ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  高知の紅葉・黄葉  五台山。  その3

2018年11月30日 | 自然 花 写真

 ( 高知市内の真ん中にある五台山。 ここには牧野植物園やお遍路の竹林寺があります。)

 

20世紀の終わり頃になって 地球温暖化や世界規模の化学物質汚染が問題となり聲高に
地球環境問題が叫ばれるようになりました。 産業革命以前は活動規模も小さく 悪影響が
世界に及ぶことがありませんでした。 歴史的に見れば 人類が採取・狩猟の生活を始めて
以降 自然に手を加えて来ました。言葉を変えれば 人類は自然を破壊して文明化してきた
と言えます。他の生き物は自然の中で生き残る道を選びましたが 人類だけは自然を加工し
人工化する道を選んだのです。 聖書にバベルの塔の話しがありますが 神に近づき 神を
しのぐ生き方を願い 天まで届く人工の塔を築き 神と競う姿勢を示しました。樹木を切り
燃やして 煉瓦を作り 高く高く積み上げていきました。自然破壊の最初の姿を見るのです。

自然と共生し 持続可能な循環型システムを尊重する文明もあったのですが 多くは自然の
システムを凌ぐ都市造りや 国造りを目指しました。人口が増え 地球の許容量を上回る
ようになると 諸問題が一斉に吹き出し 一国でも 一地域でも解決が難しくなってきました。

何度も書いていますが 広大な宇宙の中で 地球ほど恵まれた星は今のところありません。
住むに望ましい気温 肉体を維持する空気 水 光 熱など 最高の条件が与えられています。
有害な紫外線はオゾン層が保護してくれています。 放射線からも守られています。 宇宙へ
飛び出すと自分達で守る必要が出て来ます。数ヶ月人工空間にいるだけで 筋肉がすっかり
衰え 骨も強度を失い 一人で立つことも出来ないそうです。


『 現代を謳歌している先進国の私たちは 地球にとっては がん細胞かも知れない。』
『 石油依存している私たちは 開発途上国に 或いは未来の人々に ツケを回している。』 
『 一見完成したように見える現代文明 市民生活 或いは社会・経済の構造 これでいいのか? 』

ある本 『 まんがで学ぶエコロジー 』  を読んでいて 上のような言葉に出会いました。
ショックであると同時に 私も似た考えを持っているなー と思います。以前映画『猿の惑星』で
動物園の檻の中にいる人間のことを書きましたが  この本では恐竜が洋服を着て 壊れた車や
化石となったパソコンを操る人体のマネキンが置かれる人類展展示 『 大昔 人間という動物は
環境問題で滅んだんだよ・・、』 ガイドが説明しています。 地球46億年の歴史では わずか
1ブースに過ぎない展示です。

高知出身の 寺田寅彦は1934年(昭和9年)ある本で 『文明が進むほど 天然(自然)の暴威に
よる災害がその激烈の度を増すという事実がある。 災禍を起こさせたもとの起こりは 天然に
反抗する人間の細工であると言っても不当ではなく いやが上にも災害を大きくするように努力
している者は誰あろう 文明人そのものなのである・・。』 3・11東日本大震災の被害を
大きくした原発の放射能災害・・を思いますが これを回避する知恵を出すのも文明人の責任です。
なお寺田寅彦は 『 天災は忘れた頃にやってくる。』 という名言を残した人でもあります。

 

高知市内は 11月お天気もよく 暖かな(こちらでは ぬくい・・と言います。) 日々が続きました。

昼間は 20℃前後 夜中かでも 8~10℃くらいあります。 それでも市内はようやく紅葉の時。

紅い色が鮮やか・・!

竹林寺の境内です。

グラデーションが鮮やかです。

 

 

子供達は着飾って 七五三 !?

 

       

      五重塔をバックに。 前回のCO²より1週間たって 一層色鮮やかになりました。

 

紅いモミジと 白い山茶花の取り合わせ。

これは 私の影が映っています・・?

 

 

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  高知にも 本格的な紅葉がやって来ました。 その2

2018年11月27日 | 自然 花 写真

  (  今日も 樽の滝です。 山奥のため 高知市内より紅葉が早いです。 )

 

最近話題になったニュースに 青森の『 青天の霹靂 』 というお米の品種が 温暖化のお蔭 ? 
で 生産を伸ばし 人工衛星を使ったドローン技術によって 収穫を一定させ高品質(特A)評価を
得ているというのがあります。 北海道産の『 ゆめぴりか 』『 ななつぼし 』、秋田県産の 
『 あきたこまち 』も高評価を得ています。 青天の霹靂とは 良い天気の時に 突然雷が鳴ると
いう 信じられない出来事を言いますが 良い意味で 青森の人々の喜びを現していますね・・。

今まで美味しいお米は作れないとされた北海道 東北で 日本人もビックリの美味しいお米が
出来た・・、産地の異変ですが 気候変動も大きく作用しているようで 逆に九州地区では 気温が
高い為 米が白く濁って 品質が低下しているとのこと。農林水産省調査では 将来2031年~2050年の
平均気温が今迄より2℃上がると予想され これに伴い稲作に適した地域が北上し 北海道 東北では
生産量が 10~30%増えると予測 逆に 西日本 特に九州地区は30%減少が見込まれるとのことです。

1990年代から始まった記録的な猛暑 暖冬、 人々は今年は雪が少ないとか 異常に今年は暑かったとか 
言い合ってきました。 でもこれで 『地球は温暖化になったと結論づけるには早い』という人もいます。
温暖化だけでなく寒冷化する可能性も 異常気象の中にあります。ある地域は暑くても 同じ時期に
涼しくなる地域もあります。温暖化と関係のない要因で 異常気象が起こる可能性もあります・・。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告でも将来の温暖化には温度差 予測の巾があります。
未だ温暖化の要因が全て解明された訳ではありません。科学者が予測した通りだと確信した時には
もう異常気象が常態になって 多くの人々が生活の場を失っている時かも知れません。 今年日本に
上陸した台風は5個で世界的にも 多かった年でした。でも来年必ず今年より多いとは言えません。
地震や噴火予測のように 警戒レベルを上げても その通りに起こるとはいえません。だと言って
予測や警戒が無意味だとも言えません。 起こってからでは遅いということがしばしばあります。

