9月中旬以降まで続いた猛暑と10月からの低温、11月は、曇りそしてぐずついた天気が続き、気付けば明日から12月…師走であります。今年は、清々しい秋晴れの日を何日享受出来たでしょうか?こんな年もある…お日様だけは、みんなを等しく照らしてくれるはずだから、今年ラッキーな一年を送れた人は、来年また幸運が続くように、そして、今年最悪な一年だったという人は、もう底を見たのだからこれ以上悪くなるはずが無いと思って、残る1ヶ月を締め括ろうではありませんか^^;
さて、本日は「け」の段に移り「ケール」…地中海原産のアブラナ科の植物、キャベツの原種に近い植物であります。一時期、テレビ番組の罰ゲームで使われた「青汁」の原料といったほうが分り易いかもしれません。青汁と言えば「ん~まずい!もう一杯!」というCMが印象的でありました。『夢屋国王』は、「菜っ葉、大根を食っている。」食生活ですから、罰ゲームとして強制的に「青汁」を飲む必要もありません。日常的に野菜不足だと思われる方は、健康のために一杯…^^;
今は亡き祖母の口癖だったのが「肉類は自然に口に入ってくるから、野菜を意識して食べなさい。」ということ。最高血圧180などと言うことが日常茶飯事の明治生まれの女傑でありましたが、薬を服用していたという記憶がありません。(昔の女性だから、病院に行くとか、薬を服用するということが無く、ひたすら我慢と置き薬のみという状態であります。)82歳まで生きましたが、これと言った大病をすることもなく、最期まで食を摂り続けておりました。77歳の喜寿を迎えた頃から、少々認知症が出始めまして、イカのコレステロールがどうとか、卵が悪いとか言い始めると、野菜や漬物がおかずだったはずの彼女が、逆に肉類に手を出すようになり、それが原因とは言いませんが、衰え方が著しかったような気がします。
健康補助食品に関して『夢屋探偵社』が調査を進めると、「薬事法」という法律によって、その商品の効果効能が謳われることはないということが分ります。むしろ、逆に否定的な話題…「青汁」の場合は、りん酸やカリウムが豊富な分だけ、人工透析を受けているような方にはお勧めできない…などとね。㎎単位で栄養素や食物の摂食管理をしている訳ではないのだから、もうちょっと鷹揚に栄養について考えることの方が有効かもしれない。塩分控え目、酒もほどほどに…ん~というか、食事は美味しく、お酒は楽しく飲む…これだけでも健康に繋がると思うのでありますが。
ちなみに、巻頭画像は「山形青菜」であって、「ケール」ではありません。あしからず^^;