写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

凍える朝 河北潟で越冬中の白鳥は

2018年01月21日 | 写真日記
    [寝所から朝の食卓へ]

数年前の凍える朝のコハクチョウの写真です。
普通イメージするハクチョウは湖沼か河川の美しい川面で夜を過ごし夜明けとともに餌場へと飛び立つ美しい群れの白鳥ですが・・・。
河北潟で越冬のコハクチョウたちは干拓地の水田で夜を過ごし、朝食時間には近くのまだ二番穂などが残る近くの田んぼへ移動して朝の食事になります。
特に凍えるような寒い朝は移動距離を少なくしているようです。
この写真を撮った時はねぐらの田んぼから農道を横切って隣りの田んぼに移動するコハクチョウの群れの姿が見えました。

    [ねぐらの田んぼにまだ多くの白鳥が]

群れの多くが移動していってもまだ眠そうなハクチョウがねぐらとしている田んぼに残っていました。

    [農道を超えた田んぼでは]

まるで「カモさんお散歩」という絵本のように行列を組んで歩いての移動先にはすでに先行して食事を始めたハクチョウたちが賑やかな朝食を始めました。
同じ田んぼに、これまた越冬のマガンの群れも交じって食事中です。
河北潟で越冬のハクチョウたちはとても合理的な暮らしを続けているのかもしれませんね。

鳥たちの姿を撮っているととても面白い生態らしきものも見えてくるところにとても魅力を感じます。

今日は河北潟で越冬のコハクチョウのちょっと珍しい生態の写真をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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