地球環境問題は 非常に時間がたってからその影響が出て来る性質があります。大統領の任期の間に 
温暖化による異常気象が起こるとは限らないし 今年のアメリカの山火事が 乾燥と強風によると
しても アメリカが二酸化炭素削減を怠っているから起こったとは 断定出来ません。よく狼少年の
話があります。 まるで温暖化を言う科学者がそのように扱われる風潮もあります。 でも3・11
東日本大震災のような 大津波が来るとは多くの人々は思わなかった・・。誰も建物や車や舟までが
流されるなんて信じられないことでした。100年前 200年前に起こっていたと言っても 体験のある
人はいませんから・・。 でも歴史はそれを証明しています。 ノアの大洪水でなくても 洪水伝説は
各地に広くあります。人間だけが 過去を記録し 伝え 教訓に出来ます。 それが人間の知恵です。

モアイ造りの為に森の木を完全に伐採し尽くしたイースター島は 森に覆われた緑の島から肥えた
土が海に流れ出し 土地が痩せ 収穫が出来ず 深刻な食糧不足から 武力闘争が生じ 人口が激減 
モアイも倒されていきました。 この島の歴史は私たち人類にとっても重要な教訓になります。 

豊かな生態系が育んできた森林を 目先の必要から樹木を伐採し 二度と戻らない乾燥した台地に
変えてしまっていいのでしょうか?  そこに住んでいた生き物は今 どうなるのでしょうか? 
絶滅危惧種は日本国内だけで 4千種もいます。人間が生きる環境を壊したので 生息出来なく
なっているのです。コウノトリ アオウミガメ オオタカ ツキノワグマ ラッコ シマフクロウ 
ヤンバルクイナなどです。童謡で唱われる メダカも絶滅危惧種のリストに載せられています。

先日行った わんぱくこうちの動物園にも 絶滅危惧種の紹介がありました。子供達がそれを見て
自然を大切にすること 私たちが共に生きている生態系(エコロジー)について考えてくれることを
願いました。檻の中にいる動物は どこか元気がありません。 決して自然の姿ではないですね・・。 


 

中休み。ススキも散り際近い・・。

樽の滝は 余り整備のよくない林道を車で行き しばらく山道を歩いて 滝に達します。

 

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  高知にも 本格的な紅葉がやって来ました。 その1

2018年11月25日 | 自然 花 写真

(  高知市の西部 鏡村の更に先にある 樽の滝。 紅葉が見頃を迎えています。 )

 

突然ですが 私の友人の黒井さんが中心になって活動している。『 PTSD復員日本兵と
暮らした家族が語り合う会』 が登場する !? 『BS1スペシャル 隠された日本兵の
トラウマー陸軍病院8002人の病床日誌』が 今日日曜日夜10時からNHKBS1で
放映されます。 私も家族の会に参加したことがありますが  その時NHKの制作者にも
お会いしました。 どんな内容か分かりませんが 注目したいと思います。 時間が合えば
皆さんもご覧ください。

私たちの身体は水分が60%以上で(高齢者は50%) 植物が作った酸素を吸収し 排出した
二酸化炭素を 植物に処理してもらっています。 私たちの食べ物も自然で作られる野菜 果物 
或いは家畜の肉 卵 海から魚などを得て 身体を維持しています。AI(人工知能) パソコンも大事
ですが 生命は空気 水 大地 太陽からの光,熱など 自然環境の中で生かされています。朝ドラを
見ていても 戦中・戦後の物不足が 如何に大変だったか、塩もその一つで 多くの人々が求めて
いたかが分かります。私たち人間も 他の生き物と同じように 自然の生態系に組み込まれて
生きています。

でも私たち人間は 普段コンクリートの地上を歩き 電車 自動車に乗り ビルの中で働き
家に帰っても エアコンの効いた快適な空間で 人工的な生活しています。真夜中でも暗さを
意識せず 電気代 水道代 交通費などお金を払えば すべて安全 便利 快適に生きられると
考えて暮らしています。いざ停電 断水 交通マヒなど起こった時に 自然の光 河川に流れる水
歩くことが出来る道を意識します。 高知ではお遍路道があります。時々山の中へ入り込むと
石ころだらけの歩きにくい草道に出会い 昔は大変だったなーと思い 歩ける元気さに感謝します。

人間は素晴らしい生物だと思います。火を使い 道具を造り 使い 言葉を話し 文字でもって
情報を記録し 過去を未来に伝え 人類全体のレベル(文化、文明)を上げる為に 教育もします。
二本足で歩き 遠くを見渡し 道具を用いて狩猟採取して 豊かな食糧を得て 家族を増やしました。
村から 都会へ そして国家へ。15世紀頃 世界を一つにつなげました。 大航海時代になって 
西洋文明が キリスト教が世界に広まり 世界が画一化する方向に向かいます。(日本は鎖国で 
しばらく独自の文化を維持しますが )産業革命は新しいエネルギーと機械を持って 物の大量生産 
人間の大量移動 情報の交換・蓄積によって 機械文明 物質文明が勝利していきます。人類の地球
支配が可能となりました。いわば人類のお祭り騒ぎが始まったのです。他の霊長類は賢いといえども 
人類のペット程度にしか変化出来ませんでした。 

一方で何千万年かけて自然が作った化石燃料をわずか数百年で人類だけで使い切る暴挙を行いました。
予期せぬ二酸化炭素の排出 地球の大気圏での蓄積 異常に気温が上がるという想定外の出来事が
起こりました。過去1千年間 安定していた温度が急激に上がりました。人口の急増とも関連します。
同時にこの400年間で 85種のほ乳類が 113種の鳥類が絶滅したこととも関連があります。

今氾濫しているプラスチック19世紀以降の産物で安く 着色が出来 腐らないなど優れた特性から レジ
袋 ペットボトルなど多方面に使われるようになりました。目に見えない化学物質が使われるようになり
ました。同じように 薬品 農薬 防腐剤 防虫剤など化学物質が私たちの生活にあふれるようになり
ました。化学物質から有害物質が出て 人間だけでなく 多くの生き物の健康被害を起こしています。
人間が作り出した化学物質は 毎日およそ2000種類で 現在180万種にのぼっています。 使った後で 
発がん性が疑われても 遅いケースがあります。

