ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   未来に生きる若者も 立ち上がっています。

2023年06月28日 | 自然 花 写真

半夏生(はんげしょう)です。7月の2日から5日間をそう呼ぶことも。 季節の変わり目です。

 

グレタ・トゥンベリさんは思い切った提案をしています。『 現在の競争だらけの政治システムを終わらせましょう。

新しい考えが必要です。私たちは全身全霊で気候変動に配慮する必要があります。そうしなければ人類の全ての功績や

進歩は無に帰します。まだ時間はあります。協力して地球に残された資源を公平に分け合うのです。この星の限界の

範囲内で暮らし、公平さを大切にし、あらゆる生物のために数歩後退するのです。(他の生き物に) 生物圏を譲り

ましょう。空気を 海洋を 森林を 土壌を守りましょう。』 と。大胆ですが 真っ当な主張です。

 

この提案には 生物圏という言葉があります。私たちは生態系(サービス)とよんでいます。この50年で生物多様性は

68%減少したとTV番組でありました。人間の活動によって 多くの動植物が居なくなり 回りの環境がどんどん壊され

ているのです。人類がどんどん数が増え その為の食べ物 住む土地 活動する範囲が広がり それは他の生物の生活域を

破壊し 生物を追い出しています。最近よく街中に 野生動物が姿を現し 住民の不安が伝えられますが 私たちがその

生物圏を壊していることに 意識が及んでいません。コロナ禍もウイルスの都市への侵入の結果です。

 

私たちは今岐路に立っています。動物の絶滅や森林伐採 海洋の汚染 海の酸性化などこれらはすべて私たちの生活

スタイルがもたらした災いです。  これまでの生活水準を守るために目を背け続けてきた環境が悲鳴を上げはじめて

います。  そのことが 未来にどう影響するのか?未来の子供たちに何をもたらすのか 、良い世の中、 豊かな地球を

100年後の 子供たちに残せるのか ?  もし残せないとすれば 、現在の私たちの大きな責任です。 

 

グレタさんは 高校生でありながら 、森林火災がたくさん起きた2018年の夏の後 一人で 学校のストライキを始めました。

 既に進んでいる気候変動を止めるために 大気中の温室効果ガスを大幅に減らすこと。その為に授業を休み たった一人で

議事堂前に座り込んだのです。友達に声をかけましたが 誰も賛成しませんでした。 マスコミが一人の少女の 奇妙な

活動に興味を持ち 世界に発信をしました。  その後、多くの高校生も 彼女と共に座り込みを始めました。彼女たちにまだ

選挙権はありません でも世界に訴えることができたのです。  世界を救いたい それは自分たちのため、そして地球の

ために 良い未来が欲しいと願っています。  大人達の目を向けさせようと決心し、行動しています。 

 

夏の太陽をイメージさせるような ヒマワリです。

高知の名花 グロリオーサ。 

下向き加減ですが 擬宝珠(ぎぼうし)が静かに 咲いています。

久し振りの感じ キバナコスモス。7月から10月の花 もうじき7月です。

 

姫檜扇水仙(ヒメヒオウギスイセン) アヤメ科 南アフリカ原産 

カンナ。 鏡川の河川敷には 以前カンナが多く咲いていました。 今はポツポツです。

インドハマユウ ? 彼岸花科  正しくはアフリカハマユウとも。

緑と青のアジサイ。 ちょっと珍しい・・。

芋根の星朝顔(いもねのほしあさがお)

衝羽根空木(つくばねうつぎ)街路樹として よく見ます。

薮萱草(やぶかんぞう) ワスレグサとも言うようです。野原で時々見ます。

満開の木槿(むくげ) 毎日咲いては落ち 咲いては落ちるようです。

  

     NHKの番組で 生態系についてその役割を紹介していました。

 

 

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  久し振りに鏡川の上流 鏡湖ダムまで行きました。

2023年06月24日 | 自然 花 写真

( 白いレースのような 鏡湖ダムから流れ落ちる水。 この後鏡川となって市内を流れます。)

 

