ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 今年もマイブログを見て頂いて 有り難うございました。

2021年12月30日 | 自然 花 写真

( 80才を過ぎたウサギの夢宇(むう) 上手に立ち上がって 食べ物が欲しいと言っています。)

 

いよいよ今年2021年も 大詰めです。今年も肝臓手術というビックリもありましたが 日々の生活はしっかり

守られて この日を迎えられたことを感謝しています。何と78才という信じられない年月を生きてきました。

心臓も肺も胃腸もしっかり動いています。足腰の痛みには整骨治療院に通っていますが・・、コロナからも守られて

います。何と高知は実質2ヶ月間感染者ゼロの日が続いています。 四国もほぼ同じです。

 

このまま静かなお正月を迎えたいと思います。去年の今頃は感染が拡大し 全国的に戦々恐々としていました。

それに比べると じわじわ増えているものの 故郷へ帰省する人々も多く 観光客も増えているようです。車の

ナンバーなど見ていると よく分かります。例年今年の十大ニュースを発表しています。今年は10も無いなー と

いうのが実感です。元々高齢者にはそうそう大きな変化は無いのかも知れません・・。

 

『 私は8歳頃 初めて気候変動や地球温暖化のことを聞きました。原因は私たちの生活様式にあるのだから、

省エネのためにスイッチを消すようにとか、資源を守るために紙をリサイクルするように言われました。不思議だな、

と思いました。人間は動物の一種なのに地球の気候を変える力があるなんて・・。それにもし私たちにそんな力が

あり、地球温暖化が実際に起こっているのなら 他のことなんて話題にしてられない筈です。でもそんなことを話す

人は丸でいませんでした。もし化石燃料を燃やすことが 私たちの存在を脅かすほど悪いことなら、なぜ相変わらず

それを続けているのでしょう? 私は納得ができませんでした・・。』

 

突然グレタ・トゥンベリさんの話しに変わりました。私もひとりで15年間 自然ブログを作っています。何時しか

環境問題に特化してきました。今年も週2回更新出来ました。環境問題 特に温暖化に絞って様々な現実や活動の

様子を伝えて来ました。グレタさんも言うように 科学者の話を出来るだけ簡単に 自分でも分かるように伝えて

来ました。今回もグレタさん家族が書いた本を買い 線を引きながら 何回かに分けて伝えて来ました。そして思う

のは 彼女の真剣さです。その思い込みの強さで 食事も出来ない程の打ち込み方です。


『 11 歳の時に病気になりました。うつになったのです。私は話すのをやめました。食べるのをやめました。 2 ヶ月で

体重が 10kg も減りました。その後、自閉症 強迫性障害と診断されました。私は基本的に自分が必要だと思う時に

しか話をしません。今がその必要な時なのです。私は多くの点で、私たち自閉症児の方がノーマルで、その他の人たち

の方がかなり変だと思っています。特に持続可能性危機の話題になるとそれを感じます。誰もが 『 気候変動は 

人類の存亡に関わる脅威で最も 重要な課題だ。』と言いながら、これ迄と同じ生活を続けているのです。私には理解

できません。ガス排出を止めなくてもならないのなら そうにしなくてはなりません。私にとってこれは 白か黒か

です。生き残るためにはグレーゾーンはありません。文明生活をするのかしないのかもそうです。 私たちは変わら

なければなりません。温暖化を二度未満に抑えるために、スウェーデンのような国が少なくとも毎年 15% の排出削減を

始めなければなりません。』

 

グレタ・トゥンベリさんの言う事はきびしいですが 真実です。彼女は今の世の中を忖度しない。妥協しない。適当な

褒め言葉で 現在の政治家を許さない。SDGs(エスディジーズ)を宣伝にだけ使う企業家を許さないなど この世

に慣れた大人達には 受け止めが難しい。 環境問題はコロナ禍のように ロックダウンとか 3密 自粛 リモート

ワークとか ワクチン接種 病院体制の逼迫など 今日明日の問題でないかも知れません。でも根っこは同じです。

水不足 土地の乾燥 プラスチックゴミ問題などと根っこは同じです。コロナ禍と同様待ったなしです。ただ新聞など

を見ていても 世界には問題は多く ほとんど温暖化の記事が出て来ません。 目先のことで人々の関心は薄いです。

 

2030年には地球環境がもう取り返しのつかない状態になるので 今2020年代の始めに立つ私たちが 2050年カーボン

ゼロを目指し その為に2030年迄に二酸化炭素排出量を半減する取り組みをしなくてはならないと世界で立ち上がって

います。若いグレタ・トゥンベリさんは怒るように 大人達に警告するのです。私もそのエネルギーを彼女から頂いて

来年も発信したいと思っています。 

 

 

花をもぐもぐさせている おっさん風の時もあります。 今日は夢宇特集です。

ウサギは後ろ足が丈夫なので しっかり立つことが出来ます。ときどき飛びだそうとします。

      

         足をなめる夢宇。

      

磁器の器をコロコロ動かし よく怒られています。食べ物があってもやります。

トイレはキチンとします。 お腹をこわすと 柔らかめになりますが 普段は正露丸のようです。

夢宇はネザーランド・ドワーフという種類です。オランダ生まれの小型種です。

足をこすって お願いをしているように見えます。 前足は小さく ものはつかめません。

人間の年齢で言えば80才を過ぎ 私よりも年長です。 さ来年は卯年ですね。 長生きしてほしいです。

これは鏡川の水鳥です。まがも種類です。 オオバンは花が白い。 手前はヒドリガモ。

真ん中は オナガガモ。 右側はヒドリガモのカップル。

中州にたむろする ヒヨドリ ?

