さて、本日のお題は『けぷて』・・・煙が目に沁みる「煙い」が標準語でありますが、昨夜、オヤジたちの社交の場『キャンプ-T』に同級生7名が集結いたしました。私たちの地元の同級生は65名、内3名の男子が事故や病気で既に他界しておりますが、それぞれ、約半世紀生きてしまいましたので、オリンピックイヤーを記念して同級会を開催するための談合を行ったのでありました。
小・中一貫・・・場合によっては幼稚園の2年間、さらに高校3年間を共にした連中ですから、場合によっては9年から14年間同じ学校へ通った仲間であります。今では、地元でオヤジ・オッカァ稼業をしておりますが、悪ガキの匂いはそのままに、子どもの進学や仕事の話題で盛り上がった一夜を過ごしたのであります。
『キャンプ-T』は、友人T氏が、ひと夏かけて造った自慢の「掘っ立て小屋」でありまして、さらに自慢の薪ストーブに「楢の無垢材」を燃やしながら、これまた自慢の「モツ鍋」をいただきます。ある意味、とても贅沢な時間が過ぎていきます。千葉県産のいわしを炭火で焼き始めた頃、室内に充満した煙に、誰ともなく、ひと言「けぷて・・・(煙が目に沁みる)」
最近、使われなくなった言葉に一同、大爆笑であります。そうですよねぇ、家の中で薪を焚くなどということが無くなったのですから、当然、「けぷて」などという言葉も死語と成りつつあります。
フラットな人間関係の現代の家庭では、『けぷたいオヤジ』たちも次第に居なくなりつつありますね。