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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2014年5月の惑星

2014-05-01 08:26:27 | 惑星・天体ニュース

    春になった、桜が咲いたと言っていたらもう夏が近づいたような暑さも!
    コートを脱ぎ捨てたと思ったら、半袖を慌てて出して・・・

    でも、夜になると、あれ~いまだにホットカーペットをつけている人が・・・

    空の季節は待ったなしです!どんどん進んでいくのみ。
    4月の惑星で、火星、木星、土星をみましょうとお誘いしましたが、ご覧になれましたか?月食は? 私は、月食はうまく東空が開けているところに行けなくて、ちょっと惜しいところで見られませんでした。でも、やや月の上に影が残っているような~~~~というのをアップしました(ココ からどうぞ)。

    では、さっそく今月の惑星を見てみましょう。今月は、先月よりさらにいろいろな惑星が楽しめますよ~

    水星:2月以来朝の空に移っていって、夕方から夜の惑星観察者には姿を見せてくれなかった水星が、帰ってきます。5月25日が東方最大離角で夕方の空に太陽が沈んだ後に見られるはず。ただ、低い空で、光も暗めなので、肉眼ではかなり難しいです。双眼鏡(どうせ太陽沈まないと見えないので、沈んでから使用)と、カメラで撮影して見つけるのがお勧めです。結構カメラでは捉えられます。

    金星:まだ、金星だけは早朝の東空、太陽の出る前に太陽を先導するように上っています。
    
    火星:赤い不思議な色をもう楽しんでいる方も多いと思います。春の大曲線の南端、スピカのそばにいて、先月地球に一番近づいた後なので、まだ明るく目立って簡単に肉眼でみつかります。
木星が西空に明るく見えたら、南空に明るい星を探しましょう。色がちょっと変わった赤い星をみつかったら、それが火星です。南の他の星より今は明るいです。
     「わからない」という方は、5月11日には月が火星はこれだよ~と火星に近づいて教えてくれます。月が近くても、わかる位明るいので月に教えてもらいましょう。

    木星:夜遅くなると西空に沈んでしまいますが、いまだに明るいです。夜空を眺めてやけに明るい星を西空に見つけたら、今なら木星と思って間違いありません。連休に三日月が近づいていって、5月4日・5日は三日月がそばによって、「これが木星だよ」と教えてくれます。

    土星:夜遅くなると、土星も登場!子どもが寝た10時過ぎには屋根の上でも姿をみせ始めます。5月11日が太陽、地球、土星と1直線になり明るく見やすい観望の絶好期となります。のぼる時間もどんどん早くなるので、ますます見やすくなってきます。お楽しみに!
    夜11時頃には、南空に土星・スピカ・火星と左から右へならんで見えます。
    他の時間の見え方は、国立天文台「今日のほしぞら」で確認してください。

    気が付きましたか?今月は、太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星がみようと思えばすべて見られちゃいます!日・月・火・水・木・金・土の曜日の制覇しちゃいましょう!
    惑星がいっぱいの賑やかな楽しい月になりそうです。

惑星観察の初心者は、月の案内で惑星をさがすのもお勧め。まず、5月4日あたり三日月が木星に近づいて木星を教えてくれ、11日には火星に近づいて火星を教えてくれ、14日には丸くなった月が土星に近づいて教えてくれます。月は夜空の旅人、いろんな惑星を訪ねて歩くのですよ~。一緒に夜空を楽しみましょう!

   「はじめて、惑星観察全制覇できました!」という方があったら、コメントに報告してくれたらうれしいですね~。よろしく!

   (まず、太陽、月、木星、火星、土星はすぐ制覇可能。日の出前に起きて金星をみれば、残るは25日前後に頑張って水星をみつけるだけ。たぶん簡単に制覇できると思いますよ)

    
    
    

    

    

   

   
コメント
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