センダンの木にも とまっています。 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  寒さが オミクロン株が広がっていますね。 グレタさんの続き

2021年12月27日 | 自然 花 写真

(  鏡川の支流 教会へ行く道筋にある 本宮川(ほたるが飛ぶ川)を守る運動。 )

 

クリスマスはこの世の救い主 イエス・キリストのご降誕を祝うお祭りです。聖書マルコ福音書12章に パリサイ人が イエスに向かって

『 あなたは真実な方  あなたは人の顔色を見ず 真理に基づいて 神の道を教えておられるからです。』 という場面があります。

グレタ・トゥンベリさんはよく聖女ジャンヌ・ダルクに例えられます。確かに一途に信じて行動するところは似ています。グレタさんは

温暖化を止め 自分を含め未来の人々に この美しい地球を残したい! という目的で活動しています。私は彼女の一途な思いが この

聖書の文章に通じていると感じます。 真実を見る目 透徹した認識 感覚の鋭さ こだわりの強さ など人並み外れた力があります。

 

15才の時 グレタは 『 もし私が100才迄生きるとしたら 次の22世紀に入ります。2050年にはまだ人生の半分も生きていません。

(温暖化で)最も被害を受けるのに 子ども達は発言する機会がない。 私たちに選挙権がありません。  子供は私たちの未来 ”と大人

たちはよく言います。それならお願いですから 私たちの意見を聞いてください。ただの励ましの言葉なんていりません。この差し迫った

持続可能性の危機に真剣に取り組んでほしいのです。』と言いました。 社会に慣れている大人はその性急な発言に 困ったものだ !?

という反応です。 

 

『 なかなか理解されないだろうね だから君は始終それを繰り返す必要がある。何度も何度も何度も 危機を危機として扱い始めること

だけ。』 お父さんは優しく説得しました。『皆が環境活動家になる必要はない。しかし環境を積極的に破壊することは避けるべき。今

自分達は危機の真っ只中にいるという自覚で 行動を始めなくてはなりません。』と母親も書いています。  耳を傾けてみましょう。

 

『 科学者たちはパリ協定の目標を達成できる可能性を5%だと言っています。地球温暖化を2度未満に抑えなければ 私たちは悪夢の

シナリオに直面します。 このことを人々が知っていれば私がスウェーデン国会議事堂周辺で学校ストライキをしている理由を尋ねる

必要などない筈です。状況の深刻さと対策がほとんどなされていないことを知れば 誰もが私たちと一緒に座り込みをするでしょう。』

 

『 今スウェーデン人は年間一人当たり11 トン の二酸化炭素を排出している。しかしもうすぐ一人当たり2トンの排出量で生活をせざるを

得ないという議論がある。パリ協定を実現するためにスウェーデン人は排出量を現在の1/10にしないといけない。知識はあるのに壊滅的な

気候変動そのものよりも それを防止することで起こる変化を恐れるあまり そこから目をそらすことにした全ての人々 あなたの沈黙は

最悪と言えるでしょう・・。』

 

今その本宮川に きれいに咲いている ペラペラヨメナ。 小さくて彩りもあって可愛い。

黒く見えるのが 本宮川の流れ・・。

     

      姫蔓蕎麦(ひめつるそば) この花は年中咲いているイメージ。

今頃 > 紅葉の盛りを迎えている 川岸のモミジ。

        

          磯菊(いそぎく)です。日本固有の野生種です。

センダンの木の根っこ。 ねじれて成長した感じ。根が張りすぎ コンクリートが壊れてきています。

オキザリスのようです。ムラサキカタバミとも言います。

定番となっった 日本水仙(にほんすいせん)。 

鮮やかに咲いていた 紫御殿(ムラサキゴテン) 小さい花ですが 葉がユニーク。

アルペンアスターと言うのでしょうか ?  関東嫁菜(かんとうよめな)とも言います。 

少し離れて 秋桜(コスモス)が 未だ咲いていました。

葦(あし)でしょうか ヨシも同じです。鏡川の中州などに広く群生しています。

サザンカの八重。少しピンクが入っています。

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   冬至  グレタ・トゥンベリさんの話し  続き

2021年12月23日 | 自然 花 写真

( アドベントカレンダーの完成です。 Merry Christmas to you ! )

 

