山形県天童市発祥の「鳥中華」ですが…
「鏡開き」の1月11日…『おやじぃ』の在所では、この日を『仕事初め』と称して、農家は藁仕事など始めていたらしい。(実にのんびりとしたものである…というか、雪に埋もれてしまい、仕事らしい仕事が無かったに違いない^^;)そして、この日は長男『ポン太郎君』の誕生日…夜中に陣痛が始まり、まだ机に向かっていた『おやじぃ』が、吹雪の中、オッカーを病院まで送り届けたことだけは覚えている。当時は、立ち合い分娩なんて無かったから(あったとしても、オッカーは拒否したに違いない^^;)知らない奥さんの壁越しの『絶叫』に青ざめ、自販機で買った缶コーヒーを「湯たんぽ」替わりにオマタにはさんで寝袋で外の駐車場で朝を迎えた記憶である…缶コーヒーも冷め、寒くて目が覚めて、分娩室に向かったら丁度産まれたところだった。(こういう絶妙なタイミングだけは、実に外さない『おやじぃ』でありますよ^^;)さぁ~て、それからが大変…実家に公衆電話で電話をしようとするのだけれど、電話番号を何度も押し間違えてしまってねぇ…『お世継ぎ』の誕生に舞い上がっていたようでありますなぁ(笑)
そんなドタバタ劇を思い出しながら、その時、産声を上げた『お世継ぎ』と今日もアルバイト先の現場に向かっている。午後一番の搬入作業だから、途中で昼ご飯にして…山形県発祥と言われている「鳥中華」なるものを親子で注文し、『おやじぃ』のトレーにだけ「柴漬け」が付いていないことを横目でにらんでいる^^; 店員さんが、小鉢を付けるのを『失念』されたようでありますなぁ…。
元々、しめ鯖も不得意だったのよ^^;
「課長!『失念』しておりましたぁ。」と『丁寧に』言い訳する部下がおりましたけれど、仏教での『失念』とは、物忘れや気づきを失った心であり、仏法の理論や言葉を忘れたりすることを言うようである。「チミは、先月も同じところを間違えているから、これは『失念』ではなく、仕事の中身を理解していないんじゃないかい?」…PCに数値を入力さえすれば、見た目ではきれいな報告書になるから、『流れ』を理解していないと往々にしてこんなことが起こるのでありますよ…さて、『恨めしい』目で眺めた「柴漬け」の小鉢は…歳を重ね、修行を積んでいるから『おやじぃ』は、店員さんにクレームを付けたりはしない。『お世継ぎ』である長男『ポン太郎君』は、酸っぱいモノが苦手で食べないことを知っているから、ヤツからひったくれば良いだけなのだよ。『お世継ぎ』の誕生と狂喜乱舞したのは、いつの日か…「柴漬け」の小鉢ひとつを奪い合う『食仇』かねぇ(笑)
長~い人生、これからも色々なことがあるに違いない。しかし、誕生日のお食事が「鳥中華」というのも慎ましい…ましてや、今日のアルバイトは結構ハードで階段の昇り降り付き^^; お昼のラーメンもどこかに消し飛んでしまいましたよ。ならば、小腹を満たすために『おやじぃ』が、ハンバーガーを奢ってやろう…今夜はハンバーグかも知れないという嫌な予感はしたのであるけれど。彼は、迷いなく「照り焼きバーガー」を所望したのであるよ…さすが『おやじぃ』の血を引く長男『ポン太郎君』は、オッカーの晩ご飯のルーティーンをしっかり把握しているようでありますなぁ(笑)
お久しぶりです。
国王様のブログを読むといつも、楽しい気分になります。
どうしたら、夢屋国王様のように、横道にそれずに 書くことが、出来るのでしょうか?
明けましておめでとうございます。(今頃^^;)
横道に反れない?
歩いているところが横道ばかりだから、
いつの間にか本道になっているのかも?
お身体を大切に…