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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

「福島の光と影」中筋純写真展・鎌ケ谷市で開催中

2023-01-18 23:20:06 | 知ろう福島のこと

   予告していた、「福島の光と影」中筋純写真展が始まりました。鎌ケ谷市のきらりホールという新京成線初富駅から直ぐなので、大変便利な場所です。お近くの方は勿論、遠くからの方も是非、見に来て下さい。 「もやい展」とか、他のアーティストとコラボした大規模展示が多かった中で、中筋さんだけの写真展は久しぶりだということで、小さい会場で大丈夫かとの懸念もありましたが、素晴らしい展示に圧倒されるような写真展になっていました。

   まずは、入ると、狐さんがお迎え。東京オリンピックの聖火リレーのスタート直前に全線開通した常磐線。新しくなった双葉駅の前に行くと、こけら落としの賑わいのあとは、狐以外に人影はなかったという。

    

  狐さんの左に、この展示へのごあいさつが書いてあります。中筋さんをご存じでない方は、しっかり読んで入っていただくのがお薦めです。

  狐さんの右には、福島の「夜の森桜並木」が封鎖された向こう側に立ち入り禁止だった時の写真がありました(照明が反射して、写真は至難で、きれいに撮れませんでした)

    

    そして、この展示の奥がパネルで囲まれて一つの部屋になっていました。そこに「未来」という双葉町の原発の町の象徴のような看板の一部(今は撤去されてしまった)と、その下にこの看板の標語「原子力 明るい未来のエネルギー」を小学生の時に考えた大沼さんの目がありました。

         

     この目は、日本全国40箇所をまわりながら、人々が思いのままに書いた言葉が書き重ねられています。瞳の中で、これから外される看板の最後の姿が見えています。

      

        この部屋の一番奥には、福島原発の全景と、この原発が電気を送り続けた東京の明るい風景(上)と、閉鎖された町に暗い闇が広がり、薄暗い看板の奥に用をなくした信号が小さくともった写真(下)の明暗がくっきり。電気を当たり前に使ってきた私たちには、胸に迫ってくる写真です。すべての写真は、掲載仕切れないので、今度は、狐さんのところに戻って、左のコーナーを見ると、こちらは、チェルノブイリの写真になっていました。

      

      放射能汚染の禁止地区で、自ら故郷に住み続ける選択をして農地に力強く立つ農婦の写真と、誰もいなくなった保育園の園児たちの声がなくなった部屋で、美しく成長した植物の写真が並んでいました。この農婦の写真と、大沼さんの目の写真は、中筋さんの写真展では、いつも入り口近くで必ず会える象徴的な代表作です。

       振り向いたところには、こんな写真が。

      

      

      

     

      この写真は、上の写真は中筋さんが双葉町の原発から北へ4キロの津波跡地で撮った枯れ木と上ってきた太陽。それが、偶然目にしたウクライナの子どもが、学習の中で「チェルノブイリの灼熱」のイメージを描いた絵(下)にそっくりだった驚きについて不思議な「共時性」として説明が書かれていました。こういうことがあるのか。

      入り口に戻って、さっきの部屋の裏側に、これも、人々が突然去って残されたスーパーの痩せ細った大根の写真が・・・

      

       入り口からは、右には、浪江町の商店街の変遷を歩きながら感じられるストリートビューが3本展示されていました。これも中筋さんの展示では欠かすことのできない写真。上から2014年、2016年、下が2020年の同じ商店街の写真(パネルスペースで2018年はカット)

     

    最初は人が入る事が許されず、人が忽然といなくなり誰もいなくなった商店街が、そして2016年には工事の人の姿がポツリと入り、2020年には解体が進んで行き、最初は見えなかった背景も見えてくる。さて、この解体後は・・・

   と、走るように紹介してきましたが、まだまだ紹介できていない写真がたくさんあります。ですが、残りは見に来ていただければと思います。見に来られない方は、写真集があるので、是非、迫力は写真展とは違いますが、ご覧下さいませ。

   ところで、最後にもう一カ所だけご紹介するのが、下の写真です。今回の展示でこのコーナーを見た時には、もう心から中筋さんに脱帽しました。

     

    先ほどのストリートビューの背中が上の写真になるのですが、会場の外の自販機の飲み物を飲んだりするフリースペースになっています。そこに座る人たちにみてもらえるように、ここにも、福島の写真が展示されていました。

    福島のことを知ってほしい、忘れないでほしいという思いが、溢れている!

