和名「クサソテツ」では、食欲が減退しちゃうけど…
GWの始まりであります。子供たちが小さい頃は、残業続きのお父さんでも、どこかに連れて行かなければと半ば脅迫観念に捕らわれておりましたが、手を離れた今では相手にもされず、畑の春作業でアチコチ行ったり来たり。『夢屋農園』最低賃金労働者…『Т君』を早朝から迎えに行き、先週の土曜日に風で断念した「雨除けハウス」のビニール張りを行ったのであります。約1時間の作業後、朝飯を食べさせ、田んぼの残渣(稲藁)を片付けてもらっている間に『夢屋国王』はアスパラ畑の残渣(雑草)をバーナーで焼いて…。
今日は、高畠町の成人式…ご近所の泣き虫『カエデちゃん』が、晴れ着姿で両親と玄関先に…。
「カエデ~!!!もう成人式かぁ~?オッサンは今日はお客様だぞぉ~^^;」
そうです。今日は午後から「成人式」の来賓としてお呼ばれしております。
何も無くても畑の山菜とアスパラでパスタを…
『Т君』の強制労働は午前中で打ち切る予定でしたが、どうも彼の財布の中身が心もとない。「オラ、午後から仕事で居ないけど、バイト続けるかい?」頷く彼に午後の作業内容だけを話し、そう彼に昼飯を食べさせなくては…『第2サティアン』のストッカーには、ベーコンと卵位しかないけど…エイヤッと、畑に芽吹いた「コゴミ」と出始めたアスパラを使って、『夢屋シェフ』得意のパスタ料理に…「これ食って、1時間休憩後、午後の作業に掛かるように!モグラ生活だった人は、暑いから、休み々々で良いから!」とだけ伝え、成人式に向かう『夢屋国王』であります。(自分は、自宅でご飯をかっ込んだだけですけど…。)
「コゴミ」はやっぱりお浸しで…初物は仏様にも
35年前、『夢屋国王』は東京都民だったので地元の成人式には出ておりません。(東京でも、当時の市長が女性問題で市がゴタゴタしていて、着て行く服も無い貧乏学生だったから出席してませんけど…それでも立派な?大人に成れました^^;)
娘っ子たちは、実に華やかでよろしい。たまに田舎でも盛ってる女の子も居りますが、今しか出来ない格好だから『オジSUN』は許しちゃう…しかし、メイクがきつ過ぎて、飲み屋のおネエさん風になっているのは、美容師さんのせいだと勝手に決めつける『オジSUN』でもあります。
『Т君』は、可もなく不可もなく仕事をこなしておりました。汗臭い彼を赤湯の公衆浴場に連れて行って、国王も腰の温泉療法…連休前半は、亡父母の法事で田畑仕事は一旦休憩。連休後半、天気が良かったらまた強制労働に参加してもらう約束をして…。
「コゴミ(屈み)」…よく見れば、確かに年寄りが腰を屈めているような姿にも見える。初物は、東の方向を見て、よく笑って頂く。当然、産み育ててくれた親父お袋に感謝して…成人式の『夢屋国王』も今あることに感謝しているのであります。