私が未だ現役だった頃 今から35年前の1988年(昭和63年)1冊の岩波新書を買っています。 石 弘之さんの 

『 地球環境報告 』です。『 地球生態系の崩壊は、北極から南極、成層圏から深海底までとグローバルな範囲で

加速度的に進行している。 人類の明日を脅かす 砂漠化 森林の消滅さらには酸性雨 フロンガス食品の化学汚染

等々・・。』とあります。  

この地球環境報告には そんな昔でありながら 『 二酸化炭素の増加による地球の温暖化 』がはっきり指摘されて

いました。ただ当時はフロンガスによるオゾン層の破壊とか 化学物質による環境汚染が大きな課題でした。日本は

高度経済成長期で その副作用というべきか 水俣病など4大公害病への対応で対策の先進国でした。1986年には

チェルノブイリ原発事故が起こりました。 今のウクライナですが その地域は今も死の街です。

 

1987年世界人口は50億人を突破し その3/4が発展途上国で耕地の開発 土地の酷使で自然環境が悪化し続けて

いました。(今は80億人に増加・・。)世界もこの動きに呼応し IPCC(気候変動に関する政府間パネル)がこの年

設立されました。1994年国連気候変動枠組条約が発効、 京都で枠組み条約締結国の会議(COP3)が開催され 

京都議定書が 締結された。 先進各国が排出削減目標を設定 カーボンゼロに向けて各国の取り組みが始まりました。

この流れを見る時 石さんが80ヶ国以上を自らの足で調査 傷ついた地球の現状を訴えた先見性と行動力には 感服

します。

 

時は流れ2006年 アール・ゴア著『 不都合な真実 』が発表され 大きな話題になりました。映画も作られ 私も見た

覚えがあります。私の自然ブログがスタートしたのもこの頃、 この動きに刺激されたのでは ? 残念ながら当初の

ブログは失われています。Yahooがブログ事業から手を引いたからです。 2011年東日本大震災が起こった。想定外?の

津波による原発事故 今も汚染水の処理が出来ていない・・。

 

2018年グレタ・トゥンベリさんの議会前座り込みが始まった。この動きは各国に広がり 翌年161ヶ国400万人が

参加した気候ストライキに発展した。若い人々が立ち上がった。オオータニにしろ 藤井聡太名人にしろ特別の才能が

与えられた若い人々がいる。彼らを見ていると とても清々しい。この世的欲望でなく 目標を高く持っている。彼女の

本を読んで 異常と思われることも多い。でも真剣に怒っている。15歳の少女が 地球を壊す人間社会に怒りをもって

いる。多くの中傷があったようだが 希望を失わず この5年間を戦い続けている。 未来に生きる若い人々が立ち

上がっていることが 何よりの希望です。 

 

連日のようによく降る雨がダムに集まりますが 放出も積極的に行っている鏡湖ダム。

結構腰まで浸かって 魚釣り。 鏡川の上流。

山間部は市内より少し涼しいのか アジサイも見頃です。

アナベル。雪のように白いです。結構大きな球になります。

今年初めて ハルシャギク。波斯菊と書きます。 ペルシャとも。 現在のイランです。 

山法師(やままぼうし) 結構大きな木になります。秋には赤い実がなります。

ねむの木 夜になると葉が閉じて垂れ下がるとか・・。 寝るということです。

スモークツリー。 煙の木。花のあと煙のようになるようです。

グラジオラスも色鮮やか。

桔梗(ききょう)は2回目です。

サボテンの花。信じられないほど キレイです。

 

 

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 夏至  B級の花 とんでもない 今鏡川近くにしっかり咲いてます。

2023年06月21日 | 自然 花 写真

(  夏至近く 20日朝の日の出。 今日も30℃近くになる・・? )

 

