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貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

続 取り締まり

2009-07-01 22:00:00 | 雑感
警官1は初老で部長と呼ばれていたので、交番勤務の巡査部長だろう。
警官2と3は応援な感じで、警官2は若く警官3が一番上役のようだ。

見かねたのか警官2に対応が変わり、嫁を警官1、3が囲んで説教を開始した。
対応がまともになったことと、嫁を囲まれては諦めて交番内に入ることにした。
雨ん中これだけ騒いでりゃ、次(検察)に行くか切符を貰わない限り警察も引っ込めない。何より嫁や娘が可哀想だ。

開口一番、切符作成係の警官2が『切符が無いんですが?』
思わず、『へぇ~ あんた交通取締中で交通指導も出来ないのに、切符は無いんだ?』と横にいた警官1に突っ込んでしまった。
『切符くらい有る!』と警官3は苦虫を噛み潰し、警官1は取締再開(笑)のため外に出て行き、嫁への説教を再開した。

違反の現認状況もでたらめだった。
”進入禁止、右折”であるべきところが、”左折”と書かれている。案の定、警官1は違反したところは見ていないし、人の話も聞いちゃいない。

当然、『違反状況に誤りが有るので、サインしません。宜しいですか?』 と即答。
事実と異なる違反は認める必要がない。検察行きは覚悟の上だ。

警官2は警官1に言われるがまま切符を作成したものの、私から冷静に事情を聞いていたのでおかしいと思っていたのだろう。取締(笑)で外から呼び戻された警官1は憤怒の形相で”修正印を押して直せばよいだろ!”と吐き捨てる始末。

”あなたは見てもいない違反行為を修正印で済ませるのか?”

と突っ込もうとしたら、すぐさま3人で密談開始。

否認調書の筋書きを考えていたら、警官1の現認ミスのため警告のみとして放免になった。
警官2から丁重な謝罪を受け、改めてこちらの非もわびて、一件落着となった。
彼の応対は最初から違和感なく納得できるモノだった。
後で書いた切符を破り捨てて貰えば良かったと思ったが、勝手にサインして点数稼ぎするほど腐ってはいないはず。

そもそも警官1は、クラクションで気付いたので進入した行為を見ていた訳ではない。
彼が現認出来たのは、車が停まっていたことだけである。
現行犯での取り締まりで有る以上、進入状況が不明なら摘発することは出来なかったのだ。切符を切ることだけ考えて、最初から話も聞こうとしないから、こんなミスを犯すのだろう。

そもそも、正々堂々と入り口で見張って、その場で取り締まればよいのだ。
違反=危険行為を未然に防止するのが本務ではないのか?
交通違反の検挙件数が多いのは、有る意味で警察の職務怠慢で評価はマイナスになるべきだと思うが・・・

実はこの件で最大の被害にあったのは娘(と嫁)であった。
娘から見れば、父親が警官と口論を始めて交番に連れ込まれ、関係ない母親も警官2人から説教を食らって挙げ句、反則金7千円を言い渡されたのである。
嫁も勘弁して欲しかっただろうが、娘は不安の極みで罰金を宣告され、欲しかった飴を買って貰えなくなると思い込んでしまい、一件落着後も泣きやむ事はなく、その飴を買い出しに行くことになってしまった。
まぁ、飴は7千円もしないので構わないのだが、留守番中の息子にも何か買わねば・・・。

ちなみにこんな話もある様だ。実行した奴がいるとは驚きである。
警官を民間人が検挙
コメント
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