その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

日常から茶色飯

2024-08-31 07:46:58 | 巡礼

黄色や赤、緑を勝手に加えてみたけれど…

 今日で8月も終わってしまう…そろそろ、露地栽培モノも終盤戦だわねぇ。「夏秋きゅうり」は今年も管理を失敗したようである。ハウス内の「抑制きゅうり」がようやく出荷できるようになって、何とか失敗の穴埋めをしてくれているようだけれど、来年こそは何とか9月まで持たせたい。「任せた。」という如何にも自主性を重んじているような言葉は『封印』することにしましたよ。そもそも、「夏秋きゅうり」と「抑制きゅうり」では仕立て方が違うのだけれど、「摘芯」「摘葉」の考え方は同じはず。「病気」と「生理障害」、「害虫の見つけ方」など、一から教え始めている。結果、『おやじぃ』の仕事量が格段に増えてしまいましたよ。田んぼには水が必要なくなってきたから、きゅうりに潅水するにも水路に水が来なくなってしまいました。辛うじて集水桝には水が溜まるようだから、25㎜ホースを20m分買い込んで、水中ポンプを移動しなくても潅水できる仕掛けにしてみた…業務改善とか合理化とか、結構なお金がかかるのよねぇ。身体はひとつしかないのだから、業務が増えたらどこかで手を抜くか、業務の合理化で掛かる時間を短くする必要がある。本来なら、「おやじぃ!ここをこう変えたいので、〇✕を買ってくれ。」そんな長男『ポン太郎くん』のアイディアや姿勢が欲しいのだけれど、今はまだ無理だろうなぁ…。
 親父の後ろ姿を見て育て…そんな昭和的な考え方は通用しないのかも知れない。『未学習』の状態なのだから、ひとつ一つ手ほどきしなければいけないのかも知れない。それも優しくね(笑)


田んぼの畦畔の草刈り解禁^^;

 さて、何も申し合わせている訳ではないのだけれど、カメムシの被害(斑点米)を抑えるために7月末までに畦畔の草刈り作業(除草剤散布)を一旦終えて、出水期から乳熟期の田んぼにカメムシを呼び込まないようにする。(カメムシは元々、田んぼに生息している訳ではなく、畦畔のイネ科雑草、田んぼ内のヒエを目指して飛来しては、次にお米の美味しい『乳』を吸汁するようであります。)籾が硬化してきましたのでね、しびれを切らして草刈り解禁!1ヶ月も放置すると結構な草丈になってしまっている。(来年からは除草剤にしようねぇ^^;)枝梗が黄変すれば刈り取り適期、早い田んぼでは、あと2週間、我が家の田んぼはあと1ヶ月程度で稲刈りですよ。
 はてさて、ナスの葉っぱは細かな『トゲ』を飛ばすようになり、収穫すると目や喉がいがらっぽくなる。ミニトマトの果実も上段の実に手をかけるようになって来た。そして、ジャガイモ、トウモロコシ圃場を耕運して、秋野菜のキャベツ、ハクサイ、青菜を植えこむ。もう秋なんですよ。タマネギの苗を作って、11月に定植すれば1年の畑仕事も終わり…こうしてみると、毎年、同じことを繰り返しているようだけれど、今年経験した反省は来年にならないと再現、改善できないのよねぇ。「よく遊び、よく遊べ。」が生活信条のはずなのだけれど、最近遊んでないなぁ。せいぜいが、オッカーが作ってくれた料理に『彩り』を添えるだけ…よくよく見れば、オッカーの料理は茶色一色じゃないかいな。これを『日常茶飯時』というなんてなぁ…お口に出したら作ってくれなくなるから言わない言わない(笑)

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俺がオレがと出てみたら…

2024-08-30 06:52:46 | 巡礼

残りモノの三点盛り^^;

 一昨日の夜『おやじぃ』用の豚カツは、昨日のお昼に「カツ丼」に変身し、今日新たに「親子丼」が追加された。さらに、冷凍「鳥唐」が4個ほどお皿に残っていた。このまま、順番通りに廃棄では勿体ないから、今日の遅いお昼ご飯は『三点盛り』にしてみた。(マグロの三点盛りなら豪勢なのにねぇ^^;)そして、『おやじぃ』は独り言をブツブツ言い始める。「親子丼」は『私たちは仲の良い親子の関係です。』それを聞いた「カツ丼」は『俺たちは所詮、他人の関係さぁ。』と自分を卑下し、「鳥唐」は『オラは一生、独身と通す。』と言い放った。そして、三者の間を取り持つ「漬物」は『オクラは長~いはナス、三五八(塩麹)で、グチャグチャの関係を続けておりますが…』と^^;
 コップの中のミニトマトは、「プレミアムルビー」が『私がこの中で、色艶ともに一番美しい。』と胸を張れば、「スイートイエロー」が『オラがこの中で一番甘い。』と主張する。それを聞いた「アイコ」と「イエローアイコ」は『以前は一番甘いと言われたのに、最近、先祖返りしたようで…。』と自信を無くしている。『おやじぃ』は心の中で思う…「お前らなぁ、どうせオラのお腹の中でごちゃ混ぜになって、2、3日すれば姿を変えて外界に出てくる運命なのだよ。」(便秘症なのよねぇ^^; 何かなぁ、自民党の総裁選の模様を見ているみたい。俺が俺がと言う割には、出てきて(当選したら)姿、形が変わっていて、汚いと嫌われる存在になっていたりしてねぇ(笑)


ついに『第1ハウス』復活…天幕は後でね^^;

 さて、荒れ果てた『第1ハウス』を復旧し、まずは秋野菜のハクサイとキャベツを植えてみた。それぞれ40株だから大したお金にはなりませんけれどね。いやそうじゃないのよ。雪国では、冬の野菜に苦労し、ハクサイは収穫して切り口を乾燥させて、ひと冬保存し食べる。キャベツは雪の下で甘くなり、雪を掘ってはひとつ一つ収穫する。そんなことやるより、暖地の商品を買った方が早いのよ。ましてや昨年のように雪のない冬だと、ハクサイは早々に痛んでしまうのよねぇ…ならば、ハウスの中で保存を兼ねて栽培したらどうなるか?雪と低温で成長は止まるけれど、緑の部分が残ったハクサイとキャベツで出荷できるんじゃないかなんてね。壮大な(大したことはないけれど)実証実験なのであります(笑)
 はてさて、2年間も放置していると、耕しても天幕だったビニール片や草の根っこ(ヒルガオの根が厄介そうだなぁ^^;)仕切り板を止めていた金属パイプが出てくる出てくる。サボったツケが、こういう部分に出てくるのよねぇ。ホントは、畝立せずに密植するつもりだったのだけれど、「あ"っ、ここは水が溜まるんだった。」と排水の悪いことを思い出し、急遽、畝立をしたから株数も稼げない。サボったツケは「記憶」にも影響しているようであります。両サイドは、早出し用の「茎立ち菜(アブラナ)」と冬越し「シュンギク」と「ホウレンソウ」用に空けておきましょう…大きくなって、お金に変わって戻っておいで…これまた、出てみないと分からないというオチで今朝も止めにしておこう(笑)

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牛馬(ヤギ)並みの扱い^^;

2024-08-29 06:43:45 | 巡礼

 あ~あ、味噌スープまで飲み干しちゃった^^;

 朝(午前4時)起きて、経理事務をこなし、ブログを書いて前日の出来事を振り返る…何か、生活サイクルが単一化してきたゾイ^^; 『オラだの農協』から7月分の「夏秋きゅうり」出荷伝票が届きましてね、日々、仮計上はしておりますが後からでは嫌になるし、左肩の痛みが消えないから、直売所への納品を済ませてから、伝票とPCをスーパー銭湯に持ち込んで事務整理に充ててみた。『あっづい味噌ラーメン』も食べたかったしね。結果、ネギと野菜たっぷりのラーメンを食べ、スープまで飲み干してしまいましたよ。健診結果の血圧値大丈夫?心配ないさぁ~最高血圧145で高値安定^^;
 そう言えば、子どもの頃にヤギを飼っていましてね、当然、乳搾り用のヤギだから、『夢屋少年』の知らないところで「種付け」が行われていたことになる。春になると子ヤギを産む訳ですが、『おやじぃ』の役割は、洗面器に味噌を入れお湯で溶いて、お産直後の母ヤギに飲ませることだった。美味しそう(これは私の主観です^^;)に飲んでおりましたよ。日頃はエサ(青草)に味噌など入れないのにねぇ…ネットで検索したら『ヤギ博士』の講釈では、『産後の水分補給、ミネラル、酵素の補給で乳の出を良くする効果がある。』とのことである。そして、乳牛も…褥婦さんにも味噌汁を勧める助産師さんもいらっしゃるようです。な、な、な!朝から大汗かいて牛馬(ヤギ)並みに稼いでいる『おやじぃ』には味噌汁が必要なのだよ。味噌ラーメンのスープ完食…全然、問題な~し!と勝手に解釈することにする(笑)