堅い話が続いていますが 少し話題を変えて 今話題のChatGPT(チャットジーピーテイ)に『 夏至 』の文学的意味

について聞いてみました。そうすると・・。


 
『 夏至に関連する文学的な要素や感情をいくつか紹介します。

太陽の高さと光:夏至は一年の中で太陽が最も高く昇る日であり、昼が最も長い日です。この日は太陽の光が満ち溢れ、

明るい時間が最も長く続くとされています。文学作品では、太陽の輝きや光景が詩的な表現や象徴として 使われること

があります。

自然と豊穣:夏至は農耕文化や自然との関わりにおいて重要な意味を持つ日でもあります。この時期は農作物の成長が

盛んであり、豊穣の象徴として描かれることがあります。文学作品では、農作業や自然の息吹、豊かな風景が詳細に

描写されることがあります。

季節の変化:夏至は季節の変わり目でもあります。夏至を境にして夏が本格的に始まり、冬至へと向かっていくことを

意味します。この季節の変化は、文学作品で時間の経過や人間の喜びや哀愁を表現するために利用されることがあります。

静寂と神秘性:夏至の夜は短く、昼間の明るさが夜空を彩ることもあります。この特別な夜は、文学作品において静寂や

神秘性を演出するために使われることがあります。夜の風景や星空の美しさ、人々の内省や 夢幻的な出来事が描かれる

ことがあります。 』 (一部省略)

 

しっかりした日本語と幅広い視点 私など全く語彙不足だなーと思います。 皆さんはいかがですか ??

 

 

 石垣の隙間から咲く サフランモドキ ) 生命力がスゴい !!

チガヤ。 白い綿毛が密生した花 いつでも飛んでいける感じです。

フシグロセンノウ 花弁は平らに付きます。 ナデシコ科であることは 分かります。

     

     洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう) これから実は黒くなります。

カラーの花も咲いたり枯れたりを繰り返しますが 長くさいています。

水辺に咲くのは カキツバタ ? 色んな植物と共存していて 窮屈そうです。

コンフリーの種類。 ひれはり草とも。 切り傷の薬にもなる。

ヒメジョオン。 『 貧乏草なんて気の毒 姫女苑 』 という川柳がありました。 

春のハルジオンと初夏のヒメジョオン。 4月から晩秋まで咲き続ける子だくさん ? 

セリの種類 ? 花が咲いています。繁殖力がすごいです。

水草が池全体に広がっています。これでは中にいる魚が酸欠になるのでは・・? 城西公園で

小さな川にも 魚がいます。時々水が切れて 魚は何処へ ?と心配になります。

ブラックベリーの花のようです。奥に実が見えます・・。

山桃(ヤマモモ) 沢山実がなっています。多くは地面に落ちて 踏みつけられたり・・?

 

 

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   夏の花が次々咲きます。 ノウゼンカズラ !

2023年06月17日 | 自然 花 写真

( 凌霄花(ノウゼンカズラ)咲き出した。 国道沿いの毎年咲いているところです。)

 

昨年COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)27の会議がありました。以前書いたように COPは地球温暖化に

気付いた国連や国々 世界の科学者が集まり科学的知見を発表し、二酸化炭素始め温室効果ガスの排出を削減し 地球

温暖化対策を進めることを目標にしています。第3回目は京都で行われ 『 京都議定書 』が作られ2005年に発効し

ました。その10年後 更に対策を推進するため『 パリ協定 』が採択され196の国々が協力して温暖化を食い止め

ようとしている訳です。アメリカが一時離脱をしましたが 今はバイデン政権の元で 協定に復帰しています。

 

地球温暖化を1.5℃に抑える それが世界の約束 共通の目標でした。ところが世紀末を待つ迄も無く ここ数年の内に

1.5℃に達する年が出てくるというIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の警告です。既に1.1℃上がっているのですが

近々目標(限界)に近づくという警告です。わずか1℃でも 異常気象が世界各地で起きます。極地では更に高温に

なっており 氷の融解が進んでいます。 夏場もう北極圏の海では氷が見られない・・という事態になります。

 

最近COPの会議で重要な課題になっているのは グローバルサウス(途上国 新興国)への損失と損害への補償です。

気候危機はグローバルノース(北の先進国)によって起こされ 二酸化炭素排出の不均衡を 抜本的に解消しない限り 

『 気候正義 』は無いということです。 歴史的に二酸化炭素排出が多い先進国や産出国などは2050年に排出を実質

ゼロにするだけでは 公正さの観点から不十分で、途上国 新興国の地球温暖化対策に 協力する必要があります。

『 気候正義 』の観点から 計192兆ドル(2京7千兆円)を支援する責任を負うという試算を 英国とスペインの

研究者が発表しています。 信じられない程の金額ですが 過去の産業革命からのツケとなっています。

 

別に『 炭素予算 』という考え方があります。人間が起こした温暖化とそれによる気候変動を抑える為の温室効果

ガスの累積排出量(過去と未来の排出量合計の上限を言います。 過去の排出量が圧倒的に多いのが先進工業国です。

アメリカ ドイツ イギリス 日本などです。しかし今中国やロシア インドが排出量上位に来ています。グレタさんは

本の中で パリ協定を実現する為に スウエーデンの排出量を現在の1/10にしないといけない・・と言っています。

今迄出し過ぎた分を減らす必要があるのです。日本も同様です。80億という人口の中に 先進国並みに豊かになりたい

と思う途上国 新興国が沢山あります・・。 ( 続く)

 

夏の3つの花の一つ。 私の独断ですが ムクゲと7月の芙蓉を入れて 3つです。

梅雨空の合間に 時折陽が照り 青空が見えます。気温は30℃でもうれしい真夏日です。

あっという間に 満開とも言える木槿(むくげ)の花。毎日散っては咲きます。

ハルジオンとヒメジョオン ? どちらなのか 外見だけでは分かりませんが 今盛りです。

アガパンサスの群生。

白いアガパンサスもあるのですね?

白いグラジオラスも・・。

芋根の星朝顔(いもねのほしあさがお)この花も繁殖力が強いです。

柏葉アジサイ 明らかに紡錘形の花。 ユニークです。

イワダレソウ ? ランタナとは 色も大小も違います・・?

もう長く咲いています。 昼咲き月見草(ひるさきつきみそう)

この朝顔もスゴい繁殖力です。

雨の朝 鳩 時にカラスが 電線に留まっています。雨に打たれて夜を過ごした・・?

 

 

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  梅雨の時期 木槿(むくげ)が 咲き始めました !

2023年06月14日 | 自然 花 写真

(  夏至近く 朝方東の空です。 雨か曇りで 仲々ナイスショットとは行きません・・。)

 

梅雨前線が日本列島に居座り 雨の多い毎日が続いています。それでも季節は動き 夏至も間近に迫っています。

日の出は4時台 日没は7時台です。朝ゴミを出す時は 冬は懐中電灯持参でしたが 今はもう陽が遙かに高く上り 

寒さも全くありません。夏の花も色々咲いて 追っかけ甲斐のある日々です。もう木槿(むくげ)が咲き出しました。

高知城も緑が濃く深くなり 小鳥たちのパラダイスになっています。蒸し蒸しする梅雨は好みではありませんが 陽が

短くなり暑くなる夏至もウエルカムという訳ではありません・・。

 

5年前 グレタさんが『 たったひとりのストライキ 』を行った時に書いた本には 家族間でこんなやりとりがあった。

スウエーデン首相が「環境危機の原因を作ったのは私たち人間」と言った言葉に 彼女は 『 嘘ついている!』と言い

放ちました。私もよく そのように書いています。自然破壊をしているのは他の動植物ではなく 80億にもなった新参者

の人類全体が起こした責任という意味です。或いは 国別に分類・統計をとって 中国が一番だ!とか言います。

 

しかしグレタさんは一歩踏み込みます。『 私は人間だけど そんなことをしていない。パパだってママだってこの原因を

作っていない。二酸化炭素ガスの排出量のほとんどは 数百の企業から出たものでしょう。ごく少数の飛び抜けてリッチな

人々が地球全体を破壊して 何十兆円の大金を稼いでいる。』 グレタさんはため息をついて 『 危機の原因を作った

のは人間全員ではなく ごく一部の人たち。彼らのお金を相手に闘って責任をとらせなきゃ・・。』

 

グレタさんの考えが分かるエピソードだ。両親が 『 この文章では読むのがつらい・・という人々もいるだろうから 

読者の興味をそそるプライベートな話題を入れたら・・?』 と勧めたが 彼女は『 これは気候についての本よ。退屈

だろうけれど 読者には耐えてもらわなくちゃ~。』とはね返しています。環境問題の文章を喜んで読む人は少ない

でしょう・・。

 

