( 最近は雨が多く 鏡湖ダムも満杯に近い。対岸の森 山には多くの杉が植えられている。)
2月も最後の日となりました。昔ローマでは2月が最終月 他の月を30日とか31日にした関係で
2月は日数が足りない月となりました。春を迎える3月がスタートで当時は10ヶ月しか無かったと
言います。ですから8番目の月は蛸(オクトパス)の8本にちなんでオクトーバーとしたのですが
冬の月が無いのは不便だと 当時の為政者(シーザーや初代皇帝アウグスト)が自分の月を加えた結果
8番目が10番目に後退し ただ名前はそのまま残りました。10月が『8』という数字は違和感が
ありますね。ちなみに7月はジュリアスのジュライ 8月はアウグストのオーガストとなりました。
まぁ どうでもいい? トリビアの泉です・・。(雑学・・ということです。)
1月に比べ 2月は雨が多かったですね。そして寒いと感じる日はほとんどありませんでした。
最低気温が10℃近くになり 最高気温は4月位の暖かさとなったので 春の花もあわてて開花
したのなではいかと思います。梅も桃も桜(寒桜)も同時に咲いており 沈丁花もみもざも
木蓮(もくれん)も一緒に咲いており 春が来た !! というのが 実感です。
寒がりの私ですから 実は有り難いのですが 四季のある日本の気候から言えば 亜熱帯化して
四季があいまいになっていくのは どうもなー?? という感じです。
冬至から2ケ月が経過して 太陽の沈む時間が18時となりました。 冬至の頃は17時だったので
1時間遅くなりました。これだけでも結構違うものです。明け方は30分程違うだけだけですが もう
朝の6時には明るく感じます。3月に入ると 『 啓蟄 』 という季節が来ます。冬眠していた
虫たちが目覚め 地上にはい出してくるのです。高知ではもう蝶々を見ています。越冬していた卵や
サナギが蝶になって 孵化するのですが やはりこの温暖な気候でいち早く 自然に出て来たようです。
なんと言っても菜の花やレンゲ 白つめ草など一杯咲いて 密を提供してくれるのですから 冬眠して
している訳にもいかないのでしょう・・?
一方で花粉症の皆さんは大変ですね。鼻を真っ赤にしている人たちもいます。本多さんも確か長い
花粉症と言ってました。私は幸い花粉症はありません。杉が終わればひのき それから草花の花粉で
秋まで続くと聞きました。鼻水 くしゃみ 目のかゆみ・・と本当につらそうです。気象情報で明日は
花粉が非常に多いとか言いますが 去年夏の高温で杉の雄花の生長にはいい条件だったので 多く
飛ぶと予想されます。
去年は1cmあたりで200個以上飛んだのが3月は21日もありました。1㎡あたりでは200万個と
なります。これではマスクなどで防げる数ではない・・と私には思えます。時が過ぎるのを待つ
以外ありません・・。
紙の原料 ミツマタも満開に近くなりました。
沈丁花(じんちょうげ) 近づくと甘い香りがします。 こちらも満開に近い。
はこべ。 小さなはなですが 昔は鶏のエサとして よく取りにいったものです。
白タンポポ。いつか特集したいと思いますが タンポポに似た花 春に多いですね・・。
乙女つばき(おとめつばき) ずうーっと咲いている椿ですが 色々な種類があります。
まだ少しですが コブシも咲き出しました。
白木蓮も あっという間に 満開近くあんりました。
本当に 純白そのものですね・・。
こんなに開くのは 珍しい・・? その前に汚れてきたり 花びらが落ちたりします。