    1枚1枚の写真が、伝えきれない思いを、福島の人々の心の叫びも、代弁してここにいる。

    そう思えました。

    中筋さんのたった7日間の写真展。ここを通る人々に、きっと写真立ちが、思いをしっかり伝えてくれることでしょう。

    このブログを最後のここまで読んで下さったあなたも、福島のことを忘れないでください。

    自分の家のコンセントの先で起こったこと。そして、今、どうなっているのかということを。

 

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「もやい 福島に吹く風」中筋純さんから知る原発!

2023-01-07 14:53:19 | 知ろう福島のこと
このカテゴリーの記事では頻発して出てくる中筋純さん。とうとう関西テレビがドキュメンタリー番組を作り、第60回(2022年度)ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」受賞作品 に選ばれたそうです。
 
それで、下にあるように、中筋さんがFBに、新年と挨拶と共に、1ヶ月無料で関西テレビでみられるというお知らせを出していました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「あけましておめでとうございます」(シェア拡散大歓迎!)
ガソリン代高騰のあおりを受け下道弾丸和歌山往復年末帰省(片道11時間もかかったよ)ですっかりくたびれ、おまけに抱えてる原稿のプロットがまとまらずご挨拶遅れました。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年8月の「もやい.next」を密着取材してくださった関西テレビ制作のドキメンタリーが2月7日まで公開されます。ローカル深夜枠の番組だったので、見られなかった方も多いと思います、ぜひこの機会にどうぞ!
 
ココから見られます。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上の画像クリックでも見られます。
 スマホだと、アプリをインストールしないと見られないとガイドがでたので、私はPCで見ましたが、PCなら登録もなにもしなくても、そのまま簡単に見られました。ただし、テレビ番組のそのままなので、広告はスキップできません。
その間にトイレ休憩しながら、48分番組お楽しみ下さい。
 
知らない事ははずかしいことではない。でも、知っているつもりになっていたりするのはちょっと恥ずかしい。無料公開ですが、1ヶ月だけなので、 2023/02/06 23:59:00までしかみられません。
 
番組はストーリーとして、下のように紹介していました。
福島原発事故で避難した自らの人生を朗読で語る母と子。チェルノブイリで胎児被爆したウクライナ人女性。沈黙する人々の思いを繋ぐ写真家。一同が福島をアートで伝える「もやい展」に集結した。「もやい」とは荒縄の結び。福島で人と人がつながる未来を目指している。表現者たちが「もやい」、見えない現実を伝える。福島に吹く風のごとく。(ギャラクシー賞奨励賞 受賞作品)
 
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「福島の光と影」(中筋純写真展&トークイベント・映像作品上映)

2023-01-04 16:12:03 | 知ろう福島のこと

  久しぶりに中筋純さんの写真展が千葉であります。なんと、2016年12月に松戸駅の通路の長~~~~いギャラリーで写真展をしたことがあるのですが、それから6年ぶりとなりますが、こんどは、松戸からなら、新京成線で1本の初富駅そばのきらりホールのロビーにある展示スペースで写真展があります。

    

    松戸駅のギャラリーは、確か、賞をもらったギャラリーで、ちょっと新宿の通路のギャラリーと一緒で、駅を利用する人が、わざとでなく自然に通り過ぎながら、「あっ、これ福島の写真だ」と気づいて立ち止まってくれて、「そうか、こんなことになってたのか・・・」と見てもらえる素敵な場所でした。

    今回は、大きなホールのロビー。市民会館が併設され、市民が集会や同好会活動に使うのに、このロビーを通っていったり、勿論ホールにイベントがあったら通るのですが、松戸駅ほど多くの人に見てもらえるか。 多くの人にみてほしいですね。

    

   どうぞ、お近くの方も、ちょっと遠い方も、このブログに何回も登場している中筋さんの作品を直にみてみませんか。面白いのは、1日目。16日は9時から公開設営となってます。ボランティアですが、写真家の中筋さんの作品の展示するのを手伝いながら、中筋さんと話したり、他の参加者と友達になったりできるかも? 16日と、21日、22日は中筋さんがいるので、本人に直接写真について質問したり話したりできそうです。

   原発の再稼働や40年経過した原発を60年以上にまで使用を引き延ばそうとしている政府のやり方は、どうなのでしょうか。写真展をみたり、話をきいたりしながら、みんなでちゃんと考えてみませんか?