昨日が冬至でした。高知はこの間良いお天気が続いており 毎朝日の出を見る事が出来ます。夏場は玄関側にあった太陽が 今は

マンションのベランダ側に完全に移りました。同じ太陽でも雲の変化で 朝の様子は様々です。 以前も書きましたが朝の太陽は

冬至の日から即 日の出が早くなる訳ではありません。トータルで地上にある陽の長さが これからすこしづつ長くなっていきます。

クリスマスに近いこの日 私たちに光とエネルギーを与えてくれる『 太陽の復活 』を 喜びたいと思います。

 

グレタ・トゥンベリさんら家族が書かれた本『 グレタ たったひとりのストライキ 』からの抜粋です。

ある時父と妹がローマへ旅をした。グレタは摂食障害もあったが それ以前に環境の為 飛行機に乗ることを拒否していた。『 飛行機に

乗ることは環境にとって最悪! 』 二人はイタリア旅行を楽しみ 飛行機で戻って来た。グレタは人気の無いところで 父にこう言う

のを忘れなかった。『 飛行機で 2.7トンの二酸化炭素を排出した。その数値はセネガルの5人分の年間排出量と同じなんだよ・・』 

『分かった!』と父は頷いた。『 これからは飛行機に乗らないように努力する・・。』   

 

グレタさんは 『 今全人類がスウェーデン人のように豊かな生活すると地球が4.2個も必要だ。』と言います。ちなみに 世界が日本人並の

生活をすると地球約8個分の天然資源が必要です。私たちは今(環境問題で)間違った闘いをしている。今のライフスタイルをしている限り

(炭素ゼロ=地球の気温を2℃以下を目指す)全ての闘いは無駄に終わるリスクが高い・・。』 と言います。

 

『 最適な大気中の二酸化炭素濃度は350 ppm 以下です。ところが現在既に410を超え今後10年から12年に以内に440 ppm に達すると

予想される。大気中の二酸化炭素濃度が350 ppm を超えた年1987年に人類の環境貯金はすでに尽きてしまっていた。』『 今日のような

スピードで温室効果ガスを排出していると この天然資源は18年後には枯渇してしまう。』

 

『 今私たちは毎日1億バレルの石油を使っています。それを変えようという政策はありません。それを地中に残しておくルールは存在

しないのです。つまり今のルールにしたがっていると 世界を救うことはできません。だからルールを変えなくてはなりません。すべてを

変えなくてはなりません。それも今日始めなくてはなりません。』

 

彼女の目には私たちが排出した二酸化炭素が見える。工場の煙突から立ち上る、温室効果ガスが風に吹かれ 大気中に大量の灰燼を撒き

散らしているのが見える。 私たちはみんな裸の王様 そしてグレタはそれを指摘する(この世に汚れていない)子供だ。自分の家が

燃えている・・と言っても誰も信じない、パニックにならない・・、でも今起こっている異常気象は 気候と生態系の破壊の前兆に過ぎない

としたら・・。私たちはコロナ禍のように パニックになっていい・・。

 

 

12月冬至近くの朝陽。 多分この太陽の位置がたぶんこれが最南で このあとは左へ戻って行く・・。

     

       体育館の玄関にあった クリスマスツリー。

同じく クリスマスリースです。

真っ赤なポインセチア。 多分お花屋さんで 撮ったもの。

地味ですが ヒイラギの花です。

長く咲いている ランタナ。 もっと近づくと 美しくなるのですが・・。

食べても甘いかんじになっった キンカン。

久し振りのユリオプスデージー。菊科です。秋から春まで長く咲いています。

椿が美しく咲いて来ました。ヤブツバキでしょう。

確か 乙女椿(おとめつばき)と言った・・。

好きだったススキもフィナーレ・・ですね。

紅葉ももう見られなくなりつつあります・・。

鏡川の浅瀬にやってきた鯉。 きれいに撮れたので アップしました。

             

    宇宙観光が話題になってますが  月からの ” 地球の出 ”

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  クリスマス礼拝。   グレタ・トゥンベリさんの話し。

2021年12月20日 | 自然 花 写真

(   クリスマス礼拝で賛美するフラチーム。 新しい人も加わり 練習の成果が出ています。)

 

日曜日 クリスマス礼拝がありました。多分多くの教会が少し早いクリスマスをお祝いしたと思います。曜日の関係で

今年は一番早いクリスマスとなりました。今年もコロナ禍で例年の愛餐会は中止。祝会も縮小です。 私もサンタの

帽子をかぶってはしゃぐのもどうか ・・とエアロフォンの演奏は止めました。 賛美フラは例年通りです。普段の倍

くらいの方が礼拝に集いました。 感謝でした! 手品は今年一杯と言わず 続けて下さい。子供だけでなく 大人も

楽しみだと思います。 

 

『 地球はとても大きいものだから 人間が大きな悪影響を与えるなんて考えられない・・』という思い込みがある。

錯覚と言っていい。確かに大航海時代15~16世紀迄はまだそうだったかも知れない。しかし世界が一つになる

グローバルな時代 産業革命以降18世紀以降は大きな地球が悲鳴を上げ始める。人口が急激に増えた20世紀以降 

特に第二次世界大戦以降 森が失われ 虫や野生生物が減少 ゴミが増え 有害な大気汚染 海洋の酸性化など 地球は

壊れやすいガラス玉 のような状態になっている。

 

『 あらゆる生物に平等に与えられた有限な天然資源 それが大気だ。』『 気候危機という言葉を簡単に使うが

全面核戦争みたいなもので一度核が使われ出すと もう止めることが出来ない。』『 一旦気候を破壊してしまうと 

二度と修復することはできない。これからの世代がいくら望んだとしても 元に戻すことはできない。』『 今の

ライフスタイルを維持する限り その課題は全て無駄な戦いに終わる・・。』 地球の状況はそこまで来ている! 

