3月8日金曜日、金沢駅前「もてなしドーム」でふたつの催しがありました。ひとつは階段下の広場のステージで「音子」という三人のグループのすてきな路上ライブ、もう一つは原発ゼロを目指して続けられている36回目の金沢行動「どいね☆原発」。
「音子(neko)」の路上ライブは6時開始なので私達のデモの始まるまでの15分ほど美しくゆたかな声量を楽しませてもらいました。6時半前に階段を登り鼓門下の「どいね☆原発」会場へ、そこでは今夜初お披露目の黄色い幟旗が夜風にはためいていました。今日は9日二年前の3.11東日本大震災の日まであと2日です、いまの日本の現状は未曾有とも言うべきあの大惨事から教訓を学び復興に取り組んでいるとは言えないどころか、まるで二年前の出来事が無かったかのように現在の安倍自民党政権は原発推進を広言し、被災地をさらに痛めつける消費税の増税やTPP条約交渉参加をしようとしています。一見するとこの国の将来には絶望しかないのか?とも思える日々が続いていますが、私は路上で美しい歌声を聞かせてくれるグループの姿や毎週原発ノーの声を粘り強くあげ続けているこの若い人たちの中に希望は存在すると確信しています。