昨夕も、日の入りから月の入りまで43分の差があったので、月に逢える可能性がないかと西の地平線が見える場所へ行ってみましたが、金星は見えたのですが、金星から目を落として月のいそうな地平線そばを『舐めるように』写真に撮っておいたのですが・・・月の姿は捉えられませんでした。残念。
そして、「今日は逢えそうだなあ~」と目の前に広がる雲ひとつない夕空を見ながら心躍らせて向かったいつもの場所には・・・
<2025年1月31日17:45>
こんな夢のような美しい風景が広がっていました。
<17:56>
そして、場所を少し移しながら、土星が見えてこないかと待っていたら、土星も微かな光ではありますが、ちょうど金星と下の月との真ん中に点のようにしか見えませんがみつかりましたっ! 見えない方、上の写真を拡大して~もしくは、心の目でみて下さい(笑)
最初の写真では実際より太く写真に写っている月の実際は、こんな細い月でした。
そして、天頂にいる木星を見つけてカメラをむけると・・・木星の周りが何とも賑やかで、星がたくさんカメラの画像に 我も我もと現れて驚かされきました。気づくと電線が入っていてちょっと残念なことをしましたが、真ん中の木星の横にはおうし座の顔のVが横倒しになっていて・・・おうしの角も2つ見えて、さらに、写真の上の縁近くの中央 やや右に、『星の塊』まで写っていました。「昴(すばる)」です。きれ~~~~~い!!! 何だか、宝石箱をひっくり返したように星がたくさん固まっていました。
国立天文台の今月の星空(1月中旬の21時の空)のおうし座と比較してみると、1番明るいの木星、Vの字の顔、角の先の2つの星をどう結んでおうしに見えるか分かっていただけそうですね。
そして、さらに今日は、家に帰りながら東空を眺めたら、赤い火星が見えました。
<18:06>
さっきの写真とちょっと角度が違っていますし、図の方は、上のおうし座と一緒の図なので、火星が10日以上経って、ふたご座のポルックスの図では左下の図になっていますが、18日の火星とふたご座の写真で復習で出してみると・・・
<1月18日>
ついでに、今日と18日の間にとった火星とふたご座の23日の写真も出してみると・・・
<23日>
一直線から、今日のL字型まで火星がどう動いたか分かりますね。
惑星って、こうやって動かない恒星の間をフラフラ遊んでまわっているんです。人間を惑わす面白い星でしょう。まさに「惑わせ星」らしい姿、これからもまだまだ楽しませてくれる火星です。(今度はまた反対に動き出しちゃうかも!!??)ですよ~。まさかぁ???ホントです。疑う方はしばらく夜の東空の観察を楽しんでみてください。
今日は、細い月に逢えて、金星、土星、木星、火星にも逢えて、しかもいろいろなことがけっこううまく進んで、とても気持ちのいい1日でした。無事に過ごせた事にも感謝して。明日もいい1日になりますように!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます