今日、「2番ライト」で登場のイチロー。初回の第1打席でメジャー史上81人目となる1万打席に到達した(動画はココから)。到達へのスピードは、ピート・ローズにつぐ速さとのこと。日米通算では1万4098打席となり、これもまたピート・ローズの1万5861打席につぐ2位となる。
それは、イチローの優れた健康管理、自己管理の賜物だ。試合にかける入念な準備、トレーニング、食事、生活のコントロールのなせる業だ。
野球でこのような大記録を作るのは、体力というより「卓越した自分を管理する能力と努力」だと誰にも認めさせるに十分な数字だ。
私がイチローのファンであり続けるのは、彼のこの卓越した自己管理能力と故障を知らない真のスポーツマンだからだ。
スポーツは健康増進のためにあると信じる私にとって、その王道からそれたスポーツ選手が多すぎる。薬物はもっての外だが、「体がボロボロです」なんて話すスポーツマンを私は軽蔑する。その発言は、スポーツ選手として恥ずべきだと思う。
さあて、そんなイチローだが、残念なことに、今日も快音が聞かれなかった。したがって、今日の動画には、イチローのヒット場面はなかった。
ただ、イチローの前の1番打者のゴードンが4つも盗塁を決めて元気者ぶりを発揮した動画にイチローが映っている(ココから)。
イチローも四球では出塁して盗塁も決めている。後続がつながらず、2つ盗塁をイチローの前にきめたゴードンとともに、2・3塁で残塁になったのは残念至極だった~~~~。盗塁も今季11個目で、メジャー通算500盗塁へあと2盗塁だとか。
イチローが動くと、数字も動いていく。2盗塁で大リーグ単独500盗塁。2得点で日米通算2000得点。あと、55安打でピート・ローズの通算安打記録に並ぶ。どの数字にも1歩、1歩と刻まれて近づいている。
今日のイチローの10000打席についてのコメント「2001年に来たとき、1万打席立つとは誰も思っていなかっただろうし、僕も考えてすらいなかった。一つ一つ積み重ねるしか方法がないことなので、それなりの思いはあります。その割にはヒットの数が少ないというのはある。自分の通常の力を出せていれば、もっともっと早く到達したでしょう」(スポニチより引用)
健康で、イチローがプレーし続けていることに感謝して、明日のヒットに期待しよう!
実は昨夜、ひどい雲に覆われた夜にもかかわらず、奇跡のように月をみた。このツキ・パワー、さすがに雨の降る今夜は月がみられないので、明日に使ってくださ~い!