ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

本日の到着キット(2021-28~30)「ソヴァ-M 1/72 川崎 八八式偵察機一型、二型、軽爆撃機」

2021年08月15日 18時50分00秒 | 趣味
お盆のこの時期にこのような長雨と言うのはあまり記憶になく、色んな意味で困った雨になってしまいましたね。豪雨で被災された地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

今朝もまだ雨が降り続いていましたが、午後になってやっと雨も上がって来たようです。夕方、お墓参りに行く予定にしていたので、雨が上がって良かったです。

そんな雨降りの朝、予約していたキットが着弾しましたので、紹介しておきます。

今日届いたのはソヴァ-Mと言う、初めて聞く名前のメーカーのキットで、しかもその選択アイテムが非常に渋いと言うか地味と言うか、いい意味マニア好みと言えるかもしれないキットです。一つ目は「ソヴァ-M 1/72 川崎 八八式偵察機一型」です。八八式偵察機と聞いて分かる人はそれほど多くないと思われるし、私もMA増刊に掲載されていたのを見た記憶がある程度に過ぎない機体です。

ソヴァ-Mと言うのはウクライナのメーカーのようで、初めて聞く名前ですが、調べて見た所、結構色んなキットを出していますね。私は今回初見となりますが、雰囲気的にはAモデルやミクロミルのキットに似たような印象のキットです。RSモデルやAZモデルに比べるとやや劣るかな?

マーキングは1種類で、愛国5号「小布施號」機となっています。MA増刊No.599で紹介されている機体ですね。

デカールです。海外のメーカーが日本機を作ると時々問題になるのが、デカールの漢字ですが、どうやら問題なさそうです。

こちらは八八式偵察機二型となります。冷却機を機首下部に懸架式にして機首を整形し、プロペラスピナーを付けたのが二型で、垂直尾翼の丈が延長され大きくなっています。また、一型では上翼にしかなかった補助翼を下翼にも装備しています。(一部、Wikipediaより引用)キットはその辺の違いを抜かりなく再現しているようです。

パーツはチャック式の袋に纏めて封入されています。チャック式なので、取り出そうと思えば取り出せなくもないのですが、ここは製作開始まで我慢です。(製作する時ってあるんですかね?)

マーキングはこちらも1種類で、愛国30号「女学生號」となっています。

デカールです。こちらの漢字は微妙で、「愛」の字がちょっと…?(実際こうだったかは不明) これ以外にないので、使わざるを得ないですね。愛のないのは困りますね😅

トリは八八式軽爆撃機です。八八式偵察機二型を爆撃機仕様に改造したもので、Wikipediaによると、八八式偵察機からの主な変更・改造点は、「爆弾架の追加、爆撃装置の追加、主翼の強度を増強、上翼中央部と胴体を繋ぐ支柱を追加というもので、外観上はほとんど八八式偵察機二型と変化はなかった。」と書かれています。第一線退役後は練習機として使用されたという事です。

パーツは3キット共通となっていて、パーツ選択で各タイプが作れるようになっています。コンパチにしないで、3キット同時発売にしたのは、少しでも数を捌きたいとの思いからでしょうか? 間違いなく日本市場を狙った販売戦略かも? 白く光っているのはエッチングパーツではなく、ITEMのタグを貼り付けたものです。

マーキングは愛国12号「立山號」の1種類のみです。3キットとも全面灰色の塗装となっていますので、マスキングの手間は少ないと思います。張り線もほとんどないのが嬉しい点かもしれないですね。

デカールです。こちらは愛のあるデカールとなっています。😄

今回の3キットで旧日本軍の飛行機キットの穴がまた少し塞がりましたが、まさか戦前に作られたこう言う渋い機体がキット化されるとは思ってもいませんでした。しかも、初めて聞くメーカーと言う事もあり、中身が気になっていたキットですが、それは単なる危惧で済んだようで一安心です。簡イキットなりのトラップが潜んでいる可能性もあるかもしれませんが、日本のメーカーからはまず登場しないであろうキットの登場は嬉しいですね。高価なのが玉に瑕ですが…。

八八式偵察機や軽爆撃機については、私が蘊蓄を書き並べるよりWikipediaをご覧頂く方が詳しいと思いますので、リンクを貼っておきます。

八八式偵察機⇒こちら
八八式軽爆撃機⇒こちら