やっぱり機械力は違うよ^^;

 さて、前線の影響で夜中雨が降り、畑には適度な湿り気が…これは好機!軽く追肥をして、もう「立ち鍬」では掘れない土を管理機で一気に土寄せ。やっぱりミニトラの力は偉大だわねぇ。ネギの葉と葉鞘の境目までしっかり土寄せが出来てますよ。もう一段、土寄せするためには管理機の爪の幅を半分にして、さらに掘り進む…道具だよねぇ道具、買うならこういう優れモノを買うべきですなぁ^^; そして、昨日後片付けして、堆肥を散らした『第1ハウス』は、管理機の爪の向きを反転して耕運作業…軽く表土を耕運していたら、友人『ノロ社長』から晩酌会へのご案内。「もう少し掛かる。」と応えたものの、丁度、管理機がガス欠…『おやじぃ』もガス欠だからお誘いに乗ることにしましたよ(笑) 台風の雨で土寄せした土や表土が流されないと良いのですが…。
 はてさて、恒例の晩酌会をしながら夕刻の県内ニュースを観ていたら、山形県西川町のデジタル化研修会の模様が伝えられておりましてね…副町長が講師として説明している。(若い!)西川町と言えば、高齢化率47.9%(令和5年)で県内で最も高齢化率の高い町でありますが、2022年に就任した菅野町長(地元生まれで財務官僚経験)も45歳と若い!4,400人の町を見渡せば、半分が65歳以上の町で、45歳の壮年町長が町をリードするって素晴らしいよねぇ。(どこぞの国会議員にも見せたい光景ではある。)齢83歳の中国友好議員団の元幹事長はショボい^^; 機械もリーダーも使えるモノを選ばなければというオチで今朝はやめておこう(笑)

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冷えた八宝菜…忍にん^^;

2024-08-28 07:27:34 | 巡礼

『稗田八方斎』はドクタケ忍者隊の首領である^^;

 テレビアニメ「忍たま乱太郎」は、1993年4月からの放送とのことであるから、長男『ポン太郎くん』も3歳頃のことだわねぇ^^; その頃は、大きなプロジェクト事業に参画していたから、定時に家に帰ったことなど無いような気がするのだけれど、それでも夕方に子どもたちと観た記憶があるのは何故なんだ?(そうか!ストレス発散を兼ねてパチンコにのめり込む前だわなぁ^^;)
 「忍たま」たちの好敵手『稗田八方斎』は「冷えた八宝菜」だわねぇなんて思いながら、今は、遅い晩飯の「冷えた中華丼」を食べておりますよ。「八宝菜」なのだから、具材は八つなければねぇ…ニンジン、キャベツ、シイタケ、キクラゲ、豚肉、うずらの卵までは確認できたけれど、これじゃ~『六宝菜』じゃないかと下らないことにブツブツとクレームを入れている。(キャベツは後入れだし^^;)パッケージを確認したら、鶏肉・マイタケ・タケノコも入っていることになっていた。てぇことは何かい、後入れでキャベツを入れて、彩りが悪いのでピーマンを加えてあげたから『十宝菜』じゃないかいな。ナスの煮浸しも添えたから、『十一宝菜』よ…丼に入れたから「中華丼」と呼べばそれで済む話である(笑)


二年ぶりで「第1ハウス」の土が見えた^^;

