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地震情報は、東京新聞が1番いい!(小沢彗一記者について)

2024-01-10 11:16:27 | 東京新聞を応援

   今朝の東京新聞に他の大手新聞にはない記事が掲載されていました。これは、かねてから東京新聞では記者の小沢彗一さんが気づいて、著書「南海トラフの真実」で詳細を明らかにしてきたことですが、・・・。

   (前書きからみると)

   私が南海トラフ地震の確率が「水増し」されていることを初めて 知ったのは2018年。それまで科学的根拠に基づき算出されている と思っていた確率が、いい加減な根拠をもとに政治的な決められ 方をしていたことに、唖然とした。 また、取材をしていくと、防災予算獲得の都合などから、南海ト ラフ地震が「えこひいき」されて確率が高く示されるあまり、全国の他の地域の確率が低くとらえられて油断が生じ、むしろ被害 を拡大させる要因になっている実態も見えてきた

   西日本から東日本の太平洋側を中心に、大きな被害が予想される「南海ト ラフ地震」。この地震がこれから30年以内に起きる確率を、政府は70%~ 80%と予測する。この数値の出し方に疑問を持った小沢記者が、その数字を決定 した会議の議事録や予測の根拠となる室津港の水深を記した古文書など を探し出し、南海トラフの確率の出し方が「えこひいき」されている真実 を突き止めた本だ。

   

   

   そして、ややもすれば、地震の危険を強調して地震予算を増大してきた政府に棹さすような隠したい事実に「科学的な事実は、曲げてはなられない」という立場の小沢さんを守って真実を伝える彼の背中を押して、この本の基礎となる連載をしてきたのが東京新聞だ。 

  連載では「30年以内70~80%」とされる南海トラフ地震の発生確率は予算獲得などのために「水増し」された数字であることを報じた。2020~22年に連載し、20年に科学ジャーナリスト賞、2023年10月に菊池寛賞を受賞した

 小沢記者は「現時点で精度の高い予測は不可能」と説明。南海トラフ地震の確率を意図的に上げることで、他の地域に油断が生まれ被害が拡大している実態に触れ、「政治的都合で科学を曲げるようなまねをするのは言語道断」と語った。(ココより)

    是非、この本も読んでほしいが、下の今朝の東京新聞でも概要を知ることができる。

     

     

     都合の悪いことを知った時、「ごまかす」「見なかった振りをする」「もみ消しに走る」、「最善を尽くし対応する」。あなたなら、どう行動しますか?

     日本人ひとりひとりが長期政権の残した「忖度」という悪癖と一切決別して「最善を尽くし(将来2度と同じ事が起こらないように願い)対応する」。この態度なくしては、日本は坂を転げ落ちて、後顧の憂いを残すだけですね。

     私は、時々5~6紙比較をこのブログでしますが、まず1番に.安い上に内容がいい「東京新聞」を、次に.「朝日新聞」、「毎日新聞」 を評価しています。

   読売新聞を日本人の大半が、値段も高くて内容もひどいのに読んでいることが、わたしには本当に理解できません。是非、図書館で一度読み比べてみて下さい。月4000円以上のお金を払い、毎日読んでいるモノに、そう無関心で適当に選んでいてはおかしいでしょう?

   *東京新聞を、私は、朝刊のみ購読3300円(税込み)で読んでいます。

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