 

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緊急)原発反対にあなたも声を!(第1次9/12・8時締切り)

2022-09-11 13:00:21 | 知ろう福島のこと

    やることなすこと、何もかもオカシナことばかりの岸田政権。ここにきて、原発再稼働どころか、新設への容認まで言い出した!

    飛んでもないことです。ヨーロッパでも、ロシアからの燃料輸入制限問題などから、原発再稼働などの動きがでて来てはいます。だからと言って、日本で原発を使う危険性はヨーロッパとは危険度が比較になりません! 原発の事故が自然災害で起きたことをほとんど聞きませんが、日本での原発も人災が多かったものの、福島原発事故の主原因は大地震による津波からでした。

    そして、気象庁が<地震発生の仕組み>として説明に提供したこの下の地図をしっかり見て下さい。

   

     ヨーロッパやロシア、アメリカ、アフリカなどで原発を持つことと、赤がびっしりの日本で原発を持つことの危険性の違いは歴然です。こんな日本に原発を売りつけた米国GE社も酷いが、買う日本側も愚か過ぎます。まさに国の自殺行為に等しい間違った選択でした。

     それを、「原子力の安全神話」を復活させて、老朽原発の再稼働のみならず、現首相は新設までも言い出しました。

     今すぐその愚策を取り下げさせないといけません!下の要請書に賛同して下さる方、是非とも、そのあなたの声を、首相と西村経産省大臣に届けましょう! やり方は、非常に簡単です。

     下の要請書を読んで、賛同フォームのココに進んで下さい。

     記入に従って書き入れて送信すれば、FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室などがとりまとめて、緊急に要請書を首相と西村経産省大臣に届けてくれます。

     気づくのが遅れて、明朝までで1回締め切るようです。急いで今日中に賛同署名を広げましょう!!!

 

 こともあろうに、

          

                          

         

 

 

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今年も「もやい展」開催!(わたしたちは、福島を忘れない)

2022-07-21 19:55:52 | 知ろう福島のこと

    久しぶりに中筋純さんのお知らせです。

    毎年恒例をなっている「もやい展」。今年も開催のお知らせです。どんどん参加者も増えて、中筋さんは人を引き寄せる力のある人だなぁ~とつくづく感心します。そして、私も拡散のお手伝いで~~~~~~~す。

      

      

      

      いろいろなイベントも用意されているようです。

      ウクライナ人の女性アーティストも来日参加。ウクライナの子ども達のチェルノブイリ原発事故に関する絵もあるようです。

      日本人は、何だか「水に流す」のが上手過ぎて、「大事な、忘れてはいけないことまで、忘れてしまっていないか」と心配です。「もやい展」に行って、水に流してはいけない大事なことを思い出しませんか。未来のために。

      

<開催前日の8月9日の「助太刀大募集」もしているようです>

すっかり遅くなってしまいましたが、来たる8月9日(火曜)午前10時より「もやい.next」大搬入大会を行います。
毎度のお願いで恐縮ですが、搬入のお手伝いぜひお力添えいただければ光栄です。
今回は福井の和紙造形作家、小林桐美さんの大クジラがギャラリー内8メートルの吹き抜け空間で浮遊し、処理(おせん)水海洋放出の愚かさを訴えます。高所からの大型作品の吊り下げは初めてで、何を隠そう私は高所恐怖症のチキンなもので、高所作業が得意な方大歓迎です。
ボランティア保険には参加される方全員、加入していただくとともにお昼をまたぐ作業をされる方には、美味しいランチも支給いたします。
また、会期中の会場サポート(物販、イベントでの顧客整理)をしていただける方も大募集。コメント欄のフォームに必要事項を記載して登録してください。
この設営時のエネルギーに一番グッと来ると言われるほど、すっかりもやい展名物となった搬入作業。本番展示前にくる「ハイライトシーン」をぜひ共有してください。
よろしくお願いいたします。
もやい展事務局代表:中筋純
●会場:アートフォーラムあざみ野「横浜市民ギャラリー」
東急田園都市線、横浜地下鉄あざみ野駅より徒歩7分
横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
 