 我が農園で初めて導入した『第1ハウス』…相方『チャオちゃん』の畑(親族がタバコの乾燥ハウスとして使っていた。)から、コツコツと材料を運び、朝仕事で組み立てたハウス。骨材の代金は「焼酎1本」だったかな^^; トマト、メロン、早出しの菜モノと当初から活躍してくれたハウスなのだけれど、2年前に強風でビニール天幕が破れ、補修を断念し、昨年は草に覆われていまいましたよ。今年は、春先から除草剤を二度撒いて枯れ草を刈り、昨日堆肥を搬入して、後は耕運を待つばかり…天幕は?もう三度強風で破れているから、今回はポリ製の天幕を張ってみるつもり。今まで早出しのことばかりを意識していたのだけれど、逆に冬越し野菜に挑戦してみようと思っております。問題は冬の雪…中央に『突っ張り棒』を掛けて、屋根の雪下ろしと片付けは、長男『ポン太郎くん』の冬場仕事よぉ。(体の良い『丸投げ』である^^;)
 はてさて、何度挑んでも跳ね返されて来た施設園芸でありますが、懲りずに挑戦し続けておりますよ。今年は、スナップエンドウの遅出しにも挑戦したのだけれど、やはり実に雨が当たると極端に品質が落ちてしまう。「投資を上回る売り上げを達成すれば良いんでしょう。」と少ない貯金を叩くつもり…そうそう、自民党の総裁選挙は、石破さん(5回挑戦)、河野さん(3回挑戦?)とコチラも懲りずに挑戦されているようであります。『男たるもの一遍は頂点に立ちたい。』大体ねぇ、『男たるもの』などという表現がもう古いのかも知れない。もう一方の立憲民主党は…いつもの代わり映えしない顔ぶれだわねぇ。そうそう「忍たま乱太郎」の主題歌は光GENJIの「100%勇気」だったなぁ…「そうさ100%勇気♪もうやるきるしかないさぁ♪」…『やりたいこと♪やったもん勝ち♪政治家なら♪』…そうそう、やったもん勝ちで誰も責任は取らないけれどね(笑)

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『おやじぃ』がこの世を去ったら…

2024-08-27 08:13:11 | 巡礼

「愚鈍」とは頭が悪くのろまなことであるが…

 「うどん」はやっぱり冬の食べ物だよねぇ…いや待て、「冷やしたぬき」に「サラダうどん」なるメニューもあるから、必ずしも冬の食べ物とは限らない。熱い「うどん」をヒィヒィ言いながら食べて大汗を流すのもひと味ではある(笑)
 久しぶりに雨が降った…それも滝なりの雨である。けれど畑はカラッカラだから、秋野菜の圃場を耕運するには適度な湿り気になったようである。ましてや、雨を見越して朝から集草した後の仕上げの草刈りを済ませておいたから、願ったり叶ったり…マーベラス!!!
 雨が降ろうが槍が降ろうが(槍が降ってきたら天幕が破れるけれど^^;)雨除けハウスの中の作業は続けられる。「抑制きゅうり」の収穫を終えた長男『ポン太郎くん』に最後のチャンスを与えよう…何故、「夏秋きゅうり」が9月まで持たないのか?中途半端な「抑制きゅうり」の摘芯・摘葉作業の現物を二人で見ながら、摘芯・摘葉の考え方を説明する。(これもまた自己流ではあるけれど…)そして、実際に摘芯・摘葉をやってみせる。ついでに追肥のタイミングを、別の作物を使って説明する。そうなのよ…植物は生育環境が悪化すると早々に花を付けてしまうのである。そして、養分(光合成)が十分確保できないと次には、『花振るい』『実振るい
』が起こるのよ。葉の色、病気の有無、そして害虫の種類など心得ていなければいけないことが多数あるのよ。そして、即、実践…彼の中途半端な摘葉箇所を再度点検させてみた^^;


何だこの昼飯は…残りモノの山^^;

 さて、農場長の『おやじぃ』が夜鍋仕事で摘葉している『第4ハウス』に戻ってみて愕然…何~!もう「子蔓」が伸びきっているじゃあ~りませんか!つまり~きゅうりの成長の速さに、人間の作業スピードが追い付いていないのねぇ。『おやじぃ』でさえ、そうなのだから、のろまな『ポン太郎くん』が収穫最盛期に、摘葉作業を同時に進めるなんざぁ『神業』だわねぇ。今年は、のんびりしている『ポン太郎くん』に少々、負荷を掛けてやろうと植付本数を増やしてみたのだけれど、彼の能力に合った『管理適正本数』というものがあるのかも知れない。欲をかく前に、もう一度、本数を減らして、着実な管理が出来るようになることが先かもねなどと思案する『おやじぃ』でありますよ(笑)
 はてさて、「愚鈍」とは言わないものの、「目標」や「結果責任」というものがないから、技術や知識を蓄えようとしない。一方、能力があるかどうかは別にして、『総理総裁の椅子』を目指す方々の何と多いことよ。この国の『悲劇』は、能力がないにも関わらず、出たいという思いだけで総理総裁を目指す方が国のリーダーと言われ、庶民の人気が『実力』と勘違いして報道し続けるマスコミにある気がする。『喜劇』においては、「愚鈍な者」も場の盛り上げには貴重な存在ではあるけれど、将来を託そうなどと思ったら、失われた10年、20年があっという間に40年となってしまうのではなかろうか?長男『ポン太郎くん』の「愚鈍な働き」は、「慎重」であるが故の結果であると身びいきすることにしよう。『おやじぃ』が生きている内は何とかなりそうな気もするが、果たしてこの世を去ったらどうなることやら…そんなこと知ったことか^^; だから今を大切にしなければいけないんでしょうに(笑)

