写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

雪の金沢城 玉泉院丸庭園と五十間長屋

2018年01月29日 | 写真日記
     [金沢城 玉泉院丸庭園]

相変わらず雪雲の広がる金沢の空ですが自宅にこもっているのもなんなので、連れ合いとのいつもの大型スーパーで買い物を兼ねての散歩ではなく小雪の降る香林坊から金沢城へと観光客のようなコースの長距離を歩いてきました。
とても美しい庭園ですが、金沢城内に約5年前から整備が始まり今では歴代の加賀藩藩主が愛でた時代の大名庭園としての姿が再現されています。
雪の中の庭園はいつもと違った魅力的な姿を見せていました。

    [池泉回遊式庭園]

「玉泉院丸庭園」は池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園として造られ、その中心には辰巳用水から引かれた水を湛えた美しい池があります。
その池の端に小さな川船がつながれ、金沢城らしい風情をたかめています。

    [五十間長屋は内堀の中]

写真の正面奥に見えるのは「橋詰門」。
内堀を超えて金沢城の中心二の丸御門への最後の門としてもっとも厳しい制限のかかる格式の高い門だったようです。
前田藩は大火で失った天守閣のあった本丸を再建せずに二の丸という壮大な御殿を立て、そこを政務の場としたようです。
現在は金沢城二の丸広場として催しなどに使われています。
ただ今日の写真でご案内の玉泉院丸庭園や五十間長屋、橋詰門などはかつて城跡にあった金沢大学キャンパスを移転させた後、石川県が再整備した建物や公園です。
私自身は県民の暮らしなどをよそに巨額の公金を使ってこれだけ立派に整備する必要があったかどうかについてはいまも疑問の念が消えないままになっています。

今日は金沢城公園散歩のときの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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