さて、雨の日は、昆虫たちも葉陰に隠れてしまうので、残念ながら画像の対象となる物が少ない。いえいえ、本当の生態学者は、雨宿りする昆虫を探したりもするのでしょうが、根性無しの国王は、雨の日は、さっさと家に引きこもるのであります^^; イネの葉先に止まった『あーべ君』、後脚を跳ね上げ、まるで腰を叩いているような光景なのですが、余りにも小さくて見えないか・・・?中腰の姿勢が多い農作業でありますが、「アブ」の中腰姿勢ってのは一体どんな状態なのでしょう?などと、下らないことを考えている雨の日の国王であります。
さて、雨の日は、昆虫たちも葉陰に隠れてしまうので、残念ながら画像の対象となる物が少ない。いえいえ、本当の生態学者は、雨宿りする昆虫を探したりもするのでしょうが、根性無しの国王は、雨の日は、さっさと家に引きこもるのであります^^; イネの葉先に止まった『あーべ君』、後脚を跳ね上げ、まるで腰を叩いているような光景なのですが、余りにも小さくて見えないか・・・?中腰の姿勢が多い農作業でありますが、「アブ」の中腰姿勢ってのは一体どんな状態なのでしょう?などと、下らないことを考えている雨の日の国王であります。
去年は、2週間ほど前に作ったでしょうか?ふと「黒皮の手帳」をめくると、昨年の今頃は、羽化したての「アキアカネ」を初見しておりました。毎日暑く、何ら昨年と変わらない気がするのですが、生物カレンダーと言うのでしょうか、田んぼの周りの生物の発生が微妙に遅い気がします。これもまた勘でありますが・・・。
困ったことは、自分の体感を信じ、肥料の散布などを計画しておりましたが、昨年の手帳のそれと比較すると、勘が少しずつずれていることにも気付きます。折角発芽し、展葉したニンジンの葉が、「ネキリムシ」の食害によって毎日少しずつ減って行きます。どうしよう?このところ、どうしよう、どうしようの連続で、お疲れ気味であります^^;
道すがら、一枚の鳥の羽根が落ちていました。一体何の羽根なのでしょうか?形状や大きさから、少々大型の鳥のような気がしますが、今のところ検討がつきません。部分だけを見ていると全体像が見えなくなってしまうことが良くあります。末端の田んぼの根腐れを心配しているうちに、肥料枯れに気付かなかったり、畦畔の草が見えなくなったり…。
彼の国「日本」は、これから何処へ進むのでしょうか?『消費税』という税制ばかりを気にしているうちに、国家としての全体像が見えなくなってしまう。所詮、税というものは所得(富)の再分配が原則であり、手っ取り早い手法だからといって、手を掛けてしまうべきものではないはず。福祉(分配)のあり方を示さないで、税のみを論議するのは、末節に捉われて全体を見失うことと同じである。
『夢屋王国』には、税が無い。なぜなら、換価できるものを生き物たちは持ち合わせていないから…。国王に抱かさせる疑問や行動の不思議が、夢屋国王にとっての国民からの贈り物。この不思議を求めて、国王は国土の維持に汗を流しているのであります。
今年の夢屋国王のニンニクは、小ぶりで商品価値が乏しく、友人Tのニンニクも『赤さび病』で玉張りが今ひとつでした。色々反省点はありますが、残念ながら、反省を生かすには来年を待たなければなりません。農業の面白さは、世話した分だけ結果に現れる点にありますが、反省しても次の栽培時季まで生かせないもどかしさもまた伴います。今まで生きた人生の長さとこれからの人生の長さを比較したとき、残りの人生が短くなったと感じた時から、あと何度反省を生かせるのだろうなどと、カウントダウンする自分がそこにあります。
山形は、6月にもかかわらずとても暑い土曜日。オッカァザウルスが夜勤に出かけた直後から、ビールを頂いて納涼会。明日は雨、朝仕事で田んぼの「ヒエ」を抜くか・・・などと計画しながら朝を迎えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/5c/a085ffd65bbdb6b5da421f757023b629.jpg)
私が管理している田んぼのある部分だけに『ノビエ』が繁茂しております。除草剤が効かないのか、昨年の種がこぼれたのか・・・実に不思議な現象ですが、田んぼの中央10列だけ、びっしりと『ノビエ』が生えているのです。え~!ここで「イネ」と「ノビエ」の見分け方を講釈します。赤い丸の部分が『葉耳』と呼ばれる部分ですが、イネは大人なのでこの部分に毛が生えます。ヒエは子どもなので、毛が生えておりません。かっかっか^^; お袋に教えてもらった見分け方ですが、実際には、イネは規則的に植え込んであり、絶対ここには出ないだろうという位置に「ヒエ」は生え、イネより葉の色が薄い・・・などなど、見分け方は色々あります。時として、イネとヒエの株が一緒になっていることがありますが、まぁ、そこは中国4,000年の歴史というか勘で分ってしまいます。今時、大規模な農家では「ヒエ抜き」などしないでしょう。放っておけば、あと1ヶ月もするとイネより成長スピードが速いので、田面で遠くからでも判別できるようになります。風通しが悪くなると病気の原因になったり、イネの養分を吸い取られたり・・・害は色々考えられますが、朝5時から腰をかがめて雨に濡れながらの作業^^; ご褒美は、雨の日もまた昼からビールでありましたとさ。
