遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

ヒラメの養殖・放流

2009-08-09 | 海辺の風景など
  先日ヒラメの稚魚を養殖している施設に行って来ました。





  巨大な体育館のような施設です。





  施設は木造(大面積集成材)だそうです。





  ヒラメの稚苗の生産工程です。

  放流する大きさ10cmまで100日かかるようです。






  巨大な水槽が並んでいます。






  5cm程度の稚魚がすごい数です。







  女性がじっと水槽を見つめています。

  何をしているとおもいますか? 

 




  うかがうと弱った稚魚を網ですくって廃棄するのだとか、そのままにしておくと病気が広まってしまうためだそうです。

  多くの中から弱った魚を探し出すのも大変な作業です。

  こうして育てられた稚魚を放流することで、常磐沖のヒラメ資源が守られているのでした。

  因みに漁獲したヒラメで20cm未満のものは放流することになっているとか。