一番安いキャットフードで悪かったねぇ^^;
所詮、『ノラ猫』だったから、フードは量販店の一番安い物で我慢していただいている。(人間だって、特売の生麺とパック肉、もやしの三点セットで200円にも満たないラーメンでお昼を凌いでいるのだから^^;)しかしなぁ…『馴れ』というものは恐ろしいもので、たまに少々お高いフード(たまたま買い忘れたり、欠品した場合でありますが)を仕入れて食べさせても、いつものお安いフードの方が喰いつきが良いように思えるのは、同居人の勝手な思い込みでしょうか?
「生ビールジョッキ一杯500円、一方、第三のビールはひと缶350mlで120円、缶コーヒーより安いじゃないか^^; さらに酒税が約38円課税されているから原価はいくらなんだ?」なんてね、カヤ刈りボランティアの後で、お昼の生ビールを要求し、自分を正当化しております。(ビール代はさすがに払いましたけれどね^^;)「生活の質」って何なんだろう…勤め人時代は、「晩酌のビールくらい美味い物を…」なんて思っていましたけれど、実入りが少なくなって来ると、そんな考え方も改めて、『お安い物』で同じ『酔い』を求めていますからねぇ…。
「お父さん。灯油を頼もうと思うんだけれど、満タンにする?」とオッカーがポツリ…自宅のホームタンク400ℓ詰めれば、来月の請求額がバカ高くなるとの配慮(灯油代は『おやじぃ』の口座引き落としである。)なのだろうけれど、「半分詰めても、満タンにしても払いは同じ…むしろ、さらに値上がりする要素があるから満タンで良いんじゃないの?」と応えた。節約しようにも、ストーブ、給湯ボイラーと生活必需品であるから消費量に大きな変化は期待できないのでありますよ。
そこそこの品物で代替を…
「2%程度の物価上昇率を達成する。」…インフレ誘導政策の意図は、企業が販売価格の上昇で儲かり、結果、社員給与が上がり、給与の上昇で購買力が上がり、また商品がよく売れるという「三方得」が基本な考え方なのだろうけれど、いつの間にか「値下げ」(低価格商品への代替)が主流になってしまいました。(自分の生産品を売るための直売所アルアルでもある^^;)ここに来て「牛丼」「ポテチ」の値上げ…生活必需品という訳では無いのだけれど、『ワンコイン生活』を余儀なくされているオジサンたちには死活問題なのかな?結局は、原材料費の高騰、原油価格の高騰が背景にあるのだけれど、物流コストの上昇を考えると、さらに追随した「値上げ商品」が出て来るんじゃないかなぁ…『成長(値上げ)と分配』という掛け声は、いつの間にか『成長(痛み)の分配』なんていう標語に替わっていたりしてね^^;
と、笑っていられない…生活必需品の値上げは、収入が増えない以上、どこかを削らなければいけなくなる。はてさて、我が家では何を削るべきなのか?「これ以上、灯油の値段が上がるようならば、暖房協力金(税)を家族一人ひとりから徴収すれば済むことである。」と安易な解決策を提案する家主。同居猫『シロ♀』が落ち込んでいるように見えるのは、夜中に『おやじぃ』と薄い毛布の取り合いに敗れた結果である。最安値のキャットフードを食べさせられている以上、もうこれ以上、質を落とされることはないだろうを高を括っているに違いない…『猫まんま』という最終手段を『おやじぃ』が持っていることをお前さんはまだ知らないようである(笑) 今日は総選挙じゃ!