その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(忍法編)

2011-08-30 16:45:10 | 夢屋王国

この土日に、大八さん(大工の一歩手前の意)と化した『夢屋国王』は、『第2サティアン冬バージョン』の完成度に大いに満足し、ご機嫌であります。残る作業は、本格的な冬を迎える前に、仮止めしている「ラティス」を引き戸仕様に加工し、ダンプレートを張り付けて風雪を防ぐこと。『第2サティアン』建設の最大の目的であった薪ストーブの設置であります。本体には既に換気扇が取り付けてあるので、冬はこれを取り外しストーブ用の煙突をセッティングすれば、快適な隠れ家生活をエンジョイ出来るはずであります。燃料となる薪は、王国内の果樹エリアから産出される剪定木や庭木の雪囲い用の古材、さらに近所の大工さんに古材を分けていただく交渉も済んでおります。再生可能エネルギー利用によるエコな隠遁生活の実践であります。

夢屋王国内の国勢調査は昆虫を中心に進められているので、『夢屋国王』は虫オタクとのレッテルを貼られるのも癪であります。そこで、本日は植物の話題を少々…^^;
果樹エリアで収穫したデラウエアは完全無農薬栽培。プラム用の袋を加工し傘掛けし、さび病の予防をしてみました。ジベレリン処理もしていないので種有りぶどうであり、市場に出回るサイズからするとMサイズ…一般市場価値は低い代物であります。しかし、有機栽培の野菜を志向する方からすれば、垂涎の逸品であります^^;
画像(右)は、傘掛けをしなかったぶどうの房で「晩腐病(おそぐされびょう)」が出ております。晩腐病菌は冬に枝で越冬し、夏場の雨で分生胞子が果実に伝染し、糖度の上がる収穫期に発病します。傘掛けの理由は、雨による病原菌の伝染を防ぐために行うのですが、丁度、田んぼの水見に忙しい時期と重なってしまうので、笠掛けをサボった房は見事な「晩腐病果」となりました。「王様のワイン」と呼ばれる貴腐ワインは、果皮にボトリティス・シネレア(貴腐菌)が感染することによって果実内の水分が涸れ、結果的に果実内の糖度が上がることで発酵に都合が良く、また、菌感染による効果で芳香を発するという上等なワインであります。残念ながら、晩腐ワインは、甘酸っぱい腐敗臭のワインにしかならないと思います^^;

さて、今年2本の元木から、通算689本のキュウリを稔らせた「地這いキュウリ」の茎は、取れたキュウリよりも太い根元をしております。このキュウリも定植後、一握りの有機質肥料を与えただけで、農薬は一切使用しておりません。色が薄いことと、曲がってしまう(下)のが玉に瑕でありますが、棚仕立てで作るキュウリよりも柔らかいと年寄りには至極好評であります。今年は、ファミリーテントを改造した雨除けハウスで秋取り用のキュウリを栽培してみましたが(左)、私にだって真直ぐなキュウリを作ることは出来るんです^^;

 

本日のお題は「忍法編」でありました。最近、出稼ぎ先の玄関壁に大きなアマガエルが張り付いておりまして、実に私の興味を引く存在となっております。とにかくデカくて白いのであります。マクロレンズ下では大きさが実感できないので、今日は暇を持て余しノギスを当てて撮影してみました。体長約4cm…回りにいるアマガエルと比較して、ひと回りもふた回りも大きなカエルであります。

 

周りにいる他のカエルの『葉隠れの術』を見ましても、これだけ色が違いますので、彼女の『忍びの術』は、芸術的な域に達しているのではありますまいか?
ニホンアマガエルの寿命は、5年以上と断言する方もおれば、数年とぼかす方もいらっしゃる。自然界で個体識別をしながら調査した訳ではなく、室内飼育の結果から導き出した寿命と思われます。この躯体から言って4~5歳のご婦人とお見受けいたしましたが、何の根拠もありません。下の新参者の術に比べれば、完成度は一目瞭然…もともと美白なのか、妖術使いなのか…夜な夜なお店に出没する妖艶な婦女子には、お父さん方、気をつけましょう^^;

二度寝を避けるため早起きし過ぎました。朝仕事に田の草刈りを2時間ほどこなしたので、眠いの何のって…^^;
本日の棚仕立てのキュウリの本数6本。一般家庭ではお手頃な収穫量であります。

午後からは、目の覚めるようなお仕事…勇んで出掛けたものの空振りでした。


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夢屋王国(米の食味)

2011-08-29 10:04:31 | 夢屋王国

『夢屋王国』の果樹エリアにある露地物のデラウエアが色づき始めました。山形県高畠町はぶどうの一大産地であります。専業農家が加温や雨除けハウスを施用している農地のものに比べると約1ヶ月程遅い着色です。前の土地所有者が放置していたものを少しずつ手を加え3年目、昨年はカラスにきれいに食べられてしまいましたが、今年は人間様がご相伴に与れそうです^^;
ちょっと自慢をすると、取り敢えず完全無農薬栽培(というと格好良いのですが、消毒すべき手段を持たないというのが本質です。)であり、ジベレリン処理もしていないので有核果(種有り)です。カラスの勘三郎夫妻に狙われない内に、仏様にお供えしようと思います。
この秋、出稼ぎ先の職場の後輩から中古のハウス骨材を譲り受け、簡易な雨除けハウスを組み立てようと企んでおります。