『 春になっても 鳥の鳴き声が聞かれない・・』と以前紹介したアメリカのレイチェル・カーソンの
『 沈黙の春 』 が出版されたのは 1962年。日本で高度成長が始まった頃です。それから日本で
公害が確認されるようになります。1956年からの水俣病 イタイイタイ病 四日市ぜんそくなど 
多くの人々を苦しめました。これらの変化は わずか100年~200年の間に起こった出来事です。

 日本で言えば 明治維新から150年の間の変化 出来事です。私たちが生まれてからの出来事も多い。
高度成長も公害も体験した私たちが 今 将来の人類 生物 生態系 自然 地球の為に何をなすべきか?
人間も生態系の一員です。今から経済発展を目指す開発途上国の為にも 未来の人類の為にも立ち止まって
私たちの生活をどうすべきか ? 社会や経済の構造をどうすべきか ? 自国第一主義でいいのか ?
考えるべきです。

 

私の住んでいる所から 12km、 西北の山の中に入ってきます。

 

     

 

イロハモミジの紅葉です。

まむし草の実。 去年も同じ所で見ました。

 これからも紅葉・黄葉と 地球の異常、温暖化についての話しは続きます・・。

 

 

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  南国高知の秋の風景 その3

2018年11月22日 | 自然 花 写真

 

  (春野町にある はるのの湯のまわりにある 楓(ふう) カエデとも読みます。)

 

先日 プラネタリュウムを見ました。高知に新しく出来た『 高知みらい科学館 』にあります。
以前から興味があった 星空、星座、太陽系、銀河系などの宇宙・・。 その広大な宇宙に
私たちの地球があり 私も今生きている。いつか行く『 神の御国 』 もその中にある・・? 
現実と空想が重なる世界。 ある意味 膨大な無駄に思える宇宙。 それは無限の広がりであり 
世界の果ては あるのかないのか?  色々空想が広がります。

1光年とは光が1年かかって進む距離です。光の速さは秒速30万キロ( ちなみに地球の1周は
4万キロ 光は1秒で地球を7周半するのです。) 30万キロ×60秒×60分×24時間×365日
=約9兆4千600億キロです。ちなみに太陽ー地球間は 1億5千万キロです。多分皆さんは想像が
つかない距離でしょう。リニアモーターカーが時速600kmを出しても 人工衛星が時速4万キロ
出しても 光のスピードにはとても追いつかず  宇宙の距離はもう無限と言ってもいいでしょう。 

有名な しかも可視出来るアンドロメダ銀河は250万光年先にあります。250万光年×9兆キロ=
??? km です。如何に科学が発達しても 隣りの銀河へ行くことは難しいでしょう。私たちの
地球がある天の川銀河でも端から端まで 10万光年あるのです。私たちが夜空を見上げて 輝く星を
見ますが 10光年 100光年先の星を見ているのです。ということは 10年前 100年前に
輝いた光がその時間をかけて ようやく地球に届いた・・ということです。 私が生まれる前に光った
星を今見ているのです。ですからアンドロメダ銀河と見えるといっても 250万年前の光を見ている
ので 今はもう無くなっている?? かも知れない。 逆に もし地球が破裂して 消えてしまうとか 
太陽に吸収されても 100万光年先の星では 100万年先でしか その消滅が分からないという
ことです。 不思議が一杯の宇宙です。

 高知プラネタリュウムでは 最初昼間の高知市内から上映が始まり 夕方から夜へと時間が移り 
全ての地上の光を消すと まさに無数の星の世界が360度の天井画面に広がります。本当は
こんなに星が輝いているのだ・・ということに驚かされます。地上の光 それは人間が造った
人工の光が この地上を照らし 私たちもそれに慣れているので 真の夜の暗闇も またまばゆい
ばかりの星空も見えないのです。 『 見えないけれども あるんだよー 』 の世界です。

未来の大人達である子供達に見せる為に造られたこの『みらい科学館』に 結構多くの大人達 
高齢者が来ていました。私も少しのお金をはたいて 年間パスポート会員になりました。年間
何時でも 入れる訳です。いつでもファンタジーの世界に入れる訳です。ある意味そちらが真実の
世界! です。 富士山を見てその雄大さに感動し 自分の小ささを思うように 無限の宇宙の広がり 
無限の時の流れを知って 人間の空間 時間を思うと この世に囚われている自分の日常の小ささを
思い知ることが出来ます・・。 そんな訳で 又高知に居る楽しみを見つけました。

 

先日紹介した タイワンフウなど よく似ています。 唐楓(とうかえで)とも似ています。

お多福南天(おたふくなんてん)と言いました。 普通見る南天より 紅葉が鮮やか。

これは 甘柿 ?  ともあれ今年は柿の豊作で よく頂きました。

 

臭木(クサギ)の実。花は白いですが 種は赤く 黒い。

春野町には まだこんな国道があります。 山の中を分け入るようで バイクでは少々危ない、、。

土田さんの質問ですが 我が家から太平洋までは13キロ。 この道を通らなくとも行けます・・。

サルビア・グアラニチカ 別名 メドーセージ。 

高知城のスイレン。 前回載せるのを忘れていました。

この山茶花も 忘れていました・・。 最近そういうのが多い・・。

我が家のブーゲンビリア。 葉っぱみたいな花。 本当は10月までですが まだ元気です。

ビオラですね。 三色すみれとも言うようです。

朝6時40分位の夜明け。 日の出前です。

 

 

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南国高知の秋の風景 その2

2018年11月20日 | 自然 花 写真

     (   今高知市内は黄葉が最もきれいな時。 土田さんのコメントでは小諸の秋は終わった !?)

