昨日は、中村哲さんの2年目の命日のことでブログを書くのに忙しく、午後のレッスンにいつもならする事前練習ができませんでした。やや、不安を抱えながらレッスンへ。
まず、最初は、最近一番練習に熱をいれていた曲から。前回、2曲が「こんなもんで~終了」になっていたので、今回は曲探しから始まって、12月に入るので「クリスマス・ソング」というまさにタイトルがそのままという曲を練習。ちょうど、大好きな藤井英一さんのアレンジの”Chiristma in Jazz" にうっとりするようないい編曲がみつかったので、「決まり!」となりました。
でも、気持ちよく耳に聞こえるまでにするには難曲。黒鍵の使い方がフレーズでどんどん変化するので、黒鍵と白鍵を青とピンクのマーカーで色分けするという裏技で弾き間違えをセーブするように工夫。それでも、指が覚えるまでには至らず、レッスンの日が来てしまいました。
基本は、跳ねないで添付CDの模範演奏も弾いていたので、まずはスピードをグッと落として弾いてみました。難曲となっている理由はもう一つ。3連符が続出しかも、4分音符と2分音符の3連符が続出、しかも続いて出てきたり、音が抜けた3連符だったりするのです(汗)
まずは、テーマ部分を弾いてストップ。「3連符が難しくて・・・どうでしたか」と聞くと、「まあまあ、大丈夫でしたよ」と先生。この「まあまあ」がくせ者ですが・・・さらにアドリブ部分へ。やはり、予想通りたいへんなアドリブ後半ではモタモタしてしまいました。
実は、コロナ騒ぎになってから、正月も含めて家族大集合をずっとしていない我が家。去年、初挑戦で他のアマチュアに交じって地元の舞台で弾いた時も、誰も呼ばずにひとりで参加した私。そして、今年は、抽選に外れたこともあり、舞台での練習ができなかったこともあり、別のトライを思いついていました。2012年11月9日に渡辺先生に習い出して10年目に突入したこともあり、記念に1~2曲をyoutube に録音して「家族へのクリスマスサプライズ配信」しようかと思いたちました。その話を事前に伝えて置いたので、全部弾き終わると、先生から「youtubeにアップするんですよね。そうしたら、長いよりコンパクトな方がいいし、アドリブを少なくするといいかもしれませんね」とのアドバイスが。
「このアドリブ、実は2回同じコードでこの部分を繰り返し使っています。でも、後半の方が、難しい。前半だけにしてみては・・・」との提案。AからHまであって、Hを弾き終わるとD.S.(ダルセーニョ)でDに戻るのを、Eの終わりでD.C.とする提案。「え~っ、そんなやり方できますか?でも、ここ、コードが違っていませんか?」と聞くと、「よく見て下さいね、この楽譜、カットするG、Hは、特に譜が細かくなって書きにくいので一段に3小節とか4小節とかバラバラですよね。こうやって、コードを順々に合わせて見ていくと、繰り返しているだけなんですよ」と先生。 まったく気づきませんでした。これまで、基本、1段には4小節になっているものと思いこんでいた初心者の私。唖然。
そして、Eの終わりで折り返して弾いてみると・・・(笑)「楽になりましたぁ~」。「それで、いいんじゃないですかぁ」。
でも、アドリブの後半、それなりに苦労して練習はしたので、「先生、使わないにしても、もう1回弾いてもいいですか」と少々未練がましく最後に弾いてみましたが、やはり、ここを弾かない方が確かによさそう。先生も修正のコメントもなく・・・(トホホのカットへ)
ところで、今、3連符の話を書く時にネットでみたら、3連符の練習法のヒントがココに面白く書いてあるのを見つけちゃいました。題して「もう怖くない・2拍3連のリズム『プチトマト法』」。これで、練習してみることに。プチを♩♩、トマトを3連に当てて弾くのですよ~。
さて、次は、これも、長い、長~いアドリブが、ウナギの寝床のように続き、かなり大変な「いつか王子様がーSomeday My Prince Will Come」「ジャズ・スタンダードの30」の中のこれも藤井さんのアレンジ曲。前回アドリブも最初の部分少しを含めて3/8まで弾いて、今回は、4/8から5/8までを練習してきました。出だしのテーマが、イマイチしっくり弾き方が悪い気がして先生に尋ねましたが、「大丈夫ですよ」との事なので、ウナギの寝床の途中まで披露。先生が、聞き終わって「・・・これも、楽譜を見るとアドリブが3回同じフレーズを繰り返しているのですよね。楽譜はさっきと同じで、1段に3小節とか4小節になっているので、見づらいけれど、Eからアドリブになって、Iから2回目、Mから3回目。Qからが、テーマに戻っています。これも、全部やらずに、最初のひとつにしたら~」とのご提案。
「確かに、CDでうまい演奏で聞くと楽しめますが、自分で弾くとダラダラしてきて、大変なんですよね」と私。ただ、2つ分をカットして戻ってQに流すと、やや唐突な感じが残り、逆に最後にQに流れるために、最後のフレーズを弾くと、そのフレーズがアドリブに入る頭部分が、ややぎこちない。そこは調整が必要なようで、私が、工夫をしてきてみることに。さあ、どうなりますか・・・。
そして、最後は、最近先生がライブでまた多く弾いている”Go and See My Love"。以前習った時の楽譜にイントロのきれいな部分と、つなぎのかっこいい部分が残っていたのですが、1回まずは弾いてみてから、アドリブ部分の楽譜がなくて、「アドリブをどうしたらいいですか」と先生にお尋ねすると・・・つなぎの後にアドリブがくるのだけれど、このつなぎとそぐうアドリブは・・・ということになり。
ソロ用の私のもっている楽譜と、先生が今使っているトリオとかも一緒にやる楽譜がまず違ってきているとの説明。アドリブも全然違うコードだそう。「そんなこともあるのですかぁ~」「アドリブは、特に曲部分から引いてくるという制限もないし・・・」と先生。
時間切れで、先生がトリオで使っている新しく作った楽譜(アドリブのコードつき)を頂いて、ソロ用だとたぶんソロ用の曲の中のコードを引いて弾いているはず~とのことで、私がCDで確認してみることに。弾き方を変えて、新しい楽譜で弾いてみるか~~~どうするかの判断、自分でできるのか不安ながら、レッスン終了。 次が今年最後のレッスンになるかな? 何と次が199回目になります。