写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

ふきのとうの花  3.11まであと6日

2013年03月05日 | 写真

今年は梅の開花が遅れている、例年ならそろそろキンポウゲも咲く頃だが、まだその姿が見られない。
今日公開したフキノトウは山里で雪の下から掘り出し、持ち帰ったまだ小さくて硬い蕾を活けて置いたのが一週間ほどで黄色い花を見せてくれました。そろそろ山里でも山菜取りの季節が始まります。
ただ今年の山里は残雪が多くて今年初めて金沢市南部丘陵の林道を通ってみましたが幹線となっている道は除雪されているものの周辺の雪は深く、支線の除雪はまだ進んでいませんでした。クロサンショウウオの産卵が見られる泉もまだ雪に覆われた状態で少し遅れるかもしれないですね。今日は「啓蟄」ですが、金沢の春はもう少し先かもしれません。
あと6日で東日本が大地震、巨大津波に襲われてから二年です。そしてその大震災の陰に隠れていますが忘れてならないのはその翌日12日に降り積もっていた大雪の中で大地震に襲われて大きな被害を出した長野県の栄村の遅れている復興です。私の住む石川県も2007年の3月に能登半島地震に襲われ大きな被害を出しましたが、そのなかでも被害の大きかった町が都市部の被害報道の陰になり復興が大幅に隠れたということがあります。
そんな栄村の復興の状況をリアルにツイートし続けている「2011年3月12日新潟長野県境地震」という私もフォローさせてもらっているアカウントがあります。この日本には私が成人としてリアルに知りえた50年ほどの間に大地震や災害が幾つも幾つも起こっています。
現在のところその集大成のような形で自然災害と人工災害が結びついてこの国だけでなく世界に被害を及ぼし続けているフクシマ第一原発事故、本当の意味でその事故の収束の道さえ見えない中で進んでいる日本の原発再稼動のたくらみには声を上げ続けなければならないと思う日々です。
コメント
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