 
 
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ウクライナに思いを馳せて クラウドファンディング

2022-06-26 15:13:40 | 知ろう福島のこと

    毎度、このブログではおなじみの中筋純さんが、今年も「もやい展」を計画しているようです。というか、もう場所も決まっています。それで、そこにウクライナのアーティストを呼ぶために、クラウドファンディングを始めました。ご協力頂ける方、よろしく私からもお願いいたしま~~~~す。     ココからか、下の画像クリックで、オリジナルサイトに飛べます。

      

    

     この上のクラウドファンディングのサイトの中に、以前の「もやい展」の様子がでているのですが、その中に、下の次世代の若者達によるトークの動画があって、2019年にヨーロッパ諸国で講演し、ローマ教皇にも謁見し原発被害の実情を訴えた福島出身の鴨下全生(かもしたまつき)くんを始め、富岡町役場職員の秋元菜々美さん・「日本一大きいやかんの話」というタイトルの原発を巡る映画の甲子園とも言えるコンテストで最優秀賞となった矢座孟之進(やざたけのしん)くんなど、いろいろな活動的な若者の話が素晴らしい。

  特に、若い人に見てほしいと思った。youtubeのココからか、下の画像クリックでみて下さい。

 

     

     さて、話を最初にもどすと、この「もやい展」のボスである写真家・中筋純さんは、ウクライナのチェルノブイリに毎年行って写真を撮り続けてきた縁で、ウクライナ人のアレクセイさんを5月に受け入れています。彼のfacebookで、アレクセイさんの生活の様子などが分かりますが、難民の中でもウクライナの人は特別扱いで優遇されているけれど、他の難民から不満がでないかと心配していたら、どうも優遇されているのは(受け入れてくれる人のないウクライナからの避難民)、もしくは地方自治体によるのか?と思えてきました。

     

       それについても、感心をもった方は、中筋さんのfacebookをフォローしてみて頂くといいかなと思います。

       ちょっと長くなりましたが、最後に、是非、参院選挙の前に、「ウクライナの戦争」、「原発事故」、「難民」についても自分のこととして考え、選挙にいくようにしてほしいと思います。

 

     

     

    

    

   

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今夜は、東に私が月を迎えに行きました

2022-05-18 23:25:21 | 知ろう福島のこと

     昨夜は、私が諦めかけていたのに、寝る前に月が奥の建物の上にひょっこりと姿を現してくれました。それで、今夜は、(時間がまだ早いから月が建物に隠れて見えないだけかな?)と思って、私の方からお月様をお迎えに、東空低くが見える公園まで出かけていきました。

     でも、外に出てぐるりと空を見回しても、空に雲も見えないのですが、星もまったくみえず・・・(雲がびっしりいるのかもしれない)と、だんだん半信半疑な気持ちになりながら歩いていくと・・・

     

      公園の木の間から黄色い月が、驚くほどはっきりと見えてきました。

     「わぁ、やっぱり、家からは見えないところに出ていただけだったのね。お月様、今夜は私がお迎えにきたわよぉ~」と声をかけると、上機嫌なこんな笑顔で月が私を迎えてくれました。

            

       昇ってきたばかりのお月様は、暖かさを感じる黄身色です。今夜は、とても素敵な顔に撮れました。ついでに、さらに大きくしてズームで撮ってみました。

               

         大きすぎて、日付にかかっちゃいましたが、本当にきれいなお月様でした。今日は、久しぶりに元の仕事場に挨拶にいくことができました。唐突な辞め方になってしまったのに、皆が寄せ書きやプレゼントまで用意していてくれて、とてもとても嬉しかったです。

         今日も無事に楽しく1日を終えられたことに感謝して。明日もいい1日になりますように!

