写真は3月22日「どいね☆原発VOL38」の様子です。
街や山里には日本の春を象徴する桜をはじめさまざまな美しい花たちがそれぞれの色や形で私達の眼を楽しませてくれています。
原発事故による放射能汚染の広がった福島県には三春の滝桜をはじめとしてすばらしい桜の名木や名所が数多くありますがいまも立ち入りを許されない地域や、放射能除染の進まない広大な地域では、今年も美しい春を楽しむことが出来ないということになっています。
福島第一原発に見られるように、一旦過酷事故を起すと大変な環境汚染と被害を引き起こし収束の方策が未だに見通せないばかりか、事故が無くても処理できない危険な使用済み核燃料が増え続けるという原発は一刻も早く「廃炉」という決定とその方向へ国の政策決定が避けられません。
ところが先の総選挙で政権を獲得した自民党・公明の安倍内閣は原発の持つ危険に眼を瞑り、原発推進に再び舵を切ろうとしていますが、全国では原発ゼロへの行動は広がり続けていて、ここ金沢市でも毎週金曜日に続けてきた「どいね☆原発」が明日で39回目を迎え金沢駅東口の鼓門の下で開かれます。
長い闘いになりますが、しなやかに粘り強く市民に呼びかけて「廃炉」の声が多数派を形成する力の一つになって欲しいと私は明日も参加する予定です。
原発ゼロへの行動はいま全国で行なわれています。このブログを見ていただいている方たちも、お近くの行動に是非参加していただくことを願います。