その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(空き…)

2013-07-31 12:54:40 | 夢屋探偵

昨夜、お隣米沢市の花火大会は、曇り空ながらも開催されたようです。(良かった良かった。)
7月30日は定番の花火大会で、山形の短い夏休みの一区切り、8月のお盆の墓参りを済ませると山形の短い夏は終わりに近づくのでありますが…。デスクワークが主の『夢屋国王』でありますが、今年は、ちょっとした拍子で空き家物件を物色するお手伝いをしております。少子高齢化社会の縮図と言いますか、我が家のご近所でも主の居ないお宅が少しずつ目立ってきました。より便利な場所に移り住むのであれば、それはそれで結構なことなのでしょうが、息子や娘たちが親元を離れ、親も高齢化し連れ合いを亡くす。主も施設に入所したり、お亡くなりになったりと、日常的な話題となってまいりました。我が家だってあと何年かすると…などと、他人様のことと高を括ってもいられない現状であります。
一人ひとりの所得が低く、「共稼ぎ率が高い(旦那のお給金が低い)」…「働き者の奥さんが多い県」とか、「同居率が高い(低い所得を家族で補い合う)」…「親子の仲が良い」などと、視点や表現を変えると個人所得が低いことをも、何か楽しげに言い包められてしまうから不思議であります。アベノミクスの波及効果によって、景気は上向き、個人所得は伸びる。何かこれも、上手いこと丸め込まれているような気がしますが、将来に明るい展望が開けるならば、小さな幸せだとしても手に届きそうで期待が持てる。
「パチンコの必勝法は、粘りと頑張りにある~♪」などと、出もしないものに期待をして無駄に粘って墓穴を掘る。「あ~あの時止めておけば…。」などというのがギャンブルの常であります。しかしねぇ、実生活は、粘って頑張ったら目が出るものと、額に汗した分だけ報酬が欲しいのが人情と言うものでして、就職も賃上げも「空き」待ちなどということがないことを望むものであります。「空き待ち」から「秋待ち」位の短いスパンで答えが出ないと、庶民は辛いんだよなぁ…。
ところで、今日の話題って「空き…」でした。少々ブログネタに困って「飽き」が出てきましたかねぇ^^;

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夢屋探偵(ぴっちぴっち…)

2013-07-30 13:09:14 | 夢屋探偵

「ピッチピチ」などと擬音で表現するとオジサンズの場合は、ズボンのウエストサイズ。婦女子の場合は洋服のサイズを思い浮かべられるかも知れませんが、本日も雨の話題であります。「蛇の目でお迎えしてくれるのは、お母さん。」鬱陶しい雨も、母さんのお迎えがあれば、「ピチピチ、チャプチャプ、ランランラン♪」であります。共稼ぎが当たり前で、ばあちゃん子だった『夢屋』に、お母さんの迎えなどあろうはずがありません。傘を忘れたら、濡れて帰るしかないのであります。『ソ連で核実験をやったから、今日の雨に当たると頭が禿げるぞ。』などという流言が実しやかに語られておりましたが、今のところ同級生の一部を除いては、『ソ連の核実験の影響』は無かったようであります。『核実験の影響を受けた。』と思われる同級生も、通学距離は『夢屋』に比べて非常に短く、これは遺伝によるものであって、決して『核実験の影響ではない。』と最近確信が持てるようになりました^^;
本日は、『核実験』の話題ではありませんでした。童謡「雨ふり」に出てくる場面では、女の子が柳の木の下でずぶ濡れになっているのですが、男の子は「君、きみ、この傘さしたまえ」などと大人びたセリフで女の子に傘を差し出すのであります。どこか古い青春ドラマに出て来そうな場面であり、スタジオジブリの「となりのトトロ」でも、確かカンタが五月ちゃんに傘を差し出し、それから親しくなるなどという場面があったような…。童謡「雨ふり」の中では、男の子は母さんの大きな蛇の目傘に入るから大丈夫だよという設定でありますけれど、傘を貸してあげた男の子は、ずぶ濡れになりながら走って帰るのがオチであります。(そして、『ソ連の核実験』による放射能雨の影響で、ハゲに…だから、これは影響がない。)いずれ、男の子は無理をして身体を壊し、女の子は、図太く生き残る…ピチピチ、ランランラン♪というのが本筋なのでしょうか?
ハハハ、実は本日、隣町の米沢市では「花火大会」の予定なのでありますが、今のところ雨…少々、複雑であります。警察署への届出や会場警備の都合でしょうか、「花火大会」の順延という話は聞いたことがありません。震災など、浮かれている場合じゃないなどと、歌舞音曲の類を自粛して、そろそろ景気づけにという時に、頭から冷や水ですかね。若い衆が浴衣姿で、デートでもしていただかないと、日本の少子化は止まらないのでありますよって、雨と花火から、そこまでいくかいというお話であります。(何とか、開催しないかなぁ~。)