決してサボって居る訳ではないのですが、雑草の成長スピードに国王の働きが追いつきません^^;
今朝も5時に起きて、日中暑くなることを想定し、モーニングコーヒーを一杯。朝仕事でキッカケ(中耕除草)作業を行いながら、王国内の見回りをしているだけで8時を回ってしまいました。そして、ハタと思い出しました。閉塞感の漂う日本国から独立宣言し、『夢屋王国』を建国して1年が経つのではないだろうかと・・・。2009年6月25日のブログで「建国記念日」が昨日だったことを改めて確認しました。国王さえ建国記念日を忘れてしまうお気楽な国家ですから、どうしようもありませんが、『安心・安全な生活の保障と機会の平等』という建国理念だけは忘れておりませんよ^^;
さて、農業立国を目指して建国した『夢屋王国』でありますが、主要産品として期待した「ニンニク」の作柄は今ひとつでした。遅まきで育たないだろうと思った「レッドオニオン」の生育は順調で、苗を購入した「タマネギ」は小粒。世の中、そうそう上手くは行かないようです。
「ミョウガ」畑には「バッタ」の幼生が、「ツチイナゴ」でしょうか?これも判然としません。国王の働きを一切無視するかのように、昆虫たちは収穫物を食んでくれます。日本国からの経済的な独立を勝ち取るためには、もう少々、農業技術を進歩させなければならない。総てが一年生の国王なのだから、王国内の生き物たちにもご容赦願わなければいけない。「安心・安全な生活の保障」を確保するには、もう少々時間を必要とするようでありますが、「もう少々」「もう少々」といつまでも言い訳ばかりしていられない。
しかし、王国内の生き物たちは、誰も国王に取って変わろうとする者がいないのも事実なのであります。そうか・・・6月25日は、マイケル・ジャクソンの命日でもあったのだ。頭の中は、もう別なことに向いているのであります^^;
毎日、新ネタなどある訳がないと思いつつ、水路を歩いていますと↑こんな光景に出くわしました^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e6/89436f4651517ff812f642ae3ffad22c.jpg)
水槽のガラスを這う「タニシ」に見えた方、ブブーッ!!! 水槽のガラスではない証拠に「アメンボ」とツーショットで・・・と言うことは、「タニシ」が水路の水面を逆さに泳いでいる光景であります。アメンボの「水渡りの術」は、脚先にワックスを分泌し浮かぶと言われておりますが、タニシの場合、どんな方法で浮かんでいるのでしょうねぇ?貝殻の中に空気を溜め込んでいるとすれば、貝殻を上にして浮かぶのではないでしょうか・・・表面張力・・・これは、忍術としか言いようが無い。
『本田』の無回転シュートや『遠藤』のクイック・フリーキックのような技であります。←田んぼ仕事をしているフリをして、しっかりWカップを見ている国王でありました^^;
丸ナスの漬物をいただきました^^;
初物をいただくときは、東を向いて笑う・・・?その地や家で色々な仕来りはあるのでしょうが、我が家では、取り敢えず「仏様」にお供えする。初収穫を先祖に感謝するのか、初収穫の喜びを分かち合うのか、意味など分りませんがそうしております。ご先祖さんの生前の苦労や人柄なんて知りませんから、人の苦労も知らないで良いトコ取りではないか・・・などと不埒なことを考えながら手だけは合わせることにしております。
丸々と太った「おたまちゃん」でありますが、彼らは一体、初物として何を食べたのでしょうか?畦の際刈りをしておりますと、小さな「イナゴ」の幼生が水面に飛び込みました。これも初物であります・・・仏様にはお供えしませんけどね^^; 昨年の今頃は、イネの葉に結構しがみついておりましたので、「おたまちゃん’ず」も田んぼの中で見かけたのですが、今年は畦道の草むらに居ることが多い気がします。(気のせいかなぁ)
梅雨の晴れ間を狙って、「いもち病」予防の殺菌剤を散布しなければならないのですが、今朝はお休みすることにします。身体が少しばかり疲れているような気がするので無理はせず、王国内の巡視に留めて置くことにします。ホホホ!朝取りのアスパラを10本ほどいただいてまいります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/5f/2415f26fab0ba60257dc5e753ff423f4.jpg)