『山形組事務局長 さくら子ちゃん』より、山形県が昨年から力を入れている米「つや姫」を『夢屋王国』で栽培しないのですか?と質問を受けました。山形県産「つや姫」は、今のところブランド名確保(高い品質の保持)のため、一部認定農家しか栽培できないのですよと説明したのですが、非農家の彼女には、その仕組みが理解して頂けなかったようです。
『夢屋王国』の田んぼでは「はえぬき」を栽培しております。山形県産の「はえぬき」も美味しいお米ではありますが多収穫品種であり、肥培管理が比較的楽(多肥料でもイネが吸収・消化してくれる。)な品種であります。稲作3年目の素人『夢屋』でも10a当たり12.5俵(750kg)収穫出来ています。
一方、「コシヒカリ」「つや姫」は、多収穫を目指して、多肥栽培をしてしまうと草丈が伸び過ぎてしまい、これからの台風シーズンには、倒伏被害(稲籾が濡れることによって、発芽・カビなど品質低下を招く。)を起こしたり、生成アミノ酸が増加し食味が落ちてしまうなどといった肥培管理の難しい品種です。
おそらく10a当たりの目標収量を9俵(540Kg)程度に置いているのではないでしょうか?

米の食味については、こちらをご参照ください。

したがって、鮮烈なデビューをした「山形県産つや姫」は、ある程度の経営規模と安定した生産技術を保有している認定農家が栽培するよう、今のところ作付・生産制限をしているのです。
生産者の売り渡し価格「はえぬき」 12.5俵 × 9,000円 = 112,500円
          「つや姫」  9  俵 ×11,500円 = 103,500円
生産者からの買い入れ価格は、2010年産一等米で両者に2,500
円の差がありますが、元々、作業委託費(田植えや稲刈り)が経費の大半を占めている兼業農家では、赤字体質に拍車が掛かってしまいます^^;
有機農業や天日乾燥を行うことによって、米の付加価値を高め、経営改善を図ることも考えられますが、片手間仕事では労力的に無理な話…これが『夢屋国王』の実態であります。
画像は、8月28日現在の『夢屋王国』の「はえぬき(左)」とお隣の『善助さん』ちの「はえぬき(右)」であります。我が家の田んぼは1週間ほど田植えの時期が遅かったことと、中干し後の葉の色落ちが気になって、7月末に追加の尿素を施肥した影響でしょうか、まだ米粒は緑色です。こんな風にちょっとした施肥のタイミングの違いが植物には結構な影響を与えます。色々と勉強することは多いのであります。

3日前、オオトゲシラホシカメムシ(成虫)の画像を紹介できませんでしたので、本日もカメムシ調査を兼ねて畦畔を100m程、虫取り網ですくい取りしてみました。やはり、捕獲できた昆虫類は、クモやハエ、ヒラタアブが主な昆虫でした。それでも網の底にたった1匹、オオトゲシラホシカメムシを発見したのであります。「あるがままに」を基本に撮影しておりますが、今回ばかりは解説が先行してしまったので、内心気が気ではありませんでした。はぁ…良かった良かった^^;

No.057 オオトゲシラホシカメムシ(再掲) Eysarcoris lewisi 昆虫綱 半翅目 カメムシ科
事前に解説本で、移動力は強くないとの情報を得ておりまいたので、捕獲した網の上で記念撮影^^;
飛んだり跳ねたりしないというだけで、網の中でチョコマカと動き回り撮影に苦労しました。軽トラック荷台の傷予防の黒いシートにひっくり返ってしまい、背中を焼かれてしまったのか…ご昇天!儚い一生でありました。拡大しているので分かりづらいのですが、3日前、このオオトゲシラホシカメムシの代わりに画像貼り付けした「トゲカメムシ」は体長約10mm。このオオトゲシラホシカメムシは、体長約6mm。両肩の棘もトゲカメムシのほうが立派な気がしますけれど…なぜ、この小さい奴が、「大棘白星亀虫」と名付けられたんでしょうねぇ…^^;

秋野菜を定植する場所を確保するために、地這いキュウリのマルチを剥がしました。
遂に最後の1本を収穫し、今年度の地這いキュウリの総収穫本数は、689本となりました^^;
エヘヘ! 棚仕立ての夏秋キュウリが10本…新たな『キュウリ爆弾』炸裂かぁ~!