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夢屋探偵(出る…)

2013-07-29 13:28:35 | 夢屋探偵

東北地方の大雨も一段落と思っておりましたら、中国地方(山口・島根両県)で記録的な時間降雨量があったとか…災害など無いに越したことはないのでありますが、人智を超えた天災は防ぎようがありません。ひと昔前から見れば、天気予報がスポットで取得できますので、備えることは出来ますが、防ぐことは無理なようであります。
さて、『夢屋国王』も水田の見回りに行かなければならないのですが、残念ながら土曜日も雨。もう、開き直って成るように成れと放置状態であります。今朝、見回りに行きますとお隣の田んぼの尻水口(排水路)が崩れておりました。去年の今頃はピーカンで田んぼの土はカチカチ…そろそろ水を入れなけりゃと空を見上げていたことを考えると、不思議な思いであります。このまま、水上げが上手く行かないと秋作業がどうなるのだろうなどと、また別の心配事が出てまいります。
そして、ミンミンゼミの声…梅雨明けの前兆と言われるらしいのですが、こんな梅雨空でも時期が来たようでミンミンゼミの初鳴きであります。(アブラゼミは既に鳴いておりましたが。)それからそれから、「あきたこまち」でしょうか?早生種のイネが出穂の時期を迎えました。遅れているようで、しっかり季節は動いております。ああ、もうすぐ8月だというのに、暑いどころか肌寒い。国王の身体の中の「サボリ虫」は、動き出しませんが、まだ動きを見せません。(いや、「サボリ虫」の場合は、動かない方がコッチは都合が良いのか?)などと、下らないことを考える日々であります。

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夢屋探偵(カエルのツラ)

2013-07-26 13:17:28 | 夢屋探偵

『びっき(ニホンアマガエル)を殺すと雨が降る。』
『ミミズにおしっこをかけると、オチンチンが腫れる』(これは、私たちは言わなかった。)
『川におしっこをしたら、たっぺ(唾)を三回吐き出す。』
実に根拠のない、子どもたち伝わる迷信であります。「びっきを殺すと雨が降る。」決して、「びっき」の祟りでは無いはずでありますが、雨上がりの路上には「びっき」の死骸がある。そんなところから思いついたのでありましょうか?今回の大雨では、「びっき」の死骸ではなく、「どじょう」の死骸がふたつ…アメンボが体液を吸いに寄っておりました。道路まで冠水し、水路のどじょうが道路まで出て来てしまったようです。(これからは、「どじょうを殺すと大雨になる。」などという根拠のない迷信を流すことになるのだろうか^^;)
「ミミズに…」は、辺りかまわずオシッコをしてはいけないという戒めなのだろうけれど、トイレを探している内に、
お漏らしして叱られるよりは、男の子はてっとり早く済ませた方が安心であります。(大体、腫れたことがないから^^;)
「川におしっこをしたら、たっぺ(唾)を三回吐き出す。」これはどういう意味だろう?川を清めるために、唾を吐くのだと思い込んでおりましたから、傷口を舐めたり、清めたりと、人間の唾には霊験あらたかな効果があるらしい…(ホントかよ?)
根拠のない話ではあるのだけれど、忠実に守っていた(今でも信じてやっている訳ではありません。)のですが、山形県の大雨と一週間も続いた断水を考えると、ダム取水口の泥水を落ち着かせるには、みんなで唾を吐くのが一番かと…などと冗談を言えるのも、ようやく給水が再開されはじめたからでありまして、製造業やサービス業の方など、大変ご苦労様でした。まだ、雨雲は晴れませんけれど、もうこれ以上雨が降り続かないことを願って、「びっき様」に手を合わせることにしましょう。