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タルタルに足るたる^^;

2024-08-26 07:43:12 | 巡礼

稲穂が互いに頭を下げて挨拶しておりました^^;

 乳熟期から登熟が進み、籾を押しても白い乳状の液が出なくなりつつあります。ここまでくれば、カメムシによる「斑点米」の心配もないでしょう。(これまで上手く防除出来たかどうかは、籾摺りしてみないと分かりませんけれどね^^;)ここから心配なのは、台風の雨、強風による「倒伏」…葉の色を見ても窒素過多の様子はないし、病気も出ていないから大丈夫でしょう。今は、取れ高の皮算用をして眺めているだけ、あと1週間もしたら最後の草刈りをすれば、稲刈りを待つばかりといったところかな^^;
 野菜(きゅうり)を中心にと言いつつ、育った環境は『稲作農家』…稲刈りが終わると途端に1年が終わったような気分になってしまう。周年で作付けを回すためには、秋野菜、正月用のセリなど、色々とやることが残っているはずなんですけれどねぇ…「我、唯、足るを知る」なんてなぁ、何とかかんとかお口に入るものを確保できれば満足してしまうのでありまして、10月からは『華麗なる年金暮らし』が待っている(いくら支給されるのかも知らないというのに^^;)、あとは余力よ、などと言ってみたいもんだわ。週末は長男『ポン太郎くん』もキュウリの収穫作業以外はお休み…『おやじぃ』は、ひとり「抑制きゅうり」の整枝作業に追われている。『ポン太郎くん』の杜撰な整枝作業に腹を立てておりますが、怒らない怒らない…彼はまだ「未学習」の状態なのである。一喝すれば、また委縮してしまうことが分かっているから、もう一度、整枝作業のキモを講釈してみよう…それでも分からないのであれば、『おバカ』ということだわねぇ(笑)


昨日も遅い昼飯だった…

 さて、先週はお世話になった方々が続けざまに亡くなり、2件の一般会葬に出掛けました。御一方は、元同僚の父親であり、若輩者の『おやじぃ』にも気さくに声を掛けてくださったムラでは『名門』の方である。(ジィさんの頃の話だから、彼も同僚も、その名声にある意味苦労されたような気がする。)もう御一方は、『おやじぃ』が勤め人時代に、あれやこれやとお世話になった方である。社長さんだったから、生活破綻してしまった人の仕事のお世話までしていただいたこともある。かなり、怒られもしたけれど、言っていることは筋道が立っていたと思うのでありますよ^^;
 はてさて、「お金(財産)を貯めるコツは?」とお金持ちに尋ねたら、「義理欠く、人情欠く、恥をかくの『三かく』である。」と即座に答えてくれたっけ^^; お葬式もねぇ、お世話になった方の身内が亡くなったのなら兎も角、当のご本人が亡くなってしまうと、知り合いでもない限り、香典など差し出したところで、どこの誰やら遺族は分からない。こういう場合、欠礼してもバレない訳よ…余計な差し出口をする輩が居ない限りにおいてはね。(この場合、恥をかいても厚顔で押し通す^^;)しかし、人情というものはねぇ…。お陰様で、『おやじぃ』のお財布は空っぽ!それはそれでの世界でありますよ。自分の時は…どうせ、『おやじぃ』自身が使えるものでもないしねぇ。いつの間に、葬儀がセレモニーに変わったのでありましょうか?『おやじぃ』の場合は、枕経さえ読んでいただければ十分である。良い戒名などいただいても、あの世とやらで順位付けされるだけだもの…タルタルソースのから揚げ弁当を食べながら、それでも足るたると言い聞かせた『おやじぃ』でありますよ(笑)