先週の日曜日、草刈ボランティアで最初に刈り取ってしまったのが、この「ヨシキリ」の巣であります。一瞬「ヤバ~!」と思ったのですが、親鳥の羽根や糞が一切残っておりませんので、巣を作り終えたとき、近くを通る人間に驚いたのか、何かの事故でマイホームを放棄してしまったのでしょう。『イタドリ』の茎に見事に造作する技術に脱帽・・・そして、卵や雛を飛ばさなかったことに胸を撫で下ろしたのであります。
昨日から、日中不在と成る「夢屋家」玄関先の「白南天」の枝に「ヒヨドリ」夫妻が盛んに訪れます。南天の茂みがお気に入りなのか、委細構わず出入りする国王の姿に驚いては飛び立ち、また戻ってきます。寛大なる国王は、軒先を無償でお貸しすることなど一切構わないのですが、ここにマイホームを建設するかどうかは、「ヒヨドリ」夫妻の最後の決断にかかっております。
最近、新築住宅を放棄する方が増えて参りました。ローン返済に窮して競売にかけられたり、離婚が原因であったり・・・。鳥でさえ、自分の力量と安全を確保しながら巣作りに励みますが、自分の身の丈を超えた「マイホーム」は、時として家庭崩壊の原因ともなるようです。よそ様と肩を並べたい、人並みの暮らしがしたい・・・日本人にとっての平均って、一体何なんでしょうねぇ。少しでも平均を超えていないといけないような感覚。かく言う私も、隣の田んぼと比べてますが・・・^^;
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/87/93c934f569f29dbbe16dade9a7d2b27a.jpg)
昨年、田んぼ脇の荒地で『オバボタル』と初めて出会いましたが、夕方の光量不足と折からの風で草が揺れ、ピンボケの画像となってしまいました。古くなった草刈機のエンジンが不調でかからない。こんな時は、少し休めのサインであると草刈機を風で自然冷却する間、同じ荒地をカメラ片手に覗いておりますと、今年も『オバボタル』に出会うことが出来ました。一生懸命に探し求めても見つからない時は一向に見つからないし、こんな風に休憩を取っている間に再開することもある。人生もまた同じような事が良くあるものです。
昨年の今頃、田んぼの中の「おたまちゃん'ず」は、出始めた「イナゴ」の幼生を食べるために、まだ取れない尻尾を着けたまま、イネの葉にしがみついていた記憶があるのですが、第一「イナゴ」がまだ出てこない。草刈をしていると隣の草むらから尻尾をフリフリ出てきては、慌てて田んぼに逃げ込む状態であります。水陸両用生活を始めた彼らは、餌を求めて隣の草むらまで出張しているようです。春先の天候不順は、いつもと違った生活様式を彼らにも求めているのかもしれません。寛大なる「夢屋国王」は草刈機の歯が彼らの首を刎ねないように、畦を横断するまで待つハメになるのですが・・・。
夏の日差しを思わせるような土日、入梅でのんびりできると思っていたのに、追肥作業を失念していた夢屋国王は、早朝から「尿素」の散布に出かけます。しかし、畑のネギに使ったために「尿素」がやや足りないような気がします。こんな時は、同じ窒素系の「硫安」を成分比率の分だけ増量してやれば良いではないか・・・かなり、いい加減なコメ作りになって参りました^^;
「イネの色が上がって来ない。」我が家の古老が良く口にしていた言葉でありますが、この時期、イネは分げつ期(分枝が出る頃)を向かえ、秋の収穫量を確保するために、基礎体力を付けてあげる大切な時期なのですが・・・・
恒例となっている河川堤防の草刈ボランティアに参加して来ました。朝4時に起きて、混合油を作り、動力噴霧器で「尿素」を散布し、集合時間の6時には、何とか間に合いました。今年は、ヨモギの茎に『アワフキムシ』の泡塊がびっしりと付いています。「泡を吹かせる」という言葉がありますが、彼らは、私たちを驚かそうとしている訳ではありません。彼らのオシッコであるアンモニアと分泌物が反応し、シャボン玉を作っているだけなのですから…^^;
「アワフキムシ」もセミやカメムシに近い仲間。シャボン玉を除けるとその正体を現しました。ボランティアメンバーが増えた効果で、作業は30分以上早く終了し、シャワーを浴びて、再度汗をかくのであればと引き続き、田んぼの草刈作業をしてしまいました。夢屋国王は、草刈作業を1時間と決めているのですが、つい調子に乗って、都合2時間30分。発汗量が500mlを超えると干からびて死んでしまうことを忘れておりました。推定発汗量600ml・・・ペットボトルの飲料水では脱水症状を起こしてしまいます。Oh!今日は、オッカァザウルスも出勤で不在、冷蔵庫には冷たい瓶ビール633ml!
夢屋国王の命を救うには、これしかない・・・「アワフキムシ」のブクブクで朝からおビールを頂きました^^; おや~今日の日本は「父の日」ではないか?ならば、夢屋王国は本日を「ぶくぶくの日」に制定したのであります。