felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

あなたは自分の鏡をもっていますか?

2010-01-17 12:35:00 | 日記
  槇原敬之に「明けない夜が来ることはない」という歌があります。
*(音符)* 
  あまりにも違う高さの襟もとに目がいった
  僕はボタンを掛け違えたままシャツを着ている
  例え人を責めても自分の事は一度も
  省みず生きてきた僕の本当の姿だろう


  掛け違えたボタンを自分で
  正せたのならば
  「今からでも遅くないか」と
  心に問いかけた その時

  この暗闇を切り裂くように
  光の筋が走って
  この心で生きていく世界が
  朝に照らされて広がっていく

  同じような過ちを誰もが持っているのは
  他人を許せる広い心を持てるため
  無駄なものでいっぱいの心の中から
  責めるための言葉はとにかく全部捨てよう *(音符)*

 この歌を、一番理解してほしいと願った人に聞かせようとしたら、責めたてられてしまい失敗に終わり散々でした*(泣く)*
 それ以来、聴く度に、人に思いを伝える難しさを噛み締める曲となっています。

 私自身は、子供との関係に安心しきっていた所で自分の掛け違ったボタンにハッと気づかされる経験をいくつかして、槇原のこの曲に共感を覚えました。 

 自分の姿というのは、なかなか見えないものです。
 だから、自分の襟もとがしっかりしているか、誰にも鏡が必要なのだと思います。

 ピアノをよく弾いてた頃、録音してみると、「弾いている思い」と、「実際の演奏」が乖離していて驚かされました。
 今は、週に1度習っているバレエで、鏡に映る自分の姿をチェックし、先生から飛んでくる指摘から、毎回「やっているつもり」と「実際の自分の姿」との違いを気づかされ、身を引き締めています。

 なかなか美しい自分にはなれそうにありませんが、それでも努力していけば光があると、この曲を聴きながら思っています。

 あなたは、自分の姿を映す鏡をもっていますか?  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする