ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  12月も近い !  来週から待降節(アドベント) !

2024年11月27日 | 自然 花 写真

橋の上から見ていた・・。 突然大鷺(だいさぎ)が飛び始めた。 羽根の先は黒い?

大きな身体なので 少し助走をする。黒い影が水面にはっきり映る。

実はこれが最初の助走を始めた瞬間の写真。一見鶴かと ? でも首の長さ 頭の大きさも違う。

 

数字で示されなくても この夏は暑かった ! 高齢者には特に厳しく感じられ クーラーの効いた家の中で過ごす人が多かったと

思う。イヤ 家の中でもクーラーを控えて熱中症になる人々も多かった。 救急車が一日何度もサイレンを上げて通った。その度に

あぁ! 又何処かで熱中症の患者が出たんだな~と思っていました。 私もようやく猛暑の夏を生き延びた~というのが実感です。 

 

月曜朝 高知の朝6時の気温は4℃だった。仙台並みの寒さ それでも仕事や学校に通う人々が黙々と行き交う・・。無論朝の散歩

ジョギングの人々もいる。ここんところ 雨は無く 朝焼けをいつも眺められる。夜の星座もきれいに見える。満月から三日月へと

月の変化にも心が動く。 自然の美しさは有り難い。でもイツまで続くのだろう・・。 

 

『必ず朝が来る,明るくなる』『 夏から秋にかけて日の出は遅くなる、でも冬のある時期から 少しづつ太陽が暖かさを増して

来る。』のは 私たちの常識だ。昔の人々も経験で知っていた。だから望月の夜 月明かりのもと 詩歌を詠んだりして楽しんだ。

この日々の現象が 多分これからも1億年後も続くだろう。でも人間が その時同じように この月夜を楽しんでいるか? 紅葉

待ち遠しく思っているか・・? 分からない・・。

 

急に寒くなり 冬物を色々出した。この急激な変化に高齢者は仲々ついていけない・・。 外へ出る気持ちも急に弱まってくる。

秋晴れの暖かい昼間(15~20℃)は散歩もドライブも快適だが 10℃以下になる朝晩は正直勘弁頂きたい。長野では朝は零下

以下、北日本では雪の便り。秋を通り越して冬の準備。もう12月も近いので 教会ではクリスマスの準備 来週から待降節(アド

ベント)だ。ツリーやリースの準備。街は早くもブラックフライデーからクリスマスの飾り付けだ。 日本は色々なことが有りなが

らも 平和な国のようだ。

 

そもそも高知の秋は短いという。日照時間の長い高知 夏は暑く 冬も暖かい。天高く馬肥ゆる秋 とういうが 年間降雨率も場所に

より3000mmだ。農業が活発で海もあり(海岸線が700km)山海の珍味が楽しめる自然豊かな地域。寒暖差の大きい山間部は

紅葉・黄葉が美しい。ただ今年は夏の猛暑を引きずって 葉物野菜は高値 簡単に鍋料理とはいかない。

 

サンマの値段は手頃でも 小ぶりで平べったいという。旬の魚も海水温の高さでエサとなるプランクトンが 深い海に潜ってしまい 

漁体が小型化するのだという。日本へやって来るサンマは2010年頃の1/10以下。小ぶりで痩せたサンマは秋に相応しくない。

紅葉も遅れている。これも高温障害だろうか ?  『 秋の消滅が目の前に迫っている。』という科学者もいる。


国連気候変動会議(COP29)が終わった。 途上国と先進国との間の途上国支援資金供与の話しも先進国の47兆円の支出で一応

収まった。途上国は『余りに不十分で手遅れ』と納得していない。 肝心の二酸化炭素排出削減(カーボンゼロ)への話しが仲々進ま

ない一方で 二酸化炭素排出量は毎年増え続けている。 冬を乗り切り 又猛暑の夏を迎える、高齢者の戦いはこれからも続く・・。

 

とんび(鳶)だと思います・・。

朝方 結構鳥たちは 群れで大空を飛びます。

山茶花がきれいに咲いてきました。

      

       小菊もあちこちで 咲いています。

未だ先ですが ミツマタの花芽。 咲くのは2月~3月。

地味ですが オキザリス。 紫カタバミとも。

浜木綿(はまゆう)。これも彼岸花科。 今の時期は珍しい。 これも温暖化のせい?