 

地球環境問題とはどんな問題、どんな現象を言うのでしょうか? 環境省では 地球温暖化、オゾン層
破壊、酸性雨、熱帯雨林減少、砂漠化、開発途上国公害、野生生物種減少、海洋汚染、有害廃棄物越境
移動など9種類をあげています。私には人口(増加) 原発ゴミ なども問題として上げたい所です。
地球全体に影響を与える広範囲な問題、世代を超えた長期にわたる問題です。それらは人間の生活や
社会そのものの原因です。解決するには今の社会や生活にメスを入れることが求められ 私たちが身を
切る問題です。上記の問題はそれぞれお互いに関連しあっています。元々地球環境とはバランスをとる
のが必要な複雑な仕組みを持って存在しています。

例えば砂漠化という問題があります。日本は雨が多く 鳥取砂丘など砂漠を連想させる所がありますが
70%森林に覆われた日本では余り関係なく思われますが 世界では砂漠化が進行しています。今まで
森林であった地域の木が切られたり 温暖化によって乾燥が進み 樹木が枯れたりして土地の水を含む
機能が弱まり 森林に蓄積されていた炭素が放出され 更に温暖化が進みます。 

森林は酸素を供給し 二酸化炭素を吸収する機能を持っています。安易に開発の為 森林を無くして
いくと 二酸化炭素を吸収する機能も失われ 温室効果ガス濃度が上がり 温暖化が進みます。また
土壌の劣化、砂漠化が進むと 食糧生産が減少 生態系の破壊につながります。極端になると 種の
絶滅となります。砂漠化の影響を受け安い乾燥地域は 地球の地表の41%を占めています。

食糧の減少は人類の生活に 或いは生命に直接の影響があります。これは他の動物も同じです。
最近よく言われる生態系ですが 人類も動物の一種であり 自然の恵み 豊かな自然の中で生きている
のです。『 地球は誰のものか ? 』 という初歩的な問題に立ち返る必要があります。動植物は
文句を言いませんが 森に食糧が無くなれば 人間の住む住宅地に下りてきます。最近よく言われる
鹿の害 猪の害ですが 彼らも好きこのんで住宅街へ来る訳ではありません。年に何万頭も殺処分
されるのを好む訳もありません。彼らも生態系の中で 人類と共に暮らしています。

人間の方こそ 自然を開発して 都会という便利で効率的な社会を作り あたかも自然の恩恵を受けずに
暮らしているような錯覚にとらわれています。そこへ他の生き物が入ってくると 迷惑だと排除する
のです。難民・移民を受け入れない先進国に似ています。人間の歴史は 道具・機械を発明し 技術を
開発して自然を加工し 別の面から言うと 破壊し 他の生き物を排除して生きてきた歴史があります。
あたかも『人類ファースト』『 地球は人類のもの 』という意識です。事実人間は多くの生物種を絶滅に
追いやってきました。 特に250年前の産業革命以降 森林破壊が進み 多くのほ乳類 鳥類が絶滅
したとあります。一度死んだ種はもう作り直すことは出来ません。動植物は決して文句を言いません・・。
彼らは死んでいくだけです・・。だから人類が人類を訴えなくてはなりません・・・。


 

 

 お天気がイマイチ・・。  晴れていれば もっと鮮やか・・。

赤 黄 緑 色々な色があって きれいです。

銀杏だけでなく 色々な木が黄葉します。

右に高知城の石垣。手前は緑の生け垣に赤い落ち葉。 その向こうはイロハモミジ。

やはりモミジの紅葉は いいですね・・。

こういう紅葉も渋いですね・・。

山茶花か椿か 微妙ですが・・?  葉に艶があります。

この木は 山茶花のようです。

お城の堀には いつも蓮(はす)が咲きます・・?

タイワンフウ 。これも唐楓(とうかえで)とかアメリカフウ とか似た木があります。

 

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  南国高知の秋の風景 その1

2018年11月18日 | 自然 花 写真

    (  海の青 空の青・・、  太平洋を眺めに行きました。 )

 

ここ2週間程 本当にいい秋晴れが続いています。雨が降っても夜中だったり ほんの少しの雨でした。
米カリフォルニアでは再び乾燥と強風で 多くの死者が出る山火事が猛威を振るっています。セレブの
別荘も例外で無く 日本のニュースにもなっています。レディーガガさんが自分の別荘を失いながらも
他の被害者の支援に動いているとも言ってました。さすがアメリカのセレブは違うなーと思いました。

『山火事の原因は州の下手な森林管理のせい。』と言っていたトランプ政権も 手のひらを返したように
消防隊や警察の努力を賞賛する態度に変わって来ていますが 最悪になった死者・行方不明者 多くの
避難者数は増える一方です。この山火事の原因の一つは地球温暖化にあるのは明らかですが トランプ
大統領はその科学的事実を認めず パリ協定を全く無視しています。政権に対抗して温暖化対策を進める
同州への意趣返しかも知れない?と 新聞記事に出ていました。

私の部屋の湿度計も50%を切っています。これが続くとインフルエンザの流行にも影響してくるとの
ことです。これから向かう冬場 暖冬は私や高齢者には有り難く聞こえますが 夏から続く温暖化の
継続であるとすれば 喜んではいられないのも事実です。10月の気温は北日本と東日本で平年より高く
なっています。北海道では最近まで初雪が観測されず 132年振りの記録になったということです。

又気象庁は 11月エルニーニョ現象が発生したとみられると発表、10月のペルー沖の海面温度が平年の
0.9%も高く この状態が続くと暖冬になる傾向があります。(夏は冷夏の傾向)。夏の猛暑の後は寒い
冬が相場ですが 今年はそうでもないようです。高知を含む西日本では近年 冬は低温傾向が続いている
ようですが 果たしてどうなるでしょうか? 暖は高齢者には有り難いのですが 温暖化は望ましいと
思っている訳ではありません・・? 

山梨から戻って 久し振りに太平洋を臨む黒潮ラインに行って来ました。お天気がよく快適なドライブに
なりました。春野町にある総合運動場にも行きました。タイワンフウはじめ紅葉・黄葉が進んでいます。

 

海は結構 波消しブロックが多い。

海のソバで 釜揚げシラスの天日干し。 

津波対策としての 防潮堤。

河口近く、 仁淀川大橋。

仁淀川の中州というのか 今は畑として利用されている。

春野町の総合運動公園から 太平洋を見る。

生姜(しょうが)の収穫。

これが 生姜畑。

余り背の高くない 背高泡立草。

来年2月~3月が楽しみな 文旦。 実は ハウス文旦というのがあって 正月用に出荷される。

台湾楓(たいわんふう)のようです。

もみじより早く 紅葉します。 真っ赤になるのは 1週間後 ?!

