その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ペニーレインでバーボンを…

2025-03-04 05:47:15 | 巡礼

雪の下のハクサイに眠る花径(薹:とう)は甘い…

 流通経路には乗らないけれど、消費者にも一度は味わって欲しい『隠れた逸品』というものがある。結球したハクサイの中に伸びた「花径」…陽に当っていない花径は、白く柔らかく、そして甘い。そうさねぇ、土の中で養生する「ホワイトアスパラ」のようなもんかなぁ…しかし、ホワイトアスパラは、繊維が強い気がする^^;
 農家が自家用としてしか食べられないモノ…「農」を営んでいる者の「贅」のひとつかも知れない。それは、完熟して裂果寸前のさくらんぼであったり、ヤングコーンであったり、その節になると「今っ!」という時があるのだけれど、残念ながら「今」を伝えても、即座にお越しいただける訳ではないし、ツアーのひとつの目玉として組んだとしても、必ずしも「今」に当るとも限らないのでありまして、『農家の贅沢』は『農家のモノ』として楽しむのが一番なのかも知れないねぇ^^;
 よく、旅行客が「田舎の野菜は取り立て、新鮮で美味しい!」などと感嘆されるけれど、「これだから東京モンは…」なんてぇ思いが強かった。しかし、キュウリを生産出荷して思うのだけれど、いくら流通経路が良くなったとは言え、収穫集荷で1日、市場に着いて1日、スーパーに並ぶのは最低でも2日は掛かってしまう。『おやじぃ』の手にしている2日目のきゅうりは、既にシナシナしているのだから…(笑)


「旬」のモノは、素材そのもので美味しいの^^;

 はて、「〇✕シェフ、渾身の料理」などと、星の数で料理を評価する風潮があるけれど、多少腕が悪くても、見た目が悪くても、最高の食材、高価な食材を使った料理が不味い訳がないのである。「持ち味はソース?」…バカ言っちゃいけないよ。素材の悪さを濃厚なソースで隠しているんじゃないのかい?(ロクにおフランス料理など食べたことのない『おやじぃ』がコメントするべきじゃ~ないな^^;)たとえ「渾身の料理」を『褌身の料理』と書き間違えたとしても、褌を締め直さなくても、美味しく仕上がるのよ…なんてなぁ(笑)
 今夜のおつまみは、採れたての「ハクサイの花径」とタイムサービスの「ベビーホタテ」186円でありま~す。アサリの酒蒸し、焼き牡蠣も食べたかったけれど、お小遣いのことも考えて控えました^^; 「ハクサイの花径」はからし醤油で、「ベビーホタテ」はバター醤油でいただきましたが、さすが、タイムサービス品である。(ノーコメント^^;)


間食(缶食)はしない子のはずだけれど…

 はてさて、令和6年分の確定申告も減価償却費を計算し、あとは細部の不一致点を修正するところまでこぎつけました。長男『ポン太郎くん』の最低賃金を支払って、収支トントン程度の決算…退職後5年間で目指した経営状況までようやくたどり着きました。(農業雑収入「アルバイト」が多いのが気になるけれど^^;)山形県最低賃金で時給を支払っても、専従者給与が伸びている…時給1,500円などという某政党の政策に従っていたら、社長業を廃業しないことにはやっていけないなぁ…。(農業従事者だって、最低賃金は保障しなければ…月給10万円でも、青色専従者として申告できるけれど、一般社会では労働基準法違反でしょう?農業・営業申告では、それがまかり通るのである。)『おやじぃ』の手元には一銭も残らないけれど^^;
 「どうせ力などないのなら~♪酒の力を借りてみるのもいいさ~♪こうして今夜も原宿ペニーレインで♪原宿ペニーレインで飲んだくれてる~♪」何故か昨夜は、吉田拓郎さんの「ペニーレインでバーボンを」という曲が頭を過りましたよ…。1ペニーは取るに足らないお金であり、バーボンなんざぁ、アメリカの安酒じゃないかい。かく言う『おやじぃ』は、貧乏学生で東京23区内には『出禁』だったじゃないかぁ…今も昔も「貧乏」だけはついて来る。国分寺駅ガード下の「Early Times」のきれいなお姉さんは今どうしているのだろう?まぁ、そのうちね(笑)
 


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