         今夜21:22に昇ってきたお月様は、あすは6:55まで沈みません。早寝の方は夜は見過ごしてしまったと思いますが、このお月様を、朝もし晴れていれば、西空低くで白く姿を変えているお月様を見つけられるかもしれません。

         これからは、だんだん朝も見られるお月様の巡りに入っていきます。早起きの方も、晴れていたら、是非お月見を楽しんでみて下さいね。

    

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200,000viewsにあと1歩。youtube「日本と原発」シリーズ・無料公開中

2022-05-16 10:05:52 | 知ろう福島のこと

   ヨーロッパで、ロシアからの石油や天然ガスや燃料がはいらないことから、脱炭素のために原発利用もやむをえないという機運が生まれているという。でも、実は核燃料のウランもロシアから輸入が多いという(ココから)。それは、もう原発から足を洗って人間が平和な世界を築くべき時代が来ている証しだ。

   日本においても、ベース電源に相変わらず原発再稼働を進めようとかいう動きが強く、脱炭素といいつつ再生可能エネルギーへの移行は、確立されていないようなイノベーション技術を待つような寄り道もあり、まだまだ素直に一直線には進んでおらず、海外に遅れを取っている悲しい現状にある(ココから)。でも、もはや日本が原発に後戻りなどしている場合でないことを、日本人が福島原発事故から学ばないでどうする!と私は声を大にして伝えたい。

   日本で原発を維持することは、まるで他国からのミサイル攻撃に対して、核弾頭を用意して待っていると同じ行為だまして、防衛力強化をして他国を挑発して、ミサイル攻撃へと挑発することは、とんでもない危険行為であることを知ってほしいと思う。

   そもそも、敵の攻撃などなくても、日本は4つのプレートが集まる大地震・大津波の起きる危険な地震大国。下の図をみて、世界の1割の地震が日本で起きている大変な場所であること。福島原発事故は奇跡的にそれでも更に広範な放射能汚染や首都待避を免れたが、南海トラフの巨大地震の発生確率は30年以内70%と言われていること。これを、しっかり結び付けて、こんな危険な日本に住んでいることを、頭の中にしっかり叩き込んでおいてほしい。

   下の図をみて、地震が少ないヨーロッパやアメリカ、アフリカ大陸などのと比べて、この津波の危険がいっぱいの日本の海岸に原発を54基も据えた人々の愚かさに呆れ、今も再稼働をいう人々に「トンデモナイ」と声を張り上げないでいられるだろうか。

              

 

                                出典:気象庁 (ココから転載)

    

 今日久しぶりに、これまでこのブログを訪れる方にお薦めしてきた「日本と原発4年後」のyoutubeをみてみた。すると、183,909 viewsになっていた。でも、日本人は、日本の将来を本当に考えるなら、上の図とともに、この映画を全員が見る義務があると思う。この映画を見て、再稼働を進める政権の間違いを心に留めて、参議院選挙では「日本の安全」を守る正しい選択をしてほしい。

 また、さらに、日本の再生可能エネルギーへの立ち遅れがいかばかりなのか。日本はこれからどうしなければいけないのかを「日本と再生」も見て、確かめてほしい。こちらは、現在12,409 view。見ている人が少なすぎる! どちらも無料公開されているので、是非見てほしい。こちらには、日本にもまだ生き残る道があると感じられる希望を見せてもらえる。

 

         

 

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3.11福島原発事故の日に、ウクライナの核の脅威

2022-03-11 10:50:39 | 知ろう福島のこと

  今年もコロナ禍で大きなイベントの開催の声を聞くこともなく東日本大震災11年目の3月11日を迎えた。

       でも、今、ウクライナでロシアに電源停止され、危険に晒されている原発の無事を祈りながら、多くの方が不幸な事態の中にあって、「原発再稼働をしてはいけない!」と気づいてくれたことと思う。

  以前から、世界の10分の1の地震が起こる日本で原発を安易に導入した誤り。そして、北朝鮮のミサイル実験が続き、可動可能な車両などからも複数のミサイルを発射する技術や精度を上げていることを目の当たりにし、原発を再稼働どころか即時に廃炉に日本が向かっていかないと、「敵のために核弾頭を用意して待っている、極めて間抜けな防衛体制」に日本が血道をあげていることが分かるだろう。

  「地震や津波などの自然災害でも被爆、放射能汚染を関東にまで広げた福島原発事故」。今も全国に広がる原発のどこかで事故が起きるとも限らない脆弱な日本。Jアラートの茶番でミサイルの飛来には対抗できない。「敵基地攻撃能力をつける」という自民党案はさらにお粗末で、他国の警戒心をさらに高め、軍拡をより進めさせるだけだ。殺し合う準備を磨く人間同士が平和を築けるはずがない。

  (原発の再稼働で、温暖化・脱炭素対策を推進しよう)という動きがあるが、もし、その考えに賛同している方は、このブログで何度も紹介してきた「日本と原発 4年後」や「日本と再生」(youtube で映画が無料公開されている)を見て、本当にそれが日本の正しい未来に繋がるか、是非考えてみてほしい。

  さて、3.11と言えば、このブログではチェルノブイリ&福島原発の写真を撮り続け全国で無料公開している中筋さんについて、今どうしているかをお伝えしなければ終わらない。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

中筋さんfacebookより

通訳のアレクセイさんは無事ドイツに避難。よかった。

セルゲイさんはいまだ音信不通。攻撃が無差別になってきているから心配でたまらない。
ウクライナのばあちゃんちをイメージして木製パレットで組み上げた青い農作業小屋、そして青いドラム缶を国旗風にペイントしてみた。
ばあちゃんの生き様を見なかったら土を触ることはなかっただろうから、彼女たちの無事を祈って、、。
それにしても、春の土の匂いはたまらなくかぐわしい。
May be an image of nature
 
 
チェルノブイリ撮影でお世話になったウクライナの友人達が心配だ。
キエフに住む通訳のアレクセイさんは夜間爆撃が増えて来たので国外避難を決心したとのこと。日本語ができるので日本に来てうちにステイするように伝えておいた。
ドライバーのセルゲイさんはチェルノブイリゾーンのすぐ脇のオラネ村在住。アレクセイさんによると村は完全にロシア軍支配下で通信網が遮断され連絡がつかない模様。
僕とのチェルノブイリ取材時に生まれた孫娘のマリアはまだ14歳。毎日恐怖に直面しているかと思うとかわいそうでしょうがない、、。
安全圏にいる国のトップのバカな判断一つでバカを見るのは名もなき民衆。この構図は何も変わっていない。
戦争はすぐにやって来る。
まさに「明日戦争がはじまる(宮尾節子さんの詩のタイトル)」だ。
 
            May be an image of 3 people, people standing and road
 
  
ウクライナを憂う気持ちもひとしおの中筋さん。八王子で農業もしながら、尊敬する写真家に倣い、写真を撮る傍ら農業にも頑張る中筋さん。今も、流転チェルノブイリ&福島原発の写真展を続けているようだ。facebookをされている方は、是非ココからフォローして、写真展などがお近くに行った際は、よろしく。最新作「コンセントの向こう」などamazonでも入手かのうです。
 
「コンセントの向こう」。まさに、電気が当たり前にコンセントにさせば受け取れる生活に、あの2011年まで疑いを抱いていなかったことを恥ずかしく思い、これから地球の存続にかかわるエネルギー問題にしっかり目をむけ、再生可能エネルギーによる明るい未来への道を進んでいきたいと思います。
 
再生可能エネルギーの電気は、あなたの住む地域でも調べれば、たった契約の紙に記入し申し込むだけで、簡単に変更できます。なにも家の中の装置を変える必要もありません。私は、生活クラブの電気を使っています。
 

  

  

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まあ~るいお月様が昇ってきました

2022-02-17 19:24:10 | 知ろう福島のこと

    今日2月17日といっても、昨日夕方に昇ってきて、今朝沈んだ月がちょうど夜中過ぎ1:57に満月となったので、1回沈んで今昇ってきた月はもう削れてきています。これ、ことによって「ダブルお月見」ですね。

   

   今昇った月は右上がもうギザギザし始めていますね。

   明朝の7:27まで沈まない月ですし、関東は快晴のようなので、どうぞまだ間に合います。風が冷たいですが、どうぞ空を探してみつけてみて下さい。

   今日は、久しぶりにリラックスする時間をもつことができました、今日も無事にすごせたことに感謝して。あすもいい1日になりますように。

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