 

 

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  高知の紅葉・黄葉 !  高知も少しヒンヤリしてきました。

2018年11月15日 | 自然 花 写真

  ( 高知の中心 県庁や裁判所の通りに 美しい銀杏(いちょう)の街路があります。)

 

アッシジの聖フランチェスコは 自然の中に神を見いだした中世イタリアの聖人と崇められている人です。
私も何度か 中部イタリアのウンブリア平原にあるアッシジを訪ねたことがあります。アッシジは小高い
丘にあり 朝霧が平原をおおう美しさに感動した覚えがあります。彼は太陽を兄弟と呼び 月を姉妹と
呼んで 自然の美しさを通して神の臨在を感じた人です。

私達も美しい自然に出会う時 朝夜明けの太陽が昇る時 桜や紅葉が青い空に広がる時 裾野を一杯に
広げた真っ白な富士山を見る時 『あぁ 神さまがこの天地を創られた・・』 と感動を覚えます。四季
それぞれに美しい日本の風景は 神を実感するに充分です。自然の美しさを感じて 賛美するこの思いは
人間に共通した心でしょう。神と自然を同一視する人もいますが 自然を通して創造主の偉大さに惹かれ
ていく人も・・、私などもその一人です。中世の人々があの壮大なゴシック建築を造った時も 人々は
神が創った自然を再現したい! という思いに浸ったのではないか? 陽光がまばゆい色の束になって
堂内を照らすステンドグラス 幾つもの林立する石の柱 そして賛美の音が響く大きな空間 人間の力を
持って 自然を再現しようと試みたのではないか・・と思うのです。

四国お遍路の元になった空海(弘法大師)さんも 空と海という雄大な名前を選ばれた人です。今日も
ひさし振りに 仁淀川から高知の浜(太平洋=黒潮ライン)に行きましたが 押し寄せる白い波はじっと
見ていても 飽きませんね。潮の満ち引きは月の引力が影響していると言います。月に面した海はいつも
満ち潮で 太平洋側の潮の満ち引きの差は1.5mにもなります。私にはその詳しい理屈は分かりません
が ただその不思議は神秘的でもあります。 百年も千年 万年も繰り返し 大きな石も砂ほどの細かさ
になる程です。 その砂浜を汚すプラスチックゴミなどが増えてきているのが 残念です・・。

今高知の夕暮れは5時頃です。夏至の頃は7時過ぎに陽が沈むので 2時間以上違いがあります。高知の
真夜中の気温はもう一桁の8~9℃です。こうなると紅葉が色鮮やかになると言います。TVでも県内の
紅葉スポットを連日紹介しています。唐楓(とうかえで)やナンキンハゼの紅葉はグラデーションも素敵で
銀杏も黄葉が鮮やかです。。秋めくというか 秋が深まるというか 寒さが増すのは難儀ですが 自然の
美しさには 幸せな思いに満たされます。 聖フランチェスコほどでないにしろ 神が創られた自然の
豊かさを 四季折々に感じられる幸せを ただただ喜んでいます。 

 

落ち葉の様も 仲々です。

これは どうだんつつじ。 紅葉が進んでいます。

    

     らくうしょう ?  メタセコイヤ ?  県庁の庭にあります。

その手前に イチョウの木。 この日は少し 曇り空で イマイチきれいな写真になりません。

この木 何の木と尋ねたいところ・・。 桜のようですが・・?

ラクウショウ です。

市内でも モミジの紅葉は進んでいます。

黒い羽根ですが 多分アオサギ。 でもクロサギも シロサギもいます。

山茶花(さざんか)も 色々な種類が咲いて来ています。

 

 

 

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  高知の 晩秋の 花、木。 大きな滝壺の轟音が聞こえ出した・・。

2018年11月13日 | 自然 花 写真

  (  磯菊(イソギク) 海辺に多く咲いている。 室戸岬は最大の自生地。 )

 

環境問題は何故色々な問題の後回しにされるのか?  それは環境が自然、社会、技術、行政 
市民生活と活動 更に倫理面など多くの側面を抱え 色々互いに関連している複雑な問題だから
はないかと思います。 個別な対症療法を施しても 充分な効果を上げないできたのです。

環境問題 或いは地球環境問題とは 私たち人間の活動が原因で 環境が大きく変動して命の
生きる基盤である生態系などに悪い影響を与えている問題で その範囲は地球規模で かつ数百年の
長い時間を要しています。幾世代にも 又多くの国が関係しあっています。ライン川やドナウ河
は多くの国が関係してきます。 上流にとっては小さい問題も 下流では積もり積もって問題を
複雑、深刻にしています。問題の範囲が広く 関係者も多く絡み どこから手を付けるべきか
時間も お金も 法律も 考え方 事情も色々あって 人々の善意だけに期待出来ないのです。

今多くの国が望んでいるのは経済成長です。成長率が1~2%では国の発展は乏しく 競争に
負け 失業者を生み生活も向上せず 社会も停滞していきます。どの国も自国第一 経済第一で
私たちが生きている場所が共通の自然の恵みである『 地球 』であることを忘れています。
目先の農地の為に森林を破壊し 水力より安価?な原発や化石燃料の火力発電に力を入れます。
開発ばかりが優先され 自然破壊や環境の破滅に心が向きません。開発途上国は尚更です。

プラスチックが便利だからと言って 大量に使い捨ててしまった結果 ゴミは海岸や海中にまで
溢れ 美しい海岸を壊すだけでなく 海中の魚まで殺しています。ひいては人間の命にまで影響
します。『 経済成長号 』というボートを必死に漕いでいる間に 生命の生きる自然を破壊する
大きな滝壺に落ちこんでいく そんな姿を思うのです。このボートに乗っているのは 他ならぬ
私たちなのです。幸福な生活、豊かな社会を目指している間に 多くのつけを残して来たのです。

