[白バラ 抵抗の象徴]
我が家近くのバラ園で「アンネのバラ」の近くに「白バラ」が咲いていました。
私はこのバラを見るごとにヒトラー独裁下のドイツでの学生たちの抵抗運動を思い出します。
ナチス独裁下の1942年ドイツのミュンヘン、「白バラのビラ1~4」「抵抗運動のビラ」「女子学生諸君! 男子学生諸君!」という計6枚のナチスを批判するビラが郵送されました。
1943年、ミュンヘン大学でビラを配布していたショル兄妹などが2月18日に逮捕、さらに協力者の学生たちが次々と逮捕されその内3名は22日に死刑の判決、と死刑執行がされました。
ヒトラー独裁の政権下で繰り広げられた学生たちの運動は「白バラ抵抗運動」として「白バラ」とともに現在まで人々にたたえられています。
このような抵抗運動は我が国、日本でも日本共産党を始め、民主的な世の中を願う人たちによって組織され、特高警察によって組織的な運動を封じられた後も日本の敗戦まで個人的に抵抗が続けられていたことを忘れるわけにはいきません。
[宵待草も咲きました]
我が家近くの中央分離帯の中に黄色い花が咲いていました。
よく見ると「宵待草」「月見草」とよばれることの多い「マツヨイクサ(待宵草)」(こちらがが正式名)だそうですが・・・。
太宰治の『富嶽百景』の「富士には月見草がよく似合ふ」という言葉。
竹久夢二が書いた「宵待草」のなかの「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ・・・」。
それぞれの作品の中で使われた言葉が独り歩きして、今では正式名よりもこちらの名前で呼ばれることが多くなりました。
ちなみに竹久夢二もかつてプロレタリア芸術運動に共感し機関紙に投稿もしていたようです。
今日は気になった花の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
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[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
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