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夢屋王国(国勢調査「あ」ver.4)

2011-08-28 20:38:58 | 夢屋王国

『第2サティアン』冬バージョン改装工事は順調に躯体工事を終了し、上棟したところで出資予定者である『貧乏父さん(H.N.)』がお祝いに駆けつけてくれました。頭の中のポンチ絵設計図に合わせ、現場仕様で作業を進めておりましたが、久し振りに暑い一日、軽い熱中症状態のため、早速差し入れのビールに逃げ込んでしまいました^^;

 

2011年6月5日 『第2サティアン(一夜城)』搬入・・・たまたま、私の誕生日でした^^;
2011年8月1日 『第2サティアン』土木工事完了・・・夏バージョン完成!

2011年8月27日現在、『第2サティアン』冬バージョン仕様に模様替え中。
今朝は、完璧に朝仕事をこなし、屋根材を張り付けるだけになりましたが、地域行事のため作業中断であります。

 

ちなみに、内部の仕事ぶりをご覧いただきますと、友人である『貧乏父さん(H.N.)』も唸ったという『大八(大工の一歩手前の意)』とは思えない見事な木組みであります。(エヘン!)
さすが、中学校時代の技術家庭科「5」の成績は伊達ではありません!
今、2種類のニスのどちらを採用するか迷っているとことでありますが、重大な仕事の欠陥を発見いたしました。『第2サティアン(冬)』では、給水設備をテラス内に導入する腹積もりでしたが、排水構の『ダメ穴』を開けて置くことを忘れておりました^^; これから、床の下に潜って排水設備工事をしなければなりません。
スモモの木陰でアブラゼミが優雅にストローを立てて、『夢屋国王』の間の抜けた仕事の一部始終を眺めておりましたとさ…とほほ。

No.059 アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata 昆虫綱 半翅目 セミ科
「ジィ~」という鳴き声が、油を火にかけた時の音に似ているから、こう名付けられたなどとも言われますが、最近は、ミンミンゼミが夏の鳴き声の主流となっています。どうも土地の硬化による影響との調査結果もあるようです。
セミは、1週間程度の命などと言われて来ましたが、最近の研究では約1ヶ月ほど生きることが分かってきました。口吻を樹木に刺している画像ですが、研究室内で餌を上手く与えられなかったことが、地上1週間寿命説の原因とも言われています。
セミの口吻は、無用の長物と思っておりましたが、こうして樹木の傷に立てて樹液を吸っているんですねぇ…私も初めて見ました^^;

さぁ~て、地域行事のレクリェーション大会も無事終了…これから、屋根屋に変身いたします。

 

2011年8月28日午後6時 『第2サティアン(冬)』遂に完成^^;
実は、まだ秋仕様であります。11月には外回りにダンプレートを張り付けて、北風と雪対策を行う予定であります。外側からは見えませんが、ウッドデッキの下に潜り込んで、上水道と排水の配管も済ませました。溢れ出る教養と技術力…『夢屋国王』は向かう所、敵無しの状態であります^^;
 

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夢屋王国(国勢調査「ど」)

2011-08-27 20:16:17 | 夢屋王国

先週の土曜日は何をしていたのだろう?今や雑記帳と化している仕事の手帳…予定表の欄には、その日の収穫物や作業内容が書き込んであるのであります^^;
先週は秋野菜の播種をしたのであった。それから毎日のように雨が降り、雨の合間を見ては植え床の除草を続けて来たんじゃないか!ようやく1週間で自宅裏の畑の除草が追いついたものの、秋口の長雨で耕運が出来そうにありません。この休日の二日間、何をして過ごそうか…『第2サティアン改造計画』。冬を前に、ウッドデッキ回りを囲い居住空間を拡げよう…作業は何かと暇になる10月開始と決め、設計図にもならないポンチ絵を描いていたのでありますが、行け行けドンドンの友人Tにそそのかされ、急遽前倒しで作業を開始することになったのであります。
総予算額は、友人『貧乏父さん(H.N.)』がナンバーズ4で獲得した賞金20,000円。昨日、出資話で餌を播いて置いたので、次のクジで賞金を倍にしようなどと貧乏人特有のスケベ心を出さない限り、資金は潤沢にあるはずであります^^;

まずは、網を張って獲物を待つ。『夢屋国王』の緻密なトラップに『貧乏父さん(H.N.)』が引っ掛からない訳が無いのであります^^;
ということで、資金調達の目途が立ったところで、先行して材料(パイン材)を調達してしまいました。柱の素材を赤松材にするかプレナー材にするか迷った挙句、常に質実剛健をモットーとする『夢屋国王』でありますが、今回は婦女子のウケも考え、仕上がり重視のプレナー材としました。

 

あとは、『第2サティアン夏バージョン』を解体し、『第2サティアン冬バージョン』に華麗に変身させるだけであります。大八仕事(大工仕事…ダイクの一歩手前の意)はお手の物であります。明日は、竣工写真をブログUpするぞぉ~!意気込みだけは十二分でありましたとさ…^^;

No.058 ドヨウオニグモ Neoscona adianta  クモ綱 クモ目 コガネグモ科
退屈な土曜日に土用を掛けたわけでもありませんが、漢字表記は「土用鬼蜘蛛」となるのでしょうか?夏場、田んぼ回りの荒地やイネの葉に巣を架け、獲物を待っております。
空振りの毎日のように見えますが、今日はガガンボとハエかなぁ…見事に捕らえておりました。『貧乏父さん(H.N.)』が、夢屋本舗の網に掛かるのも間近と見ました^^;

今まで涼しかったのに、今日はピーカン!
大八仕事は順調に進んでおりますが、明日の竣工は、かなり厳しい状況にあります。
「地這いキュウリ」が終わったと思ったら、簡易ハウス内の夏秋キュウリが5本…爆弾はまだ続くのか?