轟音を響かせる大きな滝壺 その兆しに多くの人々はおののいています。1990年代からハッキリ
した温暖化と異常気象 それが今気候変動と呼ばれるようになり 点から線 線から面 そして
深い大きな落とし穴へ。今 漕ぐのを止めてもボーとは進みます。その滝壺が大きくないことを願う
ばかりです。今年の冬も暖かいと聞いて うれしくなっている反面 温暖化の更なる進行と思えば
イヤ ちょっと待てよ !?という思いになります。今唯一の生命の星である地球 私たちにとって
生きる世界である生態系 多くの生き物が生存競争をしながら 進化を重ねながら生きてきた地球と
いう環境 これが金星や火星のように過去にはいたかも知れませんが 今は生物も住まない世界に
してしまっていいのか? 人間が起こしたことは人間が解決出来る と信じます。

でも 自分第一、我が国第一では駄目です。動植物を含めたグローバルな生存計画を建てなくては・・。

 

 

      

             玉すだれ

リンドウ。

秋明菊とツワブキが混じり合ってさいています。

野路菊(のじぎく)

鏡川緑地に咲く コスモス。

チェリーセージ。

ランタナ 七変化とも。 鏡川堤防の常連。

百日草(ひゃくにちそう) 名前の通り 長持ち。

矢の根梵天花(やのねぼんてんか) 元々は園芸品種が 野生化したとか。

ピラカンサス。 常盤さんざしとも。白い花が5月頃咲き 秋10月赤い実がなる。

五台山の紅葉。

 

お遍路 31番目の札所 真言宗のお寺 五台山にある。

ナンキンハゼ。 今赤 黄 緑とグラデーションがきれい。  来週はこの木の特集です。

 

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  日射しが未だ強く 未だ夏日に近いですが 秋めく風景にも出会います。

2018年11月11日 | 自然 花 写真

   ( 牧野植物園では 名残の芙蓉を見つけました。 暖かさに誘われているのでしょうか? )

 

80代の男性が 半袖で礼拝に見え 驚きました。 紅葉・黄葉は始まっているのですが
コスモスはまだ盛んだし フジバカマ お茶 背高泡立草 玉すだれなど9月 10月の
花も咲いています。悪く言えば季節感が無くなってきている・・。 週末高知市内や牧野
植物園を回って撮った写真の掲載です。 

猛烈に暑かった今年の夏 東日本の月間平均気温は2.8℃を上回った。統計を取りだして最高。
今年の冬も11~1月も 温暖化らしい。夏に比べ ホッとされている方も多いだろう。
何度も言うように この夏は世界的に猛暑だったと世界気象機関(WMO)が発表している。
この夏 北半球では極端な高温 干ばつ 豪雨が発生した。日本では6月末から7月初旬にかけ
記録的豪雨による洪水 地滑りで200人を超える人々が死亡した。

中東オマーンでは最低気温42.6℃ 米カリフォルニアデスバレー(死の谷)では最高気温52℃を
記録した。北ヨーロッパでも干ばつと高温が続き 北極圏でも30℃を超え 6月は過去2番目の
高温となった。全体として温室効果ガスの濃度上昇と一致しており 温暖化が地球規模の気候変動
への影響だと指摘している。

我が国は食料輸入大国である。2016年の輸入額は8兆五千億円。 大変な数字である。これは
日本の農業産出額とほぼ同じ。日本の食料自給率は38% 4割にも満たない。気候変動によって
世界の食料需給が逼迫したら 安定的に輸入出来る保証はない。今年は野菜の値段が高騰した。
世界人口は爆発的に伸びている。お金さえあれば何でも買える時代は終わりつつある。
野菜の高騰 生産現場 労働力の減少。高齢化 1985年543万 2015年は209万人で6割減。
20年で7歳高齢化が進んだ。 若い人々の絶対数減少もあるが 若い人々の農業への参入が少ない
からだ。

ヨルダンのペトラ遺跡で土石流が発生 11人死亡したというニュースがありました。私も何回か
行った所。 以前私もロバに乗って歩いた所に大水が流れるなんて 信じられない出来事です・・。
狭い谷の合間を土石流が流れたと思うと 少し恐くなりました。又アメリカ・カリフォルニア州で
山火事が猛威を振るっているそうです。乾燥と強風が原因ですが 5万人以上が避難しているとか
オーストラリアのメルボルンなど南部でやはり雨が降らず 乾燥が続いているようです。人々の生活
まで影響を及ぼす異常気象 事後対応ではどう仕様もないところまできています・・。

 

お茶の花 地味な感じはします。

上から見た りんどう

秋明菊もまだ元気。

今 つわびきが 満開というか 一番多く見られます。

 

 

モミジの紅葉は始まっています。 竹林寺で。

ケヤキの木でしょうか?

高知の中央広場では 秋の豊穣祭(ほうじょうさい)が行われていました。

やはり 食欲の秋 ですね・・。

可愛いお嬢さんの呼び声には 惹かれますね。

 

 

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 高知 鏡川付近で 今咲く花。

2018年11月08日 | 自然 花 写真

   ( 紅葉の様にも見えますが ピラカンサスの実。 )

 

アメリカの中間選挙は どうやら上院 下院のねじれ現象で トランプ政権の強引な政策に
少しは歯止めがかかるのではないか・・? と期待します。私が同時に注目したのは 知事
選挙です。ご存じのように トランプ政権はパリ協定から離脱を宣言していますが 実際は
アメリカ各州の知事が自分の州で地球温暖化対策を どう進めるかが より重要だからです。

2018年今年の夏 北半球では前例のない熱波や干ばつ 洪水 台風 山火事が多発しました。
これらの気象災害は 北極の温暖化による大気の状態と関連があるようです。最近の学術誌の
論文によれば このまま温暖化が続けば このような気象災害は今後 1.5倍に増え 最大で
3倍になる恐れもあるということです。

今日も夏日を思わせる暑い1日でした。グランドをYシャツ姿で歩き回っても 日陰を求める
感じで 結構暑く感じました。 米カリフォルニア州の山火事 北極圏での森林火災 日本の
大雨・洪水なども上空のジェット気流のスピードが遅くなり 極端な気象状況が長引いた為に
起こったとアメリカの気象学者が書いています。勿論今年だけでなく 最近の異常気象もこれと
関連がある。

