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阪神タイガース【2006】戦力分析[改]

2006-02-21 22:12:16 | Aki Camp
 今日から安芸キャンプ開始だが、宜野座キャンプ前の構想と多少の狂いが生じてきた。野手では期待された2年目の赤松真人の故障による離脱、これは痛かった。その代わりに代役で起用された(7年目の)上坂太一郎の奮闘ぶりが目立った。
 投手陣では、移籍の相木崇が予想以上のピッチングを見せ、十分戦力として使える目途が立った。その代わり3年目の左腕・筒井和也が練習試合(17日)で乱調でファーム降格。ピッチング・フォームを修正して、再起を目指す。

【先発】井川慶 下柳剛 安藤優也 福原忍 杉山直久 
クリス・オクスプリング 江草仁貴 能見篤史 
【中継ぎ】相木崇 桟原将司 橋本健太郎 吉野誠 
ジェフ・ウィリアムス(ダーウィン・クビアン) 藤川球児 
【抑え】久保田智之

 ジェフとダーウィンは(外国人枠の問題で)セットで。投手は12~13人だから、この中から最低二人は抜けることになる。今のところ出遅れている橋本と高知組の左腕・吉野だが、ここは吉野の復活に期待して、練習試合(13日)で安定感「抜群」のピッチングを見せた江草の先発転向を念願したい。
 江草が(先発ローテーション)6人目に滑り込めば(先発タイプの)オクスプリングは用済みとなり、ダーウィンにも(中継ぎで)チャンスが巡ってくる。同じ左腕の能見も「絶好調」江草に遅れをとっており、厳しい立場。

1番ショート 鳥谷敬
2番センター 赤星憲広
3番ファースト アンディー・シーツ
4番レフト 金本知憲
5番サード 今岡誠
6番ライト 浜中治 (桧山進次郎)
7番キャッチャー 矢野輝弘
8番セカンド 藤本敦士 (関本健太郎)

 岡田彰布監督の奇策=「鳥谷1番」。これは奏功するか? 確かに2003年≪優勝≫時も「赤星2番」だった。赤星は「2番」が適している? 打率は残せて盗塁は走れても、一発長打のないトップバッターよりも、一発の可能性を秘めた中距離ヒッターを置くことで、相手ピッチャーへの脅威になる。
 そんな戦力的なことよりも、陣容が変わらず、ある程度に固定したメンバーで戦う以上、絶えず変化を促して、チームに刺激をもたらしたい、と岡田監督は考えているのかもしれない。平成の“名将”の考えることは正しい、と思う。

岡田明言!“先発サバイバル”ぼっ発(デイリースポーツ)