と  こんな悲観的なことを 未だ選挙権も無い グレタ・トゥンベリさんが言っている。

 

グレタさんは今や若い環境活動家として世界に著名です。最近彼女の両親(家族)が書いた『 たったひとりのスト

ライキ 』という本を読んでいます。この本は人類に迫っている気候危機についてダイレクトに書かれている。母親も

もっとソフトに書いた方がいいかも・・と相当ためらったという。でももう時間が無い、『 この危機を率直に

書いた。』と序文で書いている。それはグレタ・トゥンベリさん自身の声だ !と 私は思った。 少し紹介して

いきます。

 

” 全てはグレタが授業で 世界中の海に浮遊する大量のゴミに関する映画を観たことから始まった。南太平洋では

冬プラスチックゴミが集まり その面積がメキシコより大きい島を作っている。その映画の間中 グレタは泣き続けた。

それで学校のハンバーグも 家のクッキーも食べられなくなった。グレタを襲ったものは病気のせいにすることも 

変わった子供だからで片付けることもできない。彼女の周りで起こっていたことが ついに彼女の理解を超えて

しまったのが 原因だった。” 

 

”体重が10 kg ほど減ってしまった。アスペルガー症候群 自閉症と診断された。その頃には家族以外 誰とも話さない

ようになっていた。『 友達なんかいらない、友達は子供だし 子供はみんな意地悪だから・・。』  彼女のたった

一人のストライキは どうして始まったのか ?    (続く)

 

 

    街中でも サンタクロース ! 子供の夢ですね・・!?

         

    夕方5時から中央公園のイルミネーションが点きました。

         

     クリスマスツリーに見入る人・・。

 

我が家のクリスマスツリー。まだ18日も開いていません・・。

  教会のお花。 高知の花 グロリオーサも見えます。

一斉に咲き出した水仙。 早朝は2~3℃にもなります。昼間は12~3℃です。

ペーパーホワイト という種類。

モミジのソバに ツバキも咲き出しました。 本来は1月ですが 間違いなく椿です。

しましま模様の椿。

これはサザンカ。 10月頃から咲いています。

鏡川の葦(あし、よし)の原をバックに サギの群れ。

その近くはジョギングコース。 来年2月の龍馬マラソンに備え トレーニング。

ハクセキレイ。比較的よく見ます。

もうじき冬至です(22日) 雲が有ると 黄金色に輝きます。

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 水仙が咲いた !!   クリスマス サンタクロースの話し。 

2021年12月16日 | 自然 花 写真

        ( 高知駅のクリスマスツリーです。 )

 

アメリカ中西部、南部で大型の竜巻が数多く発生し 甚大な被害が出ています。まるで空爆に遭ったようだ ! と伝えています。

季節外れというか 夏場に多い竜巻が冬の12月に起こりました。気温が普段より15℃も高くなっていたことと 上空に流れ込んだ

寒気の影響で大気が不安定になり スーパーセル(巨大な積乱雲)が発生 多くの竜巻の原因となったようです。

 

温暖化故の異常気象がこんな形で起こるとは思いませんでした。長時間にわたり 大きな州をまたいでの竜巻で クリスマスを前に

ロウソク工場やアマゾン物流倉庫で働いていた人々を襲いました。 アメリカは 大平原が有る大陸 だということを改めて思います。

一人でも多くの方が救出されることを 願わずにはおれません。

 

クリスマスの話し サンタクロースの話しです。

よい子はクリスマスにプレゼントを貰うことになっています。サンタが煙突から入って来て 靴下にプレゼントを入れてくれる・・。 

夢の有るお話です。そもそもサンタとは誰でしょう? クリスマスが12月25日に決まった4世紀の頃 現在のトルコに司教をして

いた聖ニコラウスという人がいました。ジャック・ニコラウス というように今でも使われている名前です。

 

話しは横道にそれますが 2000年前のペテロやパウロという名前は今も使われています。ピーターとかポールとかよく使われる名前です。

私のニックネームのジミーもイギリスで英語学校の先生が付けてくれたのですが 当時50年前 ジェームス・ディーンというイケメン

俳優がいました。このジェームスを短くした愛称がジミーでした。彼に憧れてその後も外国でジミーと名乗っていました。後で調べて

みると ジェームスはヤコブの英語名でした。キリスト教をご存じの方は聖書に何度もヤコブの名前が出てくるのをご存じでしょう。

それほど由緒ある昔からの名前です。だから何だ-?と言われる方もありますから まぁ名前の話しはこれ位にしておきましょう・・。

 

