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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

夜が更けると、冬の星座のお祭りですぅ

2021-12-04 01:15:27 | 惑星・天体ニュース

   今朝は早く起きて、極細のお月様を見られるチャンスでしたが、夜更かしをして寝るのが遅く、今朝地震があったのすら知らずに爆睡。見られませんでした。残念。今回の月の巡りの最後を飾れませんでしたが、「銀河鉄道の月」のブドリさんが何と(火星と極細のお月様)をココでアップしてくれていました。2021年「藤井旭の天文年鑑」では、12月の火星は「太陽に近く観測できません」と書いてあったのに。最近、藤井さんのこの本は時々怪しい所があります。皆さん、疑い深いと嫌われそうですが、(いくらお気に入りでも『どっぶり信じ込んでしまう』ことは危険です!) 注意しましょう。そして、ココ を見て火星が極細月を楽しませてもらいながら、『疑うことの大切さ』も学びましょう。

   そして、今夜は月はいないのですが、夜寝る前に晴れている夜空で、お祭りをしているような賑やかな冬の星座を楽しみました。

   

    どうでしょう。真ん中がオリオン座です。右上には牡牛座の顔のVの字も見えていますね。

           

     オリオン座の三つ星の下のオリオン座大星雲も見えますね。小さい星も空気が澄んでいるのかたくさん写り込んでいました。

              

     ちょっと写真が粗くなりましたが、オリオン座の右の方を撮ってみると、牡牛座の顔のVの字の右上、写真の縁のそばにいくつかの星が集まって見えるプレアデス星団も見えていました。何とも賑やかな冬の星空。ちょっと寝る前に寒くないようにして見上げてみませんか? 明日は、2年前に中村哲さんが亡くなった日です。

     ペシャワールの会から、ココで「アンコール会いたい」の再放送があると案内が来ました。NHK総合12月4日(土)午前5:40~午前5:50の短い番組のようですが、尊敬する中村哲さんの偉業をしっかり思い返したいと思います。今日の夜のニュースでアフガニスタンを今支配しているタリバンが、中村哲さんが100万人の飢餓の危機を前に用水路の建設をして60万人の人々の水と食料を確保したと言われる現場を訪れ、彼の遺志を受け継いでいくと語っているのを聞きました。中村さんは、空の星になってしまいましたが、今も人々の心の中に生き続けて「平和を生み出すものは、武器ではなく人々の生活を豊かにすることなのだ」ということを、教え続けてくれている!と思いました。

     *見損なってしまった方も、NHKプラスに無料登録すれば、1週間以内なら10分のこの番組を見られます。是非ご覧下さい!

     私は、「平和のために武器が必要だ」という人たちの間違いを、声を大きくして糺していきたい!!!

     

     武器は、人を傷つけることしかできない。武器で、平和は訪れない。

     人の笑顔と喜びを作りたいと思う人たちの努力と汗によってこそ、平和な世界は築かれていくのだ!!!

    

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伊方原発再稼働に反対!

2021-12-02 22:59:14 | 知ろう福島のこと

  朝から伊方原発再稼働のニュースが入り、悲しさがこみ上げた。日本はどこまでも愚かな国なのだ。

  伊方3号機を巡っては、定期検査に入った直後の2020年1月、制御棒を誤って引き抜くなどわずか1カ月間にトラブルが4件相次ぎ、定期検査は約半年中断。同月には広島高裁が運転差し止めを命じる仮処分決定を出した(後に異議審で取り消し)。21年3月以降はテロ対策施設の完成遅れにより、再稼働ができない状態になった。7月には、17~19年に社員(当時)が宿直勤務中に無断外出していたことが発覚。10月12日に再稼働させる計画だったが、再延期を余儀なくされていた(ココより)。

  そんな日本の相も変わらず不完全でお粗末な体制の原発の再稼働を、なぜ日本国民は許してしまうのか。私は断固反対する! 先日ちょうど、「原発に挑んだ裁判官」という本を読んでこのブログのココに書いたが、最高裁が<担当省庁が審判して「合格」としたのなら、規制基準が不合理なときや、見逃すことのできない欠陥・見落としがない限り、裁判所は行政庁の裁量の範囲内であり、「よし」として、行政に判断をゆだねる。つまり、独自の判断に踏み込まず、原発が規制基準に合っているかで判決を下す>という「伊方方式」の判決を出したことで、日本の原発政策が後押しされてきたこと。それによって、住民側の、原発建設・稼働を阻止する力が押しつぶし続けてきたのだ。

  そんな中でも、福島原発事故前に、原発の危険性に気づいて、志賀原発訴訟で、「ちょうど偶然にも原発近くを通る断層帯についての新しい知見が出て、5つの断層が別々にしか動かないから地震の規模はM6.6と電力会社が主張したが、1度に動けば、M7.6の地震が想定される解析結果が政府の組織・地震調査委員会から3月に出された。さらに、もうひとつ、8月に宮城県沖地震が起きた。女川原発で、想定基準地震動を200ガル上まわる地震が起きた!」として、2006年3月、住民勝訴の運転差し止めの判決を下した裁判長がいたのだ。井戸耕一さんだ。 