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夢屋探偵(断水)

2013-07-25 12:52:38 | 夢屋探偵

大雨なのに断水…これは、浄水場の浄化能力が水の需要に追い付かないから。
給水制限を受けている地域の方々は、理屈は分かっても「断水」に対して怒りのやり場がないのでは…かく言う『夢屋国王』のオッカーの実家も断水だとか。「水持ってく?」の電話による問い掛けに「大丈夫!」と応えていたものの、昨日の午前中に根を上げ、オッカーはポリタンク(20ℓ)に我が家の水を詰め実家に運んだそうな。ところが、20ℓのポリタンクが売り切れの状態で、近くの量販店を2軒ほどハシゴして手に入れたようです。聞けば、我が家は断水ではありませんが、お隣の村山地方を中心とした断水で、村山地方のポリタンクが売り切れ、こちらの量販店まで買い求めに来る方が絶えないのだと言います。20ℓの水で何が出来るのと言えばそれまででありますが、小さな子どもさんを抱えたご家庭では、洗濯が出来ないことほど辛いことはないだろう。給水制限されていない地方のコインランドリーもまた、大入り盛況なのだそうであります。
「ああ、水はありがたいよなぁ…。」とか「電気が無いと暮らせないよなぁ…。」などと、断水や停電になるとありがた味を感じるのでありますが、のど元過ぎてしまうとまた忘れてしまう。何と我儘な存在であることか。関東の水瓶も枯渇状態だとか…そんなら、この雨を分けてあげたい位なのですが、人間の力ではお分けすることも出来ない。毎年繰り返されることでありますが、基本的に関東地方の水瓶の量が少ない…ダムの貯水量が足りない…いや、ダムの貯水量に見合った人口にすべきなのに、人が一点に集中し過ぎているんじゃないかと、田舎者は思うのであります。それでも、暮らしやすさを求めて都会に若者は流れるだろうし…そうである。若者を溜め込むダムを地方に造れば良いのだ。都会で人材が不足した時に必要に応じて、人材を放流する…昔は、そうだったのだけれど、今では田舎も人口の自然減。
アベノミクスで景気が良くなり、収入が増えて、子育てが安心して出来る…そんな夢(?)のような話が実現しないと、日本は老人大国になってしまうのでありますよ。ええ、都会の老人が、田舎へ放流される現象は確実に起こっていますけれど。
水が足りない訳じゃない。ただ、分配が上手く行っていないだけなのですがねぇ…。

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夢屋探偵(どんより…)

2013-07-24 12:42:01 | 夢屋探偵

東北・北陸地方は大雨にご注意ください。
ご注意しようにも降る雨を止めることは出来ないからどうしようもない。「こんなに雨が降っているのに、断水なんてどういうこと?」と主婦を代表するような方がラジオで発言されておりましたが、ダムから放出された水も川の取水口近くでは土砂で濁り、通常であれば薬品で泥やごみを沈殿させるのでしょうが、あまりにも濁り過ぎていて浄水できない状態が続いているのであります。雨は降らなくても降り過ぎても、困った結果が待っているのであります。
さて、梅雨の明けない曇天に、政治の世界では、勝った負けたと責任論噴出であります。「敗軍の将、その兵を語らず。」などという故事もありますが、選挙敗北の責任は偏に私の不徳のいたすところ…ということで、党役員を辞任される方(この場合、責任を取るというよりは一旦身を隠すといった方が、この国の政治には似合っているような気がする。)もいらっしゃれば、改革の筋道を立ててから身を引く(ほとんど、辞めるつもりまでない方)までいて、見ていて滑稽であります。
我がご母堂さま『ハナちゃん』は、肺炎のため入院。1ヶ月の入院加療で全快する訳もなく、入所していたグループホームを一旦退所することになりました。認知症の進行と肺炎(排菌)、どこか受け入れてくれる施設はあるのでしょうか?当面、療養病棟にお願いしながら経過を見て、ジプシー的に養護施設を探さなくてはいけません。(これも、どんより)
という訳で、お天気も政治も自分自身のご気分も「どんより」…こんなときは、ひとつひとつ問題をこなして行くしかないのでありまして、無理をして一気の解決を望まないことが賢明であります。まずは、天気の回復が一番早いだろうか?

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夢屋探偵(沈没…)

2013-07-23 12:45:36 | 夢屋探偵

嫌な予感はありました。先週木曜日までの大雨…山は潤んでいるし、月曜日も雷雨の予報。
午前中は蒸し暑く、しかし、夕刻の空は雨雲も厚くは見えない。少々、雨が降ったとしても大丈夫と思っておりましたが、家に辿り着いた頃には雨、また雨。夕食を食べながら茶の間のテレビの音が聞こえなくて、ボリュームをひとつ、またひとつ上げないと聞こえない屋根を打つ音。
「地震、カミナリ、火事、オヤジ」と言うけれど、この雨ならば火事は無さそう。また、オヤジも弱っちいから心配などない。せいぜいが「家事をこなすオヤジ」がいる程度であります。がしかし、雨音は途切れる様子がない。水割りを飲みながら、月9のテレビドラマでも見ようかなどと思っていたものの、雨音を子守唄に寝込んでしまいました。何やら携帯の緊急放送のような音(英国のロイヤルベビー誕生かと思ったのですが、さにあらず。)に目覚めたものの、外の雨は小降りとなり、おそらく町のあの箇所は水没の危険があるだろうなどと、昔の消防団員時代の経験で心配だけはしておりましたが、やはり、避難勧告が出ておりましたよ。
それでも、堤防を越えることは無かったようでありますが、避難勧告を受けた方々は気が気ではなかったことでしょう。運よくというか、今回は吾妻連峰での降雨量は少なく、奥羽山脈を中心に雨が降ったようであります。24時間雨量で150ミリ、さほどでは無い量でも、木曜日までの雨が雨でしたから…。
去年はピーカンの空梅雨で、今年も空梅雨かと思ったら、ここに来て大量の雨であります。下流域である山形県庄内地方が心配でありますが、何とか置賜地方は沈没せずに済んでおります。取水口のダムが雨と土砂で濁ってしまい給水制限している市町村も、もう5日ほど経過したはず。人的な被害の無いことが幸いでありますよ。

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夢屋探偵(浮上…)

2013-07-22 13:26:05 | 夢屋探偵

金曜日(7月19日)は、山形県酒田市まで出張でございました。
前日までの雨、最上川下流域の溢水、国道112号は通行止め…何とか交通規制は解除され、目的地まで到着できました。昔は、一般道(47号)を使って、エッチラホッチラ3時間半位の行程だったでしょうか?今では高速道路と自動車専用道路の利用で、2時間30分もあれば、山形県の南端から山形県の北端まで行き来できるようになりましたよ。(ありがたや、ありがたや)
堤防の決壊(越水騒ぎで、決壊まではしておりませんでした。人の情報というものは、これだから怖いのですが…)こそ免れましたが、上水道の水源地が雨で濁り、給水制限されている市町村もあるようです。『夢屋国王』の自宅は、山手(ヤマノテと読んでください。)なので、まずは洪水の心配はありません。ただし、水田の用排水路に水が溜まってしまうと水田は冠水してしまう可能性を持ってはおりますけれど…然したる被害も無く無事に過ごしておりますよ。
さて、一日おいて日曜日は、参議院議員選挙…大相撲の無気力相撲ではありませんが、どこに投票しても同じなどという無気力感漂う選挙でありました。(私は、取り敢えず選挙にだけは行きましたけれど^^;)期待し、裏切られ、失望する…若者に勇気と希望をなんて叫んだところで、失われた20年をどうしてくれるのよと言いたくなってしまいますが、それでも、その結果は私が投じた一票の積み上げであります。若者たちよ、たかが一票と言うなかれ…55年体制などと言って、永らく続いた保守「自民党」と野党の勇「社会党」。今では解体し「社民党」などと名を変えているけれども、政権与党となったこともある政党が風前の灯となっているのであります。「民主党」も同じかな…国民の期待に応えられないと思われた瞬間から、消滅に向かうまでの早さかな…そういった意味では「自民党」という巨大勢力は、足腰が強い政党であります。いや、足腰が強いというよりも、上手に野党の言い分を汲み上げながら体制を保ってきたフシもある。AKBの総選挙よりも、自分の将来を託す一票のはずなのだけれど、AKBほど盛り上がらないというのもねぇ…何か政治が浮上するキッカケって無いものなのでしょうかねぇ。
ネット選挙解禁などと言って、パフォーマンスに興じる議員さんもいたりして…ウケ狙いだけでは、いかんと思うのだけれど、選挙の度に無力感が募る『夢屋国王』であります。