新装なった 丸ノ内緑地。 

高知城にあるセンダンの木。宿り木が一杯付いています。 

唐楓(とうかえで)かと思いますが 緑の濃い 大木です。

去年と同じ時期に咲いてくれた 木槿(むくげ)。 

小さなつぼみだったのが あっという間に 見事な花になりました・・。 

オオハンゴンソウ ? 或いは ハンカイソウ ?  6~8月に咲きます。

モントプレチア。 アヤメの仲間 ? 別名 姫檜扇水仙( ヒメヒオウギスイセン)

桔梗(ききょう) 秋の七草ですが 6~8月 夏に咲きます・・。

少し雨に打たれて 元気がない・・? 鉄砲百合(てっぽうゆり)

どくだみは多年草ですから 毎年同じ所に咲きます。群生するので 日陰でも目立ちます。

ランタナに似ているのですが イワダレソウにも似ている ?

白いアジサイも いいですね~。 

去年も今頃載せました。

     

     我が家の夢宇(むう)。 人間の年齢では100歳だとか ウサギも長寿 !

 

 

 

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  今日も アジサイ特集 ! 夜空に咲いた花火を連想します。

2023年06月10日 | 自然 花 写真

( 6月に入って やはりアジサイが強く目に入ります。 目立つガクアジサイを中心に !)

 

ロシアによるウクライナ侵略は世界に衝撃を与えました。又チェルノブイリ発電所支配や欧州最大のザポリージャ原発

での攻防も大きなショックでしたが ウクライナ南部ヘルソン州の巨大ダムが破壊され 洪水が発生。多くの人々が

避難を余儀なくされている。その数1万6千人に上り 今後飲料水不足にも影響がある。ザポリージャ原発もこのダム

から冷却水を取水していた。又ダム湖にいた多くの魚が水不足で死んでいる。もうダムは補修不能とされ 今後も洪水が

予想される。こんな非人道的なことがあるのか ? ダムへの攻撃は戦時国際法違反 『 市民へのテロ攻撃 』 です。

ロシアはウクライナ側による故意の破壊行為だと真逆の発言をしている。ロシアはこのような蛮行を平気でやる国 最後の

あがきでは 核兵器使用へと向かうことを恐れます。 戦争は人間を悪魔の所業に走らせる・・、 戦争は人類を自滅させ

る行為です。

 

グレタ・トゥンベリさんは今20歳の女性です。5年前たった一人のストライキをスウエーデンの国会前で始めた勇気

ある女性でした。『 気候変動を人類に迫っている危機 』ととらえ 『 変化を起こすのに 小さすぎることはない!』

という信念で行動を始めました。私たちは気候危機を自分から遠く離れた所で起こっているとか まだずっと先に私たちに

降りかかってくる出来事として考え 今の生活を出来るだけ楽しんでおこうとしています。そんな私たちに 『 気候の

為の学校ストライキ 』という行動を起こしたのが彼女でした。 私たちの日常の呑気さを打ち破るような行動に目を

覚まされた人々も多いと思います。

 

『 王様は裸だ!』 と言った少年のように大胆で勇敢な行動でした。グレタさんが環境問題を意識したのは 学校の

授業(映画を見る)で 南太平洋にプラスチックゴミが集まり その面積がメキシコよりも大きい! と知った時だと

いいます。その時 彼女は泣き続けたそうです。他の生徒たちも動揺していたが 教室内では すぐ別の話題に変わっ

ていきました。しかし彼女は2ヶ月も まともな食事が出来ず 体重が10kほど減ってしまった。いじめもあったようで

(  アスペルガー症候群 ) と病名を言い渡された。

 

『 私たちはみんな裸の王様だ!! 』という認識は正しい。 一旦気候を破壊してしまうと、二度と修復することは

できない。 これからの世代がいくら望んだとしても元に戻すことはできない。私たちは間違ったことをやっているのだ。

 今のライフスタイルを維持する限り、この最重要問題は全て無駄な戦いに終わるリスクが高い。 地球とその環境を積極的

に破壊することは避けるべきだという思いが募り グレタたった一人のストライキとなった。それ以降の行動はニュース

でも報じられている。20歳へと成長した彼女は編集と著作を実現して 今回の作品 『 気候変動と環境危機 』が

出版された。400頁を超える厚い本、多くの科学者 研究者が投稿している。 最新の環境問題を知る 有用な本です。

 

色とりどりの花火が打ち上がったようなイメージです。

酸性土壌には 青いアジサイが咲く・・と言われています。

    

    花火をくるくる回したようなガクアジサイ。

ガクがアジサイの花だと言っても 誰も疑わないですね。

墨田の花火 確かに目立ちますが やはり虫や蝶などに 目立つようこんな形に進化した ?