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あっづい時の『くじら汁』

2024-08-25 06:08:59 | 巡礼

この『クソあっづいどぎに』と拒絶していたが…

 鯨愛護団体の方が見られたら批判を受けるかも知れませんが、山形県の食文化のひとつである「鯨汁」(ホントか?使用する肉の部位は違えども全国的な食しかたがあるようです^^;)「ようやくジャガイモを掘り上げたから、鯨汁ごっつぉ(ご馳走)する。」と友人『ノロ社長』に言った『おやじぃ』ではあるけれど、新潟県の観光市場から買い求めた「塩くじら」が、まだ冷蔵庫に眠っていた。時を遡ること数時間、直売所への納品準備をしていたら携帯が鳴りましてね、知人にホワイトコーンをお届けする日付を取り違えていた。大慌てでトウモロコシを収穫して約束の場所にお届けし、家に戻って包装した商品を再度直売所に納品…折角、水風呂に入ったのにまた大汗をかいていた。今日は土曜日だしねぇ、少しは休まないとと、以前から気になっていたストーブ(ガスコンロ)を購入に出掛けたのですが、何故か自分の身体が自分で汗臭い^^; 量販店でストーブとポロシャツを買って、上山市内の共同浴場に行きましたよ。(アハハ、ほぼ湯舟を独占状態^^;)44℃の温泉は、冬と違ってさほど熱く感じない。また、汗をかきましたけれど匂いは消えた気分…ならば、約束していた「鯨汁」をごちそうしてやろうじゃないかと台所に立った『おやじぃ』であります。
 山形県では、夏バテ予防に夏野菜とともに「塩くじら(皮と脂身の塩蔵品)」を煮込んで食べるんですなぁ。『おやじぃ』は麦茶でご飯は食べられないのだよ…しかし、夏の日が差し込む台所は暑い…毎日ありがとね、オッカー(笑)


購入した「ストーブ」は良い塩梅^^;

 さて、こうしてまた汗だくで作った「鯨汁」でありますが、友人『ノロ社長』は、銭金にモノを言わせて大量にぶち込むから、味はよろしいのですが、食した一同が翌日、その脂でお腹を壊した過去がある。(これでは夏バテ予防にはならんのよ^^;)貧乏性の『おやじぃ』は、ブロックの「塩くじら」を一人当たり3切れしか投入しないので、味が薄いかと思ったのでありますが、替わりに夏野菜が良い出汁をだしてくれておりますよ。(それでも薄い一切れ当たり50円ですからねぇ…もう庶民の食べ物じゃないね。)まぁ、そんな訳で美味しくいただきました。ちなみに、「塩くじら」は冬の季語なのだそうで、江戸の食文化がそうさせているらしい。山形とは真逆ですわなぁ(笑)
 はてさて、こうして何とか二つの約束を果たした『おやじぃ』でありますが、ご婦人との「約束」を忘れてしまうなんて、どうやら『男稼業』も終わってしまったようである。二軒目の直売所では、『Tさん』というオバちゃんに久しぶりに会ったから「お久しぶりです。」とあいさつしたら「誰だっけ?」ですと…「甘くないメロンを売った男だよ。」と言ったら思い出してくれましたが、「あの時のあんちゃの顔は、メロンのように丸顔だったのに変わったねぇ。」だって^^; そうなのよ、血圧少々高め、体重減少傾向、空腹時血糖値高しetc.と人間ドックの結果票が気になるお年頃…精悍な顔つきになったと思い込むことにしよう(笑)

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森卓さんの「がん闘病日記」…

2024-08-24 06:41:57 | 巡礼

森永卓郎さんの「がん闘病日記」のコピーらしい^^;

 一昨日の夕刻、『おやじぃ』が出荷用のジャガイモを洗っていると、同じ集落の『Sさん』が突然やって来ましてね、クリアファイルを差し出しまして「これ読んでみて。」と数枚のコピー文書を置いていきましたよ。彼とは20歳近く年が離れており普段の交流はないのですが、もしかすると昨年出てきた『神社の御神体』に関する資料でも出てきたのだろうかと受け取ってはみたものの、タイトルに「農業ほど知的な職業はない」とある。(そんなの当たり前じゃん!と心の声^^;)夜は夜で「抑制キュウリ」の整枝作業があるので読めず、お昼寝前の遅い昼食の時間にパラパラと読んでみたら、どうやら『森卓さん』の「がん闘病日記」の第6章部分の写しであることが分かりましたよ。
 まぁ、それはそれとして『Sさん』はJRが、まだ日本国有鉄道であった時代に駅助役さんを務め、JR東日本となってからは、宮城県内の小さな駅の駅長さんを務めた経歴のある方である。温厚な性格であり、今は亡きお袋が彼をたいそう評価しておりましたよ。「Sさんはね、若い時から皆が嫌がる便所掃除を率先してこなし、そういう行為は必ず人(上司)が見ているもんだよ。」なんてね。そうした彼にまつわる「伝聞」で『おやじぃ』も彼を評価しておりますが、リタイアしてから農業に従事する『おやじぃ』にメッセージを渡してくれたに違いない^^;


「切り取り」「伝聞」情報は怖いねぇ…

 さて、第6章部分をササっと読んで、がん闘病中の『森卓さん』が、「がんは、突然死よりも、入念な終活ができる病気である。」などと断言されておりましたけれどね。文章中で静岡県の前川勝知事の発言を取り上げて「彼は農業をやったことのない人である。」と断じておりますけれど、『おやじぃ』は予てより、百姓は、経営者であり、技術者であり、研究者でもある労働者だと思っておりますから、いまさら「インテリジェンス」が…などと言われても心を動かされることもなく、当然のことと思っておりますけれどねぇ。「野菜を作って売るだけの(個々の利を追求する)お百姓さんと君たち(新採職員)は違うのだから、全体の奉仕者として持てる知識を総動員しなさい。」という風に知事の訓示を読み解いたなら何の問題もなかったと思うのだけれど^^;
 はてさて、最近は兵庫県斎藤知事のパワハラをマスコミは追い掛けているようだけれど、「…と聞いたことがある。」という伝聞証拠のようなアンケート回答が多いのよねぇ。(一説では、自ら体験していても、組織が信じられないので他人から聞いたように答えているとの説もあるようだけれど。)刑事訴訟法では「伝聞証拠」は証言能力が否定される原則があるのよねぇ…。まぁ、どこぞの女性県知事も、市町村の実情を知りたいと巡行し、「日頃は予算がないと言い放つ職員が、この時ばかりは知事公用車が走る県道脇の草をきれいに刈っていく。」と聞いている。どこでも似たり寄ったりのことが行われているんじゃないの?知事は地方の『元首』なんだわねぇ…時として、勘違いすると『裸の王様』になったり、『社会の癌』になったりするのかも…変な「闘病記」評になってしまったなぁ(笑)

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なんもしない日…

2024-08-23 07:10:47 | 巡礼

「抑制きゅうり」は我が背丈を超えた^^;

 久しぶりに朝から『おやじぃ』の怒声が畑に響き渡る。「夏秋きゅうりはお前に任せた。」…「任せた」という言葉は便利な言葉であり、監督者や社長は「任せた」とは言っても、進行状況を常に把握していなければいけない。つまり~「任せた」という言葉は、自由にさせ放置したということではなく、目配りはしていなければいけない。これを怠る者は「聞いてないよぉ~。」という無責任で無能な上司の典型的な姿である。今年は、先回りして圃場を回り、害虫(アザミウマ)や病気の発生を確認したつもりでいましたが、「株間は教科書通りか?」という問いに「はい。」と答えた息子を信用しきってしまっていましたよ。絶好調な「夏秋きゅうり」の収穫に追われているから、今年の「抑制きゅうり」は『おやじぃ』が一人で植えてみた…そして気付いたんですよ。「夏秋きゅうり」の株間が狭すぎることに。同じきゅうりではあるけれど、品種によって草勢や個性(特性)があり、当然「夏秋きゅうり」と「抑制きゅうり」では仕立て方も違ってくる。はて、長男『ポン太郎くん』は、整枝作業をやっていただろうか?『オラだの農協』が主催する研修会には参加させて来ましたけれど、参加するだけで「学び」が無いんだよなぁ…。言われたことだけは、しっかりやるけれど、工夫や考えをまとめ上げるという行為が出来ない『典型的な平成生まれ』の特性かも知れないねぇ…。


今夜も友人『ノロ社長』の試作は続く^^;