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夢屋探偵(水没…)

2013-07-18 13:05:12 | 夢屋探偵

空梅雨が一転、大雨洪水注意報!!!
まだ梅雨明けしない山形県は、連日大雨であります。昨年までは北陸地方に居座っていた梅雨前線が、今年は山形県北部を中心に居座っているようです。お隣の南陽市では「吉野川」の堤防が一部決壊したらしい。こうなると地元水防団では手におえないだろうなぁ…自衛隊の出動要請か?水防団は国土交通省管轄、消防団は総務省(旧自治省)管轄のはずなのだけれど、住民(若手)の顔ぶれは同じ。『夢屋国王』も若い頃は、消防団(水防団)で雨の中、溢れる用水のポンプアップに駆り出された経験はありますが、人力などというものは、自然の力の前では何の力にも成らなかったことを覚えております。
ただ、水が引くことを待つしかないジレンマ…大量の雨が降り、増水するのも一瞬でありますが、一旦水が引き始めると、アッと言う間に水位も下がる。今まで必死こいてポンプアップしていたことが急にバカバカしく思えた経験があります。無力な人間の中で、無謀ともいえるオジサンの行動を一席。昔は河川の堤防も低かったことから、当然橋桁も低く、山からの流木があると木橋など流されてしまう。と、あるオジサンは、鳶口(消防で使う鉤手)を片手に橋の上から流木にまたがり、少しずつ流れる方向を変えながら堤防まで寄せたとか…。このオジサン、後日談もありまして、脳卒中で半身が不自由だったにもかかわらず、堤に落ちた小学生を飛び込んで救ったなどという武勇伝(蛮勇ではありますが)もある方です。
ただし、お断りしておきますが、中年のオジサンは、体力も落ち、泳ぐ体力も落ちております。余程の自信が無い限り、海に飛び込んで人を救おうなどと考えてはいけません。両者とも溺れてしまうのがオチであります。それでもねぇ、我が子となると違うんだなぁ…泳ぎに自信のない『夢屋国王』でさえ、浮き輪を着けて沖に流される長男『ポン太郎君』を追いかけたことがありますから…世が世なれば、私は、親子共々この世に居なかったに違いない。
まずは、雨が止みますように…被害が最小限度で済みますように…。

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夢屋探偵(問いかけ)

2013-07-17 12:54:06 | 夢屋探偵

また、中学生の自殺のニュースが…背景には「いじめ」も…
実に暗澹たる気持ちにさせられるニュースであります。中学生であれば、夢と現実とのギャップに悩み始めるような時期であり、自分の存在価値に自信の持てない時期でもあろうかと思うのでありますが…学校が、先生が、同級生が…
大切な子どもを失ってしまった親御さんのぶつけどころのない怒り、悲しみ…親としては心が痛むのであります。
一方、マスメディアは何をやっているのだろうか?正義を振りかざし、知る権利を主張し取材する。その中から、真実があぶりだされることもあるかも知れないのだが、繰り返し報道されるバラエティ番組では「リアクション芸人」と称して、「いじめ」のやり方を教えているようなフシもある。そして、笑って見ている自分自身が、実は「いじめ」の当事者になっているなどとは感じることもないのであります。自分自身を振り返ってみて、一度たりとも「いじめ」に係ったことがないと自信を持って言えるだろうか。何とも自信がないのであります。
「悪ふざけ」と「いじめ」の境界線が見抜けない。言葉の暴力という力関係。家庭内や仕事の中で、やっぱり何かあるような気がする。精神的にもろい人間が多くなったのかも知れない。優しさが足りなくなったのかも知れない。自分はどうなのだろうと問いかけてみる。生き抜いて行く以上、「いじめ」は無くならないのかも知れない。
しかし、それでも生き続けようよ。必ず楽しい日々が待っているはずだから。

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