  だが、この訴訟は高裁で逆転敗訴、2010年秋に、最高裁で住民側の敗訴が確定した。東日本大震災が発生したのは、4ヶ月余りあとだったという。もし、国民の安全を重視する井戸耕一裁判長の判決にならって、高裁や最高裁が、「炉心溶融事故の可能性も・・・ある」「多重防護が有効に機能するとはかんがえられない」という福島事故で本当に起きてしまったことを予見し、しっかり「危険」とみなして判決を出していれば・・・。

  。とはいえd、「・・・たら」「・・・れば」の話はしても仕方がない。その井戸裁判長が、「裁判官の判断自体も、国民の意識を反映する部分がある。裁判官も世論からまったく自由な存在ではなく、国民的な世論に影響される面は否めません」と言っているように、国民の自身がこの結果を招いたことは確かなのだから。 私自身も含めて、福島原発事故のような過酷事故が起きることを予想もせずに、「原発神話」に踊って信じてしまった日本国民の愚かさ。その愚かさが、高裁や最高裁の判決に反映してしまったということだろう。

  しかも、日本の国民は、全原発を停止させ、再生可能エネルギーへの転換に動いた民主党政権を、福島原発事故の翌年には引きずり降ろし、「原発神話」で福島事故を招いた責任を負うべき自民党政権を帰り咲かせてしまった!!!

  さらには、その後も、説明責任も果たさずに平和憲法を揺るがす集団的自衛権に踏み込み、兵器の大人買いを続け、欠陥のあるイージスアショアに予算をつぎ込んだあげくに頓挫させ・・・人事権を使い官僚を支配し、改ざん、嘘、ごまかしのやりたい放題のトンデモナイ長期政権を支持し続けてきたのだ。さらに、2021年の今回の衆議院においてさえも、過半数を与えてしまった私たち日本国民・・・。

  なんということだ。安全な「核利用」なんてあり得ないのに。世界の多くの国が福島原発事故に驚愕して、ドイツの脱原発を始めとして、再生可能エネルギーに転換をしっかり進めているのに。日本では「原子力の安全神話」が復活され、なんと再稼働を始めるなんて!!!! さらに、石炭発電も止めずに増やそうとしている日本。不名誉な「化石賞」を何回ももらってしまう日本。まったく、恥ずかしい。

  世界の地震の10分の1が起きる日本で!!!地震にさえ脆弱な原発を、ミサイルを変幻自在な場所から複数同時に発射できる技術を着々と磨く他国の脅威の下で。「核弾頭」を、日本が用意して待っているような「原発の再稼働」をするなんて!!!

  しかも、(そんな脅威の下で、危険な原発を廃炉を急ぐどころか、反対に相手国を刺激して喧嘩を売るような「敵基地攻撃能力」を検討する!?)そんな政権を支持するなんて!!!! 日本人の「国の安全」についての根本的な視点の欠如に、私は心から驚愕している。

  原発の再稼働なんて、あり得ない。すべての原発は廃炉にすべし!!!廃炉技術と、再生可能エネルギーの技術こそ、世界に役立つ。世界に役立つ技術をもつ日本になってこそ、他国との平和な関係を持てる。

  今、こんな中で、平和憲法を捨て去り、軍備を拡大し、他国を刺激しようとするような政権には、「日本の安全」を語る資格はない!!!! 

  軍拡に注ぐ予算を廃炉に注ぐべし。再稼働のためにいくら安全対策へ高額投資をしても、完全な「安全」など実現できない。なぜなら、日本は地震国で、大きな地震が過去に何回も起きて国なのだから。しかも、伊方の恥ずかしいトラブルの数々と同じように、スリーマイルも、チェルノブイリも人間が引き起こした人災なのだ。 

     原発の「脆弱さ」への理解が世界で最も欠けている日本に、「原発の再稼働」はまさに自殺行為だ!!! 

  

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未明の細い月に感嘆!

2021-12-02 10:02:21 | 惑星・天体ニュース

  まずは写真から。

    <2021年12月2日5:56>

   5時40分頃か?けたたましい目覚ましの音で起こされた。もともと滅茶苦茶早朝に起きるのに、なぜか最近は、目覚ましもかけて寝ている夫。普通はそれでも目覚ましより先に目が覚めて、事前に目覚ましを止め居間にヒーターをつけて移動する。

   なんで止めて行かないんだ。しかも、狭い家だから居間からでも目覚ましは聞こえているだろう。なぜ、止めにこないんんだ???仕方なく起き上がって目覚ましを止める。忌々しいなぁ。寝坊の私は熟睡を妨げられて、朝から不機嫌に・・・あれっ?でも待てよ。お月様が上っている時間だ! お月様が、熟睡している私に業を煮やして起こしてくれたのかな?

