写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

雪の麓から見る加賀の白山

2018年01月16日 | 写真日記
    [晴れた冬の日の白山]

かつて金沢はもちろん能登の一部も含む加賀地方のほとんどから「越白嶺(こしのしらみね)」と呼ばれ信仰の対象でもあった霊峰白山。
金沢から白山山麓、登山口としても知られる白峰地区から越前大野へつながる国道に沿って金沢市・鶴来町・河内・鳥越・吉野谷・尾口・白峰という村があり、平成の大合併で白山市になる以前は白山麓五箇村という独特の文化を持つ私の好きな村々でした。
久しぶりに晴れた日にかつての雰囲気の残る白山山麓の鳥越地域から雪の原の向こうに輝く「白山」を仰いできました。

    [吉野谷町から見る白山]

あまり大きな山のない香川県で育った私には石川県で住み始めると冬の雪の多さはもちろんのこと、もっとも不思議だったことの一つに近づけば近づくほど見えなくなっていく「白山」の存在は山容の美しさと共にとても不思議でした。
吉野谷町から見る白山は近くの山の向こうに白く光っていました。

    [山の陰に白山]

鶴来町から吉野谷に向かう国道からみる白山の峰です。
独立峰としての白山は日本海の海岸近くから見ると、たおやかな女性を思わせる美しい姿を見せていますが・・・、こうして白山山麓の町々から見る姿も魅力的でした。

今日は雪の山麓の町から見た「白山」の写真を三枚アップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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