 

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夢屋王国(国勢調査「お」ver.4)

2011-08-26 21:08:44 | 夢屋王国

『夢屋王国』の田んぼのイネは、「乳熟期」から「粉熟期」と呼ばれるステージに入り始めました。(葉鞘や葉に蓄えられたデンプンが穂に転流し、次第に水分が抜け、爪先で潰すと粉状のデンプンが確認できる時期です。)
まだ、カメムシによる吸汁被害に注意しなければいけない時期であり、近隣の田んぼでは、ラジコンヘリや動噴が活躍しております。確信を持って、殺虫剤散布を1回減らしている『夢屋国王』ではありますが、近隣で慣行防除(2回)を実施されると、確信が揺らがない訳でもない。そこで、今朝も虫取り網を片手に、荒地(畑)と畦畔を50mほど歩きながら振り回してみました。(正式には「すくい取り法」という立派な予察方法です^^;)
ブチヒゲカメムシ1頭、オオトゲシラホシカメムシ2頭、ハエの類に、クモ類の大漁でありました^^;
私が発見したい(?)アカスジカスミカメの捕獲は、本日も不発に終わってしまいました。アカスジカスミカメ類の発生消長は、8月上旬の出穂期に出現のピークを迎えるはずなので、今年も諦めなければならないかも…。

 

お隣の田んぼは、転作田(休耕田)でイネ科雑草が生い茂り、所々ヤナギの木が出ております。カスミカメ類を発見するのは、ここしかないと内心思っているところですが、そんな荒地の中で黒い塊を見つけました。(大人の眼がねと乱視用眼がねを使い分けないと、お仕事が出来ないお年頃なものですから、遠目には黒い塊にしか見えないのであります^^;)
近づいてみるとゴマダラカミキリご夫妻が、朝から熱い抱擁を交わしておりました。
抱擁…いやいや、夜間に交尾を済ませたカップルが余韻に浸っている…いやいや、♀が他の♂との再交尾を避けるために♂が防御している。人間は、花鳥風月を擬人化し、自分に都合の良い解釈をしますが、再交尾を防ぐためにガードしている。この辺りが正確な解釈ではないでしょうか^^;
ここで、ハタと気付きました。オオトゲシラホシカメムシの画像を残すのを忘れていた…私は、国勢調査を進めていたのでありました。(最近、物忘れが激しいのです。)
⇒画像は、後でココに貼り付けておきます^^;

 

2年前の画像から、オオトゲシロホシカメムシの幼虫の画像を見つけました。Upしてから9時間後の公約遂行でありました^^;

No.057 オオトゲシラホシカメムシ Eysarcoris lewisi 昆虫綱 半翅目 カメムシ科
山形農試生産環境研究部の滝田雅美さんが、このカメムシ成虫(♂)の集合フェロモンについて、研究成果を発表しておりました。

タイトル:「オオトゲシラホシカメムシ雄成虫による誘引現象」
http://www.tnaes.affrc.go.jp/seika/jyouhou/H14/to194.html

山形県でもこうした研究成果を発表する人が出てきたんですねぇ…素直にうれしい^^;

オオトゲシラホシカメムシの画像なんて、ちょろいもんだと甘い考えでおりました。雨のため画像アップできませんm(_._)m

何とか、ブログUp日の内に、画像が確保できました。胃の痛くなるような行為であります…慢性的な胃炎をお持ちの方は、巻頭画像のゲンノショウコを煎じてお召し上がりください。なお、夢屋本舗でのゲンノショウコの取り扱いはございません。(薬事法違反になってしまいます^^;)

明日の仕掛けを仕入れるために、夕方もオオトゲシロホシカメムシ(成虫)を追いかけることを断念してしまいました。お詫びに、トゲカメムシの画像を貼り付けておきます^^;

 

 

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夢屋王国(加工所開設編)