聖ニコラウスは子供や女性 船乗りの守り神で 当時3人の娘を結婚させるお金が無い父親の嘆きを聞いた聖人が夜その家に金塊を3つ

投げ込んだところ それが娘達の靴に入ったという伝説があります。これが靴や靴下にプレゼントをする話しの起源になりました。中世

聖ニコラウス崇拝が広がり 各地に聖ニコラウス教会が建てられ それと共にプレゼントの習慣が広まったのでしょう。ニコラウスは

オランダ語で シンタクラースと言い オランダ移民がアメリカへ移民し サンタクロースとなります。

 

16世紀宗教改革を起こしたマルティン・ルターは偶像崇拝を認めず 聖ニコラウスの日も認めることも出来ませんが さすがに

子供達の楽しみを奪うことも出来ず クリスマス・イブにキリストの贈り物を天使に届けさせました。天使も数百年経って 年老いた

のか おじいさんがフード付きのコートを着て子供達にプレゼントを持ってくるようになりました。国によってすこしづつ違った形を

とって 現在のサンタクロースは19世紀アメリカで生まれました。太った髭のあるおじいさんがトナカイのソリに乗って おもちゃの

入った袋をかついで 屋根の上を飛び回り 暖炉の煙突から プレゼントを届けるようになりました。 今は暖炉の有る家も少なくなり 

玄関先に置いたり クリスマスツリーのソバに置いたりします。

 

新装なった高知駅。数年前ですが・・。 アンパンマンの列車が停まっています。

もう水仙が咲き出しました !  やはり最初に見ると うれしいです。 

日本水仙です。 外国名では ナルキッソス。ギリシャ神話の美少年の名前にちなむ。

葉の辞典では 12月15日頃から開花 ! とあります。ピッタリです ! 

まぁ 早咲きということです。 遅咲きは3月~4月です。

これから冬の間 楽しく咲いてくれます。サザンカなどと共に 冬の花です。

水仙とは きれいな花の姿と芳香が まるで仙人のようだということです。

春の花と思われるたんぽぽも咲いています。年中咲いていますね・・。

変わって 太平洋 土佐湾です。 久し振りに行きました。桂浜の灯台です。

海と空がまぶしいほど 輝いていました。

防波堤が長く延びています。 テトラポットも見え 災害対策もしています。

この日は 雲の姿が面白かったです。

こんな形の雲を見るのも 久し振りの感じでした。

自然はこんな美しい姿を見せてくれる半面 恐ろしく牙を向くこともあります・・。

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  高知 12月の紅葉・黄葉 !

2021年12月13日 | 自然 花 写真

    ( いろはもみじの紅葉。 本当にきれいですね。 )

 

NHKの朝ドラ『 カムカムエブリバディ 』で 丁度進駐軍のクリスマスを舞台に話しが進行していた。家族を失った主人公 安子が

偶々知り合った米兵に連れられ アメリカのクリスマスパーティーに触れる。国力の差を見せつける為と疑った安子に『 きよしこの夜 』

のメロディーが聞こえる。米兵ロバートから 戦争でアメリカ人も日本人も愛する人を失い その悲しみを癒やし 生き延びた人々が平和に

自由に 日向の道を歩んでいくようにと 皆祈って集まっていると聞かされる。世良公則が唱う 『 On the Sunny Side of the Street.

を聞きながら 安子も打ち解けた気持ちになっていく・・。

 

クリスマスキャロルという チャールズ・ディケンズの名作がある。強欲なスクルージなる老人が登場する。ガリガリ亡者という言葉が

昔あったが ケチで貪欲 人々に嫌われている。私利私欲のどぎつい人物が 夜に見た夢で 過去 現在 未来の自分惨めさを知り 心を

入れ替え クリスマスに貧しい人々を招き 贈り物をし 喜びを分かち合うという心暖まる物語だ。物語では善人の甥がクリスマスに来る

よう説得する場面がある。 『 クリスマスは親切と許し 恵みと喜びの時、 せめてこの時だけでも 愛する人々を想い 喜びを共に

しよう・・ 』と。 世界で 『 メリー・クリスマス !! 』 が 共通語となって 祝われる意味が分かる気がします。

 

教会では今年もクリスマスイブに キャンドルサービスをします。以前アドベント(待降節)の話しをしました。クリスマスの前4週間が

待降節です。子供達はカレンダーに毎日印を付け クリスマスを楽しみに待ちます。毎週の日曜日 聖日礼拝に出かけ キリストの十字架を

見つめながら 救い主の降誕を待ち望む祈りをします。 昔東京の教会で 夜ペンライトを持って幾つかの家庭を回り クリスマスキャロル

を唱った思い出があります。

 

