いたところで毎日灌水しないと芽も出ないようなピーカン照りの毎日…はてさて、秋野菜のお値段はどうなることやら^^;
9月上旬には、山形青菜とダイコンを播種しなければならないのですが、この乾燥した天気…どうすれば良いのかなどと叔父に相談を受けるのだが、天気予報を見ても雨の降る様子は無いのでありまして、9月5日頃まで降らなければ、籾殻を撒いたり、新聞紙でマルチをして発芽まで乾燥を防げれば大丈夫だろうなどと経験に基づくアドバイスをするものの、発芽後の灌水は欠かせない。いずれ育たなければ沢庵漬けや青菜漬けが食べられないだけのこと。自家用分を確保するくらいの管理はできるはずであります。ここで一発、汗を流せばひと儲け…「ああ、ウチにあるよ!持ってきなぁ。」と気前良く上げてしまうのがオチなのでありますけれど…^^;
それぞれの野菜には生育まで必要な日数があるので、いつ播いても良いというものではない。11月上旬には収穫して漬け込み作業に入るためには、9月上旬の播種の時期は外せないのであります。何事もタイミングというものが大切でありまして、タマネギなどは高温による休眠性があるようで、高温時に播種してしまうと発芽率が落ちてしまうようであります。それでは、こんな暑い年はどうすれば良いのか…やってみなければ分らない…実に無責任な回答でありますが、生き物とお付き合いする以上、必ず同じ回答が返ってくるとは限らないのでありまして、結果オーライや見事なまでの失敗は表裏一体なのであります。それはまるで、先週ハーゲンダッツをオッカーのために買って来て喜んでもらえたのに、今日は、こんな無駄遣いをしてと怒られるのと同じ現象なのでありまして、女心も秋野菜の播き時もタイミングとお世話が重要なのであります^^;
ちなみに、友人である『貧乏父さん(H.N.)』が、一昨日、近所のスーパーの陳列棚には置いていなかったと証言した「黒角」のオマケは、今日、1個だけ置いてありました。彼のタイミングの悪さと国王のズル賢さ…最後に生き残るのは、果たしてどちらでありましょうや?
受粉の時期を記録していないものだから、収穫のタイミングを計りかねているメロン(アンデス)は、去年と違って甘くなっておりました。えへへ、これからネット系メロンがまだ35個ほど雨除けハウスの中にぶら下がっているのでありますが、果たしていつ収穫すべきなのか…そのタイミングを計る『夢屋国王』でありましたとさ^^;