2011-08-25 18:45:53 | 夢屋王国

「冷蔵庫に入らないから…。」と我が家の『オッカーザウルス』のひと言で、今年は小玉スイカの苗を一株購入しましたが、黒マルチによる日焼けで上手く育ちませんでした。量販店で売れ残りの大玉スイカ苗を後から購入し、ビニール被覆と敷きワラをして成長を促進したものの、定植時期が遅くなり、今年の収穫は2個だけ…結果的には欲張って実をつけ過ぎなかったこともあり、充実した玉張りとなり家族の評価は良好でありました。
1個は、職場の後輩『関師匠』にプレゼント…大きな冬瓜に化けたのであります^^;
さて、頂いた冬瓜をどうしよう…実を軽く干して煮て食べるのが一般的ではありますが、量が量だけに、またご近所に配ろうか…あれこれ思案している内に「かんぴょうを作ろう!」などと国王の遊び心に火が着いたのであります。(この時、冬瓜も夕顔も同じものと勘違いしておりました。)
いつかテレビで見たように、くるくる回して皮をむく…出稼ぎ先から帰宅すると、暇を持て余したパートのオバチャンと化している『オッカーザウルス』がネットで検索したなどと、半分を加工していたのであります。←ピラーを使ったので薄くて失敗^^;
楽しみの半分を奪われた『夢屋国王』は、こっそり残りを『第2サティアン』に持ち込んで、クルクルクル…そんなに上手くことが運ぶはずがないのでありまして、厚めの桂むき、縦方向のスライスと野菜クズの山となってしまったのであります^^;
今や『第2サティアン』は、かんぴょう暖簾の館となってしまったのでありました。この結果は後日報告いたします。

 

『夢屋本舗 がんこ一徹くん 男のつまみシリーズ(ガテン系)』の商品ラベル(試作品)がようやく完成いたしました。夢屋本舗営業部専属のイラストレーター『有季菜先生(H.N.)』に原画をお願いしたのでありますが、左手に持つ焼酎が上手くイメージ出来ないなどと文句を垂れまして、予定の入稿日より一週間ほど遅れてしまいました。(契約履行遅延で20%の報酬カットをしてやりますけどね^^;)夫婦・親娘で、おバカな遊びを繰り広げております。
商品開発部の友人Tは、「薄皮丸ナスのまっこりもっこり漬け」が、味・色的に良好な仕上がりを見せており、最終レシピを完成するために試作品作りに余念がありません。結果的に彼が担当している『夢屋農園』の一角にあるトウモロコシは過熟し、収穫適期を逃してしまいました。大方こうなることは予想しておりましたので『夢屋国王』は無断で、彼のトウモロコシ十数本を既にご近所に配っております。(←興味の対象から外れているため、彼は一切気にしません^^;)
営業部のイメージ戦略のみが先行し、商品開発が追いついておりませんが、夏季限定の『夢屋本舗 男のつまみシリーズ』は、来年の試供品モニターを募集しております^^;

 

さて、このように良い子が住んでいる『夢屋王国』で、国王は今日も「大沢山」を散策してまいりました。出稼ぎ先に戻ろうとしたその時、頭の上からドサッと何かが落ちてきました。女郎蜘蛛に麻酔をかけて、巣穴に運ぼうとしているクロツチバチのようであります。彼女たちはキリギリス科のバッタを主に子どもの餌とするとされておりますが、黄色と黒の斑模様の動く物体が何か理解できるまでしばらく時間が掛かりました。盛んに動き回るものですからピントが合いません。商品開発のコンセプトが顧客ニーズからズレているところは『夢屋本舗』の根本的な問題なのかもしれません…^^;

No.〇×△ クロアナバチ Sphex argentatus fumosus 昆虫綱 膜翅目 アナバチ科
「ファーブル昆虫記」に登場するジガバチのように、このハチの仲間は、バッタ(成虫)の腹側にある神経節に(人間のように背中側に神経「背骨」が走っておらず、腹側を神経系が走っております。)お尻の毒針を刺して麻痺させ、幼虫の餌にする習性を持っております。穴倉に物を運び込む性格・行動は、『夢屋』もまた同じかもしれません。

本日の『キュウリ爆弾』の数10本…東北地方も大雨注意報が出ておりますが、通算688本目…700本には届かないようであります。

長女のH.N.から、彼女の投稿サイトを見つけました^^;
営業部専属イラストレーター『有季菜先生』のサイトはこちらです。
ハッハッハ!単なる親バカです。


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夢屋王国(国勢調査「な」ver.4)