どうだんつつじの紅葉。これからもっと鮮やかになる。

いろはもみじ。 これからが楽しみ。

唐楓(とうかえで)も紅葉しだした。

八つ手(やつで)は今の時期に咲きます。白い花火のようです。

長野の土田さんから送ってもらっったリンゴ。 赤いリンゴです。

 

       

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試練の国連気候変動会議(COP29)始まる。

2024年11月20日 | 自然 花 写真

(昭和は遠くなりにけり・・? 菊花展を見る機会がどんどん減ってきた昨今 ひさし振りに見ました。)

 

コップ29(国連による気候変動会議)が始まっています。  

今 気候変動問題や温暖化対策は試練の時です。10年前のパリ協定は歴史上初めて全ての国が参加して採択された協定です。

全ての国が温室効果ガスの削減目標をつくり、5年ごとに進展を報告することが定められました。しかし産業革命前から世界の気温

上昇を1.5°以内に抑えることを目指すパリ協定の目標達成は 今危機的状態にあります。今年の世界平均気温上昇幅は 1.5°を超える

ことが確実になったのです。 その原因となる二酸化炭素排出量も昨年記録を更新し 減少する目処はありません。              

       

アゼルバイジャンというカスピ海に面する産油国の首都バクーで開かれたCOP29に排出量の多い中国、アメリカ、ロシア 日本

などの国が首脳を参加させず APEC首脳会議 やG20に多くの首脳が集まっている、日本の石破首相もその一人だ。共に重要な会議

であることは論は待たないが 新大統領によってパリ協定離脱が考えられるアメリカや CO²排出量の多い国々が対策を検討する気候

変動会議に殊能が参加しないのは納得出来ない・・。

 

去年に続き この夏の気温は平均気温を1.76℃上回り 統計開始以来最高を記録した。秋となった9月、10月も猛暑日、夏日があり 

記録を更新した。ようやく今 秋らしい気温を取り戻しているが 今度はその変化が早すぎる・・。 高知市では今年25℃以上の

夏日は(11月9日まで)170日 実に1年の46%が夏日となった。秋は何処へ行ったのだろう ? この温暖化現象は当然他の

生物、野菜や果物に良くない影響を与えている。農家にとっては収入減となる。

 

フィリピンを先週4つも台風が同時に襲った! 台湾にも上陸 スペインでも豪雨災害は大きな傷跡を残した。気象は様々な要因が

重なり 簡単ではないが これらの自然災害は 温暖化が影響していることは疑いない。温暖化によって 海水温の上昇 海面の上昇

大気中の水蒸気の増加などが起こり 台風の強度や頻度が増加しています。

 

干ばつや熱波などの発生も増加し 山火事や森林火災のリスクを高めています。人口増加と都市化 森林伐採や土地開発など 人間の

活動による 自然環境の変化が 自然災害のリスクを高める要因となります。日本も近年 災害の発生頻度や規模が増加している傾向が

見られます。 多く人命が失われ 経済損失を生んでいます。被害への対応で無く 元にある温暖化対策をしっかりやることが 経済

も活性化し 根本的な解決につながると思うのですが・・。

 

温暖化の原因は石炭、石油,天然ガスの燃焼による二酸化炭素排出が主な原因で 今年も排出量は世界で416億トンに達し 昨年の

406億トンを更に上回ることになる見通し。コロナ禍から経済が回復し 排出量が増えている。日本の電力も 石炭 石油 天然ガス に

依存するところが大きい。 経済発展には必要だと 原発の稼働も視野に入っている。危険を承知で 目先の経済活動のために あえて踏み

込んでいく。 本来責任を問われるべき排出量大国が首脳を送らず 地球が沸騰していく状況に逆行するようでは 人類の未来は

危ういと思います。

 

先週 祖谷地方から丸亀に足を延ばしました。 来週写真を載せますが 丸亀城で見た大菊。

     

     大輪の菊 昔は家庭の入り口辺りでもよく見られた風景でした。

山茶花(さざんか)も咲き始めました。 昨日は椿?も見ました。 夏椿でもないし・・?

木立朝鮮朝顔(きだちちょうせんあさがお) エンジェルトランペットとも言われます。

紫紺野牡丹(しこんのぼたん) 読み方が難しい。 残念ながら鉢植えです。

鮮やかに咲いていた 皇帝ダリア。 ここ数年では沢山みられて うれしいです。

朝晩の涼しさが増し 本格的な紅葉の季節に近づいています。

唐楓(とうかえで) 未だ緑が多いですが 12月初めが見頃でしょう。

      

      黄葉もいよいよ本格化しています。本来あるべき時がやっと来た !