クリスマスツリーは多くの場合もみの木です。これは古代ローマの時代から魔除けに常緑樹を飾った習慣です。ドイツが起源だそうです。

カソリックの国ではキリスト生誕のシーンを人形などを使って再現したりしますが プロテスタントは偶像崇拝を禁じているので モミの木

を教会に飾りました。今や大きなイルミネーションとなっています。モミの木は生命力や希望の象徴とされます。モミの木に昔はろうそくを

今は豆電球(LED)を付けています。沢山の小さな灯りはまばゆいばかりです。これを思いついたのは マルチン・ルターだと言われます。

木々の向こうにまたたく星の美しさを部屋の中にも取り入れようとしたのだそうです。ツリーの一番上の大きな星は『 ベツレヘムの星 』

と呼ばれ 当方の三賢人をキリストが誕生したベツレヘムの地へ導いた星です。サンタの話は又別の機会に。現在のクリスマスになるまで

長い時間がかかっていますね・・。

 

高知は南国のせいか 12月中旬まで 紅葉・黄葉を楽しめます。 今日も昼間19℃です。

 

少し地味ですが 落羽松(らくうしょ)です。 沼杉とも言います。 今黄葉の時です。

ダイダイ色ですが 高木なので 下から見上げると 一段ときれいです。

これは 台湾楓(たいわんふう) ダイダイより赤いですね。いつも行く体育館のソバです。

楓(カエデ)と紅葉(モミジ)は 葉の切れ込みの差があります。切れ込みが浅いのが楓。

赤い葉に 黒いイガです。 イガカエデとも言います。

先日行った針木浄水場の台湾楓。 翌日の風で 相当散っていると思います。

山全体も紅葉・黄葉しています。 高知は広葉樹も多いです。

イチョウ(銀杏)も今見頃です。 この銀杏の木は晩生で 他はもう葉が落ちているのも多い。

実がなるのは雌株。 植えても実がなるのは孫の時代というので 公孫樹とも書きます。

 

最後にもう一度モミジです。

赤とダイダイが混じってますね。

はうちわもみじ のような感じもありますが・・、 不明です。 

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

   クリスマスシーズンです !!

2021年12月09日 | 自然 花 写真

     

( アドベント(待降節)カレンダー。 毎日小箱をひっくり返して クリスマスツリーの完成です。)

 

昨日は12月8日 80年前 太平洋戦争が始まりました。 私はその時この世に居ませんでしたが その後父親が招集され

20年5月 戦死 ! 私たち家族の生活は大きく変わりました。戦争中に私はこの世に生を受け 今も元気に!? この世に

生かされています。 今日も肝臓の定期検査を受け 再発していない・・という結果に安堵しているところです。

 

歳月の過ぎゆくのは 誠に早いもので 今年も もう12月です。 クリスマスシーズンに入りました。

オミクロン株が冷や水をかけた感じはありますが 高知ではコロナ感染者が4週間近く出ていない もう収束した感?があるものの 

世の中はオミクロン株で持ちきり まだその生態が明らかでない中で 年末を迎えています。 教会では待降節(アドベント)

静かに始まっています。 キリストの誕生を待ち望む4週間です。私たちも日曜(聖日)毎 教会に集い 救い主の誕生を待ち望む 

祈り を行っています。

 

我が家ではクリスマスツリー型のアドベントカレンダーを日めくりしています。小箱の中に飴やチョコが入っています。クリスマス

ツリーを飾る家もあるでしょう。我が家はクリスマスリースを飾ります。昔外国のクリスマスマーケットで買った天使や人形もあります。

ところでクリスマスとは どんな意味でしょう? 『 キリストのミサ 』という意味です。救い主イエス・キリストの誕生を祝う

キリスト教の祭日です。皆さん Merry Xmas ! と言いますね。家族や友人達と楽しく過ごす愉快なクリスマス という意味です。

北半球では寒くなる中 子供も大人も心待ちする クリスマスです。

 

では何時から始まったか ご存じですか ? 文献によれば4世紀 ローマの教会で12月25日をクリスマスと決めたそうです。

それまでは日付も祝い方も統一されてませんでした。この頃北欧では冬至祭が12月22日中心に祝われていました。私も冬至には

特別な思い入れがあります。この日を期して昼が長くなり 春を迎えるからです。どうも寒いのが苦手な私にはこの日が暖かくなる

最初の日、、というイメージです。勿論そんなことはありません。2月にかけて本格的な冬が来るのですが 昼間太陽が出る時間が

長くなるのがうれしく 『 冬至来たりなば 春遠からじ! 』 という思いです。

 

私のクリスマスの思い出は 小さい頃にはありません。家が商売をしていたので 歳末寒風吹きすさぶ中で 手伝いをしていました。

仕事でヨーロッパに行くようになってから 『きよしこの夜』の聖歌が生まれたオーストリアの教会に行ったり 各地のクリスマス

マーケットをのぞいたり ドイツの教会でクリスマスコンサート(礼拝)に出たりして 印象を深めていったと言えます。この2年間 

外国の街では コロナ禍の為 クリスマスマーケットが中止になるというニュースを聞いて 寂しく感じています。 ホットワインを

飲みながら 雪の残る野外のマーケットを見てまわったのは 楽しい想い出になっています。 (続く)

 

ここからは 毎年お届けしている 針木浄水場の台湾風(たいわんふう)の黄葉です。

楓(ふう)は 落葉高木。 別名イガカエデとも。 よく見るとイガ(実)がなっています。

11月頃から何回か行きました。 7日の日が多分見頃 ! 8日は激しい風で散ってしまった !?