2011-08-24 17:19:43 | 夢屋王国

「 蜻蛉に 片角かして 寝じか哉 (小林一茶)」

 夏の間、山沿いの沢に避暑に出掛けていたナツアカネが、王国の田んぼに少しずつ帰り始めました。
6月末に一斉に羽化したとんぼたちは、神隠しに合ったが如く忽然とその姿を消し、どこに消えたかと思いきや子どもたちの夏休みと同じ頃、山に避暑に出掛けるという優雅なライフサイクルを繰り返しています。一昨年、『夢屋王国』の田んぼでは、今まで見たことも無いほどに大量のナツアカネの羽化が見られました。昨年、そして今年と、さほどの数を見ることもなく、一体あの現象は何だったのだろうと不思議に思っております。(ちなみに、農薬による防除回数は、一昨年よりも減らしております。)私が、毎日飽きずに、田んぼに通うキッカケとなった年でした。
今朝、いつものように『第2サティアン』でモーニングコーヒーを楽しんでいると、『第3サティアン』の所有者であるクワちゃんが、大先輩のコウちゃんと薬剤散布を始めました。フムフム、「スミチオン粉剤」かな…最近は敵の散布薬剤も大方検討がつくようになってきました^^;
昨年もこの時期悩みました。古老が残した口頭マニュアルでは、穂揃い期に穂いもち対策とカメムシ対策を兼ねて混合剤を1回。その7日後頃、カメムシ対策に殺虫剤を1回畦畔を中心に実施せよと…。農協や防除所では、カメムシ対策の徹底を呼びかけますが、私の田んぼの周辺では対象となるカメムシが見当たらないのであります。今年も、田んぼ脇の荒地(畑)にトゲシラホシカメムシがいました。また、我が家の田んぼとは関係の無い自宅隣の荒地(畑)で、初めてアカスジカスミカメと思われるカメムシを見つけました(撮影出来ませんでしたが…)。確かに河原沿いの水田ではカメムシ被害があるようですが、この程度の密度であれば防除の必要は無いだろう…悩みは、今年、確信に変わっております。(毎朝、荒地や田んぼの畦畔で、虫取り網を振り回し確認しているお百姓さんは、近所に私くらいしかいないでしょう…^^;)

 

そんな訳で、薬剤散布を1回省くようになりました。まぁ、隣近所で慣行防除を行ってくれますから、弱小農家は、そのおこぼれ(生息密度の低下)に与ることにしましょう。

 

話題をナツアカネに戻しましょう^^; 山形市内に居住する『山形組事務局長さくら子ちゃん』が、彼女のブログの中で奇形のミンミンゼミを紹介しておりました。(さくら子ちゃんのブログはコチラ)
『夢屋国王』の問診結果は、脱皮の失敗または、幼虫時代に何らかの圧力が加わった結果の奇形と見立てましたが、確定診断は出来ておりません。「大沢山」の沢沿いにある作業道で見つけたナツアカネ♀の尾部にも奇形がありました。これもまた脱皮の失敗であると私は思っております。
私が今朝、予想したMEP(有機リン系殺虫剤)の作用機構は、コリンエステラーゼ拮抗作用…アセチルコリンの蓄積による神経伝達阻害…神経系の麻痺であって、催奇性は少ないと信じておりますけれど。まぁ、毎朝、お百姓さんをやっていますと『汗散る懲りん(アセチルコリン)』が蓄積して、『夢屋国王』の脳ミソは年中麻痺しておりますけどね…とほほ。
画像下段(右)は、胸板の模様から「アキアカネ」じゃないかい?と道沿いのミズナラに聞いてみましたが、「知らん!」とソッポを向かれてしまいました^^;

No.056 ナツアカネ Sympetrum darwinianum  昆虫綱 蜻蛉目 トンボ科
ナツアカネの♂は、全身タイツを着たように頭から尾っぽまで真っ赤っかになります。そう言えば、学生時代の先輩である「茜ちゃん(♀)」は、どこでどうしているのでしょう?同じ学科の先輩「薫ちゃん(♂)」は、「茜ちゃん(♀)」の声は天使の歌声…と評しておりましたが、私にはガラガラ声にしか聞こえませんでした…恋するということは、人を盲目にし、耳まで変調を来たしてしまうようであります^^;

農家の方々の弁護をしますと、玄米1,000粒(概ね、握り鮨1貫…2個)に着色斑点米が2粒入ると2等米に格下げされ、1俵60kg当たり600円の価格低下となります。(10a当たり約6,000円の売り上げ減少です。)これが3等米レベルになると1,600円、10a当たり換算で約16,000円程の収入減となってしまうのですから、予防的な防除を徹底するのは当然のことでしょう。

今朝の『キュウリ爆弾』の本数8本…これまでの通算収穫本数678本/2株 そろそろ打ち止めです^^;
『がんこ一徹君』のガテン系バージョンが完成しました…イメージのみが先行していきます。

 

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夢屋王国(枕中記)

2011-08-23 12:13:48 | 夢屋王国

 朝起きて『第2サティアン』でコーヒーを飲み、田んぼを見回ります。畑で、その日のキュウリやナスを収穫し、時間が許せば漬け込んで翌日のつまみにし、昼の弁当を作って、燃えるごみを片手に出稼ぎ先に出掛けます。午前中は、ひと通りのクレーム対応をして、息抜きに「大沢山」でお昼の散策をして、眠い目を擦りながら午後の仕事をこなします。終業ベルが鳴れば、そそくさと帰宅し、缶ビール片手に畑の草むしり…そして、『夢屋国王』の月曜日が終わるのであります^^;
田舎の暮らしには変化が無い…いえいえ、周囲に目を向けると、日々の変化が必ずあります。ただ、日々の変化に目を閉ざしているだけなのです。
今日もまた、雨後の「大沢山」を散策しておりますと、オニヤンマ♂と鉢合わせになりました。数歩進むと、彼は踵を返し、『夢屋国王』の行く手を阻むのであります。繰り返すこと数回…どうやら彼のテリトリーに侵入し、彼の巡視ルートと重なってしまったらしいのです。飛行中の彼を撮影することなど神業であり、残念ながらここに紹介することなど出来ません。沢の流れに耳を澄ますと恐らくアオゲラであろうドラミングが聞こえて来ました。少しだけ得した気分になって散策しておりますと、繁茂するクズの葉陰に何やら動く昆虫が…カンタンであります。

