今年は収穫倍増計画…カラス次第ですが^^;
大きなスイカを井戸水で冷やし、暑い盛りに種子を飛ばしながらいただく。『おやじぃ』の夏の過ごし方…けれども最近は、冷蔵庫に入らない大玉スイカは敬遠され、小玉スイカの人気も。さらには「カットスイカ」で生ごみも出さずに済む食べ方がライフスタイルに合っているかも^^;
直売所のひとつは、温泉施設が併設された施設だから、カットスイカを冷やして販売した方がウケが良いかも?しかし、カットすれば、直ちに「加工品」の扱いとなるから、保健所への届け出や衛生管理が求められることになります。農業分野では「6次産業化」が盛んに叫ばれておりますが、設備投資に投下する資本回収が出来るのか…そんなことをうつらうつら考えながら、加工分野への進出を思い悩んでおります。それよりも何よりも、スイカを植えて実がついたとき、必ず現れるのがカラス…釣り糸を張ったり、大きな網を被せたりと憎っくきカラスとの知恵比べ。昨年は2個ほど被害に遭いましたが、全体としては『おやじぃ』の勝ち数(収穫個数)が上回り、『おやじぃ』の勝ち!トウモロコシ(ゴールドラッシュ)は、収穫前日にほぼ、タヌキ(ハクビシン)に見事に持ち去られ、『おやじぃ』の負け!ここは平場だから、こんなもので済んでいるけれど、山手ではこれにサル、イノシシの被害が加わるのでありまして、投下した費用や労力が全く回収できないという場所もある。昨年の結果に満足し、苗数を倍にしてみたけれど、果たして勝負の結果はどちらに軍配が上がるのやら^^;
あらら、チューブのバルブが消えている?
何か力が無いなぁ?いつの間にか管理機のタイヤの空気が抜けて、チューブタイヤが空回りしていたんですなぁ…スタンドで空気を詰め直そうと思ったら、バルブがタイヤ内に巻き込まれている…また親切な農機具屋さん『マルちゃん』の出番でありますよ。今日は加工用ナンバンの苗が大量に到着するというのに…これじゃ畝立てが出来ませんわ^^;
はてさて、こんな小さな農園でも各作物の収穫量や販売金額を記録して、投下資本や労力に対して効率的な回収が出来る作物を模索しております。費用対効果を考えると加工用野菜の販売単価はすこぶる低く抑えられておりますが、規格通りの生産品ばかりではないから、バックヤードとして加工所が控えていることはありがたい。「自家消費」や「廃棄」という処分だけでは叶わない量の生産品を引き受けていただいていると思うと少々単価が安くても助かっているのも事実であります。
さて、東京都のオリパラ、パブリックビューイング…設置して会場に入れない国民に会場の熱気を伝えるという効果に異を唱えるものではありませんけれどね。しかし、コロナ禍で無観客とするかどうかを検討している段階でしょう?都の担当者は淡々と事業計画に基づいて仕事を進めていらっしゃるに違いない。事業計画があるから、それを実施しないことは「怠業」とされるに違いない。あ~あ、また無駄な投資をしていると感じるのは小さな農園主だけだろうか?お金を出すと言うことは、我が懐が痛むということだから、結構吟味して苗の本数を増やしたり、減らしたりと考えを巡らすのでありますが、「税金」というものは所詮他人の金だから、工事が完了して請求書に基づいて支払いを立てればそれで仕事になるんだよなぁ…進みだしたら後戻り出来ない世界であることは、渋々納得するとしても、考える余地もない問題なのだろうか?自分の意思とは関係のないところで発生する『無駄という感覚』は、オリンピックという聖域では棄却される感覚に違いないな(笑)