やはりこの日を目指したのか 結婚の前撮り写真のグループが2組みありました。

ダイダイ色を中心に 緑や赤色が混じっており 葉が多いので 迫力があります。

陽が当たると 又別の美しさがあります。 台湾という名前が有るとおり 台湾原産。

針木(高知市内)には浄水場があり 春は桜 秋は紅葉・黄葉が楽しめます。

葉は5角形。 モミジより大きい。 よく見ると 黒いイガが見えます。

イチョウの黄色とも モミジの赤色とも違う 楓(ふう)独特のダイダイ色です。

一番最後に黄葉してきたエリア。この下を歩くのは とても気持ちがいいです。

8日は全国的に強風だったようですが 高知でも強い風が吹き 1日で落葉した? と思います。

これは数少ない イロハモミジ。やはり紅さが違いますね。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  山内神社の紅葉。 高知は今紅葉のフィナーレ !

2021年12月06日 | 自然 花 写真

 

( 山内神社は市内にあり 土佐藩藩主の神社です。 紅葉の名所の一つ。)

 

日本沈没というドラマが放映されているせいか 最近頻発する地震が気になります。私の居た山梨 富士五湖近辺でも 又近畿圏でも

5弱の地震がありました。10年前の東日本大震災の時を思い出すのは 私にも『帰宅難民』がトラウマになっているせいでしょうか ?

新しいコロナ変異種がわずか1週間で世界に広まってきました。単に検査がなされなかっただけかも知れませんが ウイルスの広がりが

尋常では無い。ただ今回は人類の対応も速やかだ。日本でも総理が知らない間に官僚が動いた例もあったようですが 速やかな対応

悪いことではない・・

 

前回の続きですが グレタ・トゥンベリさんは 『 これ以上人類 自然 地球から搾取するのは許されない。』と言っています。そう

私たちは 特に250年前の産業革命以来 自然を開発し 農地を広げ 工場を造り 衣食住などの製品を世界に売り 生活を豊かにして

きました。その恩恵を受けていて 文句を言うのはお門違いかも知れませんが 地球の許容量を超え 海、陸の自然を壊し 水や空気を汚し

多くの生き物を追い出しながら 人類だけ『 夢のような文化生活 』を実現してきた・・のではないでしょうか ? 

 

しかし限界がはっきり見えてきた訳です。新型コロナ感染もその一つと捉えるべきでしょう。地震は自然の歪みから コロナ禍は社会の

歪みから起こっているように思えます。小さく家の中で 或いはタワーマンションで快適空間を造っても 外へ出れば猛暑 熱中症 頻発

する豪雨 或いは干ばつ 山火事など異常気象に悩まされる。もし地球の温暖化が1.5℃以上になると 猛暑の発生頻度は2倍になると言う。

気候危機が今後日常化する・・?  高知ではこの夏結構猛暑が続きました。 救急車が何回も 電車道を行き来していました。

 

このままでは人類は地下深くか 宇宙での生活がやってくるかも知れない。以前手塚治虫は一千年後  地球は荒れ地で覆われ 人類は地下に

巨大な都市を築き 合理的かつ無機質な生活をしていた と書いている。 私はこんな生活が一千年も待たずにやってきそうな気がして

います。

 

ヨーロッパの若者のデモのプラカードに『 気候正義を求める !とあった。気候の公平性とも言う。今回のオミクロン株もワクチンの

行き渡ってないアフリカで起こった。それが急速に先進国にも広がりつつあり 又ロックダウンとかマスク着用とか ここ2年間やって

来たことの繰り返しであるかも知れない。その隙をついて中国がワクチンを10億回分提供するという。『 全体国家 』と揶揄される

中国が 莫大な資金で途上国を巻き込んでいく『ワクチン外交』を ただ見ているだけではいけないのでは・・? 弱い立場にある人々を

更に追い詰めていく 『 格差 』 政治であってはなりませんね。

 

 

 

昼間は 暖かい陽光のもと 絶好の紅葉日和です。

背景には 鏡川が写っているのですが 少し分かりにくい・・?

紅葉・黄葉のグラデーションも鮮やかです。

高知は温暖なので 今が紅葉の見頃。私もあちこち出歩いて 忙しいです。

多くは いろはもみじだと思います。

土佐藩山内家は 江戸時代 山内一豊を初代として 16代 270年間続きました。 

少しダイダイっぽい ? のもいいですね・・。

バックに鏡川が流れていますが ほとんど紅葉の葉で 見えないです。

夏でも無いのに よさこい ? 高知の学生が集まって 交流祭2021を開催 !!

冬でも 汗を流す若者に 拍手です。 土曜日 高知市の中央公園で。

長野から送られてきた 日本アルプス。 もうすっかり白銀の世界です。地域差を感じます。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

  オミクロン株と共に 12月が始まりました !?