自然が造り出す造形 素晴らしいです ! 

ガクの形が如何にも花そのものように 大きく目立つようになってます。

このガクを 装飾花と言います。

これは糊空木(のりうつぎ)? アジサイの1種です。 

ブルーなアジサイが一斉に咲く風景も 仲々いいものです。

渦アジサイ。 どこか貝殻が集まっているような咲き方です。

 

最後は 大きな尺玉が大空に打ち上がったようなアジサイです。

 

 

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   6月の花も揃って来ました。 

2023年06月07日 | 自然 花 写真

 

 

(今年初めての アガパンサス。 紫君子蘭(ムラサキクンシラン)とも。)

 

台風と梅雨前線が重なって長時間の大雨となり 床上浸水や冠水など各地で被害が出ました。台風2号が沖縄を襲い 

暖かく湿った空気が積乱雲を次々と生じさせ 線状降水帯となって 高知や和歌山 更に東海 関東に大量の雨をもた

らしたようです。1ヶ月分の雨が1日で降った所もあり 川が氾濫し 道路が冠水し 車が立ち往生して亡くなる人が

出ました。 いつも思うのですが この異常気象が無ければ亡くなることも 無かったのに・・と残念に思います。

 

今回の大雨は停滞する梅雨前線に南の台風からの湿った空気が流れ込んだことで 大気が不安定になり 次々に積乱雲が

発生 列をなしたようになり 数時間にわたって同じ場所に激しい雨をもたらしたそうです。高知県西部でも観測史上

最大の1時間93mmという猛烈な雨でした。交通機関や高速道路にも大きな影響が出ており各地で住宅浸水 道路冠水

土砂崩れが相次いだ。 やはり異常気象ですね。高知は台風通過の後 30℃の真夏日となり 丁度お城当番だったので

 夏の蒸し暑さをしっかりと実感しました・・。

 

今回のG7サミットはゼレンスキー大統領の来日もあり西側の結束が強まり成功だった という声がある。広島ビジョンを

打ち上げ 核廃絶の理想を確認する一方で 核保有国から核抑止の必要が盛り込まれ 核の所有を承認する形となって

います。広島の新聞には 『 落胆 』とか『 期待外れ 』と書かれているという。環境問題についても パリ協定に

基づき2050年までにカーボンゼロを確認したに留まり 既に生じている異常気象と気候変動に対する危機感は感じられ

なかった。

 

新聞も『 足踏み感 』とあり 排出量削減の強い意思表示は示されなかった。『 今直ぐに水道の蛇口を閉めないと

温暖化は止まらない。』というグレタさんの指摘を共有出来ず そういう意味で私も今回の首脳声明には落胆した一人で

す。間近に地球の平均気温が1.5℃を超える時が近づいているのに 世界のCO²排出量は増加するばかりで、30年迄に

半減させるという世界のリーダーの意欲的なメッセージは発信出来なかった。石炭火力発電を止める強い意志など無い

日本が議長国では 最初から腰が引けていると言われても仕方がないのでは ??

 

 

アルストロメリア・プシタキア ? ブラジル北部原産。 時折見ますね。

石榴(ざくろ)の花。 タコのソーセイジ みたいという人も。花の後ろに実が出来つつあります。

夾竹桃(キョウチクトウ) 6月から10月頃まで咲いています。

擬宝珠(ぎぼうし)も6月の花。 薄紫で涼しそうなイメージです。

日本原産の 鉄砲ユリ。筒状に咲くので テッポウの形に似ている・・。 

普通 西洋朝顔(せいようあさがお)と言っていますが ? 野朝顔という場合も。

ホタルブクロ。まさに袋の形。 英語名は 鐘の花。 紫色も多いです。

ムラサキゴテン。 葉っぱの紫が独特です。花は少しピンクっぽい。

姫岩垂草(ヒメイワダレソウ) 下のランタナと似ていますが 私は初めて見ました。 

ランタナ、七変化(しちへんげ) でお馴染み。 形はほぼ同じ。

鏡川に咲いていたグラジオラス。  鏡川沿いにある小さな喫茶店で。

アナベルかと思うのですが 紡錘形もあるんすね・・?  白くて大きい花です。

 

 

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  アジサイの色は どうして色々あるの ?

