本日丑の日…「う」のつくものは?
土用の丑の日にウナギを食べる風習は、平賀源内の広告コピーが発祥という説もあるけれど、どうやら根拠となる資料は存在しないらしい。バレンタインデーのチョコ、節分の恵方巻と同じように、土用丑の日にウナギを食べることが、年中行事のひとつのようになってしまっているけれど、当のウナギにしてみれば、『受難の日』以外の何ものでもなく、年間消費量の約40%がこの日に消費されているという調査結果もあるようですよ。
恒例の『日曜晩酌会(少々豪華^^;)』に友人『ノロ社長』が奢ってくれたのが『中国生まれの鹿児島県産うなぎの蒲焼き』…日本での生産量トップの鹿児島県産のうなぎの値段を横目でにらみながら、庶民の懐には優しい(それでも高いかぁ^^;)中国産うなぎを『産地偽装』してまで高級感を漂わせて振舞ってくれているのだから文句は言いますまい。ちなみに、正確に表現するならば『北太平洋サルガッソ海生まれ中国育ち日本で調理加工されたヨーロッパウナギの蒲焼き』あたりか…開いて、骨抜きされ、白焼き後に蒸されて、またタレに浸けて焼かれてしまえば、味オンチの『おやじぃ』たちに違いが分からない。「ヨーロッパウナギ」さえ乱獲で個体数が減少しているとも言われているから、世界の消費量の約7割を食べてしまう日本人が、ウナギ最大の『天敵』となってしまうのでありましょうか?
こちらは「尾花沢スイカ」である…
さて、夏休みの定番と言えば「スイカ」…どうやら、山形県は日本3位の生産量を誇るようであります。中でも「尾花沢スイカ」は、知名度も高く、別格で美味しいと感じるのでありますが…。俗に「ウナギと梅干」「天ぷらとスイカ」etc.が食い合わせが悪いなどとも言われますが、明確な根拠はないようである。むしろ、意外に「ビールとスイカ」は、どちらも利尿作用があって、脱水症状に陥りやすくなる?まぁ、暑くて美味しく感じてもほどほどにといったところですかねぇ^^;
はてさて、ウナギにパワーをもらい、我が社の業績も『うなぎ上り』と言いたいところだけれど、連日の猛暑に意欲はダダ下がり。エアコンの効いた部屋に居ては、さらに外に出たくなくなると思い、窓を全開にして昼寝しているのだけれど、新陳代謝が衰えている『おやじぃ』でさえ、知らず知らずの内に体内から水分が蒸発しているようであります。連日、上昇するのは「室内温度計」の目盛りのみ…物価や相場が『うなぎ上り』するのは、人間の思惑を越えて、先行きが分からないことを比喩しているようではある。「オラっだ子どもの頃の夏休み、こんなに暑い日続いたっけ?」と記憶をたどるけれど、30℃超えの日はそう無かったような記憶でありますよ。何とかせにゃならんが、何ともならんの日々となってしまうのでありましょうかねぇ?