国連の権威あるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)も気温が上昇し続ければ その影響は
私たちが今体験している異常気象よりも はるかに超えた影響と負担が出ると 警告している。
世界の平均気温は産業革命前から既に 1℃上昇している。この影響で台風 森林火災 干ばつ
熱波 サンゴの白化など ひどい被害に見舞われてきた。この夏の酷暑を思い出される方も多い
だろう。 度重なる台風で山梨でも 京都でも樹木が多く倒れていた。

今後11年以内に 気温の上昇幅が 1.5℃に達する恐れがあるという。世紀末までまだ80年も
あるというのに・・。 自国ファーストなど叫んでいる場合ではない。 アメリカを含め世界の
農業地帯への被害も考えなくてはならない。二酸化炭素(CO²)削減に取り組まないと 世界の
気象が変わってくる。アメリカ各州が 又大企業が今すぐにでも取り組んで貰いたい。 難民の
ことも 貿易不均衡も問題ではあるが 目に見えない CO²のことは 選挙のテーマにもなって
いない。 将来の問題に見えて 実は 世界の喫緊の課題なのです。

人々の健康や福祉 生態系に住む多くの生き物 全てに影響をもたらす地球温暖化。 後になって
2010年代に二酸化炭素排出を抑えていれば 地球でこんなに多くの人々が死に 難民化することも
なかったろうに・・と後悔しなくても済むように 新しいアメリカの知事さんに 温暖化を防ぐ
対策を頑張って貰いたいところです。富める人々 貧しい人々にも関係なく 国を分断する問題
でもなく 世界人類の問題・・。どうやら民主党の知事さんが 6議席ほど 挽回したようです。

 

ダイダイ色とか このような赤い色もあります。

ここでも コスモスは満開。 鏡川の堤防に連なって咲いています。

ウインターコスモス。

西洋朝顔も 元気 !

昔からこの鏡川の堤防は カンナの花が多く咲いていました。

野鶏頭(のげいとう)

この時期まであるのは ヒメジョオン。

野鳩の日向ぼっこ。

これから 山茶花の季節です。

松葉ボタン。 八重咲きもありますが この花のように 一重もあります。 松葉とは葉の形から。

少し 時間が早いのですが 白粉花(おしろいばな)。忍野では見えませんでした・・。

薄紫の関東嫁菜(かんとうよめな) こちらは西日本なので 単に ヨメナと呼ぶようです。

 

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 高知も色々な木が紅葉・黄葉してきています。

2018年11月06日 | 自然 花 写真

 

   (アメリカ楓(ふう) モミジより早いですね。 紅葉葉楓(もみじばふう)とも。)

 

明日は立冬ですね。本来冬の気配が立つ頃ですが 高知はやはり南国 ここ数日も
暖かいです。夏日に近い気温です。やはり温暖化の影響でしょうか? まぁ高齢者には
有り難い日々です。朝夕はそれなりに冷える感じはありますが まだ弱々しい陽の光では
ありません。お天気がいいので 空気も乾燥しています。恐いインフルエンザにかからない
よう 祈っています。
 
こちらの日常が始まりました。グランドゴルフも昨日やりました。今日は卓球と水泳! 
スコアはやはり予想したとおり 最低でしたが 皆さんもそれなりで 私の腕だけ
落ちている訳ではありません・・? 皆さん一枚上着を脱ぎながら 頑張っていました。
この4ヶ月の間に新しい人が数人入りましたが 男性は増えるどころか減っています・・。
でも90才 80才が頑張っているので 後期高齢者の仲間入りとしたとはいえ 私も
頑張らねば・・と思いました。

少し風邪気味で 調子は決してよくありません・・。喉が痛く 身体もだるいです。
まぁ無理はしないようにしていますが、そこは行動派 仲々じっとしておられません。
かつ卓球をやっている時は 咳も無く そうだるい思いがありません・・。 卓球は
結構激しいスポーツです。ほぼ2時間休まず 真剣勝負です!? 多くは女性ですが
毎週やっているせいか 腕が上がっている? イエ私の腕が落ちている? 正確には
分かりませんが 息を抜くことは出来ません・・。男のメンツ?もある訳です・・。

鏡川の堤防には 今コスモスが満開です。ピラカンサスも赤い実を一杯つけています。
夕方開く 白粉花も健在のようです。黄花コスモス ウインターコスモスも咲いています。
サギや野鳩が変わらずいます。 先日鏡川で花火大会もありました。 11月の花火で
今年の在庫セール? とも思いましたが ホンの近くなので 音響がものすごく 耳が
痛いほどでした。 今日は忍野村とは1ヶ月程季節が違う 高知の花を載せます。

 

葉はやはり うちわ風ですが。

朴の木(ほおのき) 大きな葉で 料理に使ったりする。  

うるしの仲間 でしょう。

ラクウショウ 沼杉とも。 この葉も黄葉。

銀杏(いちょう) の黄葉はそう時期が変わりません・・。

臭木(クサギ)の実 ?ミッキーマウスの木にも似ている。

山法師(やまぼうし)の実 山中湖にも多くありました。

野アザミ 何処にでも咲いていますが・・。

この花の種類は数が多く 正直苦手です。 白いヨメナとしておきます。

ガウラ 白蝶草(はくちょうそう)とも。 道路側の花壇に今満開。

同じく花壇のコスモス 手入れが行き届いています。

今年7月 県と市の図書館が合体して 新しい図書館が出来ました。

とてもスペースが広く 快適です。

 

 

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  昨夜遅く 高知の自宅へ戻りました !