♀♂

「邯鄲の夢」(詳しくは、こちらをご覧ください。)とは、中国唐代の「枕中記(ちんちゅうき)」などに見られる故事で、栄枯盛衰の儚さを現す言葉であります。カンタン(和名:邯鄲)は「ルルルルルル…」と、か弱く鳴き、半透明の姿に栄枯盛衰の儚さを例えて名付けられたとか…。姿形のイメージで語られるのは、当のカンタンにしてみると身に覚えの無い全く迷惑な話であります。カンタンはアブラムシなどを好んで食べる肉食性の強い昆虫なのですから…^^;

 

2週間程前に見つけた病死のフキバッタは、ここまで風化しておりました。これもまた、季節の移ろいと栄枯盛衰を物語るシーンであります。「立身出世」などと言う言葉は、かれこれ十数年程前にどこかに捨て去ってしまったような気がします。ほっほっほ。しかし『夢屋国王』は、脱力系男子ではありませんからご心配なく…勤労意欲・スケベ心・探求心は人一倍強い…ただ、興味の方向が常人とは、ち~とばかし違う変人なだけであります^^;

No.〇×△ カンタン Oecanthus longicauda 昆虫綱 直翅目(バッタ目)コオロギ科
『第2サティアン』で、初秋の夜の闇に耳を澄ますと、少なくとも4種類の虫の声が聞こえます。エンマコオロギ・ウマオイ・ケラ…カンタン? 残念ながら、その姿を確認することは出来ません。「邯鄲の夢」…感傷に浸っているのは人間だけであります。世のお父さんたちと同じように、彼らはテリトリーを護り、嫁さん探しに必死なのでありますよ…ホッホッホ。

今朝もハヨから水路の草刈り…小雨降る中アスパラを収穫し、畑の草むしりは断念しました。
HTMLエディターの機能がアップしてたんですねぇ~^^;
画像のセンタリングやリンクの貼り付けが、こんなに手軽だったなんて…オヤジ驚く



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夢屋王国(湯上り娘)

2011-08-22 15:18:29 | 夢屋王国

先週の茹だるような暑さから一転肌寒い雨の日曜日。手持ち無沙汰から、長年お蔵入りになって埃を被っていたロッキングチェアを『第2サティアン』に持ち込んで、何故か「ふしぎの国のアリス(ディズニー版)」を見て過ごしました^^;
雨の晴れ間を見て、1時間ほど農園の草刈をして秋野菜を定植する場所を確保しましたが、自宅裏の畑は草ボーボー 2週間ほどかけてきれいにすれば良いだろうと思いつつ、秋の長雨が気になる頃となりました。
そんな暇を持て余している『夢屋国王』の前に、職場の後輩でヘラ鮒釣りの弟子である『関師匠』が大きな冬瓜を持ってやって来ました。早速、『第2サティアン』に招き入れ、得意のイレギュラーコーヒーと昆布茶を振舞います。何やかや話をする内に、「第2サティアンを釣り道具製作の工房にしましょう。」とか「サティアン前の水田を3m程掘って、釣堀にしましょう。」などと、具体的かつ実現性の乏しい提案をしていただきました
どうも『第2サティアン』を訪れる男どもは、夢を語ってくれるが体を動かしてくれない…『夢屋国王』が求めている人材は、夢を追って現実に変えることが出来る肉体派なのですよ…かっかっか^^;
  
さて、冬瓜のお礼には、今年初収穫の『夢屋農園すいか』を愛娘「このはちゃん」にお土産としてプレゼントしましたが、国王も試食していないので食べることが出来るのか一抹の不安があります。(明日、結果を聞いてみよう…生きていたなら^^;)
『夢屋国王』今年一番のお勧め商品は、画像左の「湯上り娘」であります。タイトルに騙されて、このブログを覗いた方には申し訳ありませんが枝豆の品種名であります。今年『夢屋農園』では、「幸福えだ豆」と「湯上り娘」、「だだちゃ豆」そして「丹波黒豆」の4品種を定植いたしました。先植えした「幸福えだ豆」は早生種で風味のある枝豆でありますが、今年は「湯上り娘」の種を専業農家である友人の『トシパン』から分けていただきました。2週間程遅れて定植したので、まだ実入りが不十分でありますが、茹で上がり(湯上り)の香りは絶品であります。(香りをお届け出来ないのが残念であります^^;)
「幸福えだ豆」は、お盆の収穫を目指して植えましたので、やや過熟気味でありますが、これはこれで美味しい。両者を比較すると柳腰の娘(左)とオッカーザウルスのケツ(右)位の熟度であります^^;
              