2023年06月03日 | 自然 花 写真

( 田の苗も相当株が増えて しっかりしました。 台風にも負けない感じ・・。 )

 

6月に入りました。梅雨と台風でスタートです。部屋の温度もいつの間にか 25℃を指しており 夏を感じます。

ここ数日雨続きで グランドゴルフも連続休みです。それでも雨の合間をぬって プール通いです。台風は沖縄を経由

して 急に東へ進路を取りました。お蔭で四国 九州は直撃を免れました。ただ高知は線状降水帯が発生 雨が長引いて

います。 TVで石垣島などの台風対策を伝えていました。船を固定したり 食料・水など大目に買い込んだり 離島で

あるが故の対策です。大きな被害はなく 過ぎ去ることを祈っています。

 

世界気象機関は今後5年間のうち、少なくとも一年間、世界の平均気温は1.5°上昇する可能性があると警鐘を鳴らして

います。本来1.5℃は今世紀末の目標でした。それが私たちが生きている今の時代に 産業革命以前の気温に比べ 1.5℃

上回るという警告です。温暖化が前倒しになっています。二酸化炭素排出量が引き続き増加している現状では やむを

得ない結果でしょうか ?

 

この1万年間 地球の気候は安定していました。その頃から農耕や牧畜が始まります。人類は定住し 他の生き物も繁栄

数を増やしていました。生態系ピラミッドと言われるように 地域、地域で独自の生物多様性を築いていきました。地球は

多くの動植物を育てることが出来る 『 持続可能な循環型システム 』を持っていたと言えます。

 

ところが人類は文明を更に発展させ 18世紀工業化の時代を迎えます。産業革命の到来です。それまでは馬力で計算

出来た動力に蒸気機関が登場 石炭など化石燃料がエネルギーになりました。道具を使っていた手工業から機械の時代に

移り 生産力が飛躍的に拡大 大量生産・消費・廃棄の資本主義の時代が始まりました。私の子供の頃も三池炭坑 夕張

炭坑など石炭採掘が盛んでした。

 

1950年から2000年の50年で 世界人口は倍になりました。もっと言えばキリストが活躍した頃の世界人口は2億5千万

わずか2000年で80億人となりました。産業革命の頃からでも9倍の増加です。『 産めよ 増えよ 地を満たせ 』と

いう言葉通りになりました。この数百年の間に人類は異常な繁栄を遂げ グレタさんが『 気候変動と環境危機 』で

述べたように 『 私たちは世界の森の半分を切り倒し 野生生物の2/3以上を消滅させ 海洋をプラスチックで溢れさせ

大量絶滅と 気候の大惨事を引き起こそうとしている。』 のです。

 

今日もアジサイ特集ですが ガクが花の輪のように見えますね・・。

白い紫陽花(あじさい)。 清楚でいいですね。 このままの色か 変色していくのか ?

日本原産のアジサイは青い品種が祖先だと言います。 

ガクの中にアートシアニンという色素があり 土中のアルミニュームと結合して青色になる?

アルカリ土壌では アルミニュームは水に溶けず 元々の色である赤やピンク 紫色になる。

これは渦アジサイですが 色がマチマチ、 アジサイの細胞毎に色が異なるせいらしい?

     

     ともあれアジサイの色は 七変化。 移り気の花言葉を持っています。

今は人工的に色を変えることも出来るそうです。

春野のあじさい街道です。 豊かな水のそばが好きなのかも知れません・・。

ガクアジサイの一種。  昆虫に目立つように ガクが大きくなって 装飾花とよばれます。

ガクアジサイと言っても これはもう立派な花ですね・・。

私は こんな明るいピンク色がいいですね~。

ガクアジサイの一種ですが 墨田の花火(すみだのはなび) とよんでいます。

 

 

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