2021年12月02日 | 自然 花 写真

(   12月に入りました。日の出は7時近くです。太陽は今月の冬至迄どんどん 右(南)へ移動します。)

 

『 オミクロン株 』というコロナ変異種が南アフリカで発見、WHO(世界保健機関)に報告され 世界は一斉に警戒態勢に入った。

イスラエルはいち早く外国人の入国禁止を決めた。日本も最悪の状況を考え外国人の入国禁止を決めた。意外に早い決断だ。日本は8月

以来急速に感染者が減り この紅葉の季節 全国で観光客が増えた。確かに私の経験した範囲でも 高知城への観光客は増えているし 

時々行くレストランは行列待ちをする程だった。コロナ禍が終わったような気分になり始めていたが このオミクロン株で 冷や水を

浴びた感じ。以前から指摘されていたように ワクチンの不公平分配で 未だ10~20%台のアフリカで新型変異種が現れた。

ワクチンの遅れが危険な変異種の温床になっている。寒さが本格化する12月に入る。又も”三密”や”人流””自粛””引きこもり” と言っ

た言葉が日常化するのだろうか・・? 

 

繰り返しになりますが温暖化の話しです。ここ1万年位 地球の気温は14~15℃位に保たれていました。その間に人類は農業や畜産業を

始めて人口増を図って来ました。 この間太陽から貰うエネルギーと 地球から宇宙に放出するエネルギー(熱)が釣り合っていたのです。

しかし1850年を境に 気温は急上昇を始めました。 産業革命が欧米、日本を含め世界で始まったのと時期が合っています。

 

産業革命は大量生産・消費・廃棄の時代を作りました。石炭を掘って燃やして それでエネルギーを得て機械を動かし 資本主義を発展

させた訳です。近代文明の時代です。私たちもその恩恵を受けています。更に同じ化石燃料である石油を使い 天然ガスを使うようになり

ました。工場が増え 車が増え もっともっとエネルギーを使うようになって 二酸化炭素排出が増え 温室効果ガスが大気に貯まり 

気温が上がって来たのです。温暖化を止める為 人類も対策に乗り出しました。COPといわれる温暖化対策会議を積み重ねて 世界で

二酸化炭素排出を抑えようと努めて来ました。グレタさんの言う様に 今回のCOP26は失敗だったとは言いたくありませんが でも

未来を明るくする前向きな決定でなかったことは事実です。

 

地球の気温が1℃アップすると 猛暑や洪水など異常気象による被害の増加が懸念されます。これはもう現実に起こっています。プラス

1℃以上では サンゴ礁や北極の海氷などに高いリスクがあり マラリヤなどの熱帯の感染症の拡大が予想されます。プラス2℃以上に

なると 作物の生産高が地域的に減少 又飲み水の不足が心配されます。3℃上がると 生物多様性が失われ始め 海面水位の上昇が

問題となります。更に進めば多様な主の絶滅 世界の食糧生産が危険にさらされます。今回のコロナ禍と同様 『 最悪を考え 最善に

努める 』べきですね。

 

更に問題はCOP26の約束を実現する具体策と行動を現在の政権が本当に実行できるか ?? ということです。日本の場合 岸田首相は

グラスゴーに半日だけ駆けつけましたが 米大統領に会うのが目的だったようで  京都議定書時代の環境対策へのリーダーシップは

まるで感じられません。お金を出して『 日本の存在感を示せた 』と言っても 石炭火力発電には後ろ向きで 石炭は止めるとは言い

ませんでした。今回の採択文書で来年の年末までに 各国が更に排出削減目標を上積みすることになっています。 今となって言うのは

失礼かも知れませんが 菅、小泉政権の方が遙かに決断力がありました・・。 この10年が勝負で日本の本気度が問われるところです。

人の話しを聞くのが長所と自慢する総理であるなら 世界の潮流である 石炭火力廃止の声を聞いて欲しい。

 

 

台湾楓(たいわんふう)の名所に 針木浄水場があります。春は桜 秋は紅葉の名所です。

今年も青空のもと バイクで15分程 下見に行ってきました。これからが見頃です。

よく見ると高知には この台湾楓が多いです。 葉が大きく 紅葉・黄葉が見事です。

若緑から緑 黄色 橙 赤へと変化していく様子がいいですね・・。

少し拡大して頂くと 変化する感じが分かって貰えるかと 思います。

これは欅(けやき)のようです。小さい葉ですが 黄葉が素敵ですね。

一方 山茶花(さざんか)も綺麗に咲いています。

どこかのお宅の庭に咲くサザンカです。 昔私の家にも一本咲いていた思い出があります。

そして気高い ? 皇帝ダリア。

晩秋と言えば ススキもすっかり白い穂になりました。 時々風に飛んでいるのを見ます。

そして小菊(マム)です。 菊は遠く平安時代に中国から渡来。日本の国花となりました。

これは 野路菊(ノジギク) ? まるで自信はありません・・。

日本で育った和菊、 西洋から来た洋菊などの分け方もありますが・・?

12月から咲き出す水仙。 もうつぼみを付けています。冬を越えて春を感じさせてくれます。

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする