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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

油断大敵。土星と木星も近づいてる?(厚生労働省のコロナウィルス陽性者・検査数・重症者数のグラフの見つけ方)

2020-11-15 00:53:27 | 惑星・天体ニュース

   ソーシャルディスタンスをずっと保ち続けていた土星と木星が、何だか近づいて来ていませんか?

   <2020年11月14日17:25>

   2つの星の距離は、いつも同じ拡大率で撮らないと近づいていることを比較できないので説明が難しいですが、今日夕方の空で(この並ぶ2人の距離、近い!)と思えましたよ。「人もGo to キャンペーンだ何だと言って、つい気の緩みがでてきているところで、おいおい君たちも?」なんて、思わず声をかけちゃいました。 でも、実は見かけは近くなっても、この惑星達は違う軌道を動いているので、12月22日に最接近するのですが、くっついて見えても、ちゃんとソーシャルディスタンスをとり続けているのです。

   人間の方はというと、”ステイホーム”から一転、「経済」のためと外食や旅行を奨励してきたのですから、冬の乾燥も手伝って、コロナが感染拡大するのも当然です。しかも、医師会などで、第3波が来ていると警戒感をしめしているのに、まだブレーキをかけないでいる政府。大丈夫なんでしょうか?何も説明をしない、責任を取らない政府のなすがままに国民はノー天気にしていて、本当に大丈夫なのでしょうか?

   下の図は、厚生労働省のココから転載したものです。以前のようなグラフによらない数字での統計も相変わらずの出し方で「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について」として、「報道・広報」のところに出ているのですが、その探し方については、すでに「新型コロナウィルスの検査数を厚労省のHPで確認する方法(改定版)」で説明したので、そちらを参照して下さい。

   さて、やっと見つけたこの下のグラフを見れば、一目瞭然!!! 医師の方々が言っているように「第3波が来ている」と思えるのが当たり前ですよね。ヨーロッパとかアメリカとかの例から考えて、「このタイミングを放置してGo Toキャンペーンなんて続けている場合じゃないでしょ!」と思う人が多くなるはずです。

   テレビで一瞬流れたりはしますが、このグラフの語っている「事実」を、国民はもっともっと直視する必要があると私は思います。そして、報道ももっと伝えていいはずです。

   そして、このグラフもまた、前の直ぐに見つけられたかというと、数字での統計に負けず劣らず、難しかったので、実際に見てみようと思う方のために、見つけ方をお伝えしておきます。下の説明を読んでこのグラフを探してみて頂ければ、どうやらこの政府は、国民にこのグラフをしっかり見てほしいと思っていないということに気づいて頂けると思います。

   

     

     

     では、まず「このグラフが、どうやると厚生労働省のページで見つけられるか」の説明をしましょう。

     最初に、厚生労働省のトップページを開きます。そして、上に表示されていて、どんどん画面が流れていくような下のような画像の中で、「新型コロナウィルスの感染症の情報はこちら」というのが流れた時に、大きい赤い文字の方ではなく、赤い文字の右の、白い小さい字で「新型コロナウィルス感染症について」と書いてあるところをクリックしましょう。赤い文字の方が目立ちますが、そこをクリックしてもサイトは出ません(!)。

     まあ、矢印が画像の右左にあって、通り過ぎてしまったら矢印で戻せますが、何でこんなルーレットまがいの画面で、選択しないといけないのでしょうね?まるで敏捷力テストをされているみたいじゃないですか。 でも、まあ、よく見ると右の青地に白い文字でも「新型コロナウィルス感染症について」とあるので、そこをクリックしてもでるでしょうか・・・・いえいえ、クリックしても直接サイトにはいけません。ただ、下のような画像が表示されて止まった状態にはなります(何で、そこをクリックして直接サイトが開くようにしてないのかな???)。でも、仕方ありません。上でお伝えしたように、大きい赤い字ではなく、右の白い字の「新型コロナウィルス感染症について」をクリックして見ることにしましょう。

     

      (なんで、こんなに面倒なの?)と、最初のところでイラだったら、グラフには辿り着けません。

      なぜなら、やっと「新型コロナウィルス感染症について」というページが開けても、まだまだグラフは出てこないからです。最初に出てくるのは、下のような3つの説明、「感染リスクが高まる『5つの場面』」「国民のみなさま向けの情報」「政府の取組等」なのですから。さあ、下の画面をよく見て下さい。

               

    あまり、大きく表示したら、うんざりされるのでこれでもかなり縮小して表示しましたが、こんな風に1つ目「感染リスクが高まる『5つの場面』」で「まず、自分たちで自助努力して下さい」というのを見て、次に「国民のみなさま向けの情報」で「こんな情報を政府は提供してますよ」を見て、さらに、「政府の取組等」で「政府はこんなに頑張って政策をしていますよ」という政府の(やっています!)の説明を見て頂いてから、さらにページを下へスクロールします。それをしていかないと、この説明の下にグラフが隠れているのさえ、気づくことができません。

    分かりますか?感染者のグラフが出てくるのは、上に表示したページの1番下の「概況」の文字が出た後なのです。お疲れ様でした~~~~。何だか、菅首相の「自助、共助、公助」の言葉通りに自助が最初に来ていること。国民に危機を知らしめないで「経済」を回すことに重点が置かれていることが、ここにも感じられませんか?

    国民に事実認識を深めようという意図より、国民には自分で責任を持って危なくないようにしてもらいながら、どうにか「経済」を回して行って、「もし問題が起これば、国民の自己責任」という声が何だか聞こえてくるような気がしました。

     

    見つけづらい、かなり初期から公表されている「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について」の説明に、PCR検査の最大能力は1日85000件近くになっているのに気づきました。ただ、昔も今も、最大能力が増えても、実施件数はそれと一緒にどんどん伸びていくこともなく、今も24000件とさっきお見せしたグラフのところに出ています。コロナウィルスの特徴は、「無症状でも感染能力があること。症状の出る人も、実は症状が出る前にすでに感染能力があり、感染を広げる可能性がある」ことでした。体温をいろいろな公共施設や病院で測るようになりましたが、このウィルスの特色から、これで万全と言えないことは明らかです。 検査数が多いことでニュースでよく比較された韓国を見てみましょう。厚生労働省の数字の統計の方のサイトから転載しました「国外の発生状況」から、日本と韓国を比較してみて下さい。

    感染者数、日本はとうとう10万人を超えて韓国の4倍の感染者が出ています、死者数でも、韓国の3.8倍と4倍近いです。日本と韓国の違いは「実施検査数」と言われています。どうして、最大検査能力と実施検査数とが日本は乖離しているのでしょうか?

   注意追記)*日本は人口が1.27億人、韓国は0.52億人なので、人口が2.5倍弱違うのを考えると、感染者も死者も4倍ではなく、約1.5~1.6倍と考えた方が正確でした。人口が14億人で日本の11倍ある中国と比較した方が良かったかもしれません。下の図で中国の感染者と死者数を日本と比べてみて下さい。

    

     

     

    さあ、上に出したグラフをもう一度、下に出しておきます。じっくりとこのグラフを見てあなた自身がどんな行動をとり、どんな政府を選択しないといけないか、今の政府で大丈夫か、オリンピックなんて考えていられる事態なのだろうか、考えて行動して下さい。

     

     

      勿論、私も私の予想が現実にならないことを願っています。だから、月にも日々祈っている訳ですが・・・現実から目を背けない大切さを忘れないようにすることは、心がけないと。人の命に関わる問題ですから。

    

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「STARBUCKS(スタバ)」って、人に優しくていいな!

2020-11-15 00:53:27 | 日記

   朝日新聞の11月13日の夕刊に大きな記事で、スタバの国立店の23人の店員のうち18人が聴覚障害のある店員だということが伝えられ、その接客が注目を浴びていると書かれていた。

   

   上の画像に、朝日の動画ニュースをリンクしておいたので、実際の様子はココでも、画像でもリンクして確かめてほしいが、スタバのこの試みに拍手。「れいわ新選組」が、参議院選挙で参議院に2人の重い障害を持つ方を議員として送ったことが、参議院の会議場や、質疑に大きな影響を与え、人々にも障がい者の方への考え方に大きな変化をもたらしたように、人は大きなこうしたトライアルで自分の殻にこもった狭い考え(自分と違う立場の人への理解不足)や感情を乗り越えていくきっかけをもらえるだろうと思った。