何故か薄(すすき)が好きな私・・。 ススキの穂が広がり 風になびくシーンがいいです。

地味ですが 多く鏡川縁に咲いています。 ムラサキ御殿。

上と花はソックリ !  ムラサキツユクサ。 メキシコの乾燥地域が原産地とか。

鳶が大空に舞う。 朝方色々な水鳥が活発に飛んでいます。

満月や十六夜の月も恵まれず・・?  その明るさはしっかり確認出来ました ?

 

 

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 立冬の今 雑草?の勢いが スゴイ !! 

2024年11月13日 | 自然 花 写真

( 小さな石段に琉球朝顔が咲いています。床に這うように夕方迄咲く・・、 たくましいです。)

 

先週は立冬で 富士山もようやく初冠雪しました。 高知の早朝も 10℃を切る日が出てきて昼間の 26度の夏日!? と 季節外れ

寒暖差 ! 着る服にも影響し 朝は相当着こんでいますが 外へ出て見るとそれなりに暖かく さらに歩いたりすると今度暑い

という感覚になります。この一日での 気温差、寒暖差はやはり体に堪えて 夕方には少し風邪気味という感じがしてきました。

熱が出たり 鼻水が出たり・・。 

 

鏡川沿いを歩いていると 琉球朝顔(りゅうきゅうあさがお)の繁殖がすごいです。蔓で伸びるので 何処までも上に、横に伸びて

いきます。地面を這い 花を咲かせるのも・・。時間によって色が変わるとありますが 私は濃い青や紫 ピンク色など色々な花が

あるように感じます。ツル性なので既存の樹木の上に広がって咲き 河原はこの花に覆われているような感じです。

 

セイダカアワダチソウも結構目立ちます。以前高知市近郊を回った時 その繁殖ぶりに やはりこの外来種の繁殖力はスゴイ !と

思った次第です。昭和の時代 西日本に広がった帰化植物は 要注意外来生物としてワースト100に入れられました。ススキなど

在来種と競合していたからです。他の生物の成育を邪魔する化学物質を出すようで 地下茎と種両方で増える多年草、背高の群落を

よく見ます。一時日本に定着するにつれ 勢いが衰えたように感じましたが 北海道にも広がり 今や全国制覇を果たしたようです。

 

生物多様性の実体をあちこち確認する日々ですが 地下の微生物の世界は分かりません。  微生物は余りに小さくて人間の目では

見えないけれど  実際は私たちの周りに無数の微生物がいます。人間の体の中にも実は数百兆個の微生物が住みついているんです。

細菌もウイルスもキノコなどの菌糸(真菌)も微生物に属します。 実は微生物は人間の生活にすごく役立っています。 例えば

ヨーグルト チーズ 漬物 納豆 日本酒 ビールなどの発酵食品を作ってくれるのは この生物(微生物)です。

 

あるいは土の中などで分解者となっています。畑の土スプーン一杯の中に100億近い微生物(細菌)がいます。この世には 生産者

と言われる植物や  私たち人間のような消費者と同様に 分解者がいて動物の死骸や排泄物を分解して 豊かな土壌を作ってくれます

 

実は大変役立つ生物なのです。勿論コロナウイルスやインフルエンザウイルスのように 病気に感染する 悪玉の微生物(ウイルス)

もいます 。そういう訳で 微生物の定義はまだまだ曖昧で 充分知られていませんですが  地球環境や人間の体にとって重要な働きを

しています。機会があれば 又違う角度で微生物、分解者を紹介したいと思っています。

 

電柱の支えの千にまとわりついて 天まで届け !? です。

雑草の葉は枯れ 種が出来 風に吹かれるのを待っています。 彼らの1年ももうじき終わり。

2~3mはありそうな 背高泡立草(セイダカアワダチソウ)。低いのもあります。

エノコロ草も黄色く 薄茶色くなっています。

葦の原。 万物皆枯れる季節です・・。

様々な草が育ち 又枯れていきます。 朝露で光るのもあります。

今年初めての 石蕗(つわぶき)の花。

ひさし振りに見たバラの花。 冬の薔薇です。

今年初めての皇帝ダリア。木立(きだち)ダリアとも。 背の高さはセイダカアワダチソウ以上 !?

雌待宵草(めまつよいぐさ) 蛍光色か 黄色いのがとても目立ちます。

地味に咲いているヨメナ。 ノコンギクという似た花もあります。 狭い所にも咲きます。

まだまだキレイに咲いている芙蓉(ふよう)です。

鶏頭(ケイトー)の種類も様々・・。 赤い色が目立ちます。

鏡川の朝焼け。 東京より30分程遅く 今は6時半過ぎです。

 

 

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秋晴れの中 高知山北にミカン狩り。 生物多様性について 

2024年11月06日 | 自然 花 写真

3連休の間に 教会の皆さんとミカン狩りに行きました。山北というミカンの産地です。

 

前回お話したように 野生動物の生息状況が悪化しています。個体数が世界各地で急減しています。英国クインーズ大の発表では 

哺乳類 鳥類 爬虫類 両生類 魚類と昆虫の7万1千種の内48%で個体数が減少。動物減少という言葉が定着しています。人類の

環境に与える悪影響が動物にハッキリと現れている。環境変化 開発 乱獲 外来種が大きな問題です。

 

江戸時代 絶滅危惧種はゼロだったと言われます。自然破壊は明治から始まったという意見があります。今迄の広葉樹林を切り開き

杉、檜など1種類だけの人工林を造り始めた。カネになるからである。これもヨーロッパから学んだ林業の効率化だ。しかし人工林に

は鳥の声が無く 下生えも無し 硬い土で保水能力が無い。東南アジアの安い木材輸入が相まって 管理が放棄される。後継者不足も

あり 日本の林業は衰退してきている。その影響を小鳥や小動物も受ける・・。イヤ今世間を騒がす熊や猪 鹿 猿など人間の周りに

住む生き物に影響を与えています。

 

国連の生物多様性条約第16回締約国会議(CBD-COP16)が、10月21南米コロンビアのカリで始まりました。この生物多様性条約に

基づく「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」は、世界の生物多様性のこれ以上の減少を食い止めるため、2022年のCOP15

で国際社会が合意した「国際目標」です。この大事な目標を達成することは、破壊と消失が続く世界の生物多様性の回復を実現する

上で、欠かせないステップです。しかし、 地球の自然環境に迫る危機は、その深刻さをさらに増しつつあります。

 

WWF(世界自然保護基金)はこの10月に発表した「生きている地球レポート2024」の中で、地球上の生物多様性の豊かさが、過去

半世紀の間に73%も失われた現状を指摘。更には、この危機が「もはや後戻りできない地点(ティッピング・ポイント)」に近づいて

いることを、強く訴えました。生物多様性を守るための国際目標は確かに合意されたものの、前回のCOP15からの2年間に世界がたど

ってきた目標達成に向けた道のりは、残念ながら不十分だということです。

 

生物多様性枠組基金(GBFF)は、2022年にカナダで採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」の目標を達成する

ために昨年、創設された。GBFには、2030年までに生物多様性の損失を「止め、反転させる」ための23の目標が盛り込まれている。

COP16で国連のグテーレス事務総長は、ビデオメッセージで会議参加者らに向け、「カリを離れる前に、GBFFへの大口拠出と、

他の公的および民間の資金を動員する約束を取り付ける必要がある」と述べました。 そうお金の問題でもあります

 

GBFFは、各国が2030年までに少なくとも年間2000億ドル(約30兆円)を生物多様性のために動員し、先進国から開発途上国への支援

を2025年までに年間200億ドル(約3兆円)にまで拡大させるというGBFの目標を達成するために創設された。各国はこれまでのところ

GBFFに約2億5000万ドル(約373億円)の資金提供を約束している・・・。明らかに資金不足ですが こんな膨大な資金が必要なのも

 人類が今迄自然環境を破壊し 地球に生きる多くの生物を殺してきた結果です。

 

名前の通り狭い道をくねくね周り 土佐のミカン畑に到着。家から1時間少々でした。

白い雲が多いながら青空。ミカンはたわわに実り 小さいのも大きいのも甘かった・・!

取り放題、食べ放題ですが 幾つかのコーナーに分かれており 時期的に取る所が定められています。

食べ残ったミカンは買う訳ですが 街中より少し安い・・との話し。

多くの人々が宅急便などで送るらしく 配送が間に合わない・・とのこと。 

休日のせいか 子供連れの家族が多く 駐車場は一杯。 停めるのに苦労しました。

車の渋滞もなく ガタガタ道を登って 無事到着。子供達の元気に久し振りの会えた感じ !

黒いチューブは滑り台 ? 子供らにはやはりこちらの方が人気でした。

話し変わって 地元の鏡川フェスタ。2日間の雨のため 残念ながら盛り上がりませんでしたが・・。

日曜日の夜は慰め?の花火大会。 ベランダからしっかりと見る事が出来ました。 

最初 その爆音に驚きました。花火ってこんなに大きな音がするんだ !? 

わずか10分でしたが ダイナミックな花火に満足しました。ありがとう !!

又 話しが変わりますが 鏡川の支流 本宮川の水が止められて完全に干上がりました。

 

 

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