今日は、まず今回3回目となる "The Colors of Love"から。テンポ取りが難しい問題個所のクリアを目指して弾きました。
結果は、全般的にはかえってやや崩れてしまいましたが、問題個所はOKとなり、無事卒業。よかった~。
そして、今回初お披露目の "Inside story"はというと、緊張しました。
でも、つっかえつつも勝手に先生のyoutube 動画から真似たイントロを含み、自作のヘロヘロアドリブも入れて、最後まで弾きました。
先生の反応は「これだけにするのは、大変だったでしょう~」と労いのお言葉。
メロディーとコードしかない楽譜を、先生の模範演奏を指位置を確認できる位置からビデオ記録させてもらった動画を頼りに譜起こし。
先生の演奏の55%フォローができているか~といった感じいのを、どうにか先生の曲らしくなるようにまとめたものです。
でも、これがまた楽しい。コードに指定されたように、あれこれ参考にしながら辿っていくと、CDやyoutubeで聴いたあのサウンドが指の間からでてくる快感。なんだか、まるで今自分が音をまさに生み出しているような~そんな新鮮な感じが、病み付きになりそう。
だから、先生には、「大変でしたけど、楽しかったです!」と答えました。だって、本当に楽しい!
「しいて言わせてもらえば、メロディーラインが埋もれてしまっているので気を付けて」と先生が付け加える。
そうなのです。間違えずに弾くのに一生懸命になると、メロディーでなくなっているのです。いやはや。
そして、部分に分けて順番に細かく検討。
コードと違った音になっていたところの訂正。
C7とCm7を違っていたのを直すと、ムム~~~~。響きが違って、そうか!と弾き比べると違いが分かってきます。
「Fをここで使ってしまっているけど、ここはまだCm7でFは使わないでほしいんです。なぜなら、その後ここでFになる。ここまで使わないから、Fで始まったこの変化が生きてくるんです」
(なるほど。そうか、ひとつひとつに作曲家の思いが宿っているのだなぁ~)と感じる時です。作った先生に直接レッスンしてもらえる1番の喜びは、こういう話を聞けるところです。
さて、今日は、音楽理論の方も、だいぶ難しくなり頓挫していたのを、前回「わからない部分を飛ばしてセカンダリー・ドミナント・コードに行きましょう」とアドバイスをして頂き、その予習をしてきました。
すると、この "Inside Story"のアドリブからダルセーニョでもどるところに行くのにCm→D→E♭→Fとやっていくといつまでも終わらないので、最後をDにすると次のGmに繋がったので・・・とか話すと、それが予習してきた「セカンダリー・ドミナントの用法」との説明。
音楽理論の説明を、予習した 北川祐「音楽理論ワークブック」のその項目でおさらい。
「ドミナント・コード(V7)は、トニック・コード(I、Im)と同じルートを持つすべてのコードに対して、ドミナント・モーションを発揮することができます」という、さっぱりわからなかったところが、「DとこのGmがドミナントからトニックになっています」で氷解。
「そうなんですか。これが、落としどころがつくモーションの発揮でしたか~~~」納得。
「A7→Dm7、B7→Em7、C7→Fm7、となるなら、何からG7になりますか?」「D7」「Am7には?」「E7」
「これが、セカンダリー・ドミナント・コードです。あとは、少し楽にわかってくると思うので、続きを勉強して行ってください」
分かった?ような~分からないような。(上の会話も、半分かりで書いているので間違いが書いてあるかもしれないので、ご用心)
でも、来た時よりは、ずっと分かった気になったので(笑)、やってみることにします。
そして、新しく頂いた曲は・・・
何と、まだちゃんとした左手の譜もしっかりついた楽譜のが残っていました。やった~!
大好きなCD"Beyond the stars"の中の "Semi-Forgoten Dream" 。
かわいい感じの曲です。
これも、先生のCD.私の大好きな"Beyond the Stars"に収録されている曲ですが、eco-musicがまだ公開していないのでyoutubeでは聞けません。
聞いてみたい方は、渡辺先生のCDを買ってくださいませ~。
という訳で、今日はフルに譜になっているのをゲット。自分で譜起こしも楽しみはありますが、フルに譜になっていると細部まで再現できるので、それはまた格別の楽しみ。
あ~、今日も楽しかった。
次のレッスンまで、またしっかり頑張ります!