   「れいわ新選組」を参議院選挙の時に注目したのは、「生産性」で人間を判断するような社会へ強く「NO!」を打ち出したところだったが、今の政府が成長戦略会議において重用する傾向に対して「#竹中氏を政治から排除しよう」とするツイッターが炎上し始めているようだ。いつものように、マスコミには山本太郎もだしてもらえないし、原発問題、再稼働問題も本当にないがしろにおかれて報道に乗らないが・・・(嘆)

   炎上のきっかけになったのは、テレビ番組で(非正規雇用が4割になっている現状)を憂いた人の意見を受けて、竹中氏が「首を切れない社員なんて雇えないですよ!普通」「正規雇用は守られ過ぎてる」などと発言したことを受けた人々の驚きと怒りからだと思う。私も、「正規雇用は異常だとして、会社が自由に解雇することができないのはおかしい」と熱弁を振るい、労働者をまるで人として見ていない発言に目を疑い、怒りがこみ上げた。ココから見て、竹中氏は人間の顔をしてはいるが、「鬼滅の刃」に出てくるような人間の中に潜んでいる「鬼」なのではないかと思えた。(人を生産性だけで見る人たち)が今の政府内には多い!* 

   山本太郎の「あなたは生きているだけで価値がある」という言葉と比較してみてほしい。人間は、いろいろな制約をもって生まれ育ち、闘いながら日々を生きている。搾り取るように人々に生産性の強化を求める社会が、人を幸せに出来るわけがない。

   正直なところ、私の職場は私も1年契約の非正規ですし、仲間の大半も1年契約。4月の契約更新前の時期などには、特に定員の調整が行われることが分かると、ギスギスした空気が流れます。非正規が当たり前でいい働き方だという人には、まず巷の非正規雇用で雇われる者の生活を実際に送ってみてもらってから発言してほしいです。

   弱さを補い合い、助け合い、皆で幸せを目指すことこそが人間らしい大切な生き方だと思います。

   その点、スタバのこの試みは、そうした「生産性で人を評価する」のでなく、「人がその人らしく生きられる場所を提供する」企業として、まさにSDGsの目指す、全てのひとが幸せになることで皆の幸せを広げて行こうとするゴールを目指している活動として大きく大きく評価できた。是非、遠いけれども国立店を訪れてみたいです。きっと、そこには、働く人の笑顔と優しさがあって、多くの人が癒やされ、学びがあるのではないでしょうか。それが、1時間にどれだけたくさんの客をさばける生産性の高い店より、来店者も働く人にも同じ時間を生きている喜びのある店として評判を呼ぶと思います。

   お月様、温かい心の人たちを応援して下さい。そして、人を経済の成長のための道具としてしか見られない人に、何が大切なのかを思い出させる出来事を与えて目を覚まさせて下さい。月パワーで正しいことが、世の中に広がりますように。

   トランプも早く敗北を認め、訴訟を取り下げ、バイデンに勝利の祝電をつたえるように!お月様、しっかり背中をつきパワーで押してやって下さい。本当に、今のトランプのやり方は、民主主義社会の恥です。

*時事通信のココの記事を下記に転載させてもらうと、今の政府の考えを見てみると、何と「生産性」のオンパレードではないか。

政府は16日、成長戦略会議(議長・加藤勝信官房長官)の初会合を開き、低迷する企業の生産性の底上げなど成長戦略の具体策の議論を開始した。菅義偉首相が経済政策の司令塔と位置付ける経済財政諮問会議が示す基本方針に沿って、年末までに中間取りまとめを行い、来年6月に新たな成長戦略を策定する。
 菅首相は会議で「経済の持続的成長に向けて制度改正など成長戦略のための改革の具体策を議論してほしい」と指示した。重点課題として、(1)新型コロナウイルス時代の企業の事業再構築(2)生産性向上(3)強靱(きょうじん)なサプライチェーン(部品供給網)の構築(4)足腰の強い中小企業の育成―などを挙げた。
 西村康稔経済再生担当相は会議後の記者会見で、「生産性を上げて、競争力をどう強化するのかが共通認識となった」と説明した。 
[時事通信社]

 

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