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狩野と相木に高評価(第2クール2日目)

2006-02-10 13:19:28 | Spring Camp
 第2クール2日目のCS【sky-A】の『猛虎キャンプリポート2006』。この日のゲストは、私が最も信頼する解説者、有田修三氏(元近鉄バファローズ~読売ジャイアンツ)。言わずと知れた名キャッチャーだった有田氏だけに、タイガースの若いキャッチャー達をチェックされていたが、2年目の岡崎太一のキャッチングの問題点を指摘されていた。

 その代わりに、6年目の狩野恵輔のキャッチングの良さを褒めていた。これは「意外」だった。狩野はパワフルなバッティングが評価されているのかと思っていたが、意外にキャッチングで若手「随一」の評価。(素人目には)見るからにキャッチャー体型の岡崎の方が資質が高いのか、と思っていたが、意外にそうでもなさそうだ。
 バッティングでは「随一」5年目の浅井良を含めて、果して「ポスト矢野」の座は「誰が」手中に収めるのだろう? 

 ブルペンの投手陣では、移籍の相木崇を指して「ええのん獲ったね!」「何で出したんやろっ?」と絶賛。サイドハンドながら、球に相当「力」があるピッチャーのようだ。
 オリックス・バファローズでは、チーム事情で専ら先発で起用されていたが、タイガースでは(本人も希望している)中継ぎとして、働きブチがありそうだ。ただセントラル・リーグには、左のいいバッターが大勢いるだけに、その辺りはどうか?

 ルーキーの渡辺亮もチェックされていたが、「いい真っ直ぐが来る」とストレートの良さを褒めていたが、投げ方が天井を向くのが難点のよう。これでは球が高めに浮いて、低めに集まらないらしい。フォームを変えた方がいい、とアドヴァイス。
 逆にクローザー久保田智之は「(腕が)上から叩けている」と絶賛。渡辺もこれができるようになると、1軍で戦力として使えるようになるのだろう。今のままでは厳しいかもしれない。
 その横で颯爽と投げている橋本健太郎(2年目)を見ながら、今シーズンは(やはり予想通り)ルーキー受難(不作)の年かもしれない……と思いを巡らす。

“虎の俊介”相木 アピール45球(デイリースポーツ)