何だか、天気が続いて、安心して月の出を待っていられる日が続いています。今日も、夕食を終えて、もう鉄塔などから月が解放されていることだろうと覗きに外にでてみると・・・思った場所で月が静かに私を待ってくれていました。
満月の日より、ちょっと欠けたお月様の方が、引き締まった感じで立体感もあり、いい感じです。「お月様、今日は何だかとても写真写りが良かったみたいよ~」
さあ、師走は何だか気持ちが慌ただしい感じになっちゃいますね。そんな中でも月を眺める時間の余裕ぐらいは持ち続けたいものです。夜は無理という方は、今の月は明朝は9時10分まで沈みませんので、朝起きて、目を覚ますのにちょっと西空を覗いてみる。ゴミを捨ての時に青空に白い月が残っていないかなぁ~という感じで探してみて下さい。たった、数秒のことだけれど、1日のいいスタートが切れますよ。
今日は、朝のニュースで北海道に大地震が来たときのシミュレーションで就寝時の地震だと冬であれば低体温で亡くなる人も多いと推定される。20万人近い人の命が奪われる可能性がある~という報道をしていました(ココから)
< 防災科学技術研究所・平田直参与:「千島海溝は17世紀に起きたM9クラスの地震が最近、起きてないので、この地震が起きる可能性は高い。(中略)特に北海道などの寒冷地での特有の問題、避難が難しいということが浮き彫りになった」 今回初めて、寒冷地特有の被害も盛り込まれました。「低体温症」がそのひとつで、津波から逃れても、その後、最大で4万2000人が低体温症となり、死亡する恐れがあります。(中略) 一方で今回は、対策によってどれぐらい被害を減らせるかの推計も示されました。津波避難ビルの整備や建物の耐震化を進めること、そして何よりも大きな地震が起きたら、いち早く避難を始めることで、死亡者を8割減らせるとしている>
とのことでした。今の与党は長期政権になって以来、中国や北朝鮮の脅威を訴えて、着々と軍備拡大を続けてきました。新聞でも、「GDP比1%という枠を歴代政権は意識してきた。今これを超える特段の理由が何かあるのだろうか。 12年末の第2次安倍政権の発足以降、防衛費増額が続いている。いたずらに軍備拡大に走れば周辺国を刺激し、際限のない軍拡競争に陥りかねない。なし崩しの増額は許されない」との批判の声も上がっています。
まして、このGDPは、今回明らかになった不正な統計書き換えで作り出された数字での1%です。長期政権下で2013年から放置してきたこの杜撰でいいかげんな数字は、なんと正しい数字が残されておらず、修正のしようもない(?!)というお粗末さ。本当に呆れます。
誰が、誰の利益のために、誰に命令されて始めたのか。岸田首相が本当に国民に説明責任を果たす首相かどうか、この統計の対処をどうするかでしっかり見定めましょう。こんな風に公的文書も、統計すらもごまかし、改ざんありの国。誰が信用できるというでしょう。
そもそも、話を戻すと、仮想敵国を作って軍事費を拡大するより、今の日本に大事なのは死亡者が8割減らせる対策と言われているような地震対策や、現実的に有効な自然危機に対する対策です。そこにこそ予算を使うべきです。
「国民の安全・安心」といいながら、隣接国の警戒感をあおり、隣接国の軍事拡大や関係悪化を招く無駄な軍事拡大に莫大な費用を支出することは「国民の安全・安心」と真逆の行為!!! 世界の10分の1の地震が起きる地震国の日本。まずは、実際に体験した福島原発事故の悲劇をくりかえさないように原発を廃炉にして、それぞれの地域に相応しい地震・津波対策にその予算を使う。
これこそが、国民の利益ではありませんか。
細い配管も多く、常に冷却のために水と電気を必要とする脆弱な原発。ミサイル攻撃にも耐えられない原発を、しかも、ただでさえ放射の排気物質という処理不能な危険物を生み続けることを知りながら「再稼働」を進めようとする政府。そんな政府のいう「国民の安全・安心のための軍備強化という大嘘」に、賢明な日本人はしっかり「NO!!!」の声をあげましょう。
もう、日本はモラル喪失も目に余り、子どもは学校に行っても、家にいても安全では無く、大人も通勤電車の中、病院にいてすらも安全ではない時代になっています。「嘘をついて逃げる」ことを許さない。「無責任な人間は、裁く」。そんな当たり前のことができない日本はお終いです。「国民の安全・安心」は敵基地攻撃能力なんか論議する先にある訳がありません!!! そんなことも分からない政府には、NO!!!!を突きつけましょう。
こんな日本で、今日も無事に1日を終えられることに感謝して。明日も無事に過ごせますように。