 さて、怒鳴れば今度は委縮する。昭和生まれの世代には「ナニクソ!」という反抗心を期待したものでありますが、他人から怒られた経験のない世代は、褒められて調子には乗るが、つまづくと途端に前に進めなくなる子が多いような気がする。ここはホレ!「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」という山本五十六元帥の名言があるではないかいな。2棟しかないハウスであるけれど、日除けをした一棟は我が背丈を超え、日除けをしない一棟は、ようやく『日焼け症状』を脱して成長し始めました。繁茂する一棟は複雑だから『おやじぃ』が担当し、成長が遅れている一棟のきゅうりの整枝作業を2本、3本と実際にやって見せ、どういう考え方で葉っぱを落としているのかを教える。そして、させてみる。来年は、また基本からやり直しのようでありますなぁ(笑)
 はてさて、『おやじぃ』だって農学部を出てはいるものの、「栽培学」を学んだことはないのだよ。生理学の基礎や先駆者たちの圃場から、自分なりの考え方をまとめ上げているだけだから、本当に合っているのかも分からない。でもね、最近流行している「探求型学習」って、こういう姿を指しているんじゃないのかなぁと思うんですけれどね。ふと、今日のお題を探していたら、6月3日は「なんもしない日(日本記念日協会)」という記念日だった^^; 人は果たして、『なんもしない』で生きていけるのだろうか?頭の中は、給料の支払いの金策でグルグル回り、夜は潅水しながら整枝作業をしておりますが…まぁ、いいかぁ、その内に心臓も呼吸も「なんもしない日」がやってくるはずだから(笑)

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ムンクは叫び、『おやじぃ』はお手上げ…

2024-08-22 07:03:51 | 巡礼

『おやじぃ』の豆畑で6点目の「叫び」が…

 ノルウェーのエドヴァルド・ムンクの代表作である「叫び」には、同じ題名、同じ構図の油彩画、パステル画、テンペラ画、リトグラフといった5点が確認されているらしい。そして、114年の時を経て我が農園で6点目の作品が発見されたのである。(また、朝からホラを吹いている^^;)ムンクは自ら「叫んで」いる訳ではなく、身を貫くような「叫び(恐怖)」に耳を塞いだ情景を描いた作品であることは良く知られておりますが、『おやじぃ』の畑の『叫び』は、長男『ポン太郎くん』の7月分専従者給与額が高額過ぎて、恐れおののき、支払いにお手上げ状態であることを描いた作品のようである。万歳状態の「青肌豆(青畑豆)」は、近い将来確実に稔り、お正月の『数の子豆』に変身するはずであるけれど、これではいくら働いても追いつかない。『悪徳社長』は、従業員の汗で積み上げられた売上をこっそりかすめ取ることを信条としておりますが、これでは搾取するどころか、逆に『おやじぃ』の懐からお金を吸い取られていることに気付き、『恐怖』を覚えたのであります(笑)
 確かに「夏秋きゅうり」の前半戦は良く健闘し、売上を残せたから仕方がないのだけれど、後半戦は大した売上が無いのに時給だけが伸びていく…朝からブツブツと独り言で文句を言い続けている。(社長の経営能力・手腕の問題であり、『ポン太郎くん』の責任ではないから本人には言わないよ…当然^^;)


「おいハチっ!ひとっ風呂浴びてくらぁ~!」

 ブツブツと呪文を唱えるように独り言を言っても始まらないので、午後から資金調達して、スーパー銭湯に行くことにしましたよ。ゴルフスイングは出来るのに、横になると左肩(筋肉)が痛む…「オッカーよ!六十肩ってあるのかい?」「一般的には60過ぎても五十肩ですわね。」とつれないお言葉…夜、横になって休むと痛みだすんだなぁ。そして、今日もまた息子のレトルト牛丼はあっても『おやじぃ』の分は無いという仕打ち…何か彼女に悪い事をしただろうか?存在そのものが迷惑になっていたりして。ヒシヒシと迫る『恐怖』にこれまたお手上げ(笑)
 はてさて、マッサージ風呂で身体を解し、寝る…これで少しは『恐怖』から解放されるかも知れない。そして、ヘッドライトを灯して「抑制きゅうり」の整枝作業をする日々…。そうそう、自民党の新総裁は、『国民の声』を聞き、真の国民政党として生まれ変わらせる騎士として立ち上がるらしい。毎度毎度、国民の政治不信が募ると口から飛び出す「生まれ変わる」という台詞…「生まれ変わる」のではなく『ゾンビ』のように蘇り、またぞろ、その舌の根も乾かない内に『悪さ』を始めちゃうのよねぇ…この際、財務省官僚と国会議員で交互に総理大臣をやってみたらどうだろう。どうせ官僚の書くシナリオを読み上げているだけなのだから。良いことを思いついた、経営能力のない社長は、この際潔く退陣し、経営を若手の『ポン太郎くん』に任せてみよう。そうすりゃ~『おやじぃ』も専従者としてウハウハの暮らしが出来るかも?その前にクビかぁ(笑)

コメント
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