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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン110

2018-03-02 23:12:24 | ピアノ

 

    まずは、レオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」から。今日は8曲目。前回を上回り、さらにメロディーがジャズっぽくて、愉しい曲でした。私の弾いている曲をいつもジャズっぽくないと思って聞いているらしい夫が、「ジャズっぽい音がしていた」と言った曲です。

    「いい感じで面白かったです」と言うと「そうですね。いいテキストでしたね」と先生。「これは典型的なブルース形式ですね」というので、どういうことか説明して頂くと、Cが主音だとするとC、F、C、C F、F、C、C にバリエーションがつく12小節になっているのがブルース形式と言って、楽譜でみるとそれが本当に2回繰り返している曲でした。なるほどぉ。

    そして、まずは最新のCDでクラシックのアレンジ曲集”PAVANE AND REFLECTIONS"から「夢(ドビッシー)」から。8分の6拍子を感じ損なって、前回のレッスンでは 6拍中の3拍が(1.5  1.5)、 (2 1)、 (休1 1)、と違うとり方になっているのを適当に弾いているとご注意を受けて、しっかり練習してきたはずでした。

    が、図らずも失態続きで、弾き終わると「前回よりはよくなっていますが、まず最初のところの弾き方ですが、ちょっともう1度ここから~」ということで弾いてみると、「楽譜じゃスタッカートになっているように見えますが、この1音目は押さえる感じではじかないで弾いて下さい」とのことでやり直し。おっ、ちょっと違った。

    「油断すると違ってしまうみたいだけれど、音のとり方は大分よくなりましたね」「ただ、Eのところは急に音が遅くなっていて、違いますね」ということで、その前のあたりから、Eへの入りを繰り返し練習。音を伸ばして弾いて終わった感じになったところで、8分の6拍子というより、(1.5 1.5 1.5 1.5)の音が続くと私の頭は4拍子に転換して考えるようになって調子が狂うようです。

    あ~難しい。ソコソコ分かったところで、お次は、アドリブ。

    「アドリブも練習したにはしたのですが、B♭で4小節、FM7/Aで4小節を繰り返す部分は、4小節も音を繰り出せずに息切れするので、B♭で2小節、FM7/Aで2小節を繰り返すとどうにかなるのですが、それでもいいですか?」とお尋ねすると、許可が出て、どうにかやり過ごして、へぼアドリブで駆け抜けました。(あとで、先生も実は4小節の同じコードのアドリブには苦労すると言うので、まさか~とびっくり。私にできる訳なかったと納得しました)

    「あと、Cの部分に2回目に来た時は右でメロディー弾いて下さいね」「えっ、右ですか?」 そう言われて楽譜をみると、小さく下にX1 Bass Melody とあって、これが1回目はベースがメロディーを弾くということで、2回目はピアノが右手でメロディーを弾くというので、最初はベース代わりに左で弾いたんで・・・との説明。急に言われて右と左手の読み替えは簡単ではなく、頭の中がパズルを解くようで試行錯誤。という訳で、とてもとても卒業には到達できず、次回へ。

    さて、もう1曲の”Across the Border"も、上の「夢」ヘ長調であることも含めて偶然似た音どりが頻出する、こちらは先生のオリジナル曲。 (1.5 1.5)(1 1 1)(1.5 1 1)と、前の「夢」より更に複雑なパターンを加えてのこれまた8分の6拍子。夢の不成功にヨレヨレしながら弾くと(苦笑)、「前回にくらべて、全体はまとまってきたけれど・・・完全に4拍子になっちゃっているところがあります」ということで、8分の6拍子をどうもこなせ切れない。難しい。4拍子と言われてガックリしながらも、先生が横でタタタ タタタと拍子を取って下さる中をヨロけながらも弾き続けました。う~ん、(1.5 1.5)でカウントをタタタ タタタから話すのがまずいのだと前回と同じことを再度気づきました。

   「思いっきり左で3拍子を弾いてしまえば、入るのでそれでいってみます」と音は騒がしくなってしまうのですが、その弾き方にもどします。こうすると、ハマるにハマるのですが、音楽的でないような・・・。 でも、とりあえず、間違えやすい所には左の音を添えて「ころばぬ先の杖」にすることに。それで、ようやく音が落ち着いてきて、「いやいや難しい」と難しいの連発の嘆きブルースのレッスンでした(汗)

   かくして、せっかくカメラを充電して準備万端だったにも拘らず、新曲はなしでしたぁ~~~~。残念!!!! しっかり練習して出直してきますっ。

   そして、レッスンの帰り道、先のブログにあげた満月のお月様が「お疲れ様~」と慰めにでてきてくれて、晩酌では「今日はダメダメなレッスンでしたが、お疲れ様ぁ~」とダイヤモンド富士のビール缶をプシュッと開けた私だったのであります。はい。

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