2018年11月03日 | 自然 花 写真

  ( 前回より 色鮮やかとはいきませんが 忍野のマンションの紅葉・黄葉もきれいです。 )

 

4ヶ月滞在した忍野村を後にしました。 冠雪の富士山と紅葉・黄葉を満喫し
満足して 帰途につきます。ただこれが楽ではありません。これからしばらく
居ないので 片付け 清掃などしなくてはなりません。普段しない所まで掃除を
しました。片付けもやり出すと次々に仕事が増えます。水抜きやバイクの面倒は
管理人さんがしてくれます。火の元用心も大事です。最近はボケが始まっている
?ので 念には念を入れて チェックしました。

ただ気がかりは幾つかあります。去年は耐えてくれたサボテンが今年は大丈夫か?
この間 スズメに古米を与えて来ましたが 冬に向け出来なくなる・・? これも
気になります。以前は戸袋にスズメが巣を作っていましたが 今はぴったりして
いるので 大丈夫だと思います。温水器内の水が凍らないよう 電気は落とさないで
いきます。冬の間それなりの電気代がかかりますが 仕方ありません・・。

夜行バスなので 暗くなってマンションを出ましたが バス停まで10分はあります。
その間 街路灯は数える程・・、時々通る車のライトを当てにして 暗い歩道を
リュックをかつぎ コロコロバックを転がして歩きます。ただ下り坂なので 少し
楽です。ローカルバスに乗りました。小型なので ようやく1席空いていました。
地元の人と観光客用なので細かく停まり グルグル回って20分で富士山駅に着き
ました。夜行の高速バスの時間まで 喫茶店で待とうとしたら 8時で終了。駅ビルに
あるモスバーガーなどのお店なども皆8時で閉まるのです。これには少し困りました。
仕方なく富士急行線の待合室で 時間まで過ごしました。待っている客の中に風邪を
引いている人がいて しきりに咳き込むのにも 参りました。私も少し風邪気味なので 
移動時に悪化すると困るなーと思いました。明日の夜遅く高知に着くまで体力が持ちます
ように・・と祈りました・・。 後期高齢者になると 弱気が欠点になりますね・・。

明日早く京都に着いて 知恩院へいき 墓参りして 夕方まで京都を少し歩きたいと
思っています。その元気を残しておくために 今夜は誘眠剤を飲んで休みます。旅は
体力勝負です。家内も先日東京ー高知間をとんぼ返りした後 体調を壊したようです。
余り昔と同じようなことは出来ないなーと 反省はするのですが ついつい昔と同じ
ような計画を作ってしまいます。後悔先に立たず・・ です。

少し端折って 結論から言いますと無事 高知へ着きました。夜11時半頃自宅到着
です。 寝るのは12時過ぎですから 私にとっては大変です。でも何とかクリアー
出来ました。高知は夜でも少し暖かく感じられました。 先ずは報告迄です・・。 

 

これは桜の木です。

これも桜です。

カラ松です。 1本 台風で倒れたのは 気の毒でした・・。

モミジですが もう少し時間が必要です。

台風で傾いた 木槿(むくげ)も 黄葉してきました。

夕方5じ頃の 夕陽です。

ここからは 山中湖付近の紅葉・黄葉の模様です。

どうだんつつじも紅く色づいてきました。

形だけ ハロウィーンでした !?

 

 

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紅葉・黄葉の真っ盛り !!  いよいよ高知へ戻ります。

2018年11月01日 | 自然 花 写真

  (  紅の紅葉。 朝夕の寒さが こんな美しい景色をつくります。 )

 

今日から11月に入りました。富士五湖周辺では紅葉・黄葉が確実に進んでいますが
11月はまずは温暖な気候のようです。こういう温暖化であれば 私も歓迎ですが
雪や寒さを望む地方もあるので 四季がしっかり巡るのが 望ましいですね・・。

昨日はハロウィーンでした。 私は全くカヤの外で ハロウィーン 何がめでたい ?
という思いです。聞けばバレンタインデーの時より 経済効果が大きくなっているそうです。
お化けや妖怪に変装して 何が面白い ?と思うのは 高齢者だけかも知れません・・。
成人式のように暴れる若者がいるようで 訳が分からない・・というのが正直な気持ちです。 
TVでも一応伝えているように このお祭りはヨーロッパの先住民ケルトの祖先崇拝が起源とか。
時代と共に変化し お菓子をねだる遊びとなり 最近はただ仮装ばかりが強調され 換骨奪胎もいい
ところ ただそんなことを言うと ズレた年寄りと思われるので この辺にします・・。

 マンションのまわりの木々もすっかり紅葉・黄葉してきました。 夏とは見間違える
景色です。 私が紅葉回廊と名付けているモミジの木が数十本ならぶ所も 真っ赤に
燃えるような紅葉となっています。自然の不思議を感じますね。 木々が葉を落とし
たり 葉緑素が抜けて赤色が目立つようになるのは分かるのですが そこに人間に
見せようという思いがあるのかどうか ? 植物に美意識があるのかどうか・・? 

紅葉・黄葉の木々の下は人間ばかりで 他の生き物が紅葉を愛でて 楽しむ風景は
ありません?? 人間から見れば それは私たちの為に色づき 陽がさして 一層
鮮やかに 紅葉・黄葉を見せてくれるのは それは人間 私たちの為だと思わざるを
得ないのです。 まさしく勝手な思い込みだとは思うのですが 咲いている桜より
風に吹かれて 散り行く花びらの様を愛でるのは 勝手な人間の思い込みかも知れ
ません。 植物である樹木と動物である人間とのコミュニケーション ?
意思の疎通はあるのかどうか 地球上でもう何万年にもなる付き合いだから 互いの
思いが通じるのでは・・ そこに進歩があるのでは・・?と 思ったりもするのです。 

『 おお牧場は緑  雪がとけて 川となって 山を下り 谷を走る 野をよこぎり  
畑をうるおし 呼びかけるよ 私に~~~♫  』 という唱歌があります。
水が流れるのは自然現象ですが その水が私たちに呼びかけるように感じるのは
人間の一方的な思い込みでしょうか ? 動植物の間の見えない交流があるのでは
と 思ったりします。更に 古城という曲では 『 松風騒ぐ 丘の上 古城よ
ひとり 何しのぶ~~♫ 』 命のない建物まで 昔の栄華をしのぶという筋立てです。
長年経ったお城まで 感覚を持つようになる・・?  花は自分の生命の継続の為に
花を咲かせるのですが そこに花を愛でる人間の思いが より美しく咲こうとするの
では・・? と思ったりするのです。

今日これから高速バスに乗って 京都に寄り 御先祖のお参りをして 高知へ戻ります。

 

錦織りなす 秋の紅葉・・。 素敵ですね。

紅葉回廊 と私が名付ける 紅葉の名所。

一面 真っ赤な紅葉回廊  ホント 圧倒されます。

 

 

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