4月にスマホを始めて3か月あまり。今も、まだ慣れずにおたおたしていますが、それでも少しずつ新しい使い方を覚えたり、アプリを取り込んで楽しんだりしています。
最近入れたアプリは、「常用漢字筆順辞典」。無料アプリですが、結構使えて面白い。
時間のある時に、少しずつ進めていたら、目からウロコの新発見が続出。
実は、まだ子育て中の時に塾の先生をしたことがあって、その時「授業参観」なるものがありました。
その時に、ご父兄の方から、「板書する時に先生が書き順を間違えていましたが、気を付けていただきたい」とのご注意を受けました。
当時は、自分も忙しく結局なるべく板書をしないという選択をして逃れてしまいましたが

それを思い出して、このアプリで勉強してみることにしました。
すると、確かに私の書き順が間違っていること結構多くて驚きでした。
ちなみに、間違っているのは、同じ傾向で間違っていることも多く、こういうアプリで克服していけば、思いがけず手早く克服できるような気もしてきました。
メ、ナ、とかが入るのが実に間違い易い
有名なのは、「右」と「左」の描き順の違いですが、「有」「丸」「成」は「右」と同じように斜めの線から書きだす。
難しいのは「巨」「医」「匠」 同じ構えでも書き順が違う! 「巨」の書き順だけは何と縦棒から入る。何故だ!
しかも、「医」に至っては、思いもかけない書き順だった!えっ、そうなの?
*余談だが、巨人の巨が小学校で習わず、中学で習うのも不思議。曜日の「曜」を先日遊びに行った時に、小2の孫が勉強していて驚いたが、巨の方が簡単なのに。
「母」「臼」も違って覚えていた。
そして、極めつけは「化」「死」「壱」「叱る」「泥」。

このアプリ、活字でなく筆で書いたように表現されているので、自分の間違いが一目瞭然。
「あっ!」
私はこれまで、左から右に「七」の横線と同じように書いて、「但し、左に線が出ないように」と思って書いてきました。
でも、それは間違いだったと気づきました。
通常の活字で見ていたらわからないし、テストでもXにされたことは1回もありませんでしたが、正しく書くとなんだかとても新鮮な感じ。
字がうまく見えるようになった気がしました。
そして、まだこれで終わりではありませんでした。
今日1番の驚きは、「片」でした。

あれ?「片」って下がTの字になっていて

と、こんな風で「5画」じゃないの?
夫を呼んで書いてもらうと、夫もTの字に・・・。
でも、あれこれ確認してみると、今はどこも「片」になっています。
ようやくみつけたサイトでも、下がTの字になったのは「異体字」にはあるが、旧漢字にはなく、明治から「片」が使われていた~などという説明・・・あれれ


(私たちが子供の頃、片の字は下がTで教えていたのでは?)と夫婦で推測したのですが、分からずじまい。
あなたはいかがですか?
夫曰く、「もし学校で習っていなかったんなら、偶然に俺とお前が間違っていたのか?そんなことってあるか?」
う~ん、こんなところに「不思議な赤い糸」が!!!???
とりあえず、もう私たちの書く片は使われないようです。
主人が「鎌倉幕府の成立だって、今は『イイクニ作ろう鎌倉幕府 1192年』じゃないんだよ」とのこと。
「!?」
今は、1185年と教わるそうです。
いやはや、孫に勉強を教える時には気をつけないと~~~~!
そういえば、孫が生まれた時も、私たちの子育て時代といろいろなことが様変わりしていて・・・・「(昔の)おばあちゃんの知恵」と「新しい育児」と違っていて戸惑いましたっけ。思い込まずに、新しい勉強もしておかないと~ですね(汗)
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