雨の日曜日は、収穫物で乾杯…国勢調査をサボっている『夢屋国王』の脇腹は、ハラビロヘリカメムシの如く、見事にたぷたぷなのでありましたとさ。

No.〇×△ ハラビロヘリカメムシ(幼虫) Homoerocerus dilatatus 昆虫綱 半翅目 ヘリカメムシ科
「大沢山」の散策で見つけました。ヘリカメムシ科の特徴は、読んで字の如く「腹部の外縁(ヘリ)」にあります。成虫ではヘリが外側に広がる種が多く、容易にヘリカメムシ科だなと同定できます。コヤツもマメ科植物が大好物で、この日はマメ科クズの葉の上におりました。枝豆は、繊維分が多く、お通じも良くなる健康食品であります。『夢屋国王』のハラビロは、別な要因にあることをお断りしておきます^^;

ゲリラ豪雨で被害を受けられた方々に、お見舞い申し上げますm(_._)m
『夢屋農園』は、お陰様で恵みの雨となりました。ひとエリア違うと同じ県内でも恵みと被害に分かれてしまいます。本日の『キュウリ爆弾』の本数は4本…最後に浮かんだアイディアの漬物『がんこ一徹君のからし漬け』が、酒飲みにはいたく好評のようであります。
残念ながら、原材料となるキュウリは打ち止めであります。

ちなみに、巻頭画像は「鳩峰街道」で見つけたホタルブクロであります。
今年の夏は、光るホタルを見ないで終わりそう…。

コメント (2)
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夢屋王国(国勢調査「こ」ver.2)

2011-08-21 04:23:12 | 夢屋王国

「こがね虫は かねもちだ 金ぐら立てた くら立てた
       あめ屋で水あめ 買ってきた(作詞:野口雨情)」
野口雨情先生は、何故、コガネムシをお金持ちだと思ったのでしょうか? 黄金虫…確かに、お金を持っていそうな名前ではありますが、彼らの生活史を見る限り、家を建てるようなステージはありませんし、一戸建ての所有者といった意味からすれば、ミノガの方が快適な家を持っております^^;
              
名付け親は、緑色から赤紫の金属色で、光沢を放つその体色から、黄金をイメージしたのかも知れません。本日、小金持ちの『夢屋国王』は、秋野菜の種まきをいたしました。生育の遅いブロッコリーやキャベツは一週間程前に種まきを済ませており、ハクサイと来春用のタマネギ、自家採種した長ネギが本日の対象であります。キャベツと同時期に種を播いた結球レタスは昨夜、ナメクジの急襲を受け、すっかり葉を舐め尽されてしまいました…。(クソ~!レタスは播き直し。)
休日に頑張り過ぎると平日の出稼ぎに支障を来たしますので、午後は2時間程度、自分自身をなだめて『第2サティアン』で昼寝をいたしました。「水無し、電気無し、トイレ無し」の三拍子揃った発展途上国の『夢屋王国』も「井戸水有り、発電機有り、自然界放尿有り」のかなり文化的な生活が送れるようになりましたが、ウッドデッキにサマーベッドを出して横になっておりますと空が見える。当たり前のことではありますが、来るべき冬を考えると『第2サティアン冬仕様』をそろそろ考える時期に来ていると思い始めたのでありました。
「基礎ブロック4個に柱を立てて、梁を鎹(カスガイ)で固定すれば下屋組みが出来て、どうせ雪囲いをするなら、周囲は雨戸仕様で囲めば冬でも快適に過ごせるはずである。水道は西側まで延長すれば、下屋組みの中で水仕事が出来る…。稲刈りが済んだ10月の遊びはこれで決まりだな!」と新たな大工仕事を考えながら、まったりと過ごす昼下がりであります…^^;
              
そうそう、国勢調査編No.055は、松井秀樹の背番号を意識して、王国内の巨人を探す課題が残っておりました。オニヤンマかヘラクレスオオカブト(←いる訳が無い^^;)でもご紹介できれば良いのですが、昼寝の後は、秋野菜を植え込む畑の草むしりで終わってしまいました。
そこで「大沢山」で見つけた怪人をご紹介いたします。樹木の病気かゾウムシなどの食害?今日のところは、両手を広げた怪人ということでご勘弁くださいなぁ~!

No.055 コガネムシ Mimela splendens 昆虫綱 甲虫綱 コガネムシ科
黄金虫と言われながら食事はいたって質素であります。幼虫は、土の中で木の根を食べ、成虫になってもクヌギやサクラの葉を食べるだけ…。
そうか、コガネムシは質素倹約によって、小金を貯め込み金蔵を建てるに違いないのであります。
姫~♪「あのお肉」美味しかったか~い^^;

朝方の冷え込みで、朝4時に目が覚めてしまいました。
最近は、家庭用の簡易なバッテリーも販売されているので、発電機をいちいち稼動しなくても『第2サティアン』は点灯可能となりました。こうした無駄遣いが多いので、小金持ち国王のお小遣いは少々目減り気味であります^^;
ちなみに、巻頭画像の花は、ヘクソカズラであります。潰すと異臭がするので、この名前…こんな名前に誰がしたぁ~!


 

コメント (6)
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