今日は火星が地球に最接近する日。太陽の周りを地球の外側を回っている火星と地球はそのスピードの違いから、ほぼ2年2ヶ月に1回は近づいては離れてを繰り返している。今回は、前回の接近時ほどではないが、準接近。下の図のように、地球と火星の距離が近いので、より赤く大きく空に輝いて見える。
<白井市文化センタープラネタリウム:作成>
<2020年10月6日22:04>
電線に引っかかりつつ昇ってきた月に比べ、火星は随分早くみられるようになりました。もう、結構高い所にみえました。ただ、写真ではなぜか赤く写ってはくれません。見た目より明るさも控えめです。右上端の点が火星です。これからは、どんどん暗くなりますが、来年に向けさらに早寝の方にも見やすい時間に見られるようになるので、今の明るさを覚えておいて、だんだん暗くなっていくのを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。これ、「惑星ならではの楽しみ」なんですよね。
あと、明るさだけでなく、少し明るい星がいるともっと分かりやすいのですが、さらにこれから1月にかけて、うお座の星の中で行って戻るというオカシナ動きを見せてくれますよ。私のカメラも暗い星座を撮るのは不得意なので無理ですが、国立天文台のサイトのココから図を転載しておみせしますね。うお座の中を、なんだか遊んでいるみたいでしょ。
惑星を昔の人は「遊び星」と呼んだりもしたようですが、昔のひとは、今のひとより世の中が暗い分夜空の星と仲良しで、惑星のこともきっとよく観察していたんですね。惑星のこの「逆行」という動きをもっと知りたいと思った方は、下の写真をクリックすると国立天文台の詳しい説明が見られますよ。
さて、今夜のお月様がきれいにみえたところをアップした写真です。
火星に先導されながら、しずしずと夜空を移動しながら、今も私たちを空から見守ってくれているお月様です。明朝は10時以降まで沈まないので、ゴミを出しに外に出た時や、でかける途中に青空が広がっていたら、西空のどこかに白い月がいるはずです。みつけて、「おはよう!」と声をかけてみて下さい。
追伸)TBSの夕方の森田さんの天気予報の「夜空の晴れマーク」が変更になった写真がやっと撮れました。これで、やっと北半球の日本で見る月の形になりました。月のことを知っている人には、違和感がなかったかもしれませんが、これまでは、三日月が右が欠けている日本では未明の月になっていて、18ー21時の月としては間違っていました。でも、NHKは因みに星のマークにしています。正直、三日月は可愛いですが、三日月はいつも見られるものではないので、星にしているNHKの方が正確ともいえます。でも、可愛いからそこはもういいとしましょう。 (この話の詳細は、このブログのココから)
18時過ぎのISSすら見られない雲の広がり!火星なんか、火星なんか(;_;)
満月以降、夜空を見上げる楽しみを奪われてますよ。それでも寝る前に運良く雲の中の月を見られてはいますけど。
これからしばらく台風の影響で天気が悪く今の月も見納めっぽい雰囲気。
今年は梅雨時からなかなかのんびりと夜空を楽しめる時がありません。
10日までISSの観測好機なのに、またも雨続きになってダメそうだし、フラストレーションがたまるたまる!
もういい加減にして!と言いたいぐらいです。
日本の政治のモヤモヤ具合を現しているのかもしれませんね。
こちらは、どうにか見られましたが、一緒に見られなくて残念でした。今日はこっちも雨です。明日、明後日と、病院の付き添いとかでかけなくちゃいけないのに、どうなることか。元気だった義母も、面会は制限されるし、刺激がすくないせいか痴呆が進み介護2から急に介護4へ。「何か、すっきり気持ちが晴れ晴れするいいことはないかなぁ~」とぼやいています。