   昨日は雨でまったく月を見られませんでしたが、ダブルお月見の時期をすぎると、細くなった月は空にいるものの朝、日の出前にしか見られなくなります。まさに、今お月様にあわないと、寝坊の私には会えないお月様。

   防寒具を羽織って外にでると・・・快晴の群青色の空にお月様が息を呑むような美しい姿で私を迎えてくれました。

        

       地球照もきれいなお月様が、静かに浮かんでいました。早起きの人たち、気づいてくれているかなぁ?こんな美しいお月様がのぼっていることに。写真をよくみると、ほんのりウサギも浮かび上がっていますよ。

       そして、世が明けてきました。空がだいぶ明るくなってきました。下の写真は実際の空の色よりぐっと明るさを抑えています。

            

       枝の上にお月様に来てもらい、焦点を合わせやすくします。そして、お月様にズームイン!

          <6:21>

     そして、今日のお月様のベストショットです!!!

            

     お月様って、表情がいろいろあって・・・大好きです。今日は、もう日の出後は太陽の眩しさに月の姿を天気はよいのですが見つけることはできません。でも、新月は明後日。明朝も頑張れば、これよりさらに細い「極細お月様」に会えるかもしれません。

     明日の月の出は4:56、日の出は6:34。5時半起きをすれば、晴れていて東に開けた場所で見れば会えそうですね。でも、・・・起きられるかな? お月様、明日も私を起こしてくださいネ! 

    

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2021年11月の惑星

2021-12-01 08:04:08 | 惑星・天体ニュース

    11月19日の月食は楽しめましたか? 5月の時はまったく関東はダメでしたが、この前のほぼ皆既月食は、かなり楽しめました。そんなこんなしている内に、さてもう今年も最後の月になってしまいましたね。

    今年も1年、いろいろな事がありましたが、どうにか最後までたどり着きましたぁ。さて、恒例の前回の月の巡りです。

    前回の11月1日にアップしたのが、9月10日から10月3日までの写真でした。今回のは、その続きです。ちょうど10月31日で終わっているので、その次の巡りもアップできるはず?と思われてしまいそうですが・・・11月の巡りは、5日の新月から始まり12月4日の新月に向けて、今まで未明で3日まで、どうにか見られる日があるかな?というところです。今朝も、11時前まで青空の中で三日月が見られたのを、ひとつ前のブログにアップしましたよ。

   

   上の10月の「月の巡り」、いかがでしょうか?よくお月見ができました。ところで、先日11月28日のこのブログで「ダブルお月見」という言葉をしっかり定義して、<これからは「同じ日付の内に、沈む前の月と、上ってきた月の両方をお月見すること To see both the moon before it sets and the moon as it rises within the same date.」>としました。 それに従い、今回から日付の表示も統一するようにしました。

   日付に「上った時の日付」を基本的に入れるようにしました。このようにすると、上ってきた夜の月と翌朝の月をダブルで2つ掲載したりすることがなくなります。例えば、同じ10月23日の日付が入った写真も上の中にはありますが、10-22(23)は22日に出てきて月となります。その月が沈んで、夜また出てきたのを見た場合は、その月は、10-23と表示することになりました。これで、上ってきて沈むまでの月は何回みても同じお月様を見たということで1回の掲載となり、上にも1枚のみ掲載されるようになります。

   今回はまだ慣れないので、私自身も戸惑いつつですが、やっている内に慣れてくると思います。

    さて、では今年最後の12月の惑星の動きを見ていきましょう。

   水星:夕方の西空に姿を見せ始めますが、来年になると日没後にならないと、まだ太陽に近いので難しそうです。

   金星:明るさを増して1番星として南西の空に夕方輝いて見えています。12月4日には、明るさが最大となる「最大光度」となり、マイナス4.7等に達します。それって、1等星の100倍以上の明るさ!!!! 12月7日頃には、細い三日月がこの金星のそばにやって来るので、素敵なメルヘンチックな写真が撮れそうですよ。但し、7時には沈んでしまうので、夕方暗くなってきたら、早めに南西に開けた場所で楽しみましょう。

   火星:太陽の近くで見られません。

   木星:金星を見つけたら、目を左上の南空に移してみると、明るい星がみつかります。それは、木星です。分からないと言う方は12月9日に月が近づいて、「これが、木星だよ」と教えてくれます。木星も金星ほどではないものの、沈む時間が早くなってきています。早めの夜に見つけてみましょう。

   土星:ちょうど、金星と木星の間にやや暗い星を見つけたら、土星の可能性が大です。最近、雲がちょっとあると見つからないことが多くなっていますが、金星に7日に近づいた月は8日は土星のそばにいます。

   と言うわけで、今月は、お月様が7・8・9日と順に南西から南空に並んでいる惑星を夕方暗くなると訪ねて行く姿を眺めてみましょう。下の図をみると分かりますが、金星・土星・木星がほぼ等間隔になって並ぶように見られます。そこを、お月様が順に訪ねていくのです。下の図の三日月のようなのは、月ではなく、金星が望遠鏡でみると今地球に近くなっていて、金星が満ち欠けしているのが観察できます。ちょうど「三日『金星』」姿にみえるという説明です。冬の星座も夜遅くには上って、夜空を美しく飾るようになってきました。今月は、夕方の3惑星と、秋の星座はやや寂しいので冬の星座が東から上ってくるのを楽しみたいですね。

           

            国立天文台のココのサイトより転載

  

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