写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

今朝の気分 福島第一は「御用済み」というわけにはいかない

2013年03月19日 | 写真

写真は昨日の夜明写真を撮った潟の小さな船着場のもう一つの現実の姿です。
昨夜福島第一原発で冷却装置への送電が止まるというニュースがインターネットで流れていた。しかしその事故の東電発表は3時間後の午後10時過ぎ、テレビでの報道はWBC準決勝敗退についての話題がほとんどで、この事故に付いての報道は目にしなかった。
夜明の潟の美しい風景の影に今日の写真のような現実があるように・・・、いやそれ以上に深刻な福島第一原発の状況は破滅的な状況を孕んだままの二年前の時間が止まったままであることを再認識せざるを得ない。そしてそのことがマスコミの意図的なとも思える情報の影に置かれて国民の目から隠されていることにおおきな危惧を感じている。
同じことは政治に関連する情報にもいえてます。何の検証も無いアベノミクスなるもの、誰が利益を得るための円安株高操作か?インフレターゲット政策か?そしてなによりも危険なTPP条約交渉という多国籍企業のための闇の世界への扉をくぐろうとする安倍内閣のもつ危険性に封印をしたまま、国民の関心を別なものに向わせようとするとても大きな「意図」のようなものに、福島第一原発の現在とおなじような不安を感じる朝です。
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